ナビやiPhone用の電源が取れなくなった
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日のアサツーの記事のとき、いつものようにiPhoneでどこを走ったかのLogを取ろうと思っていたのですが、シガライターソケット --> USBソケットの変換プラグをさしてもパイロットランプがつかず、iPhoneの連続駆動ができずにとることができませんでした。

これは変換プラグが逝ったか、シガライターソケットの通電が逝ったかどちらか。
で、ソケットの中をのぞいてみると、あ~あ、サビサビですね。

でも少しヘンなことも。
このソケットを車体の接続から外してプラス側とマイナス側をバッテリに直接つないでみると、ちゃんと通電するのです。

タンクを外す前に、ソケットのプラス側とマイナス側にテスタをあててみると、ちゃんと12Vが来ているのです。

このソケット、バイク用の防水を謳ったものですが、分解してみると、写真向こう側に見えるヒューズを交換するための交換窓のところにはOリングが入っていますが、最中状に分解できる本体の上下の間にはなぜかOリング、パッキンの類はありません。これではちょっと防水は甘いか。
サビは向かって右側の方が激しいですね。

車体搭載状態で変換プラグをさしてみても、やはりパイロットランプは点灯しません。

ちなみに、このソケットはバッテリには黄色の丸のカプラでプラス分岐されて電気を受け取り、写真上部のバッテリのマイナス端子でマイナスに接続されています。

さて、ソケット内のプラスとマイナスのプレートです。
マイナス側はそんなにひどい状態ではありませんが、プラス側は水がたまって錆が浮いていて、これでは接触不良を起こすのも頷けます。ただ、錆びていない左側の方でも通電しないんですよね。

このプレートを目の細かいペーパーで削って、コンタクトスプレーを噴いたあと。

マイナス側のプレート最中は少し錆が粉をふいていたので...

こちらもコンタクトスプレーを噴いて掃除します。

ちょっと錆は残っていますが、プラグの接触部分はきれいになりました。ここでよしとするあたりが詰めの甘いところです(^^;

しかし、ここをきれいにしても、やはりまだ通電しません。
線をシェイクしてみると、途中で通電、遮断されるようなので、少し長い線を短くして導線を接続しなおしてみましょう。
少し切断箇所をずらして接続したところをハンダで固定して...


自己融着テープで絶縁します。

こうすることでしっかりとパイロットランプが点灯し、安定して電源供給ができるようになりました。

さて、せっかくタンクを外したので、少し前にクラックが入っていて交換したガソリンホースがどうなっているかをチェックしてみました。
すると、果たして、しっかり同じようにクラックが入っていました。

前回交換したのはざっと85,000キロ、2カ月弱前で、わずか4,000キロ足らずでまたクラックです。
こりゃやっぱりちゃんとした耐熱性の高いホースを汎用で調達しないといけないですね。


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先日のアサツーの記事のとき、いつものようにiPhoneでどこを走ったかのLogを取ろうと思っていたのですが、シガライターソケット --> USBソケットの変換プラグをさしてもパイロットランプがつかず、iPhoneの連続駆動ができずにとることができませんでした。

これは変換プラグが逝ったか、シガライターソケットの通電が逝ったかどちらか。
で、ソケットの中をのぞいてみると、あ~あ、サビサビですね。

でも少しヘンなことも。
このソケットを車体の接続から外してプラス側とマイナス側をバッテリに直接つないでみると、ちゃんと通電するのです。

タンクを外す前に、ソケットのプラス側とマイナス側にテスタをあててみると、ちゃんと12Vが来ているのです。

このソケット、バイク用の防水を謳ったものですが、分解してみると、写真向こう側に見えるヒューズを交換するための交換窓のところにはOリングが入っていますが、最中状に分解できる本体の上下の間にはなぜかOリング、パッキンの類はありません。これではちょっと防水は甘いか。
サビは向かって右側の方が激しいですね。

車体搭載状態で変換プラグをさしてみても、やはりパイロットランプは点灯しません。

ちなみに、このソケットはバッテリには黄色の丸のカプラでプラス分岐されて電気を受け取り、写真上部のバッテリのマイナス端子でマイナスに接続されています。

さて、ソケット内のプラスとマイナスのプレートです。
マイナス側はそんなにひどい状態ではありませんが、プラス側は水がたまって錆が浮いていて、これでは接触不良を起こすのも頷けます。ただ、錆びていない左側の方でも通電しないんですよね。

このプレートを目の細かいペーパーで削って、コンタクトスプレーを噴いたあと。

マイナス側のプレート最中は少し錆が粉をふいていたので...

こちらもコンタクトスプレーを噴いて掃除します。

ちょっと錆は残っていますが、プラグの接触部分はきれいになりました。ここでよしとするあたりが詰めの甘いところです(^^;

しかし、ここをきれいにしても、やはりまだ通電しません。
線をシェイクしてみると、途中で通電、遮断されるようなので、少し長い線を短くして導線を接続しなおしてみましょう。
少し切断箇所をずらして接続したところをハンダで固定して...


自己融着テープで絶縁します。

こうすることでしっかりとパイロットランプが点灯し、安定して電源供給ができるようになりました。

さて、せっかくタンクを外したので、少し前にクラックが入っていて交換したガソリンホースがどうなっているかをチェックしてみました。
すると、果たして、しっかり同じようにクラックが入っていました。

前回交換したのはざっと85,000キロ、2カ月弱前で、わずか4,000キロ足らずでまたクラックです。
こりゃやっぱりちゃんとした耐熱性の高いホースを汎用で調達しないといけないですね。


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コメントの投稿
No title
燃料ホース・・・4000kmで亀裂はないですよねw
ゴム製品は製造してからの劣化が早いので国産で調達した方が良さそうですね
ゴム製品は製造してからの劣化が早いので国産で調達した方が良さそうですね
No title
私もシガーソケット付けてますが、錆予防に年一回程度、柔らかいグリスを指で薄く塗っています。
Re: No title
TREKさん、こんばんは。
> 燃料ホース・・・4000kmで亀裂はないですよねw
まったくねぇ(^^;
まあ、今回は前回のことがあるので九分九厘亀裂が入っているだろうと思っていましたが、やっぱり残念な感じは否めませんね。
とりあえず、この間構造をチェックして、これくらいの亀裂だったらそんなに慌てることもなさそうなので、これからゆっくり代替え品を探そうかと思っています。
> ゴム製品は製造してからの劣化が早いので国産で調達した方が良さそうですね
やっぱり国産がいいでしょうね~
使うところがエンジンシリンダの直上だから条件的にはドイツだから環境の条件がいいともいえないと思いますが、やっぱりこうした消耗品は日本製だな、と思います(^^)
まあ、またネタができたと喜んでおきます(笑)
Kachi//
> 燃料ホース・・・4000kmで亀裂はないですよねw
まったくねぇ(^^;
まあ、今回は前回のことがあるので九分九厘亀裂が入っているだろうと思っていましたが、やっぱり残念な感じは否めませんね。
とりあえず、この間構造をチェックして、これくらいの亀裂だったらそんなに慌てることもなさそうなので、これからゆっくり代替え品を探そうかと思っています。
> ゴム製品は製造してからの劣化が早いので国産で調達した方が良さそうですね
やっぱり国産がいいでしょうね~
使うところがエンジンシリンダの直上だから条件的にはドイツだから環境の条件がいいともいえないと思いますが、やっぱりこうした消耗品は日本製だな、と思います(^^)
まあ、またネタができたと喜んでおきます(笑)
Kachi//
Re: No title
iwataさん、こんばんは。
> 私もシガーソケット付けてますが、錆予防に年一回程度、柔らかいグリスを指で薄く塗っています。
なるほど~。
そうですね、錆び帽子にグリスを塗るのがいいかもしれませんね。
しかし、防水を謳ったバイク用だったらもう少し防水処置をちゃんとしろよな、と言いたくもあります(^^;
雨の日はプラグをさしていませんので、これは本体ケースの合わせ目から浸水したとしか思えませぬ(-_-;
まあ、弱点がわかれば対処の仕様もあろうかと、前向きに考えましょう。
自分で直して再生できる程度のものですしね(^^)v
Kachi//
> 私もシガーソケット付けてますが、錆予防に年一回程度、柔らかいグリスを指で薄く塗っています。
なるほど~。
そうですね、錆び帽子にグリスを塗るのがいいかもしれませんね。
しかし、防水を謳ったバイク用だったらもう少し防水処置をちゃんとしろよな、と言いたくもあります(^^;
雨の日はプラグをさしていませんので、これは本体ケースの合わせ目から浸水したとしか思えませぬ(-_-;
まあ、弱点がわかれば対処の仕様もあろうかと、前向きに考えましょう。
自分で直して再生できる程度のものですしね(^^)v
Kachi//