クラッチラインの長さを測っていたら...
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日、拙ブログによくコメントをくださるきそやんさんがブログを開設され、最初の記事から気合の入ったクラッチ交換の記事をアップされていました。
きそやんさんのRTは2004年式で、基本は私のRTと同じ。
そして、つい先日、80,000キロに到達されたのですが、このクラッチ交換の時にクラッチレリーズスレーブシリンダからフルードが漏れ出しているのを発見されていました。
同時に、クラッチのマスターシリンダからそのスレーブシリンダに入るスレーブシリンダ側のバンジョーが錆びているのも発見されていました。
同じような症状は、私がいつも参考にさせていただいているぷんとさんも経験されていて、ぷんとさんの場合はそのバンジョーが折れてしまったそうです。
私のRTもすでに86,000キロ越え。
このスレーブシリンダは一度点検したほうがよさそうです。
ということで、クラッチレリーズスレーブシリンダとクラッチホースを交換すべく、Motorworksでホースを物色したところ、それらしいホースが見つかったのですが、いくつかラインナップされていてどれを選べばいいかよくわからなかったため、質問をしてみました。
そしたら、いちどホースの長さを測るように指示されたので、カウルを剥いでホースの長さを測ってみます。
今回交換しようと考えているのは赤丸をつけたホースですが、Motorworksではエア抜きのためのベンチレーションホースは扱っていないそうな。

クラッチのマスターシリンダから出発したホースはトップブリッジに固定されているタイラップを通って車体後方に向かって降りていきます。

そして、ストラットタワーの下あたりで保護用と思われるゴムチューブの中を通ってABSユニットの下から車体の下の方に向かいます。

さらにエアクリーナーボックスの下に向かい...

エアクリーナーボックスの下を通ってスレーブシリンダに接続されています。

そこまでの長さ、ざっと120センチです。

このことをMotorworksに伝えると、確認をしていたホースは122センチなので大丈夫だろうとの答え。
どうやらどれを使っても大丈夫なようです。
一方、クラッチレリーズスレーブシリンダをディーラーで購入するか、Motorworksで購入するか、どちらが安いかを確認するためにディーラーに価格を確認したところ、28,000円ほどとのことでした。
その時に、スレーブシリンダのベアリングが逝ってしまっていると、その金属粉がマスターシリンダのリザーブタンクにまで上がってきて、フルードの中にきらきら光る金属粉が確認できるようになると教えていただき、じゃあ確かめてみようとリザーブタンクを開けて確認してみます。

どうやらベアリングが逝っているということはなさそう。ですが、だからといってフルードリークが始まっていないとは言えない気もします。

スレーブシリンダを交換するには、エアクリーナボックスを外し、シートフレームを上にそらせないといけなさそうです。
左側はこの2か所を緩めないといけないようです。

右側はこの2か所。

右側ですが、この前側のボルトの上に隠れてもうひとつのボルトがあって、そこが支点になってフレームが持ち上がるようです。

後ろ側はカウルをとめているこのステーを外した後、その下に隠れているボルトを緩めます。

左側。このボルトを外し、その上のボルトを緩めるようです。

後ろ側はこのボルト。ステッププレートと共止めされています。

さてそのあとです。
肝心のレリーズスレーブシリンダを確認してみるとどうでしょう。
なんだか濡れていませんか?

ちょっと違う写真で。

こんなところが濡れるのって、クラッチフルードのリーク以外に考えられます?
こりゃえらいことになった、早く部品を調達しないと。
しかし、ディーラーの方の話だと、私の年式のRTはクラッチプレートを押すプッシュロッドは途中にフェルトがついているタイプだと思うとのこと。
いまはクラッチがちゃんと切れる状態だから、まだそんなに深刻な状態ではないかもしれません。
とにかく、価格比較をしたうえで部品調達の算段をしましょう。

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先日、拙ブログによくコメントをくださるきそやんさんがブログを開設され、最初の記事から気合の入ったクラッチ交換の記事をアップされていました。
きそやんさんのRTは2004年式で、基本は私のRTと同じ。
そして、つい先日、80,000キロに到達されたのですが、このクラッチ交換の時にクラッチレリーズスレーブシリンダからフルードが漏れ出しているのを発見されていました。
同時に、クラッチのマスターシリンダからそのスレーブシリンダに入るスレーブシリンダ側のバンジョーが錆びているのも発見されていました。
同じような症状は、私がいつも参考にさせていただいているぷんとさんも経験されていて、ぷんとさんの場合はそのバンジョーが折れてしまったそうです。
私のRTもすでに86,000キロ越え。
このスレーブシリンダは一度点検したほうがよさそうです。
ということで、クラッチレリーズスレーブシリンダとクラッチホースを交換すべく、Motorworksでホースを物色したところ、それらしいホースが見つかったのですが、いくつかラインナップされていてどれを選べばいいかよくわからなかったため、質問をしてみました。
そしたら、いちどホースの長さを測るように指示されたので、カウルを剥いでホースの長さを測ってみます。
今回交換しようと考えているのは赤丸をつけたホースですが、Motorworksではエア抜きのためのベンチレーションホースは扱っていないそうな。

クラッチのマスターシリンダから出発したホースはトップブリッジに固定されているタイラップを通って車体後方に向かって降りていきます。

そして、ストラットタワーの下あたりで保護用と思われるゴムチューブの中を通ってABSユニットの下から車体の下の方に向かいます。

さらにエアクリーナーボックスの下に向かい...

エアクリーナーボックスの下を通ってスレーブシリンダに接続されています。

そこまでの長さ、ざっと120センチです。

このことをMotorworksに伝えると、確認をしていたホースは122センチなので大丈夫だろうとの答え。
どうやらどれを使っても大丈夫なようです。
一方、クラッチレリーズスレーブシリンダをディーラーで購入するか、Motorworksで購入するか、どちらが安いかを確認するためにディーラーに価格を確認したところ、28,000円ほどとのことでした。
その時に、スレーブシリンダのベアリングが逝ってしまっていると、その金属粉がマスターシリンダのリザーブタンクにまで上がってきて、フルードの中にきらきら光る金属粉が確認できるようになると教えていただき、じゃあ確かめてみようとリザーブタンクを開けて確認してみます。

どうやらベアリングが逝っているということはなさそう。ですが、だからといってフルードリークが始まっていないとは言えない気もします。

スレーブシリンダを交換するには、エアクリーナボックスを外し、シートフレームを上にそらせないといけなさそうです。
左側はこの2か所を緩めないといけないようです。

右側はこの2か所。

右側ですが、この前側のボルトの上に隠れてもうひとつのボルトがあって、そこが支点になってフレームが持ち上がるようです。

後ろ側はカウルをとめているこのステーを外した後、その下に隠れているボルトを緩めます。

左側。このボルトを外し、その上のボルトを緩めるようです。

後ろ側はこのボルト。ステッププレートと共止めされています。

さてそのあとです。
肝心のレリーズスレーブシリンダを確認してみるとどうでしょう。
なんだか濡れていませんか?

ちょっと違う写真で。

こんなところが濡れるのって、クラッチフルードのリーク以外に考えられます?
こりゃえらいことになった、早く部品を調達しないと。
しかし、ディーラーの方の話だと、私の年式のRTはクラッチプレートを押すプッシュロッドは途中にフェルトがついているタイプだと思うとのこと。
いまはクラッチがちゃんと切れる状態だから、まだそんなに深刻な状態ではないかもしれません。
とにかく、価格比較をしたうえで部品調達の算段をしましょう。

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コメントの投稿
No title
こんにちは フレームをそり上げて整備すると R259系に触れている実感が湧きますね(^^) 私のGSは、油圧クラッチではありませんが、興味深く拝見させていただいております。
No title
漏れてますね、おそらく。
フェルトの効果は確実にあって、フルードがクラッチ内へ流れこむのをかなり防いでくれるようです。でも100%じゃありません。
いずれクラッチプレートを濡らして、滑り始めます。
やっぱりスレーブシリンダーを交換しておくのをおすすめしますよ。なるだけ早い時期がいいと思います。
フェルトの効果は確実にあって、フルードがクラッチ内へ流れこむのをかなり防いでくれるようです。でも100%じゃありません。
いずれクラッチプレートを濡らして、滑り始めます。
やっぱりスレーブシリンダーを交換しておくのをおすすめしますよ。なるだけ早い時期がいいと思います。
ううむ。シリンダーの合わせ目からシミ出てきてるように見えますね。圧力がかかるから、出てきちゃうのでしょうかね?
スレーブシリンダーのハウジング内にドレンホール開けときゃいいのにと思います。ゴミが入るのを嫌ったのかなぁ?
エア抜きホースがMotorworksには取り扱いがないことや、金属粉がクラッチリザーバにまで回り込むことがあることなど勉強になりました。
スレーブシリンダーのハウジング内にドレンホール開けときゃいいのにと思います。ゴミが入るのを嫌ったのかなぁ?
エア抜きホースがMotorworksには取り扱いがないことや、金属粉がクラッチリザーバにまで回り込むことがあることなど勉強になりました。
Re: No title
JBLさん、こんばんは。
> こんにちは フレームをそり上げて整備すると R259系に触れている実感が湧きますね(^^)
そんなことをすることになるとは思ってもいませんでしたが、どうやらしなきゃならなくなりそうです(^^;
私のGSは、油圧クラッチではありませんが、興味深く拝見させていただいております。
こういうところは油圧よりもケーブル式のほうがいいですね。
まあ、このパーツはBMWがというよりはMABURAが悪いですね。
1150系のRの弱点ですよ。
さて、どうなりますか(^^;
Kachi//
> こんにちは フレームをそり上げて整備すると R259系に触れている実感が湧きますね(^^)
そんなことをすることになるとは思ってもいませんでしたが、どうやらしなきゃならなくなりそうです(^^;
私のGSは、油圧クラッチではありませんが、興味深く拝見させていただいております。
こういうところは油圧よりもケーブル式のほうがいいですね。
まあ、このパーツはBMWがというよりはMABURAが悪いですね。
1150系のRの弱点ですよ。
さて、どうなりますか(^^;
Kachi//
Re: No title
ぷんとさん、こんばんは。
> 漏れてますね、おそらく。
やっぱりそうですよね~
どう見ても漏れている(^^;
> フェルトの効果は確実にあって、フルードがクラッチ内へ流れこむのをかなり防いでくれるようです。でも100%じゃありません。
> いずれクラッチプレートを濡らして、滑り始めます。
きっとそうですよね。
どれくらいリークしているのかがわかりませんが、リザーブタンクを見た限りはそんなに減っているような感じはしませんでした。
ただねぇ、あのパッキンがあるのに外に漏れてきているというのはけっこう重症かな、という気もしています。
> やっぱりスレーブシリンダーを交換しておくのをおすすめしますよ。なるだけ早い時期がいいと思います。
そうですよね、私もその決心をしています。
予算と相談しながら...
クラッチプレートも買っちゃおかな(^^)
Kachi//
> 漏れてますね、おそらく。
やっぱりそうですよね~
どう見ても漏れている(^^;
> フェルトの効果は確実にあって、フルードがクラッチ内へ流れこむのをかなり防いでくれるようです。でも100%じゃありません。
> いずれクラッチプレートを濡らして、滑り始めます。
きっとそうですよね。
どれくらいリークしているのかがわかりませんが、リザーブタンクを見た限りはそんなに減っているような感じはしませんでした。
ただねぇ、あのパッキンがあるのに外に漏れてきているというのはけっこう重症かな、という気もしています。
> やっぱりスレーブシリンダーを交換しておくのをおすすめしますよ。なるだけ早い時期がいいと思います。
そうですよね、私もその決心をしています。
予算と相談しながら...
クラッチプレートも買っちゃおかな(^^)
Kachi//
Re: タイトルなし
きそやんさん、こんばんは。
> ううむ。シリンダーの合わせ目からシミ出てきてるように見えますね。圧力がかかるから、出てきちゃうのでしょうかね?
そうですね、やっぱり倉知レバーを握ると圧がかかるかにじむんでしょうね。
これを発見してからというもの、スタートしたあとのシフトアップ・ダウンはクラッチなしでやっています(^^;
> スレーブシリンダーのハウジング内にドレンホール開けときゃいいのにと思います。ゴミが入るのを嫌ったのかなぁ?
ドレンホール!
それいいアイデアですね~
といって加工できるわけもないのですが(^^;
確かにゴミのこんにゅは心配ですよね。
> エア抜きホースがMotorworksには取り扱いがないことや、金属粉がクラッチリザーバにまで回り込むことがあることなど勉強になりました。
エア抜きホースはちょっと意外でした。
あの先っぽにつけるブリードニップルは扱っているんですけどね。
ただ、金属粉がリザーバに上がってきたらかなり重症で、恐らくクラッチも切れない状態になっているかもしれませんね。
ちょこちょこ見ておいた方がいいかもしれませんね。
Kachi//
> ううむ。シリンダーの合わせ目からシミ出てきてるように見えますね。圧力がかかるから、出てきちゃうのでしょうかね?
そうですね、やっぱり倉知レバーを握ると圧がかかるかにじむんでしょうね。
これを発見してからというもの、スタートしたあとのシフトアップ・ダウンはクラッチなしでやっています(^^;
> スレーブシリンダーのハウジング内にドレンホール開けときゃいいのにと思います。ゴミが入るのを嫌ったのかなぁ?
ドレンホール!
それいいアイデアですね~
といって加工できるわけもないのですが(^^;
確かにゴミのこんにゅは心配ですよね。
> エア抜きホースがMotorworksには取り扱いがないことや、金属粉がクラッチリザーバにまで回り込むことがあることなど勉強になりました。
エア抜きホースはちょっと意外でした。
あの先っぽにつけるブリードニップルは扱っているんですけどね。
ただ、金属粉がリザーバに上がってきたらかなり重症で、恐らくクラッチも切れない状態になっているかもしれませんね。
ちょこちょこ見ておいた方がいいかもしれませんね。
Kachi//