48年前の Thunderbirds ZERO-Xだ!! ~前編~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

今日は私と同世代の方しか感慨がないかもしれません。
48年前に放送されていたテレビ番組の劇場版のお話です。

なぜ今ごろそんな話なのか?
本棚を整理していたら、とんでもないものが出てきたのです。

これです。
20140206_01

Thunderbirdの劇場版のパンフレット。
映画館で売っている、あれです。

これ、私が5歳の時に家族で見た映画です。
そのページをめくると、その時の記憶が次々によみがえってきました。
この映画は、イギリスが建造した火星探査船 Zero-Xの初飛行と失敗、その後の再飛行と火星での未知の生命体との接触、そして帰還するときに発生したトラブルにサンダーバードが駆けつける物語。

1ページ目をめくると、1号から5号までが並んでいます。
20140206_02

もう1ページめくると『EXPLOSION! (爆発!)』と大きく書かれていて、上の端には『SUPERCAR...FIREBALL XL5...STINGRAY...THUNDERBIRDS』と書かれています。
20140206_03

これらはこのサンダーバードを産み出したGerry Andersonがそれ以前に製作した人形劇のテレビドラマシリーズです。
FIREBALL XL5とSTINGRAYは、私も記憶に残っています。
このページに載せられている写真は、映画のクライマックスで、火星探査船のZero-Xが地上でクラッシュする様子のようです。

3枚目。
20140206_04

『目的地、火星。』
『21世紀、火星への初の有人飛行が始まろうとしている。』という書き出し。
このシーンは、火星探査船 Zero-Xの発進シーンです。
火星探査船といえばロケットを連想しますが、これは航空機のように滑走路を走って離陸します。
船長はPaul Traversという名前だそうです。
右上の写真に写っている、建物の一部のように見える飛び出した構造物がZero-Xのコクピットで、火星への着陸船でもあります。

4枚目。
20140206_05

ZERO-Xの合体シーンの一部と、離陸のシーンを載せています。
右下の仮面を外した人物は、ZERO-Xの機体内部に忍び込んで内部を盗撮しているスパイで、ZERO-Xが上空に上がってフラップを操作したときに、そのフラップを駆動する油圧装置に足をつぶされて苦痛に顔を歪めているところです。
子供心に痛そうで、思わず『いた~い』って思った覚えがあります。

5枚目。
20140206_06

前ページのトラブルで油圧系統がおかしくなったZERO-Xは操縦不能に陥って、乗員は左上の写真の脱出ポッドに乗り込んで無事脱出しますが、ZERO-Xは海面に激突、木っ端微塵に爆発してしまいます。
事故のあと、会議が開かれて、事故原因の究明と、次回の火星探査の再実施が決定、そして、その時に International Rescue(国際救助隊)が協力してくれることを条件にあげます。

6枚目。
20140206_07

左ページ上の男性は Barry Gray。あのサンダーバードのメインテーマ曲を作曲した人物です。
いま聴いてもちっとも古さを感じさせない名曲だと思います。
このほかの写真は、国際救助隊の本拠地である大西洋(?)の秘密基地。
そういえば、右ページの Jeff Tracy(お父さん)の後ろに立っている女性は、英語では Tintin(ティンティン)でしたが、日本語吹き替えでは『ミンミン』と名前を変えられていました。
おそらく、日本語で吹き替えた時に発音にいささか難ありと判断されたのでしょう。

7枚目。
20140206_08

サンダーバード1号が出動します。
パイロットはScott。
この発射までの過程が子供(男の子)にとっては憧れでした。
確かリビングルームの壁に背中を向けて立つとそこがくるっと回転して1号のほうに運ばれていったんじゃなかったかな?
地下ではその1号がスロープを下って発射位置に移動、地上のプールが動くと、そこが発射口になっていて、濛々たる煙とともに1号が大空に向かって飛び立っていく...

7枚目。
20140206_09

サンダーバード2号の発進です。
パイロットはVirgil。
彼も同じようにリビングの壁にもたれますが、1号と違って2号の場合は壁がベッドのように後ろに倒れ、滑り台を下るように2号に移動していきます。
岩盤の扉が開くと2号が現れ、両横にあるヤシの樹が2号の進行を邪魔をしないように左右に倒れる念の入れよう。
子供心にもっと広く植えりゃいいじゃん、なんて思いましたが、これもギミックですからね(^^)
真ん中に小さく写っている3人の人物の真ん中にいる女性はSylvia Anderson。Gerry Andersonの奥さんですが、このパンフレットの真ん中あたりで初めて知ったのですが、彼女がLady Penelopeの声もやっていたそうです。
右のメガネの男性はBrains。
天才科学者で、ケンブリッジ訛。しゃべるときにどもりますが、そのどもりはケンブリッジで粋とされているしゃべり方です。

8枚目。
20140206_10

サンダーバード3号のメイキングと発進シーンです。
全体に言えることですが、このサンダーバードの特撮技術は大したもので、このパンフレットでは特にこの3号の搭乗シーンにその精緻さを見ることができます。
20140206_11

3号はリビングにあるソファが地下に吸い込まれていって、3号のお尻からリフトで上昇し、搭乗しますが、この3号が載っている発射台の様子はとてもミニチュアと思えないリアリティを持っています。

9枚目。
20140206_12

イギリス本土で国際救助隊を支援するLady Penelope。
TOYOTA CROWNも尻尾を巻いて逃げだしそうなピンクの6輪ロールスロイスを、Parkerという執事が運転します。
このParker、実に優秀・忠実な執事で、Lady Penelopeと会話する最後には必ず『ミレイディ = my lady => milady = お嬢様』と締めくくります。
危険な香りが全くしない、安心して観ていられるキャラクターです。

10枚目。
20140206_13

ZERO-Xの再離陸です。
サンダーバード1号と2号が空港に待機。
しかし、Lady PenelopeがZERO-Xに不審人物が乗っているようだと警告を送ります。

11枚目。
20140206_14

不審人物はテレビシリーズでもおなじみのHood。
HOODはZERO-Xに搭乗するはずだったDr. Grantになりすましていましたが、Lady PenelopeとScottの機転で発進前に逃亡します。
Lady PenelopeとParkerはボートに乗って逃げるHoodをロールスロイスで追いかけて、海に沈めます。

12枚目。
20140206_15

ZERO-Xは無事離陸、宇宙に向けて高度を上げていきます。
右下にはZERO-Xのロケットを表現するためのロケットを仕込む様子が載せられています。

ああ、長くなってしまいました。
次回に続きます。

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非公開コメント

No title

実は私もこれを小学校低学年のとき観ています。
でもなんだかのんべんだらりんと観てしまい、ディティールを覚えていません。
いま定期的にケーブルテレビで見ていますが、
メカが凄くてわくわくします。
ぜんぜん子供向けじゃなくて面白いです。

キャプテン・スカーレットやジョー90やスティングレイとかも興奮しましたねぇ。
謎の円盤UFOが一番好きです。INTERCEPTOR欲しいです。

実は私はパーカーのフィギュア持っているんです。(笑)

No title

こんにちは サンダーバード世代なので嬉しいネタです。ところで、当時の私でさえ同時期の日本番組と比較してしまい舶来信仰を揺らぎないモノにさせてしまった罪作りな作品群でもあります(^v^) 子供だましの造形でない本気さが現在にも通用するのだと思います。

No title

すごい貴重な品物じゃないですか?サンダーバードはハマりました。再放送を録画して何度も見返しましたよ。
プラモデルもひと通り作りました。特に1号や2号の秘密基地がすばらしかったなー。2号のコンテナもいろいろバージョンが発売されていて、中にジェットモグラとか入れることができたのを思い出しました。

No title

いや~、懐かしいですね!
小学生の頃、夏休みの午前中はこのTV放映に嵌っていました~♪
周りでは2号が人気でしたが自分は1号派だったのを思い出します(^o^)

Re: No title

ガンバさん、こんばんは。

> 実は私もこれを小学校低学年のとき観ています。
> でもなんだかのんべんだらりんと観てしまい、ディティールを覚えていません。

ガンバさんにはあまり印象に残らない映画でしたか?
私はあのZero-Xの形が未来的で、食い入るように見た記憶がありますよ(笑)

> いま定期的にケーブルテレビで見ていますが、
> メカが凄くてわくわくします。
> ぜんぜん子供向けじゃなくて面白いです。

本当にそうですよね。
メカニズムのディティールも、デザインも手抜きが感じられず、とても子供向けと思えないですよね。
実際に、私の父親も一緒になって観ていました。
家族で一緒に見ているときの音を、自分のナレーション入りでオープンリールのテープに録音して記録しているくらいでした(^^)

> キャプテン・スカーレットやジョー90やスティングレイとかも興奮しましたねぇ。
> 謎の円盤UFOが一番好きです。INTERCEPTOR欲しいです。

おお、みんなご存じだったんですね、これはうれしい。
私もサンダーバードと並んでUFOが大好きでした。
メカ的にはUFOのほうがさらに本物志向でしたね。
ストレイカー司令官が乗っているクルマだけがちょっと張りぼて気味で残念でした(^^;

> 実は私はパーカーのフィギュア持っているんです。(笑)

パーカーのフィギュアなんてあったんですか? 
それは私もほしいです(笑)
でもいちばん欲しいのはエリス中尉のフィギュアだ、なんて言ったらヘンタイですね(汗)

Kachi//

Re: No title

> こんにちは サンダーバード世代なので嬉しいネタです。

おお、JBLさんもサンダーバード世代ですか!
このよさを分かち合える人がいらっしゃるとうれしいですね~

> ところで、当時の私でさえ同時期の日本番組と比較してしまい
> 舶来信仰を揺らぎないモノにさせてしまった罪作りな作品群でもあります(^v^) 

イギリスものやアメリカものは、こうした子供向けのものでも手抜きがありませんね。
子供をちゃんと大人扱いしていることの表れかもしれません。
確かに同時代の日本の子供向け番組はいま見ると残念な感じでしたね(^^;
お金のかけ方も違ったのでしょうね。

> 子供だましの造形でない本気さが現在にも通用するのだと思います。

そうですね。
日本でこのシリーズに比肩するものは、少し時代は下りますが、マイティジャックまで待たないといけないかな、と思います。
円谷プロダクションが創ったウルトラセブンは、あれはあれで格調も高く、子ども番組にしてはかなりのクオリティでしたが、やはり円谷の傑作はマイティジャックかな、と思います(^^)

う~ん、こういうこと書き始めると永くなりそうだなぁ(笑)

Kachi//

Re: No title

ぷんとさん、こんばんは。

> すごい貴重な品物じゃないですか?サンダーバードはハマりました。再放送を録画して何度も見返しましたよ。

ありがとうございます。
たぶん、このパンフレットは日本でもそうたくさんはないだろうな、と見返しながら思いました。
なんだも鑑定団に出したらいくらくらいの値がつくんだろ(笑)
ぷんとさんもはまったクチなんですね~
このパンフレットがあった同じところから当時のの落書き帳が出てきましたが、1号が発射台に下ってくるシーンをへたくそな絵で書いているものが何枚もありました。

> プラモデルもひと通り作りました。特に1号や2号の秘密基地がすばらしかったなー。2号のコンテナもいろいろバージョンが発売されていて、中にジェットモグラとか入れることができたのを思い出しました。

そんなに色々つくられたんですか、その腕前が今に生かされているんですね。
ぷんとさんが作られた基地、見てみたかったなぁ。
拙宅には国際救助隊の帽子があったな、いま思い出しました(^^)

Kachi//

Re: No title

イトメンさん、こんばんは。

> いや~、懐かしいですね!
> 小学生の頃、夏休みの午前中はこのTV放映に嵌っていました~♪

イトメンさんもそうでしたか!
やっぱりこのシリーズは国を超えて、どんな世代でも受け入れられますよね~
ネットで調べてみると、やっぱりマニアックな方がけっこういらっしゃって、いろんなものをコレクションされていますもんね。

> 周りでは2号が人気でしたが自分は1号派だったのを思い出します(^o^)

私も2号派でしたね~
1号はどんな時も真っ先に現場に急行する斥候のような感じでしたね。

そういえば、1号も2号も、音速に到達すると『ずず~ん』てソニックブームを鳴らすあたりもリアリティにこだわった演出でした(^^)

DVD探してこようかな。

Kachi//

No title

サンダーバードファンなので、たまらずコメント書きました。

Gerry Undersonの一連の作品、サンダーバード、スティングレー、キャプテンスカーレット、謎の円盤UFPなどは、子供の時の印象が余りにも強く、バイクに乗るのも、この頃これらの作品で培われたメカ好きが高じているのでは?と思えます。
実は、上記の全編DVDで揃えて、時々悦に入ったりしています。

劇場版は私も見て、(サンダーバード:火星探査の話と、サンダーバード6号両方)掲載頂いたパンフレットも子供の時に持っていた記憶があります。 とっくの昔に紛失しているので、とても懐かしく思い出しました。

いつもRTの情報を楽しく見させていただいていますが、そこでサンダーバードを取り上げて頂くと、感涙物です。

Re: No title

てるぼうずさん、こんばんは。

> サンダーバードファンなので、たまらずコメント書きました。

うれしいですね~、こんなにサンダーバード好きの方がいらっしゃって!

> Gerry Undersonの一連の作品、サンダーバード、スティングレー、キャプテンスカーレット、謎の円盤UFPなどは、子供の時の印象が余りにも強く、バイクに乗るのも、この頃これらの作品で培われたメカ好きが高じているのでは?と思えます。

なによりジェリー・アンダーソンの名前をご存じなところがうれしいじゃありませんか!
UFOなどは、私も小学校に入ってから見たので特に印象が深いですが、あそこがジェリーアンダーソンのピークだったかもしれません。
コスチュームは奥さんのシルヴィアのデザインだそうです。

> 実は、上記の全編DVDで揃えて、時々悦に入ったりしています。

え~、そうなんですか? それはうらやましいですね~
私もZERO-XのDVDが欲しい。
調べてみようかな。

> 劇場版は私も見て、(サンダーバード:火星探査の話と、サンダーバード6号両方)掲載頂いたパンフレットも子供の時に持っていた記憶があります。 とっくの昔に紛失しているので、とても懐かしく思い出しました。
>

それは惜しいことをされましたね(^^;
思い出してからネットでいろいろ検索してみたら、けっこういろんな情報がヒットしました。
しばらくサンダーバード探しにはまりそうです(笑)
UFOもはまったし、またハマりそうですよ(^^)

> いつもRTの情報を楽しく見させていただいていますが、そこでサンダーバードを取り上げて頂くと、感涙物です。

いやぁ、そんなに喜んでいただけると嬉しいです(^^)
後編もありますから、お楽しみに(^^)

Kachi//
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Kachi

Author:Kachi
大好きなバイクや、最近気になる健康について書いていこうと思います。
肩の力を抜いていきましょう。

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