クラッチフルードの交換を実施
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
日曜日にBRZに乗りに行った時間からさかのぼること3時間、RTのクラッチフルードの交換を行ないました。
私のRTに限らず、1150時代のR系はこのクラッチのレリーズに不具合が出ることがあります。

具体的にはレリーズのOリングの密閉性が失われてクラッチフルードが漏れ出てくるというもので、原因はいろいろあるようですが、エンジンをかけた状態で長い時間クラッチレバーを握り続けるとこのレリーズ内のベアリングが過熱するのが原因のひとつとのことです。
クラッチ(≒ブレーキ)フルード自体も古くなると結晶化することがあって、これも悪さをするかもしれず、できるだけマメに交換してやることも予防につながるかもしれません。
さて、作業です。
用意したのはこのブリードニップル。

これは夏にHAGONのショックアブソーバーをMotorworksから購入したときに一緒に調達したものです。
それと、先日実施したブレーキフルード交換の時に使ったフルードの余り。

RTのクラッチフルードブリードバルブです。

タイラップを切って...

カバーを外し...

ヘックスとオープンレンチを使ってバルブ末端のビスを外します。


クラッチのリザーバータンクの蓋を外さなければフルードは漏れてきません。

これにブリードニップルをセットします。
レンチで締めるのではなく、軽く手でしめる程度。

はずしたビス、なくさないようにしないと。

しかる後にリザーブタンクのビスを緩めます。


リザーバータンクの中のフルード。
ブレーキ側ほどではありませんが、やはり熟成が進んでいます。

ブレーキフルードの交換と同じく、ブリードするときのレバーの引き始めはゆっくりと。
そうしないとピストンに押されたフルードがタンクの底の穴から勢いよく拭きだしてそこらじゅうフルードだらけになります。
これの予防策としてリザーブタンクの中にコインなどを沈める手もありますが、私はそれを取り出す時にそこらへんに滴を落としそうなのでやりませんでした(^^)
ピンボケですが、ブリードニップルにブリードホースをつなげ、ブリードニップルをわずかに緩めてクラッチレバーを操作すると、熟成されたフルードが出てきます。

タンクからある程度排出されたところで、新しいフルードを加えていきます。

最初は黄色かったフルードも...

数回クラッチレバーを操作して新しいフルードを送り込むとこんなにきれいになります。


リザーバータンクにフルードを満たします。

これはちょっと多めかもしれません。

リザーバータンクをしめたらブリードニップルを外します。

外したバルブにはフルードがたまっているのでティッシュで吸い取り、最初にはずしたビスをはめます。

元通りにカバーをかけてタイラップでフレームに固定して完成です。

作業をしたのは83,107キロ、次回は1年後、または15,000キロ走った後に作業することにします。

インターバルとしては、1年か1年半、距離にして1万から1万5千キロくらいでブレーキフルードといっしょに交換してしまうのがいいかもしれません。
市販されているブレーキフルードを使えば、前後ブレーキフルードとクラッチフルードを全交換してもまだ余ります。
使い残しは完全密封して冷暗所に保管しておけば劣化も最小限に抑えられるでしょう。

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日曜日にBRZに乗りに行った時間からさかのぼること3時間、RTのクラッチフルードの交換を行ないました。
私のRTに限らず、1150時代のR系はこのクラッチのレリーズに不具合が出ることがあります。

具体的にはレリーズのOリングの密閉性が失われてクラッチフルードが漏れ出てくるというもので、原因はいろいろあるようですが、エンジンをかけた状態で長い時間クラッチレバーを握り続けるとこのレリーズ内のベアリングが過熱するのが原因のひとつとのことです。
クラッチ(≒ブレーキ)フルード自体も古くなると結晶化することがあって、これも悪さをするかもしれず、できるだけマメに交換してやることも予防につながるかもしれません。
さて、作業です。
用意したのはこのブリードニップル。

これは夏にHAGONのショックアブソーバーをMotorworksから購入したときに一緒に調達したものです。
それと、先日実施したブレーキフルード交換の時に使ったフルードの余り。

RTのクラッチフルードブリードバルブです。

タイラップを切って...

カバーを外し...

ヘックスとオープンレンチを使ってバルブ末端のビスを外します。


クラッチのリザーバータンクの蓋を外さなければフルードは漏れてきません。

これにブリードニップルをセットします。
レンチで締めるのではなく、軽く手でしめる程度。

はずしたビス、なくさないようにしないと。

しかる後にリザーブタンクのビスを緩めます。


リザーバータンクの中のフルード。
ブレーキ側ほどではありませんが、やはり熟成が進んでいます。

ブレーキフルードの交換と同じく、ブリードするときのレバーの引き始めはゆっくりと。
そうしないとピストンに押されたフルードがタンクの底の穴から勢いよく拭きだしてそこらじゅうフルードだらけになります。
これの予防策としてリザーブタンクの中にコインなどを沈める手もありますが、私はそれを取り出す時にそこらへんに滴を落としそうなのでやりませんでした(^^)
ピンボケですが、ブリードニップルにブリードホースをつなげ、ブリードニップルをわずかに緩めてクラッチレバーを操作すると、熟成されたフルードが出てきます。

タンクからある程度排出されたところで、新しいフルードを加えていきます。

最初は黄色かったフルードも...

数回クラッチレバーを操作して新しいフルードを送り込むとこんなにきれいになります。


リザーバータンクにフルードを満たします。

これはちょっと多めかもしれません。

リザーバータンクをしめたらブリードニップルを外します。

外したバルブにはフルードがたまっているのでティッシュで吸い取り、最初にはずしたビスをはめます。

元通りにカバーをかけてタイラップでフレームに固定して完成です。

作業をしたのは83,107キロ、次回は1年後、または15,000キロ走った後に作業することにします。

インターバルとしては、1年か1年半、距離にして1万から1万5千キロくらいでブレーキフルードといっしょに交換してしまうのがいいかもしれません。
市販されているブレーキフルードを使えば、前後ブレーキフルードとクラッチフルードを全交換してもまだ余ります。
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