セルモーターマグネット剥離対策とグリスアップ
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
このところ寒い朝が続いています。
気温ひと桁のことも珍しくなく、いよいよ本格的に冬の扉が開かれたという趣です。
そんな寒い朝に、また始動時にセルモーターから悲鳴のような異音が鳴るようになりました。
どうやらこのくらいの年齢になると、このバイクのセルモーターは冬に入る前にはグリスアップしないといけないようです。
土曜日、さっそくRTのおなかを開けます。

幸い、クラッチレリーズのフルード漏れはないようです。
写真には写っていませんが、クラッチの厚みも大丈夫そう。
はずしたモーターです。

さあ始めましょう。
車体前方から見てこの4か所にあるボルトを外します。

フランジが外れました。

前回グリスアップした箇所の様子を見てみます。
このシーソーの支点にあるピン。

グリスは残っているようです。

はまっている穴も大丈夫ですが、周辺が以前よりも汚れているように思えます。
グリスが流れたのかもしれません。

回転をエンジンに伝えるシャフトのスプラインですが、どうやらグリスを塗るのは一つおきでよいようです。メス側のプレスがない部分は、塗ったグリスがそのまま残っていました。

フランジに隠れている部分も、ピニオンギアがクラッチハウジングの中に露出しているのでそこからクラッチの削れた粉が入ってくるのでしょう、かなりの汚れの堆積です。


一通りきれいにしておきます。

さて、先ほどの4本のボルトを外すと、フランジだけではなく、マグネットハウジングも外れます。
今回はグリスアップだけではなく、この4枚のマグネットの剥離防止対策も施します。

余談ですが、息子がこのマグネットを見た時、『これ、あの小さな面で接着しているだけ? これで今までよく剥がれなかったね』といいました。
息子よ、君はするどい。
このセルモーターはこのマグネット剥離事故がけっこうあるんだよ(^^;
高校3年生の素人の息子に想像できることがフランスの設計者には想像できなかったのかしら(^^;
さて、このマグネットハウジングからアーマチュアを外さないといけません。
マグネットハウジングの後端についているブラシのブラケットを外してあらわれるこの真ん中の銀色のキャップを外し...

このCクリップを外すと...

アーマチュアが外れました。

はずしたアーマチュア。この先のギアが、外した本体についている遊星ギアに噛んで動力を生みます。このセルモーターの心臓部ですね。

マグネットハウジングの中はアーマチュアに電力供給するブラシの削れカスがけっこうあるので、ストローにティッシュペーパーを巻いてきれいにお掃除します。

マグネットの剥離防止補強に使ったのは、秋口にトップケースを支えているサブフレームが折れた時に使った【オートウェルド】。
これをマグネットの両脇に竹ひごで盛っていきます。


ところがこれがけっこう難儀しました。
オートウェルドは成分に鉄か何か(磁性体といったほうがいいのかもしれません)を含有しているらしく、竹ひごにからませたペーストを近づけると水滴が成長するように盛り上がってマグネットに吸着されるのです。
アーマチュアの回転面側に吸着されることもあって、これを拭きながら作業するのにひと汗かきました。
さて、アーマチュアのギアがかみ合う遊星ギアです。

こちらもグリスが切れ気味なので、グリスを入れて回して行きわたらせます。

遊星ギアのさらに先にあるピニオンギアのスプラインにもグリスを塗って...

なじませます。

ソレノイドと連携してピニオンギアを飛び出させる支点の部分にもグリスを少し。

そこにはまるピンにもうっすら。

こうして、オートウェルドが硬化するまで一晩寝かせます。

ところでこのアーマチュア。
ここの部分と...

ここの部分の2か所にちょっとした削り込みがあります。

かなりの高速で回転するため、バランス取りのための処置だと思われます。
念のためにブラシも観察しておきます。

余剰は十分、前回のグリスアップ時からも目立った磨滅は感じられません。
元通りに組み上げます。

ちなみに車両側のリングギアにかみ合うピニオンギアにもうっすらとグリスを塗布しています。
ここはクラッチディスクの横で回転するので塗り過ぎはクラッチ滑りなどのトラブルを引き起こします。
車体に取り付け。
キレイにしたので気持ちいいですね。

ところで、セルモーターを外すためにステッププレートを外していますが、センタースタンドをかけた状態だとこんなふうにシートフレームの穴とエンジンブロックの穴がずれてステッププレートを固定するボルトが通りません。

無理にボルトを通すとネジ山をつぶしかねないので、クルマのジャッキなどをエンジンブロック前端に噛ませて後輪を接地させてやると...

ショックユニットにシートフレームが押し上げられて穴のずれが解消されてボルトが通るようになります。

ただし、あまりリフトアップしすぎるとセンタースタンドが浮いてきます。転倒しかねませんので要注意です。
無事エンジンもかかってよかったのですが、最後の最後、カウルを復旧させるときに、以前補修したサイドカウルの爪がまた折れてしまいました。

またやり直しですね(^^;

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このところ寒い朝が続いています。
気温ひと桁のことも珍しくなく、いよいよ本格的に冬の扉が開かれたという趣です。
そんな寒い朝に、また始動時にセルモーターから悲鳴のような異音が鳴るようになりました。
どうやらこのくらいの年齢になると、このバイクのセルモーターは冬に入る前にはグリスアップしないといけないようです。
土曜日、さっそくRTのおなかを開けます。

幸い、クラッチレリーズのフルード漏れはないようです。
写真には写っていませんが、クラッチの厚みも大丈夫そう。
はずしたモーターです。

さあ始めましょう。
車体前方から見てこの4か所にあるボルトを外します。

フランジが外れました。

前回グリスアップした箇所の様子を見てみます。
このシーソーの支点にあるピン。

グリスは残っているようです。

はまっている穴も大丈夫ですが、周辺が以前よりも汚れているように思えます。
グリスが流れたのかもしれません。

回転をエンジンに伝えるシャフトのスプラインですが、どうやらグリスを塗るのは一つおきでよいようです。メス側のプレスがない部分は、塗ったグリスがそのまま残っていました。

フランジに隠れている部分も、ピニオンギアがクラッチハウジングの中に露出しているのでそこからクラッチの削れた粉が入ってくるのでしょう、かなりの汚れの堆積です。


一通りきれいにしておきます。

さて、先ほどの4本のボルトを外すと、フランジだけではなく、マグネットハウジングも外れます。
今回はグリスアップだけではなく、この4枚のマグネットの剥離防止対策も施します。

余談ですが、息子がこのマグネットを見た時、『これ、あの小さな面で接着しているだけ? これで今までよく剥がれなかったね』といいました。
息子よ、君はするどい。
このセルモーターはこのマグネット剥離事故がけっこうあるんだよ(^^;
高校3年生の素人の息子に想像できることがフランスの設計者には想像できなかったのかしら(^^;
さて、このマグネットハウジングからアーマチュアを外さないといけません。
マグネットハウジングの後端についているブラシのブラケットを外してあらわれるこの真ん中の銀色のキャップを外し...

このCクリップを外すと...

アーマチュアが外れました。

はずしたアーマチュア。この先のギアが、外した本体についている遊星ギアに噛んで動力を生みます。このセルモーターの心臓部ですね。

マグネットハウジングの中はアーマチュアに電力供給するブラシの削れカスがけっこうあるので、ストローにティッシュペーパーを巻いてきれいにお掃除します。

マグネットの剥離防止補強に使ったのは、秋口にトップケースを支えているサブフレームが折れた時に使った【オートウェルド】。
これをマグネットの両脇に竹ひごで盛っていきます。


ところがこれがけっこう難儀しました。
オートウェルドは成分に鉄か何か(磁性体といったほうがいいのかもしれません)を含有しているらしく、竹ひごにからませたペーストを近づけると水滴が成長するように盛り上がってマグネットに吸着されるのです。
アーマチュアの回転面側に吸着されることもあって、これを拭きながら作業するのにひと汗かきました。
さて、アーマチュアのギアがかみ合う遊星ギアです。

こちらもグリスが切れ気味なので、グリスを入れて回して行きわたらせます。

遊星ギアのさらに先にあるピニオンギアのスプラインにもグリスを塗って...

なじませます。

ソレノイドと連携してピニオンギアを飛び出させる支点の部分にもグリスを少し。

そこにはまるピンにもうっすら。

こうして、オートウェルドが硬化するまで一晩寝かせます。

ところでこのアーマチュア。
ここの部分と...

ここの部分の2か所にちょっとした削り込みがあります。

かなりの高速で回転するため、バランス取りのための処置だと思われます。
念のためにブラシも観察しておきます。

余剰は十分、前回のグリスアップ時からも目立った磨滅は感じられません。
元通りに組み上げます。

ちなみに車両側のリングギアにかみ合うピニオンギアにもうっすらとグリスを塗布しています。
ここはクラッチディスクの横で回転するので塗り過ぎはクラッチ滑りなどのトラブルを引き起こします。
車体に取り付け。
キレイにしたので気持ちいいですね。

ところで、セルモーターを外すためにステッププレートを外していますが、センタースタンドをかけた状態だとこんなふうにシートフレームの穴とエンジンブロックの穴がずれてステッププレートを固定するボルトが通りません。

無理にボルトを通すとネジ山をつぶしかねないので、クルマのジャッキなどをエンジンブロック前端に噛ませて後輪を接地させてやると...

ショックユニットにシートフレームが押し上げられて穴のずれが解消されてボルトが通るようになります。

ただし、あまりリフトアップしすぎるとセンタースタンドが浮いてきます。転倒しかねませんので要注意です。
無事エンジンもかかってよかったのですが、最後の最後、カウルを復旧させるときに、以前補修したサイドカウルの爪がまた折れてしまいました。

またやり直しですね(^^;

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No title
こんばんは、タイムリーなネタと云うのか… 私の1994 R1100GS のスターターモーターのマグネットが、ツーリング先で剥離して粉砕してしまいました。中古で購入したマシンなので、リビルトした二個イチか三個イチのVALEO D6RA55 ですが、リダクション部分は遊星ギアが細かくてスプラインもパイプではないコストダウン以前のモノが組み込まれていました。FieldMagnetHousing を、アメリカ EURO MOTOELECTRICS 製 $35 送料 $11で購入。 対策部品は、カシメと板バネ?でマグネットを固定してあります。 ところで、始動時の悲鳴のような音は、ピニオンギヤとスプラインの潤滑不良で発生すると思われるのですが、私はグリスを使わずにテフロンを含ませたオイルを少量塗布するにとどめています。 あ、画像を見て気が付いたのですが、プランジャーの汚れがちょっとひどくなってきているので、脱脂したほうが良いかもしれませんね。 リングギヤとかみ合う部分のプラスチックカラーを叩き落とすとCリングが現れるので、拡げて外すと、プランジャー部分も、すっぽ抜けます。
Re: No title
JBLさん、おはようございます。
> こんばんは、タイムリーなネタと云うのか…
> 私の1994 R1100GS のスターターモーターのマグネットが、ツーリング先で剥離して
> 粉砕してしまいました。
そうだったんですか。
あれ、剥離するとアーマチュアとハウジングに挟まれてなお回ろうとするから粉々になるらしいですね、恐ろし(^^;
> 中古で購入したマシンなので、リビルトした二個イチか三個イチのVALEO D6RA55 です
> が、リダクション部分は遊星ギアが細かくてスプラインもパイプではないコストダウン
> 以前のモノが組み込まれていました。
以前のものはあのプレス然としたスプラインじゃないようですね。
まあ機能をきちんと維持して壊れなければいいのですが、そのコストダウン分をマグネット剥離対策に回してもらいたいものですね(^^)
> FieldMagnetHousingを、アメリカ EURO MOTOELECTRICS 製 $35 送料 $11で購入。
> 対策部品は、カシメと板バネ?でマグネットを固定してあります。
情報ありがとうございます。
実はこれ、以前拙ブログのお客様のまーぼーさんにEURO MOTOELECTRICSを教えていただいて私も注目しているのです(^^)
なんだかいかにもしっかりついていますよね。
いよいよ剥離したらこれに換えるか、Motorworksで信頼の日本電装製モーターで組んだやつを購入するかどちらかにしようと思っています。
> ところで、始動時の悲鳴のような音は、ピニオンギヤとスプラインの潤滑不良で発生す
> ると思われるのですが、私はグリスを使わずにテフロンを含ませたオイルを少量塗布す
> るにとどめています。
ああそうなんですか。
私はエンジンがかかってモーター側のギアが引っ込むのが遅れて、ピニオンギアにモーターが回されて鳴っているのだと思っていました。
なので、引っ込む動きをスムーズにしようと今回のような処置をしました。
JBLさんがかかれたようなやり方もいいかもしれませんね。
> あ、画像を見て気が付いたのですが、プランジャーの汚れがちょっとひどくなってきて
> いるので、脱脂したほうが良いかもしれませんね。 リングギヤとかみ合う部分のプラ
> スチックカラーを叩き落とすとCリングが現れるので、拡げて外すと、プランジャー部> 分も、すっぽ抜けます。
ごめんなさい、プラスチックカラーがどの部分かよくわかりませんでした。
こんど開けてみた時に確かめてみますね。
いつもアドバイスをありがとうございます(^^)
Kachi//
> こんばんは、タイムリーなネタと云うのか…
> 私の1994 R1100GS のスターターモーターのマグネットが、ツーリング先で剥離して
> 粉砕してしまいました。
そうだったんですか。
あれ、剥離するとアーマチュアとハウジングに挟まれてなお回ろうとするから粉々になるらしいですね、恐ろし(^^;
> 中古で購入したマシンなので、リビルトした二個イチか三個イチのVALEO D6RA55 です
> が、リダクション部分は遊星ギアが細かくてスプラインもパイプではないコストダウン
> 以前のモノが組み込まれていました。
以前のものはあのプレス然としたスプラインじゃないようですね。
まあ機能をきちんと維持して壊れなければいいのですが、そのコストダウン分をマグネット剥離対策に回してもらいたいものですね(^^)
> FieldMagnetHousingを、アメリカ EURO MOTOELECTRICS 製 $35 送料 $11で購入。
> 対策部品は、カシメと板バネ?でマグネットを固定してあります。
情報ありがとうございます。
実はこれ、以前拙ブログのお客様のまーぼーさんにEURO MOTOELECTRICSを教えていただいて私も注目しているのです(^^)
なんだかいかにもしっかりついていますよね。
いよいよ剥離したらこれに換えるか、Motorworksで信頼の日本電装製モーターで組んだやつを購入するかどちらかにしようと思っています。
> ところで、始動時の悲鳴のような音は、ピニオンギヤとスプラインの潤滑不良で発生す
> ると思われるのですが、私はグリスを使わずにテフロンを含ませたオイルを少量塗布す
> るにとどめています。
ああそうなんですか。
私はエンジンがかかってモーター側のギアが引っ込むのが遅れて、ピニオンギアにモーターが回されて鳴っているのだと思っていました。
なので、引っ込む動きをスムーズにしようと今回のような処置をしました。
JBLさんがかかれたようなやり方もいいかもしれませんね。
> あ、画像を見て気が付いたのですが、プランジャーの汚れがちょっとひどくなってきて
> いるので、脱脂したほうが良いかもしれませんね。 リングギヤとかみ合う部分のプラ
> スチックカラーを叩き落とすとCリングが現れるので、拡げて外すと、プランジャー部> 分も、すっぽ抜けます。
ごめんなさい、プラスチックカラーがどの部分かよくわかりませんでした。
こんど開けてみた時に確かめてみますね。
いつもアドバイスをありがとうございます(^^)
Kachi//
No title
結構大変なところまでご自分でメンテされているんですね?
私もオイル交換やフィルタ交換だけでなくもう少し突っ込んでやってみたいのですが、なかなかハードルが高くて手が出せません...
サイドカバーのノッチの破損、良くやりますよね?
私は型どり君+プラリペアでくっつけてやりました、お薦めですよ
ご存じでしたらすいません。
私もオイル交換やフィルタ交換だけでなくもう少し突っ込んでやってみたいのですが、なかなかハードルが高くて手が出せません...
サイドカバーのノッチの破損、良くやりますよね?
私は型どり君+プラリペアでくっつけてやりました、お薦めですよ
ご存じでしたらすいません。
No title
>モーター側のギアが引っ込むのが遅れて、ピニオンギアにモーターが回されて鳴っている
説明がヘタだスイマセンm(__)m
潤滑不良またはカスのように劣化したグリスの引っ掛かり?ゆえにギアが引っ込むのが遅れてモーターが回されると表現したかったのです。既知ではあると思いながら、部品の名称をいい加減に記述して申し訳ないです。
プラスチックのカラーと表現した部品は、starter pinion gear の上部にある部分ですが
http://www.largiader.com/tech/valeo/ の中にある展開図の№4に相当する部分で
Disassembling starter shaft の項に説明があります。 たぶん、これもご存じだと思います。
かさねて失礼しました。
説明がヘタだスイマセンm(__)m
潤滑不良またはカスのように劣化したグリスの引っ掛かり?ゆえにギアが引っ込むのが遅れてモーターが回されると表現したかったのです。既知ではあると思いながら、部品の名称をいい加減に記述して申し訳ないです。
プラスチックのカラーと表現した部品は、starter pinion gear の上部にある部分ですが
http://www.largiader.com/tech/valeo/ の中にある展開図の№4に相当する部分で
Disassembling starter shaft の項に説明があります。 たぶん、これもご存じだと思います。
かさねて失礼しました。
Re: No title
ganmodokiさん、こんばんは。
> 結構大変なところまでご自分でメンテされているんですね?
これも偉大な先輩方がネットで情報を惜しげもなく公開してくださっているからできることなのです(^^)
そうした情報がなかったら、きっと手も足も出なかったでしょうね~(笑)
ありがたいことです。
> 私もオイル交換やフィルタ交換だけでなくもう少し突っ込んでやってみたいのですが、なかなかハードルが高くて手が出せません...
1200になると電子化がどんどん進んでしまって、ちょっといろんなところに手を出すのはためらわれますよね。
そういう意味で、近代的なボクサーで自分でいろいろ触れるのは1150あたりがひょっとしたら最終なのかもしれない、って最近思うようになりました。
> サイドカバーのノッチの破損、良くやりますよね?
> 私は型どり君+プラリペアでくっつけてやりました、お薦めですよ
>
> ご存じでしたらすいません。
アドバイスありがとうございます。
実はこのノッチ、いちどそのプラリペアで補修したものなんです(^^)
このノッチの根っこの部分で、大きな力が加わる割にえらく薄い華奢な脚なんです。
こんどの補修ではこれでもかって肉盛りしましょうか(笑)
Kachi//
> 結構大変なところまでご自分でメンテされているんですね?
これも偉大な先輩方がネットで情報を惜しげもなく公開してくださっているからできることなのです(^^)
そうした情報がなかったら、きっと手も足も出なかったでしょうね~(笑)
ありがたいことです。
> 私もオイル交換やフィルタ交換だけでなくもう少し突っ込んでやってみたいのですが、なかなかハードルが高くて手が出せません...
1200になると電子化がどんどん進んでしまって、ちょっといろんなところに手を出すのはためらわれますよね。
そういう意味で、近代的なボクサーで自分でいろいろ触れるのは1150あたりがひょっとしたら最終なのかもしれない、って最近思うようになりました。
> サイドカバーのノッチの破損、良くやりますよね?
> 私は型どり君+プラリペアでくっつけてやりました、お薦めですよ
>
> ご存じでしたらすいません。
アドバイスありがとうございます。
実はこのノッチ、いちどそのプラリペアで補修したものなんです(^^)
このノッチの根っこの部分で、大きな力が加わる割にえらく薄い華奢な脚なんです。
こんどの補修ではこれでもかって肉盛りしましょうか(笑)
Kachi//
Re: No title
> >モーター側のギアが引っ込むのが遅れて、ピニオンギアにモーターが回されて鳴っている
>
> 説明がヘタだスイマセンm(__)m
>
> 潤滑不良またはカスのように劣化したグリスの引っ掛かり?ゆえにギアが引っ込むのが
> 遅れてモーターが回されると表現したかったのです。既知ではあると思いながら、部品
> の名称をいい加減に記述して申し訳ないです。
いえいえ、とんでもございません。
だいたい考えていたことと同じのようですね(^^)
結局ギアの飛び出しはいいものの、引っ込むときはスプリングの力だから、グリスが硬化したりゴミがたまると引っかかる、ということなんですよね。
> プラスチックのカラーと表現した部品は、starter pinion gear の上部にある部分ですが
> http://www.largiader.com/tech/valeo/ の中にある展開図の№4に相当する部分で
> Disassembling starter shaft の項に説明があります。 たぶん、これもご存じだと思
> います。
>
> かさねて失礼しました。
これですね。
この輪っかですが、私も叩き落とそうと思ったのですが、これがちっともはずれず、あまりたたき続けると破壊してしまいそうだったのであきらめました(^^;
リングの中に輪っか状のスプリングが見えて、これがシャフトの溝に噛んで固定されているということまで理解できたのですが、ちょっとこれをたたき外す勇気が出ませんでした。
しかし、まだまだ分解できるんですね。
すごいな、このモーター(^^;
Kachi//
>
> 説明がヘタだスイマセンm(__)m
>
> 潤滑不良またはカスのように劣化したグリスの引っ掛かり?ゆえにギアが引っ込むのが
> 遅れてモーターが回されると表現したかったのです。既知ではあると思いながら、部品
> の名称をいい加減に記述して申し訳ないです。
いえいえ、とんでもございません。
だいたい考えていたことと同じのようですね(^^)
結局ギアの飛び出しはいいものの、引っ込むときはスプリングの力だから、グリスが硬化したりゴミがたまると引っかかる、ということなんですよね。
> プラスチックのカラーと表現した部品は、starter pinion gear の上部にある部分ですが
> http://www.largiader.com/tech/valeo/ の中にある展開図の№4に相当する部分で
> Disassembling starter shaft の項に説明があります。 たぶん、これもご存じだと思
> います。
>
> かさねて失礼しました。
これですね。
この輪っかですが、私も叩き落とそうと思ったのですが、これがちっともはずれず、あまりたたき続けると破壊してしまいそうだったのであきらめました(^^;
リングの中に輪っか状のスプリングが見えて、これがシャフトの溝に噛んで固定されているということまで理解できたのですが、ちょっとこれをたたき外す勇気が出ませんでした。
しかし、まだまだ分解できるんですね。
すごいな、このモーター(^^;
Kachi//
No title
これくらいの整備が出来れば・・・といつも思います。(^_^;)
セルモーターは、ブラシを交換するくらいしかメンテがない、とか思っているくらいでしたので。
グリスアップは重要そうですね~、分解する勇気が無いですが・・・。
いずれは、自分の手でこういうこともできるようになりたいです。(^-^)
セルモーターは、ブラシを交換するくらいしかメンテがない、とか思っているくらいでしたので。
グリスアップは重要そうですね~、分解する勇気が無いですが・・・。
いずれは、自分の手でこういうこともできるようになりたいです。(^-^)
No title
実はこの正月休み、セルモーターのこの作業をやろうと思っていたんですよ。普通のエポキシ接着剤でやろうかなと計画してましたが、なるほどオートウェルドですか。
アストロプロダクツで取り扱いがあるようなので、早速買ってみます。
アストロプロダクツで取り扱いがあるようなので、早速買ってみます。
Re: No title
るーのぼさん、こんばんは。
> これくらいの整備が出来れば・・・といつも思います。(^_^;)
いやいや、本来はこんなことしなくてもちゃんと動かなきゃいかんのですよね(^^;
まあ、ブログ持ちの私としてはネタを提供してくれているからある意味ありがたいのですが、ブログやっていなかったらどうなっていたかわかりません(笑)
> セルモーターは、ブラシを交換するくらいしかメンテがない、とか思っているくらいでしたので。
私もそうですよ。
そもそも壊れたらユニット交換だろうくらいに思っていたのですが、これ、真面目にディーラーで買うと6万もするんです、びっくりするでしょ? だからこうやって延命措置をしないといけないんですよ(^^;
> グリスアップは重要そうですね~、分解する勇気が無いですが・・・。
> いずれは、自分の手でこういうこともできるようになりたいです。(^-^)
たぶん、るーのぼさんが想像されているよりも難易度は低いと思いますよ(^^)
私も最初すごく勇気が必要でしたけど、いちどやってしまうと意外と構造も理解できるし、車体から取り外す面倒さを考えなければそんなに億劫な作業ではありませんでした。
まあ、るーのぼさんのトラさんはまだ10年くらいはこんな作業は不要です、ご安心を!(^^)v
Kachi//
> これくらいの整備が出来れば・・・といつも思います。(^_^;)
いやいや、本来はこんなことしなくてもちゃんと動かなきゃいかんのですよね(^^;
まあ、ブログ持ちの私としてはネタを提供してくれているからある意味ありがたいのですが、ブログやっていなかったらどうなっていたかわかりません(笑)
> セルモーターは、ブラシを交換するくらいしかメンテがない、とか思っているくらいでしたので。
私もそうですよ。
そもそも壊れたらユニット交換だろうくらいに思っていたのですが、これ、真面目にディーラーで買うと6万もするんです、びっくりするでしょ? だからこうやって延命措置をしないといけないんですよ(^^;
> グリスアップは重要そうですね~、分解する勇気が無いですが・・・。
> いずれは、自分の手でこういうこともできるようになりたいです。(^-^)
たぶん、るーのぼさんが想像されているよりも難易度は低いと思いますよ(^^)
私も最初すごく勇気が必要でしたけど、いちどやってしまうと意外と構造も理解できるし、車体から取り外す面倒さを考えなければそんなに億劫な作業ではありませんでした。
まあ、るーのぼさんのトラさんはまだ10年くらいはこんな作業は不要です、ご安心を!(^^)v
Kachi//
Re: No title
ぷんとさん、こんばんは。
> 実はこの正月休み、セルモーターのこの作業をやろうと思っていたんですよ。
そうだったんですか。
私も正月休みにやりたいことがいくつかあるのです。
外に出ても寒いし、あったかい家の中でやる作業がいくつかあります(^^)
> 普通のエポキシ接着剤でやろうかなと計画してましたが、なるほどオートウェルドですか。
> アストロプロダクツで取り扱いがあるようなので、早速買ってみます。
そうそう、アストロプロダクツに置いてありますね。
京都の店にもありました。
私はRAKUTENだったかAmazonだったか、どちらかで購入しました。
ただ、オートウェルですが、記事の中にも書きましたが磁石に吸着されるので、作業はまずマグネットの接着剤がついては困るところにセロテープやマスキングテープで養生をしてからやったほうがいいと思います。
まさか液体金属のターミネーターみたいになるとは思いもよりませんでした。
特にアーマチュアにあいたする面について硬化してしまうとモーター自体が回らなくなりますからね、要注意です。
混合するどちらかのペーストに磁性体が含まれているのかな。
Kachi//
> 実はこの正月休み、セルモーターのこの作業をやろうと思っていたんですよ。
そうだったんですか。
私も正月休みにやりたいことがいくつかあるのです。
外に出ても寒いし、あったかい家の中でやる作業がいくつかあります(^^)
> 普通のエポキシ接着剤でやろうかなと計画してましたが、なるほどオートウェルドですか。
> アストロプロダクツで取り扱いがあるようなので、早速買ってみます。
そうそう、アストロプロダクツに置いてありますね。
京都の店にもありました。
私はRAKUTENだったかAmazonだったか、どちらかで購入しました。
ただ、オートウェルですが、記事の中にも書きましたが磁石に吸着されるので、作業はまずマグネットの接着剤がついては困るところにセロテープやマスキングテープで養生をしてからやったほうがいいと思います。
まさか液体金属のターミネーターみたいになるとは思いもよりませんでした。
特にアーマチュアにあいたする面について硬化してしまうとモーター自体が回らなくなりますからね、要注意です。
混合するどちらかのペーストに磁性体が含まれているのかな。
Kachi//
No title
なるほどなるほど・・・
自分の前車ロードスターはトラブルを未然に防ぐために早々にMoto-Binsの互換品に交換したのですが、
現車のRTはたぶん未対策のバレオのままだろうなぁ。
距離は若いとはいえ、早めのタイミングで自分も対策したいと思います。
ロードスターについていたセル(2万kmちょい使用)があるので、
Euro Motoelectricsからハウジングだけ購入してリビルトするか、
セルまるごと輸入するか、どちらかやってみようと思います。
もし買い物する時は、声かけますね。
自分の前車ロードスターはトラブルを未然に防ぐために早々にMoto-Binsの互換品に交換したのですが、
現車のRTはたぶん未対策のバレオのままだろうなぁ。
距離は若いとはいえ、早めのタイミングで自分も対策したいと思います。
ロードスターについていたセル(2万kmちょい使用)があるので、
Euro Motoelectricsからハウジングだけ購入してリビルトするか、
セルまるごと輸入するか、どちらかやってみようと思います。
もし買い物する時は、声かけますね。
Re: No title
まーぼーさん、こんばんは。
> なるほどなるほど・・・
> 自分の前車ロードスターはトラブルを未然に防ぐために早々にMoto-Binsの互換品に交換したのですが、
> 現車のRTはたぶん未対策のバレオのままだろうなぁ。
> 距離は若いとはいえ、早めのタイミングで自分も対策したいと思います。
あけてみないとわからないですけど、まあ普通はこんなことよっぽどのモノ好きでなければやらないでしょうから、まず未対策でしょうね(^^;
まーぼーさんはMoto-binsの互換品に交換されていたんでしたね。
> ロードスターについていたセル(2万kmちょい使用)があるので、
> Euro Motoelectricsからハウジングだけ購入してリビルトするか、
> セルまるごと輸入するか、どちらかやってみようと思います。
Euro Moto Electricsかぁ、思えばその時の記事がまーぼーさんとの出会いだったなぁ(しみじみ)
あのハウジングだと、3,000か4,000円くらいで剥離の懸念から解放されるからいいですよね。
セルまるごともアリですよね。
何を狙われるのかな?
個人的には日本電装のモーターで組んだやつがいいなと思っているのですが、これもいろいろ研究し甲斐がありそうですね。
> もし買い物する時は、声かけますね。
ぜひぜひお願いいたします(^^)
同じ爆弾(?)を抱える者同士、まーぼーさんがいてくださって心強いです(^^)
Kachi//
> なるほどなるほど・・・
> 自分の前車ロードスターはトラブルを未然に防ぐために早々にMoto-Binsの互換品に交換したのですが、
> 現車のRTはたぶん未対策のバレオのままだろうなぁ。
> 距離は若いとはいえ、早めのタイミングで自分も対策したいと思います。
あけてみないとわからないですけど、まあ普通はこんなことよっぽどのモノ好きでなければやらないでしょうから、まず未対策でしょうね(^^;
まーぼーさんはMoto-binsの互換品に交換されていたんでしたね。
> ロードスターについていたセル(2万kmちょい使用)があるので、
> Euro Motoelectricsからハウジングだけ購入してリビルトするか、
> セルまるごと輸入するか、どちらかやってみようと思います。
Euro Moto Electricsかぁ、思えばその時の記事がまーぼーさんとの出会いだったなぁ(しみじみ)
あのハウジングだと、3,000か4,000円くらいで剥離の懸念から解放されるからいいですよね。
セルまるごともアリですよね。
何を狙われるのかな?
個人的には日本電装のモーターで組んだやつがいいなと思っているのですが、これもいろいろ研究し甲斐がありそうですね。
> もし買い物する時は、声かけますね。
ぜひぜひお願いいたします(^^)
同じ爆弾(?)を抱える者同士、まーぼーさんがいてくださって心強いです(^^)
Kachi//