HIDヘッドライト交換作業 ~後編~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

土曜日の熱中症から復活した日曜日の早朝。
まったく、このクソがつくほど暑いときに、好き好んでメンテナンスなど正気の沙汰ではありませんが、ヘッドライトがつかないと整備不良ですからどうしてもやり遂げなければなりません。

さて、昨日の結果から、どうしてもバラストをオーディオコンパートメントの中に入れなければならなくなりました。ハーネスをどうにかして延長しないといけません。
ではどうするか。

車体から電源をとる方のハーネスは12Vですから、こちらはこの線で大丈夫でしょう。
20130815_01

問題は昇圧されたバーナーにつながるほうですが、いまはずしたPIAAのHIDに使われていた、バラストから出ているハーネスを使えばいいのでは?
20130815_02

たぶん、ですが、12Vで35Wだとざっと3A(電源投入時の瞬間風速は14Aくらいになることもあるようですが)で、どんなに昇圧したところでこの容量を超えることはないはずですが、やはり適材適所で使うべきだろうということで、ひとまずはこれで様子を見ることにしました。

ということで、工作開始です。

まずは車体の、もともとバルブに刺さっていた端子から電源をとる方の延長ハーネスの製作からです。
プラスとマイナスを間違えてはいけないので、オスとメスを交互につけます。
20130815_03

そして、ヘッドライト後ろのカバーから生えている電源取り用のハーネスを切断して延長するための平型端子をつけます。
この瞬間に、たぶん保証はきかなくなります。
20130815_04

切り取ったカプラ側に平型端子をつけます。
20130815_05

同じように加工して、電源取りハーネスが完成、接続します。
20130815_06

バラスト側はこんな感じです。
当然ですが、もともとついているカプラのオスメスに対応するように平型端子を付けてあります。
20130815_07

次にバーナーにのびるハーネスの加工です。
こちらも切断して、被覆を剥きます。
20130815_08

こちらも平型端子を使うかどうかずいぶん迷いましたが、結局ハンダで固めました。
種類の違うテープで二重に絶縁します。
20130815_09

こちらは同様にバラスト側です。
20130815_10

こうして、倍くらいにのびたハーネスが完成。
20130815_11

この状態で点灯試験をしてOKでした。
5分ほど点灯させて後付けのハーネス、接続部分に異常な発熱がないかどうかを確認したところ、問題ありませんでした。

フロントカウル内を這わせるハーネスの接続部分は、念には念を入れて、ジャンプスタートターミナルを自作したときに使った余りのコルゲートチューブをかぶせておきました。
20130815_12

バラスト側に接続するターミナルをオーディオコンパートメントの中に通します。
20130815_13

すべてのターミナルをバラストに接続して、バラストをコンパートメントの底にマジックテープで固定。
20130815_14

イグニッションをOnにすると点灯しました。
20130815_15

ずいぶん青く見えますが、ホワイトバランスの関係でしょう、見た目はほぼ真っ白です。
20130815_16

ガレージから出してエンジンをかけながらつけてみます。
20130815_17

20130815_18

本当は暗くなってからテストランしてみたかったのですが、もう暑くて暑くてやめました。

翌日、会社に行ってから、交換前に撮っていた写真との比較写真を撮りました。
こちらが交換前のPIAAもの。
20130815_19

そしてこちらが交換後、SPHERE LIGHTのもの。
20130815_20

照射範囲はほぼ同じようなものという感じですが、照射ムラという点で見ると、PIAAのほうが均一性が高いように思われます。
PIAAのほうは光束の中心をピークとして周囲の減衰がなだらかであるのに対して、SPHERE LIGHTは光束が2本に分かれていて、明暗の切れがはっきりしているような感じがします。
RTはハイビームのリフレクタの後ろにロービームが隠れていて、バルブの左右に設けられたリフレクタで光を前方に投影しているので、光束が2本に分かれるのは至極当然と言えば当然です。
先に見たように発光点の位置も完全一致していてシェードもないのにこのような差が出るのがなぜなのか不思議です。発光点の位置は同じでもチューブのベースへの取り付け角度に微妙な違い(狂い?)があるのかもしれません。

ちょっと周山街道方面に行って撮った写真、この2枚は両方ともSPHERE LIGHTのもので、残念ながらPIAAとの比較はできません。
20130815_21

20130815_22

光が届いている最も遠いところの中央に、黄色い線で挟んだ部分に四角い光の塊が見えるでしょうか。
これが駐輪場で撮った写真に写っていた二つの高束が地面に落ちている部分です。

予想したように、光の切れがはっきりしている傾向ですが、明るさに不足はありません。

このSPHERE LIGHTのHID、私の余計な加工が加わってしまいましたが、さてどれくらいもってくれるでしょうか。
値段から推して、PIAAの5年半に対して1年半もてば御の字ってところでしょうか。
また経過を報告させていただきます。

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非公開コメント

お疲れ様でした。
さすがに少し高いだけあって、カットラインもキチンと出てますね。
すばらしい!
バルブ換えたので少し光軸ズレてるっぽいですが、気になるほどではないかな?

ところで、今回の延長にあたりわざわざ端子にされてますが、余計な接点を増やすのはトラブルの元ですから、
スリーブで一発で圧着してガチガチに絶縁したほうが良いと思いますよ。
ハンダでの接合も、震動を考えると僕は選ばないかなぁ。

No title

完成おめでとうございます
高圧のところはきちんと半田で付ける所は流石ですね
中華製はバルブよりバラストがいかれることが多いそうなので
コンパートメントに取り付けて正解ですね

私の嫌いな歯医者さんの様なライトなのでw独特の照らし方ですね
カットラインもきちんとしているので、迷惑にはならないでしょう

暑い中お疲れ様でした!

Re: タイトルなし

まーぼーさん、こんばんは。

> お疲れ様でした。
> さすがに少し高いだけあって、カットラインもキチンと出てますね。
> すばらしい!

ありがとうございます。
お気にかけていただいたおかげで、どうやらうまくいったようです。
機能的な面も、おっしゃるようにどうやら問題ないようですね~

> バルブ換えたので少し光軸ズレてるっぽいですが、気になるほどではないかな?

これは何が原因なのかよくわからないのですが、やはり微妙な違いはあるようですね。
発光点は同じだ、と断言してしまいましたが、あの丸い部分の中でも本当の中心はずれているかもしれませんし、記事の中にも書いたように、ガラス管の取り付け角度にも微妙な角度のずれがあるかもしれません。
光が飛ぶ距離を考えると、ほんのわずかなずれが大きな違いにつながりますから、まあこんなものかもしれませんね。
気にしちゃうとドツボにはまりそうなので、こんなもんだと思っておきます(笑)

> ところで、今回の延長にあたりわざわざ端子にされてますが、余計な接点を増やすのはトラブルの元ですから、
> スリーブで一発で圧着してガチガチに絶縁したほうが良いと思いますよ。
> ハンダでの接合も、震動を考えると僕は選ばないかなぁ。

なるほど~
スリーブというのは私は知らなくて、調べてみました。
リングスリーブの類がそうなのかな?
これはしっかり圧着できそうですね~
ちょっと工具屋さんに行って探してみましょう。
ハンダもNGなんですね。
う~ん、やり直しか~、これはつらいなぁ(^^;
しかし、何かあってからでは遅いですもんね、アドバイありがとうございます(^^)v

Kachi//

Re: No title

TREKさん、こんばんは。

> 完成おめでとうございます

ありがとうございます。
何とか終わったんですが、これであとはどれくらいもってくれるかですね~

> 高圧のところはきちんと半田で付ける所は流石ですね

ここはどうするか本当に迷いました。
これがベストかどうかもわかりませんし、そもそも高圧のハーネスにハンダを使うのは大丈夫なの? という疑問は払拭できていないのですよ(^^;
まーぼーさんにもアドバイスをいただいたので、ちょっと部材を再検討してみようと思っています(^^)v

> 中華製はバルブよりバラストがいかれることが多いそうなので
> コンパートメントに取り付けて正解ですね

確かめてはいないのですが、前につけていたPIAAもどうやらバラストっぽい感じなので、意外とHIDの鬼門なのかもしれませんね。
構成部品が増えると、原因の特定も複雑になるので、結局、今回のように総とっかえ、なんてことになっちゃいます。ちょっと困りものですね。

> 私の嫌いな歯医者さんの様なライトなのでw独特の照らし方ですね
> カットラインもきちんとしているので、迷惑にはならないでしょう

そうですね。
先日の通勤と周山街道ナイトランではパッシングはされませんでした。
バルブそのものにシェードがないH7なので、リフレクタとレンズに依存した配光なのかもしれません。
このあたりは全く詳しくないので、想像の域を出ませんが、各種の寸法は許容範囲内の制度なのだろうと思います(^^)

> 暑い中お疲れ様でした!

いやあ、ありがとうございます。
本当にヘロヘロになりましたが、どうにか盆休み前に何とかなりました。
2年くらいもってくれればいいかな?

Kachi//

いろいろと配線の始末の方法で物議を醸してしまいましたね。

方法は色々あります。
ハンダを使うのは「電子機器屋」さん的文化、圧着スリーブを使うのは「電気工事屋」さん的文化。
車の電装をいじる「電装屋」さんもハーネスを太くできない時以外は圧着が多いですね。
私は根っこが電気工事屋ですので、接続=圧着スリーブなんですね。
ホムセンに行くと迷うくらい種類がありますよ、

今回のベストは強度と導通性を両立させるならば「圧着後に流しハンダ」でしょうね。

ちなみに私、実はハンダゴテ持ってないんです(汗)。

Re: タイトルなし

まーぼーさん、こんばんは。

> いろいろと配線の始末の方法で物議を醸してしまいましたね。

いえいえ、物議だなんて、そんなことありませんよ~(^^)
私は昔、回路図を見て温度計なんか作ったクチなので、確実な接続をしようと思うとハンダ、という連想につながるんですよ(^^)
でも、ハンダが高圧電流が流れるハーネスに適しているかどうかがわからない(^^;

> 方法は色々あります。
> ハンダを使うのは「電子機器屋」さん的文化、圧着スリーブを使うのは「電気工事屋」さん的文化。
> 車の電装をいじる「電装屋」さんもハーネスを太くできない時以外は圧着が多いですね。

なるほど、そういう見方で行くと、私なんかはさしづめ『電子機器屋』なんでしょうか(笑)

> 私は根っこが電気工事屋ですので、接続=圧着スリーブなんですね。
> ホムセンに行くと迷うくらい種類がありますよ、

今日、探しに行こうと思っていたのですが、涼しい信州から帰ってきたとたんの京都の暑さにやられて、一日家の中でエアコンにあたっていました、イケませんね(^^;

> 今回のベストは強度と導通性を両立させるならば「圧着後に流しハンダ」でしょうね。

了解しました!
圧着後に流しハンダ、というのは、私が平型端子のハーネスと端子の圧着をした後にハンダを流し込んでいるような処置のことを言うのですよね?

> ちなみに私、実はハンダゴテ持ってないんです(汗)。

いやいや、これは意外でした(^^)
でも、いろんな方法を教えてくださって、ありがとうございます。
まだまだ知らないことがたくさんありますね~
勉強しないと(^^)v

Kachi//
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大好きなバイクや、最近気になる健康について書いていこうと思います。
肩の力を抜いていきましょう。

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