iPhone5で Google Maps Navigationと Every Trailを使ってみる
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
いままで使っていたCybershot携帯からiPhone5に機種変更して2週間。
私にとっては初めてのスマートフォンなのですが、話には聞いていましたが、いろんなことができて楽しいですね。
先週の土曜日に滋賀方面とMotorrad Kyotoに行くときにGoogle Mapによるナビゲーションを試してみました。
今回は、Google Mapでのナビゲーションのほか、バックグラウンドでEvery TrailでのGPS Logの記録も行なって、バッテリのもちについても試してみました。
■Google Mapのルーティング
まず、ほお~と思ったのが、この目的地へのルート設定画面。
これは大阪のIntex Osakaまでのルートをチェックしたものですが、単なるルートだけではなく、本当にリアルタイムかどうかは定かではありませんが、ルート上の渋滞状況までモニターして考慮しているらしいという点。

この画面の阪神高速に入ってからの赤と黄色で着色されているところが渋滞個所のようです。
そして、この渋滞を抜けるのにかかる時間を考慮したうえで、3つのルートの提案をしてくれます。
第二京阪道路を通っていくと、若干の渋滞があって1時間35分かかりますよ、と。

名神高速を使ったも同じように少し渋滞していますが、こちらは5分短い1時間半。

国道1号線を行ったときはさすがに下道の巡航速度低下の影響が大きく、1時間45分だそうです。

先ほどのルート画面は、このR1を通るルートですね。
■Every Trailのバックグラウンド記録
これはEvery TrailのLog記録開始を指示する画面で、画面を起動すると自分の現在地が表示されます。

ここで "Start Tracking" をタップした後、iPhone本体のHomeボタンで最小化しておけば、バックグラウンドでLogを記録し続けてくれます。
■Google Mapの使い心地
経由地を設定するなどの複雑な案内はさせていない、というお断りはしなければなりませんが、単純に行先を指定してナビをさせる分には問題なく動作するといってよさそうです。
【ルートサーチ/リルート】
ルートサーチも早いですし、案内しているルートを外れたときのリルートもほとんど瞬時といっていいレスポンスです。
【地図の見やすさ】
必要な情報だけを描画してくれているので、特に運転中にちらっと見て情報を把握するにはかえってこれくらいのシンプルさの方が好ましいといえそうです(下の画面は以前、京都市内で使った時の画面です)。

デフォルトではいわゆる "Bird View" で、iPhoneは縦長に設置したほうが行先の見通しがよく、使い勝手が良いと感じました。
曲がるべき交差点の表現も的確で、Garminのメモリーナビを利用している私には何の問題もなく方向転換ポイントを把握でき、交差点をオーバーランすることもありませんでした。
音声による案内も可能ですが、絶対的な音量が小さく、ヘルメットの中には聞こえてきませんでした。
Bluetoothで接続したインカムなどに音声を飛ばすことができるのであれば、ヘルメットの中でガイダンスを聴けて使い勝手がよくなるでしょう。
【バックライトの制御に難】
これは設定の問題なのかもしれませんが、しばらく方向転換がない場合(概ね5キロ以上のようです)は、電源温存のためか、バックライトが暗くなります。
曲がるべき交差点の数百メートル手前でフル点灯しますが、減光中は中途半端に薄暗く画面が見えるものだから、バックライトが暗くなっているときでも地図を見ようと画面を凝視したくなる衝動に駆られます。
これは、外部電源で給電しているときは常時フル点灯としてほしいところです。
設定でこれを切り替えることができるのかとメニューを探してみましたが、いまのところそれらしいスイッチは見つかっていません。
【"フィードバックの送信" の煩わしさ】
ナビゲーション中にけっこうな頻度で "フィードバックの送信" と "閉じる" のボタンが表示されます。
帰宅してから調べてみると、これは案内などで問題があった場合にGoogleにフィードバックするためのものらしいのですが、運転中はそんなことができるはずもなく、これも切りたいのですが、それらしいスイッチが見つかりません。
このバックライトの減光とフィードバック送信がなければ、ほとんど不満らしい不満が感じられない使い勝手だと思います。
■Every Trailの使い心地
Log記録開始後にバックグラウンドで記録を続けさせても何の問題もありません。
記録を終了してサーバー側にアップロードしたLogがこちら。
EveryTrail - Find trail maps for California and beyond
iPhoneで撮影した写真をオートマチックにLogにプロットしてこの画面で表示することもできますし、デジカメで撮影した写真を後からこの画面で配置することもできます。
このLogデータは編集可能で、Every TrailのWebサイトでLogデータを呼び出し、Logの中の公開したくない部分をトリミングしたりすることもできます。
ただ、編集したデータはオリジナルに上書きする方法しか見つからず、別名保存など、オリジナルを残しておくことができればなおいいと思います。
まあ、Every Trailの自分のアカウントサイトでこれをGPX形式でエクスポートして...

それをGarminのMap Sourceなどで編集して再びEvery Trailにアップロードすれば目的は達成できるのですが、いかんせん二手間ほど増えてしまうのが難点です。
これがGPXファイルをアップロードするファイル選択 & アップロード指示画面。

アップロードしたらこの画面が現れて、アップロードしたLog軌跡が表示され、このデータに付加する情報を入力できます。

■バッテリーのもち
全く問題ありませんでした。
Every Trailの起動画面のところで93%の残量だったものが、帰宅時には100%になっており、Google MapとEvery Trailの両方を運用していても、給電してさえいればバッテリーの心配は無用です。

以前、Every Trailだったかどうか覚えていませんが、GPS Loggerや地図アプリを運用していると、外部電源で給電していてもバッテリーが減っていくという情報を見たこともあって心配していましたが、問題ないようです。
■総じて
このGoogle MapとEvery Trailの組み合わせは、ナビゲーションとGPS Loggerを同時運用するのにけっこう重宝しそうです。
Google Mapの、上記のちょっと煩わしいところをスキップできるスイッチをこれから探してみようと思います。

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いままで使っていたCybershot携帯からiPhone5に機種変更して2週間。
私にとっては初めてのスマートフォンなのですが、話には聞いていましたが、いろんなことができて楽しいですね。
先週の土曜日に滋賀方面とMotorrad Kyotoに行くときにGoogle Mapによるナビゲーションを試してみました。
今回は、Google Mapでのナビゲーションのほか、バックグラウンドでEvery TrailでのGPS Logの記録も行なって、バッテリのもちについても試してみました。
■Google Mapのルーティング
まず、ほお~と思ったのが、この目的地へのルート設定画面。
これは大阪のIntex Osakaまでのルートをチェックしたものですが、単なるルートだけではなく、本当にリアルタイムかどうかは定かではありませんが、ルート上の渋滞状況までモニターして考慮しているらしいという点。

この画面の阪神高速に入ってからの赤と黄色で着色されているところが渋滞個所のようです。
そして、この渋滞を抜けるのにかかる時間を考慮したうえで、3つのルートの提案をしてくれます。
第二京阪道路を通っていくと、若干の渋滞があって1時間35分かかりますよ、と。

名神高速を使ったも同じように少し渋滞していますが、こちらは5分短い1時間半。

国道1号線を行ったときはさすがに下道の巡航速度低下の影響が大きく、1時間45分だそうです。

先ほどのルート画面は、このR1を通るルートですね。
■Every Trailのバックグラウンド記録
これはEvery TrailのLog記録開始を指示する画面で、画面を起動すると自分の現在地が表示されます。

ここで "Start Tracking" をタップした後、iPhone本体のHomeボタンで最小化しておけば、バックグラウンドでLogを記録し続けてくれます。
■Google Mapの使い心地
経由地を設定するなどの複雑な案内はさせていない、というお断りはしなければなりませんが、単純に行先を指定してナビをさせる分には問題なく動作するといってよさそうです。
【ルートサーチ/リルート】
ルートサーチも早いですし、案内しているルートを外れたときのリルートもほとんど瞬時といっていいレスポンスです。
【地図の見やすさ】
必要な情報だけを描画してくれているので、特に運転中にちらっと見て情報を把握するにはかえってこれくらいのシンプルさの方が好ましいといえそうです(下の画面は以前、京都市内で使った時の画面です)。

デフォルトではいわゆる "Bird View" で、iPhoneは縦長に設置したほうが行先の見通しがよく、使い勝手が良いと感じました。
曲がるべき交差点の表現も的確で、Garminのメモリーナビを利用している私には何の問題もなく方向転換ポイントを把握でき、交差点をオーバーランすることもありませんでした。
音声による案内も可能ですが、絶対的な音量が小さく、ヘルメットの中には聞こえてきませんでした。
Bluetoothで接続したインカムなどに音声を飛ばすことができるのであれば、ヘルメットの中でガイダンスを聴けて使い勝手がよくなるでしょう。
【バックライトの制御に難】
これは設定の問題なのかもしれませんが、しばらく方向転換がない場合(概ね5キロ以上のようです)は、電源温存のためか、バックライトが暗くなります。
曲がるべき交差点の数百メートル手前でフル点灯しますが、減光中は中途半端に薄暗く画面が見えるものだから、バックライトが暗くなっているときでも地図を見ようと画面を凝視したくなる衝動に駆られます。
これは、外部電源で給電しているときは常時フル点灯としてほしいところです。
設定でこれを切り替えることができるのかとメニューを探してみましたが、いまのところそれらしいスイッチは見つかっていません。
【"フィードバックの送信" の煩わしさ】
ナビゲーション中にけっこうな頻度で "フィードバックの送信" と "閉じる" のボタンが表示されます。
帰宅してから調べてみると、これは案内などで問題があった場合にGoogleにフィードバックするためのものらしいのですが、運転中はそんなことができるはずもなく、これも切りたいのですが、それらしいスイッチが見つかりません。
このバックライトの減光とフィードバック送信がなければ、ほとんど不満らしい不満が感じられない使い勝手だと思います。
■Every Trailの使い心地
Log記録開始後にバックグラウンドで記録を続けさせても何の問題もありません。
記録を終了してサーバー側にアップロードしたLogがこちら。
KTMディーラー行き
EveryTrail - Find trail maps for California and beyond
iPhoneで撮影した写真をオートマチックにLogにプロットしてこの画面で表示することもできますし、デジカメで撮影した写真を後からこの画面で配置することもできます。
このLogデータは編集可能で、Every TrailのWebサイトでLogデータを呼び出し、Logの中の公開したくない部分をトリミングしたりすることもできます。
ただ、編集したデータはオリジナルに上書きする方法しか見つからず、別名保存など、オリジナルを残しておくことができればなおいいと思います。
まあ、Every Trailの自分のアカウントサイトでこれをGPX形式でエクスポートして...

それをGarminのMap Sourceなどで編集して再びEvery Trailにアップロードすれば目的は達成できるのですが、いかんせん二手間ほど増えてしまうのが難点です。
これがGPXファイルをアップロードするファイル選択 & アップロード指示画面。

アップロードしたらこの画面が現れて、アップロードしたLog軌跡が表示され、このデータに付加する情報を入力できます。

■バッテリーのもち
全く問題ありませんでした。
Every Trailの起動画面のところで93%の残量だったものが、帰宅時には100%になっており、Google MapとEvery Trailの両方を運用していても、給電してさえいればバッテリーの心配は無用です。

以前、Every Trailだったかどうか覚えていませんが、GPS Loggerや地図アプリを運用していると、外部電源で給電していてもバッテリーが減っていくという情報を見たこともあって心配していましたが、問題ないようです。
■総じて
このGoogle MapとEvery Trailの組み合わせは、ナビゲーションとGPS Loggerを同時運用するのにけっこう重宝しそうです。
Google Mapの、上記のちょっと煩わしいところをスキップできるスイッチをこれから探してみようと思います。

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No title
渋滞情報まで出るんですか・・・この辺りは、ネットにつなげられる強みが生かされているみたいですね~。
この調子ですと・・・世の中から、カーナビが無くなってしまう気も・・・。(^_^;)
この調子ですと・・・世の中から、カーナビが無くなってしまう気も・・・。(^_^;)
No title
鍵コメさん、コメント有難うございます。
ご用件、確かに承りました。
宜しくお願い申し上げます。
Kachi//
ご用件、確かに承りました。
宜しくお願い申し上げます。
Kachi//
Re: No title
るーのぼさん、こんばんは。
> 渋滞情報まで出るんですか・・・この辺りは、ネットにつなげられる強みが生かされているみたいですね~。
そうなんですよ。すごいですよね〜
まあ、どれくらいのリアルタイムさかは確かめていませんが、VICSなどがついていないナビを使っている身としてはかなりインパクトのある機能です。
> この調子ですと・・・世の中から、カーナビが無くなってしまう気も・・・。(^_^;)
おっしゃる通り、私の中ではすでに、持っているナビが色あせて見えたりしています^_^;
これが無料アプリだというんですから驚きですよね〜
もう何十万もするナビなんてバカバカしくて買う気がしませんね^_^;
Kachi//
> 渋滞情報まで出るんですか・・・この辺りは、ネットにつなげられる強みが生かされているみたいですね~。
そうなんですよ。すごいですよね〜
まあ、どれくらいのリアルタイムさかは確かめていませんが、VICSなどがついていないナビを使っている身としてはかなりインパクトのある機能です。
> この調子ですと・・・世の中から、カーナビが無くなってしまう気も・・・。(^_^;)
おっしゃる通り、私の中ではすでに、持っているナビが色あせて見えたりしています^_^;
これが無料アプリだというんですから驚きですよね〜
もう何十万もするナビなんてバカバカしくて買う気がしませんね^_^;
Kachi//