フューエルライン(ホース)の交換

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

日曜日に行なった作業の最後、フューエルラインの交換です。
ガソリンタンクから生えているホースを交換するだけの作業、といってしまえばその通りなのですが、それをするためにはガソリンタンクを車体から降ろさねばならず、ガソリンタンクを外すためには両サイドのカウルをすっかりはずさないといけません。
なので、それ単独のためにはできるだけやりたくない作業で、例えばオルタネータベルトの点検・調整・交換などとセットにしたほうが気分的な満足度は高いと思います。

当然のことですが、フューエルラインを車体から分離する際に燃料の漏れを防ぐクイックコネクタがついているホースをタンクから抜くのですから、ガソリンはできるだけエンプティに近い状態にしなければなりません。
それでもバイクが走行可能であるということはこのタンクから生えているフューエルラインにはガソリンの液面が十分にとどているということなので、どんなにぎりぎりまで走ってガソリンを消費したといっても、ガス欠状態になっていないのであれば、タンクを車両搭載時と同じ姿勢でホースを抜くと、とたんにガソリンが漏れてくるのは避けられません。
私の場合は通勤とショートツーリングを組み合わせて390キロを走って(エンプティアラートが点灯してからさらに約30キロほどを走った状態)実施しました。
この作業のあと給油したガソリンは23リットルで、公称25リットル容量のタンクの中には2リットルのガソリンが残っている計算でした。
これくらいの残量になったら、タンクを柔らかいものを敷いた地面の置き、タンク前方から見て右側に傾けて何かで支えてやれば、フューエルホースを抜いてもガソリンが漏れないようにできます。
ただし、何かの拍子にタンクが車両搭載状態に戻ってしまったりすると、とたんにガソリンがホース接続パイプからどんどん溢れ出してきてたいへん危険です。
この作業をするときは当然火気厳禁、住宅地内では実施しないほうが間違いありません。
作業している横を歩きタバコしている人がいて、その火が引火でもしたら一大事です。
空気が乾燥して静電気でスパークが飛びやすい冬季はあまり実施しないほうがよいかもしれません。


さて、タンクをおろして件のフューエルラインのホースを観察してみます
20121123_01

ご覧のように車体後方に向かってまがっている部位にクラックがたくさん発生しているのが確認できます。
前方からの雨にさらされると同時にエンジンの熱気が上がってくる部位でもあり、これに後方のホースに比べて強い曲がり方が重なって条件的に厳しいのでしょう。

根元のクランプを緩めてホースを抜きます。
ホースはたいへんきつくタンク側のパイプにはまっていて、引き抜くのにけっこうな力を要します。
また、抜いたホースの中にはクイックコネクタでせき止められていたガソリンが残留していますので、そこら辺に捨ててしまうのではなく、ガソリンキャップを開けてタンク内に戻します。

Motorworksから送られてきたホースにあてがって、同じくらいの長さを切り出します。
20121123_02

クイックコネクタを付け替えてタンクに取り付けますが、ホースが梱包されてきた状態でついた癖をそのまま車体後方に向かわせる曲げ方向に使ってやると劣化をある程度予防できるかもしれません。
20121123_03

20121123_04

後ろ側のホースはクラックは観察できませんが、こういうものは同時交換が理想だと思うのでこの際、いっしょに交換してしまいます。
20121123_05

20121123_06

後ろ側のホースにもクイックコネクタがついていますが、こちらはメスで樹脂製です。
私のRTについているクイックコネクタは、もともとオスもメスも樹脂製でしたが、以前、エルフさんでオス側のみ金属製に交換してもらいました。オス側が何かの拍子に破損してガソリンが漏れることがあるため、先手を打って対策品に変えてもらっていたのです。
メス側は交換していませんが、これがまたたいへん固くホースにはまっています。樹脂製なのでヘンにこじるとホースに刺さっている脚が破損する恐れがあります。折らないように慎重に外す必要があります。
また、クランプで締めるときもあまり強く締めすぎると同様に圧迫破損を招くかもしれませんので、要注意です。
もうひとつ、クイックコネクタの装着も、タンクを車体に組み付けた時にメス側のリリースレバーが車両の右側に向くように取り付けないとリリースレバーが押しにくくなり、タンクの脱着に支障をきたします。

タンクを外したついでにオルタネータベルトもチェックして、必要なら調整しましょう。
【過去のオルタネータ関連記事はこちら】
 オルタネータベルトの点検
 オルタネータベルト交換の準備
 オルタネータベルトの交換 ~ 実行編
 オルタネータベルトのテンション調整
 オルタネータベルトのテンション再調整

タンクを外し、エンジンシリンダの前方についている整流フィンも外してオルタネータカバーを外してみます。
左側の固定ボルトの位置。
20121123_07

上側の固定ボルトの位置。
20121123_08

張り具合そのものは緩いとは思えないのですが、もう少し締めてみます(調整後の写真撮り忘れ^^;)。
結果的に、これでセルモーターによるエンジン始動後の『じゃあ...』という音の解消はできませんでしたが、寒冷発進時の『こきこきこき...』という、聞きようによってはエンジンのノッキングの音にも聞こえる、あまり気持ちの良くない音は解消しました。
やはり少しベルトの滑りがあったようです。

セルモーターはもう一度ばらしてグリスの塗布状態を再確認したほうがよいと思います。
あのような音を立てていると早晩どこかの故障を誘発しそうです。
温まったとに始動すると音がしないので、やはりグリスの劣化の可能性が濃厚です。

また積み残しができてしまいました(^^;

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Re: No title

るーのぼさん、こんばんは。

> ガソリンタンクを降ろしたことはないですが・・・確かに、冬場は静電気が帯電してそうで怖いですね。(^_^;)

ですよね。
寒いからといってフリースを着てやるとヤバそうです(^^;
セーターも危ないかもしれませんね。
学生の頃、ガソリンスタンドでバイトをしていましたが、ユニフォームは静電気が起きにくい服でしたよ(^^)
ガソリンは引火すると怖いですからね。

> 今度、時間があればタンクを降ろしてヘッドカバーを磨こうと思っていましたが・・・やる時は気をつけてやります♪

もちろん、タバコはダメですね~
バッテリーのターミナルでもスパークが飛ぶし、私の場合は気にしだすとあれもこれも、ってなってしまいました。
まあ、ガソリンが漏れなければあまり気にすることもないんでしょうけど、タンク外す時はどんなシチュエーションで漏れるかわからないこともあるので、用心はしたほうがいいでしょうね。

> その前に、無事にタンクを外せるか心配ですが・・・。

トライアンフのタンクでどうやって外すんでしょうね。
ネイキッドだから割と楽そうに見えますが、どうなんでしょうね。
無事成功することをお祈りしています(^^)

Kachi//

No title

ガソリンタンクを降ろしたことはないですが・・・確かに、冬場は静電気が帯電してそうで怖いですね。(^_^;)
今度、時間があればタンクを降ろしてヘッドカバーを磨こうと思っていましたが・・・やる時は気をつけてやります♪

その前に、無事にタンクを外せるか心配ですが・・・。

Re: No title

TREKさん、こんばんは。

> 前と後ろで状態がこうも違うんですね

やっぱり前のほうが劣化が激しいようですね。
雨にさらされ、エンジンの熱にさらされるがのがこたえるんでしょうね。

> こんなひび割れを見ちゃうと怖いですねw
> 早くの発見でよかったです

今回の件がなかったら気が付かなかったでしょうね。めったにタンクなんかはずさないし(^^;
何が幸いするかわかりませんね(^^)
災い転じて福となす、って、こういうときには使わないかな?
わがRTも来年2月で満10歳です。
あちこちちゃんと見てやらないといけない年頃です。
でも、カウルを外す手間をのぞけば、意外とRTってメンテしやすいんですよね。
まあ、たいしたこともしていないんですけど(^^;

さあ、次は何が出てくるでしょう、楽しみですね~

Kachi//

No title

前と後ろで状態がこうも違うんですね
こんなひび割れを見ちゃうと怖いですねw
早くの発見でよかったです
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Author:Kachi
大好きなバイクや、最近気になる健康について書いていこうと思います。
肩の力を抜いていきましょう。

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