5台目のバイク
4台目のバイク(XJ400ZE)は、転勤の際に弟の友人に買われていき、私のもとでは不遇に終わりました。
しかし、性懲りもなく数年後、会社の先輩から『バイク乗らなくなるんだけど、買わない?』と声がかかりました。
HONDAのVT250F。

現在のVTR250の源流、フレームマウントのアッパーカウルを持つ第2世代でした。
初代のVT250は、当時最強のクォーターと言われたYAMAHAのRZ250を打倒すべく、HONDAが本気で開発した90度V型2気筒水冷DOHCの強心臓を持つ、当時としては目を見張るスペックのバイクでした。



2サイクルのRZと同等のパワーを4サイクルで絞り出し、先鋭的なスタイルとあいまって若者を中心に人気を博しました。
エンジンのほかにも、新しい試みとしてインボードディスクと呼ばれるブレーキをフロントに備えていました。
このブレーキは、ブレーキタッチがいいといわれる鋳鉄のディスクをドラムブレーキのようなケースに収め、冷却用のベンチレートホールを設けた、一見するとディスクには見えないブレーキでした。
このバイクから、250C.C.クラスのレブリミットが12,000rpm以上に高められたと記憶しています。
私が先輩から譲り受けたVTは、初代に比べて丸っこいフレームマウントのカウルを備え、排気音も少しマイルドになりましたが、出力は5PSほど上乗せされていました。
レブカウンタのレッドゾーンはダテではなく、本当に頭打ち感も、一切のストレスもなしにレッドゾーンまで回りきるエンジンでした。
このバイクでは、ゴールデンウィークや盆休みなど、長期休暇の際には会社の寮の同僚と四国、九州、北陸、東海など、およそ西日本の大概の府県を通るツーリングをしました。
燃費も良好で、高速や地方道中心のツーリングではリッターあたり30km以上走ってくれました。ほとんど同排気量の単気筒のバイクと遜色ありませんでした。
当時としてはスーパースポーツのカテゴリに入っていたと思いますが、近年のレーサーレプリカほど前傾姿勢は強くなく、センタースタンドも備えていたので、 スポーツ走行にもツーリングにも適し、チェーンのメンテナンスも容易にできるいい設計でした。
クラッチもハイドローリックで、軽く、微妙なクラッチミートも思いのまま、小排気量の割には低速も太めで(それでいて上まできれいに回るのですから大したものです)、たいへん扱いやすい動力、および動力伝達系を持っていました。
ただ、HONDAが満を持してリリースしたインボードディスクはその触れ込みとはかけ離れたもので、非常にききが甘く、いま思うと危険な部類でした。
もしかすると、きちんとしたメンテナンスを施してあげていなかったことで、本来の性能を発揮していなかったのかもしれません。
もう一つの特徴であるフロント16インチホイールは切れ込みが鋭く、個人的にはもう一回り大きなホイールだったらなぁ、と思っていました。
独身時代にバイクツーリングにのめりこむ扉を開いてくれた1台でした。

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しかし、性懲りもなく数年後、会社の先輩から『バイク乗らなくなるんだけど、買わない?』と声がかかりました。
HONDAのVT250F。

現在のVTR250の源流、フレームマウントのアッパーカウルを持つ第2世代でした。
初代のVT250は、当時最強のクォーターと言われたYAMAHAのRZ250を打倒すべく、HONDAが本気で開発した90度V型2気筒水冷DOHCの強心臓を持つ、当時としては目を見張るスペックのバイクでした。



2サイクルのRZと同等のパワーを4サイクルで絞り出し、先鋭的なスタイルとあいまって若者を中心に人気を博しました。
エンジンのほかにも、新しい試みとしてインボードディスクと呼ばれるブレーキをフロントに備えていました。
このブレーキは、ブレーキタッチがいいといわれる鋳鉄のディスクをドラムブレーキのようなケースに収め、冷却用のベンチレートホールを設けた、一見するとディスクには見えないブレーキでした。
このバイクから、250C.C.クラスのレブリミットが12,000rpm以上に高められたと記憶しています。
私が先輩から譲り受けたVTは、初代に比べて丸っこいフレームマウントのカウルを備え、排気音も少しマイルドになりましたが、出力は5PSほど上乗せされていました。
レブカウンタのレッドゾーンはダテではなく、本当に頭打ち感も、一切のストレスもなしにレッドゾーンまで回りきるエンジンでした。
このバイクでは、ゴールデンウィークや盆休みなど、長期休暇の際には会社の寮の同僚と四国、九州、北陸、東海など、およそ西日本の大概の府県を通るツーリングをしました。
燃費も良好で、高速や地方道中心のツーリングではリッターあたり30km以上走ってくれました。ほとんど同排気量の単気筒のバイクと遜色ありませんでした。
当時としてはスーパースポーツのカテゴリに入っていたと思いますが、近年のレーサーレプリカほど前傾姿勢は強くなく、センタースタンドも備えていたので、 スポーツ走行にもツーリングにも適し、チェーンのメンテナンスも容易にできるいい設計でした。
クラッチもハイドローリックで、軽く、微妙なクラッチミートも思いのまま、小排気量の割には低速も太めで(それでいて上まできれいに回るのですから大したものです)、たいへん扱いやすい動力、および動力伝達系を持っていました。
ただ、HONDAが満を持してリリースしたインボードディスクはその触れ込みとはかけ離れたもので、非常にききが甘く、いま思うと危険な部類でした。
もしかすると、きちんとしたメンテナンスを施してあげていなかったことで、本来の性能を発揮していなかったのかもしれません。
もう一つの特徴であるフロント16インチホイールは切れ込みが鋭く、個人的にはもう一回り大きなホイールだったらなぁ、と思っていました。
独身時代にバイクツーリングにのめりこむ扉を開いてくれた1台でした。

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