Micro NIKKOR 55mm F2.8Sの修理が完了しました
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
6月にいただいたMicro NIKKOR 55mm F2.8S。
前にも書きましたが、このレンズ、1982年頃にリリースされて、つい1〜2年前までAF化もされずに生産が続けられてとうとうディスコンになったというNIKKORレンズの中でも指折りの名玉です。
レンズのガラスの状態はとても良く、試写してみたところ、シャープネスもバッチリでしたが、絞り羽が動いていないことに気が付きました。
あと、理由はわからないのですが、ピントリングのゴムの滑り止めが欠損していたので、両方合わせて修理、補充をしてもらうことにしました。
私が以前からちょいちょいブログを拝見している愛知県の『カメラ修理工房 ミノハさん』にお願いしようと思っていたのですが、ピントリングのゴム追加を含めると同じくらいの金額だったため、今回はNikonのサービスセンターにお願いをしました。
ピントリングのゴムがなかったらミノハさんにお願いしていたでしょうね(^^;
7月某日、サービスセンターから修理完了の連絡をいただいたので取りに行ってきました。
大阪駅前のNikon Plazaはすでになく、心斎橋のサービスセンターまでやってまいりました。

修理受け取りの受付をしていただいたあと、展示されているレンズを付けて撮ってみたりしました。
こちら、魚眼系のズームレンズ、こんなのあったんだ。
焦点距離レンジを記録するの忘れましたが、これは15mmで撮っている。

呼び出されたので取りに来ました。
D750のボディを持って行っていたので早速装着してみました。
やっぱりMFレンズはコンパクトで軽くていいな(撮影はCanonのPS G7X M2 ^^;)。

納品書です。

結果的に、絞り羽動作不良は部品の交換や追加は必要なく調整だけですんだそうで、当初出されていた見積もりよりも安く上がりました。
お願いしたところの他、清掃、調整もしてくれていまして、驚いたことに無限遠が出ていなかったそうで、これも調整してくださいました。

修理が完了してボディにつけちゃったら撮ってみたいじゃないですか(^^)
ということで、ショールーム内のものを少しだけ撮らせていただきました。
Nikonミラーレスのフラッグシップだと思う、Z9です。
1/250秒 絞り開放のF2.8です。

流石にマイクロレンズ、標準レンズや標準ズームじゃ望めないくらい寄れる。
1/80秒 F2.8(開放)。
ボディ表面の端地仕上げの質感もよく出てますね〜

1/100秒 F2.8。
凄くシャープです。
被写界深度の浅さもよくわかりますね。

サービスステーションを出てエレベータホールで中距離を撮影。
1/100秒 F2.8。
この世代のレンズの収差データなんてないので無修正ですが、驚いたのは歪曲収差が全くと言っていいほど観られないこと。

ちょっと構図が斜めっていますが、こちらでも歪曲収差は観られません。
1/30秒 F2.8。

いやあ、これは本当にいいレンズだわ、40年も造り続けられたというのも頷ける。
とウキウキしつつ外に出てみたらTESLAのショールームがあるのを発見。
TESLAのショップって初めて見たかも。

ちょっと入って営業の人と色々お話してみました。
運転席に乗ると、まあシンプルと言うか何にもないですね。
すべての設定はダッシュボードセンターにある15インチのタブレットのようなディスプレイから呼び出して設定します。
マンマタブレットの操作です。
OSは何を使っているのか興味津々。
内装も高級感があって、このサイズのフルエレクトリックビークルが600万しないってのはかなりのバーゲンじゃないかなと思いました。
まあ、拙宅の使い方だと電気自動車は使い勝手が悪いのでちょっと食指は動きませんが、固形電池で容量増加、チャージ時間の大幅短縮、チャージスポットの劇的拡充ができてからですね、乗るとすれば。
帰宅してからテストショットは続きます。
いつもロードバイクで走るときに首からぶら下げているCanon PowerShot G7X Mark2ですが、こうやって観るとだいぶヤレてるなぁ(^^;
グリップを握ったところの中指が当たるあたりなんて、ゴムのシボが殆ど消えているし、Canonのロゴの中も薄汚れている(^^;

しかしこのレンズ、この前玉の小ささとレンズ系の長さの短さ、やっぱりF2.8という開放F値だとこういう設計ができるんですね。
これだったらレンズ保護用のフィルタはなしでもいけそうな気がしますが、やっぱり心配性、つけておこう。

余談ですが、このころのマニュアルレンズですが、いまのデジタル用標準ズーム、高倍率ズームのように前玉を大きくする必要がなかったため、私の記憶が正しければ、格別明るいレンズでなければ、24か28mmから200mmくらいまでフィルタ口径は52mmで統一されていました。これもNikonのカメラメーカーとしての良心だったなぁと思います。
いま、私のD750についている24-120ズームは72mmのフィルター口径です。
例えばPLフィルタなんかを使う場合、口径が一緒だったらいろんな焦点距離のレンズに共用できるのですが、口径が違うとそれができないんですね。
まあ、ズームだったら一本で複数のレンズをカバーするからそれでもいいのかな(^^;

順番が逆っぽいですが、レンズ全体を俯瞰してみました。
先程も書きましたが、レンズの前玉は奥の方に収まっています。
これならレンズフードは不要ですね。

ピントリングのラバーリングもきれいに付けてもらえました。
さすが純正、まったく違和感なし。

ピントリングの表示。
オレンジ色の表示は、私は初めて見ましたが、これはたぶん、装着すると等倍まで撮影できるPK-13をつけたのときの距離表示のようです。
つまり、ピントリング無限遠のところで2メートルにピントが合う、ということなのかな。

いや違う、どうも倍率の分母の数字が刻まれているみたいだ。

たぶん、前方の数字がPK-13をつけたときの倍率の分母、右端に写っている『1:10』と書かれている2列めがあるのですが、こちらはたぶんレンズ単体での倍率かと思われます。

絞りですが、これが開放のF2.8。

そしてこちらが3段だったかな、絞り込んだ状態、ちゃんと絞り羽が動きました。
絞り羽は7枚ですね。

これ、こんどの在宅の散歩のときに持ち出して取りましょう(^^)


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6月にいただいたMicro NIKKOR 55mm F2.8S。
前にも書きましたが、このレンズ、1982年頃にリリースされて、つい1〜2年前までAF化もされずに生産が続けられてとうとうディスコンになったというNIKKORレンズの中でも指折りの名玉です。
レンズのガラスの状態はとても良く、試写してみたところ、シャープネスもバッチリでしたが、絞り羽が動いていないことに気が付きました。
あと、理由はわからないのですが、ピントリングのゴムの滑り止めが欠損していたので、両方合わせて修理、補充をしてもらうことにしました。
私が以前からちょいちょいブログを拝見している愛知県の『カメラ修理工房 ミノハさん』にお願いしようと思っていたのですが、ピントリングのゴム追加を含めると同じくらいの金額だったため、今回はNikonのサービスセンターにお願いをしました。
ピントリングのゴムがなかったらミノハさんにお願いしていたでしょうね(^^;
7月某日、サービスセンターから修理完了の連絡をいただいたので取りに行ってきました。
大阪駅前のNikon Plazaはすでになく、心斎橋のサービスセンターまでやってまいりました。

修理受け取りの受付をしていただいたあと、展示されているレンズを付けて撮ってみたりしました。
こちら、魚眼系のズームレンズ、こんなのあったんだ。
焦点距離レンジを記録するの忘れましたが、これは15mmで撮っている。

呼び出されたので取りに来ました。
D750のボディを持って行っていたので早速装着してみました。
やっぱりMFレンズはコンパクトで軽くていいな(撮影はCanonのPS G7X M2 ^^;)。

納品書です。

結果的に、絞り羽動作不良は部品の交換や追加は必要なく調整だけですんだそうで、当初出されていた見積もりよりも安く上がりました。
お願いしたところの他、清掃、調整もしてくれていまして、驚いたことに無限遠が出ていなかったそうで、これも調整してくださいました。

修理が完了してボディにつけちゃったら撮ってみたいじゃないですか(^^)
ということで、ショールーム内のものを少しだけ撮らせていただきました。
Nikonミラーレスのフラッグシップだと思う、Z9です。
1/250秒 絞り開放のF2.8です。

流石にマイクロレンズ、標準レンズや標準ズームじゃ望めないくらい寄れる。
1/80秒 F2.8(開放)。
ボディ表面の端地仕上げの質感もよく出てますね〜

1/100秒 F2.8。
凄くシャープです。
被写界深度の浅さもよくわかりますね。

サービスステーションを出てエレベータホールで中距離を撮影。
1/100秒 F2.8。
この世代のレンズの収差データなんてないので無修正ですが、驚いたのは歪曲収差が全くと言っていいほど観られないこと。

ちょっと構図が斜めっていますが、こちらでも歪曲収差は観られません。
1/30秒 F2.8。

いやあ、これは本当にいいレンズだわ、40年も造り続けられたというのも頷ける。
とウキウキしつつ外に出てみたらTESLAのショールームがあるのを発見。
TESLAのショップって初めて見たかも。

ちょっと入って営業の人と色々お話してみました。
運転席に乗ると、まあシンプルと言うか何にもないですね。
すべての設定はダッシュボードセンターにある15インチのタブレットのようなディスプレイから呼び出して設定します。
マンマタブレットの操作です。
OSは何を使っているのか興味津々。
内装も高級感があって、このサイズのフルエレクトリックビークルが600万しないってのはかなりのバーゲンじゃないかなと思いました。
まあ、拙宅の使い方だと電気自動車は使い勝手が悪いのでちょっと食指は動きませんが、固形電池で容量増加、チャージ時間の大幅短縮、チャージスポットの劇的拡充ができてからですね、乗るとすれば。
帰宅してからテストショットは続きます。
いつもロードバイクで走るときに首からぶら下げているCanon PowerShot G7X Mark2ですが、こうやって観るとだいぶヤレてるなぁ(^^;
グリップを握ったところの中指が当たるあたりなんて、ゴムのシボが殆ど消えているし、Canonのロゴの中も薄汚れている(^^;

しかしこのレンズ、この前玉の小ささとレンズ系の長さの短さ、やっぱりF2.8という開放F値だとこういう設計ができるんですね。
これだったらレンズ保護用のフィルタはなしでもいけそうな気がしますが、やっぱり心配性、つけておこう。

余談ですが、このころのマニュアルレンズですが、いまのデジタル用標準ズーム、高倍率ズームのように前玉を大きくする必要がなかったため、私の記憶が正しければ、格別明るいレンズでなければ、24か28mmから200mmくらいまでフィルタ口径は52mmで統一されていました。これもNikonのカメラメーカーとしての良心だったなぁと思います。
いま、私のD750についている24-120ズームは72mmのフィルター口径です。
例えばPLフィルタなんかを使う場合、口径が一緒だったらいろんな焦点距離のレンズに共用できるのですが、口径が違うとそれができないんですね。
まあ、ズームだったら一本で複数のレンズをカバーするからそれでもいいのかな(^^;

順番が逆っぽいですが、レンズ全体を俯瞰してみました。
先程も書きましたが、レンズの前玉は奥の方に収まっています。
これならレンズフードは不要ですね。

ピントリングのラバーリングもきれいに付けてもらえました。
さすが純正、まったく違和感なし。

ピントリングの表示。
オレンジ色の表示は、私は初めて見ましたが、これはたぶん、装着すると等倍まで撮影できるPK-13をつけたのときの距離表示のようです。
つまり、ピントリング無限遠のところで2メートルにピントが合う、ということなのかな。

いや違う、どうも倍率の分母の数字が刻まれているみたいだ。

たぶん、前方の数字がPK-13をつけたときの倍率の分母、右端に写っている『1:10』と書かれている2列めがあるのですが、こちらはたぶんレンズ単体での倍率かと思われます。

絞りですが、これが開放のF2.8。

そしてこちらが3段だったかな、絞り込んだ状態、ちゃんと絞り羽が動きました。
絞り羽は7枚ですね。

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