拙ブログのお客様から宝物が届きました m(_ _)m
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日、50mm F1.4一本勝負の記事を上げたところ、拙ブログのお客様からレンズを譲っていただけるとのご連絡をいただきました。
適当な箱が見つかったら送りますねとお書きいただいたのですが、13日の火曜日、帰宅したら小包が。
なんと、コメントをいただいた翌日には発送していただいたようで、のんびり待たせていただこうと思っていたらあっという間に到着して大興奮(^^)
Kub1951さん、本当にありがとうございます。

早速開封させていただきます。

いや本当に宝物ばかりです。
これ、85mm F2.0。
ポートレートなどで女性を撮ると、美しいボケ味が女性の美しさを引き立たせる名玉です。
特に逆光で撮影して髪の毛の輪郭が逆光で輝こうものなら、眼を見張るような素晴らしい描写を示します。
しかもこれ、絞り値伝達がAi方式、私のD750にもそのまま使え、開放測光で絞り優先自動露出が使えます。

そして涙が出そうだったのがこれ。
Micro Nikkor 55mm F2.8です。

これ、私の記憶が正しければ1980年代の初頭に登場したレンズで、先代のF3.5から標準系マクロの役割を引き継いだレンズ。
開放F値が3.5から2.8へ 1段弱明るくなったものですが、これが40年近くそのまま製造が続けられ、つい1年か2年前にとうとう製造終了になった、これまた名玉の誉れ高い素晴らしいレンズです。
この、前玉が深いところに沈んでいるのがこの焦点距離のマクロレンズの特徴。
フォーカシングリングのゴム輪が外れていますが、製造終了がつい1〜2年前なのでまだ部品のストックはあるはず。
あと、絞り羽が絞り込みピンを操作しても絞られず、おそらく、内部で絞り動作バネがはずれているのでしょう。
これは修理してでも使う値打ちがあるレンズ。
Nikonのサービスステーションに持ち込んでもいいし、愛知県にミノハというフィルムカメラや古いレンズを修理してくれる工房があるので、そこに持ち込んでもいいかも。

こちらはかなり古い50mm F1.4の標準レンズ。
NIKKOR-S Autoと書かれている、いわゆるカニの爪でボディ側に絞り値を伝達する、Nikon F Photomic時代からAi方式が登場するまでNikonの自動露出、マニュアル露出ガイドを支えたレンズ機構です。

しかもこのレンズ、ちゃんとAi方式に改造済み、私のD750にそのまま装着、開放測光ができます。

もう一つ、私が高校生の頃に欲しくて欲しくてしょうがなかった焦点距離、200mm F4.0です。
これもたぶんF時代に生産されたレンズと思われますが...

フードが仕込まれていて、スライドするだけで撮影体制に入れる。
もちろん、フードを伸ばさなくても撮影はできます。
残念ながらこれはAi方式にはなっておらず、当のNikonではすでに1997年ごろにAi方式へのレンズ改造サービスは終了してしまっています。
ただ、Ai方式は絞り環のスカート部分を削ってやれば自分で改造できそうな気がします。
開放絞り値のところでカメラボディ側の絞り連動爪を1〜1.5ミリほど押すようにスカート部を残してあげればいけるはず。
このレンズはぜひ使ってみたいので、しっかりリサーチした上で実施してみたいと思います。

最後になってしまいましたが、もうこんなのいただいちゃっていいのかと思うような、F2 Photomic Aですよ。
Nikon F2はボディはそのままで、ペンタプリズム部を交換することで従来のカニの爪による絞り伝達からAi方式に変更できたと思います。
Photomic AはそのAi方式の絞り連動爪を持つモデルで、ボディは機械式シャッター、PhotomicファインダでTTL測光をした露出レベルをファインダ内で表示し、絞りリングまたはシャッタースピードダイヤルを操作して適正露出を得るマニュアル露出機です。
特にスローシャッター、1/8秒以下のシャッター速度では『じ〜』というスローガバナーの音が、往年の機械シャッターを思い出させてくれます。
このボディには広角レンズ 28mmF2.8も装着されていました。
ボディに装填されていたボタン電池 LR44はすでに放電しきっていましたが、新しい電池を入れてあげればたぶん動くでしょう。

この他、写真を撮り忘れましたが、露出計を内蔵していないアイレベルファインダも同梱されていまして、本当に宝物をいただいてしまったと感謝の気持ちでいっぱいです。
取り急ぎ到着のご報告ですが、時間を取ってもう少ししっかりレンズの状態を確認して、必要なメンテナンスをしたいと思います。
Kub1951さん、重ねまして、本当にありがとうございました m(_ _)m

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先日、50mm F1.4一本勝負の記事を上げたところ、拙ブログのお客様からレンズを譲っていただけるとのご連絡をいただきました。
適当な箱が見つかったら送りますねとお書きいただいたのですが、13日の火曜日、帰宅したら小包が。
なんと、コメントをいただいた翌日には発送していただいたようで、のんびり待たせていただこうと思っていたらあっという間に到着して大興奮(^^)
Kub1951さん、本当にありがとうございます。

早速開封させていただきます。

いや本当に宝物ばかりです。
これ、85mm F2.0。
ポートレートなどで女性を撮ると、美しいボケ味が女性の美しさを引き立たせる名玉です。
特に逆光で撮影して髪の毛の輪郭が逆光で輝こうものなら、眼を見張るような素晴らしい描写を示します。
しかもこれ、絞り値伝達がAi方式、私のD750にもそのまま使え、開放測光で絞り優先自動露出が使えます。

そして涙が出そうだったのがこれ。
Micro Nikkor 55mm F2.8です。

これ、私の記憶が正しければ1980年代の初頭に登場したレンズで、先代のF3.5から標準系マクロの役割を引き継いだレンズ。
開放F値が3.5から2.8へ 1段弱明るくなったものですが、これが40年近くそのまま製造が続けられ、つい1年か2年前にとうとう製造終了になった、これまた名玉の誉れ高い素晴らしいレンズです。
この、前玉が深いところに沈んでいるのがこの焦点距離のマクロレンズの特徴。
フォーカシングリングのゴム輪が外れていますが、製造終了がつい1〜2年前なのでまだ部品のストックはあるはず。
あと、絞り羽が絞り込みピンを操作しても絞られず、おそらく、内部で絞り動作バネがはずれているのでしょう。
これは修理してでも使う値打ちがあるレンズ。
Nikonのサービスステーションに持ち込んでもいいし、愛知県にミノハというフィルムカメラや古いレンズを修理してくれる工房があるので、そこに持ち込んでもいいかも。

こちらはかなり古い50mm F1.4の標準レンズ。
NIKKOR-S Autoと書かれている、いわゆるカニの爪でボディ側に絞り値を伝達する、Nikon F Photomic時代からAi方式が登場するまでNikonの自動露出、マニュアル露出ガイドを支えたレンズ機構です。

しかもこのレンズ、ちゃんとAi方式に改造済み、私のD750にそのまま装着、開放測光ができます。

もう一つ、私が高校生の頃に欲しくて欲しくてしょうがなかった焦点距離、200mm F4.0です。
これもたぶんF時代に生産されたレンズと思われますが...

フードが仕込まれていて、スライドするだけで撮影体制に入れる。
もちろん、フードを伸ばさなくても撮影はできます。
残念ながらこれはAi方式にはなっておらず、当のNikonではすでに1997年ごろにAi方式へのレンズ改造サービスは終了してしまっています。
ただ、Ai方式は絞り環のスカート部分を削ってやれば自分で改造できそうな気がします。
開放絞り値のところでカメラボディ側の絞り連動爪を1〜1.5ミリほど押すようにスカート部を残してあげればいけるはず。
このレンズはぜひ使ってみたいので、しっかりリサーチした上で実施してみたいと思います。

最後になってしまいましたが、もうこんなのいただいちゃっていいのかと思うような、F2 Photomic Aですよ。
Nikon F2はボディはそのままで、ペンタプリズム部を交換することで従来のカニの爪による絞り伝達からAi方式に変更できたと思います。
Photomic AはそのAi方式の絞り連動爪を持つモデルで、ボディは機械式シャッター、PhotomicファインダでTTL測光をした露出レベルをファインダ内で表示し、絞りリングまたはシャッタースピードダイヤルを操作して適正露出を得るマニュアル露出機です。
特にスローシャッター、1/8秒以下のシャッター速度では『じ〜』というスローガバナーの音が、往年の機械シャッターを思い出させてくれます。
このボディには広角レンズ 28mmF2.8も装着されていました。
ボディに装填されていたボタン電池 LR44はすでに放電しきっていましたが、新しい電池を入れてあげればたぶん動くでしょう。

この他、写真を撮り忘れましたが、露出計を内蔵していないアイレベルファインダも同梱されていまして、本当に宝物をいただいてしまったと感謝の気持ちでいっぱいです。
取り急ぎ到着のご報告ですが、時間を取ってもう少ししっかりレンズの状態を確認して、必要なメンテナンスをしたいと思います。
Kub1951さん、重ねまして、本当にありがとうございました m(_ _)m

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コメントの投稿
物は遺すな現金遺せ
と言われてますから断捨離の一環です。
このようにいい風に書いていただくと恐縮です。
うちにはまだ大物があります。
不幸にしてKachiさんの RTが先に逝ったら、我が家のRSを押し付けようと思ってます。
記憶の片隅に留めておいてください。
このようにいい風に書いていただくと恐縮です。
うちにはまだ大物があります。
不幸にしてKachiさんの RTが先に逝ったら、我が家のRSを押し付けようと思ってます。
記憶の片隅に留めておいてください。
Re: 物は遺すな現金遺せ
kub1951さん、こんばんは(^^)
> と言われてますから断捨離の一環です。
> このようにいい風に書いていただくと恐縮です。
な、なにをおっしゃいますか、だ、断捨離だなどと(^^;
これは紛うことなき宝物ですよ。
これでも控えめだと私は思っているくらいです(^^;
> うちにはまだ大物があります。
> 不幸にしてKachiさんの RTが先に逝ったら、我が家のRSを押し付けようと思ってます。
> 記憶の片隅に留めておいてください。
うへぇ〜、なんということを(爆)
たぶん、RTよりも私のほうが先にくたばると思っています(笑)
いやしかし、RSまで来ちゃったらヤバいですね、私の墓石はRTとRSのシリンダにしてもらいましょう(^^;
Kachi//
> と言われてますから断捨離の一環です。
> このようにいい風に書いていただくと恐縮です。
な、なにをおっしゃいますか、だ、断捨離だなどと(^^;
これは紛うことなき宝物ですよ。
これでも控えめだと私は思っているくらいです(^^;
> うちにはまだ大物があります。
> 不幸にしてKachiさんの RTが先に逝ったら、我が家のRSを押し付けようと思ってます。
> 記憶の片隅に留めておいてください。
うへぇ〜、なんということを(爆)
たぶん、RTよりも私のほうが先にくたばると思っています(笑)
いやしかし、RSまで来ちゃったらヤバいですね、私の墓石はRTとRSのシリンダにしてもらいましょう(^^;
Kachi//