fc2ブログ

Nikon D750のレンズフードを直した

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

もうけっこう前のことなのですが、Nikon D750で写真を撮ると、時々こんなふうに画像の右上と左下にケラレが出ることがありました。
20230525_01.jpg

すわ、シャッターに不具合でも出たか!
と色を失いました。
実はこのD750、もともとシャッターに不具合を抱えた個体もありまして、それが発現したのかと思ったりもしたのですが、よくよく考えたら、私のD750はそのリコール処理でシャッターユニットを交換してもらっていました
なのに、もしかしてまた不具合でも出たのか?
いやしかし、シャッター幕は縦走りのはず、こんなふうにケラレが出るはずはない。
で、よくよく確かめてみると、これ、レンズフードの取り付けがズレたためにケラレたらしいことがわかりました。

で、そのレンズフードですが、レンズにフードを取り付けるときは、このマークに合わせて...
20230525_02.jpg

時計回りに回すとこの位置で止まります。
新しいうちはこの位置でクリックがあって固定されるのですが、何回も着脱しているうちにその固定するための山が摩滅してしまってしっかり固定されなくなってしまっていたのが原因でした。
20230525_03.jpg



フード側のコブがレンズ側のこの回転方向の段差を越えることで固定されるという構造。
20230525_04.jpg

フードを使わないときはこんな感じで反対向きにフードをセットして回転させることで同様に固定されます。
20230525_05.jpg

そのクリック感を司っているのが、この二箇所の『山』。
20230525_06.jpg

片方が撮影時、他方が収納時に働きます。
20230525_07.jpg

180度反対側にも同じようにワンペアあります。
20230525_08.jpg

これを復活させないといけない。
使うのはプラリペア。
20230525_09.jpg

溶剤をニードルスポイトに入れて粉末のプラリペアを絡め取り、フード側の該当部分に盛り付けます。
ちょっとだけね。
20230525_10.jpg

反対側もね。
20230525_11.jpg

完全硬化してからリュータを出してきて削ります。
20230525_12.jpg

あんまり神経質に整えなくても、まあ近い感じにすればOKです。
ちなみにフード内側にたくさんついている傷はリュータが暴れてついたものではなく、レンズ保護用のフィルタが当たってついたものです。
20230525_13.jpg

こんなところかな〜
20230525_14.jpg

実際に装着してみると、ちゃんとクリック感も戻りました。
20230525_15.jpg

収納側もOKでした。
20230525_16.jpg

これでケラレが出ることも、携行時にするっと取れてしまうこともなくなるでしょう。
まあ、修正はプラリペアでやったのでそれほど長持ちしないでしょうから、ナマクラになったらまたやり直しましょう(^^)
20230525_17.jpg

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ
にほんブログ村

にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村




BMWランキング
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

Profile

Kachi

Author:Kachi
大好きなバイクや、最近気になる健康について書いていこうと思います。
肩の力を抜いていきましょう。

Calendar
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
クリックしていただけます?

FC2Blog Ranking

Latest Entries
Latest Comments
Categories (Expanded by clicking arrow)
Latest Trackback
Monthly Archives
Count
Now Watchin'
現在の閲覧者数:
Search Form
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
Send mail

Name:
Your Address:
Title:
Body:

日本ブログ村
What's popular?