今年の総集編 〜BMW R1150RT メンテナンス編〜
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
今年も残すところわずか。
いろんな事がありましたね〜
武漢肺炎は、個人的にはもうええやんと思うのですが、やはり基礎疾患を抱えていらっしゃる方には脅威なのでしょうね、もう少し辛抱しないといけないのでしょう。
今年のはじめにはロシアがウクライナに侵攻して、まもなく一年だというのに押したり引いたりの膠着状態が続きます。
為替は円安がかなり進行して、特に輸入品の価格が上がりまして、私のような海外からバイクパーツを個人輸入する人間にとってはちょっと動きにくい状況にありますが、一方では海外生産のメリットが薄れ、製造拠点の国内回帰の機運が高まったのは良いことだと思っています。
まあ、いままた少し戻しているので先は不透明ですが、ここは転換点かな〜とも思ったりします。
さて、そんな世相の中、今年もいろんなことをやってきました。
その総集編であります(といってもさして珍しいことはなく、印象に残っていることを羅列するだけですが ^^;)
今回はバイクのメンテナンス編。
このあと、ツーリング編、自転車編と続きます(^^)
■エンジンフラッシング
春先のことでしたが、通勤時にエンジンから大きなノッキング音が聴こえまして、あわくってエンジンオイルを交換してみたら、エンジンオイルにタール状のものが混じっていて、蒼くなりました。
これはエンジンオイルを抜いたあとのオイルフィルタですが、いったナニ由来なのか、その正体は未だわかってはいません。

オイルと分離するくらいの強い粘りを持つ液体で、タールと呼ぶのが適切に思えるものでした。

これをなんとかしないといけないということで、RTのコミュニティで教えてもらったLiquimolyを購入してエンジンフラッシングを実施しました。

併せてエンジンヘッドカバーを開けてみたところ、ヘッドカバー内にもタール状のものが沈殿しているのが見つかり、このときで都合二回のエンジンフラッシングを実施して、ひとまず目に見える範囲で沈殿しているタール類は一掃できましたが、まあ完治したかどうかは確証は持てない状態が続いています。

→ 通勤時にRTのエンジンがノッキング オイル交換をしてみたら...
→ Liqui Molyでエンジン内洗浄をしてみたら
■クラッチ交換
なんといっても今年のいちばんのおお仕事はクラッチ交換でした。
2年前のGWにいちどチャレンジして撤退してたので、こんどこそは、と臨んだ、まあ言ってみればリベンジ(本当の意味は違うけど、まあいいや)。
先人のきそやんさんのアドバイスをいただきながら、スイングアーム以降は分解せず、エンジンブロックからギアボックスを分離する術式で実施。

難関の、クソがつくほど重いトランスミッションの分離作業も自作の台車を使って、事前の想像よりも安楽にできました。

私は14,580キロでこのRTに乗り始めましたが、当然それまでにクラッチの交換はされていないはず、新車から138,000キロほど動力を伝え続けてくれたクラッチをようやく新しいものに交換完了。


液漏れをしていたクラッチレリーズスレーブシリンダも対策品と思われるものに再交換。

その後3,000キロほどをあとにしても液漏れは見られません。

このクラッチ交換はまさに『案ずるより産むが易し』そのものでして、あんなにビビっていたのに、実際にやってみたらどうにかできてしまって、バイクの構造をよく知ることができると同時に、大きな自信に繋がりました。
→ BMW R1150RT クラッチ交換 〜準備からシートフレーム持ち上げ〜
→ BMW R1150RT クラッチ交換 〜プレッシャレギュレータ・ギアポジションセンサの交換からギアボックスの分離〜
→ BMW R1150RT クラッチ交換 〜クラッチの交換組付け〜
→ BMW R1150RT クラッチ交換 〜クラッチ動作確認と復旧、試走結果〜
→ R1150RT クラッチ交換の勘所(身の程知らずにも ^^; )
■オイルミストキャッチタンク増設
秋にスロットルボディを清掃していて、インテークがバルブのシャフトを含めてひどく汚れ、カーボンが堆積しているのを発見しました。
どうもオイルミストなどがエアクリーナボックスに設置されているキャッチタンクでは捕まえきれずにスロットルボディまで流れてきているものと想像され、根本的にはエンジンを開けて見る必要があるとは思いましたが、対症療法として、オイルミストキャッチタンクを増設することにしました。
当初はアルミ板を切り貼りして自作しようかと思っていましたが、やはりドレンや蓋の製作に難易度の高さを感じたため、既製品を購入して設置することにしました。

数回の試行錯誤のすえ、どうにか無理なくタンクの設置とブローバイホースの取り回しを完成させることができ、実際に効果もしっかり確認できました。


→ オイルミストキャッチタンクを取り付け完了
→ R1150RTに増設したオイルミストキャッチタンクの効果はあった!
まあこんなふうに今年もいろんなコト、ヒヤッとすること、やった〜とバンザイすることがありましたが、無事に一年を事故なく過ごすことができました。
来年はもう少し走ってやりたいなぁ。

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今年も残すところわずか。
いろんな事がありましたね〜
武漢肺炎は、個人的にはもうええやんと思うのですが、やはり基礎疾患を抱えていらっしゃる方には脅威なのでしょうね、もう少し辛抱しないといけないのでしょう。
今年のはじめにはロシアがウクライナに侵攻して、まもなく一年だというのに押したり引いたりの膠着状態が続きます。
為替は円安がかなり進行して、特に輸入品の価格が上がりまして、私のような海外からバイクパーツを個人輸入する人間にとってはちょっと動きにくい状況にありますが、一方では海外生産のメリットが薄れ、製造拠点の国内回帰の機運が高まったのは良いことだと思っています。
まあ、いままた少し戻しているので先は不透明ですが、ここは転換点かな〜とも思ったりします。
さて、そんな世相の中、今年もいろんなことをやってきました。
その総集編であります(といってもさして珍しいことはなく、印象に残っていることを羅列するだけですが ^^;)
今回はバイクのメンテナンス編。
このあと、ツーリング編、自転車編と続きます(^^)
■エンジンフラッシング
春先のことでしたが、通勤時にエンジンから大きなノッキング音が聴こえまして、あわくってエンジンオイルを交換してみたら、エンジンオイルにタール状のものが混じっていて、蒼くなりました。
これはエンジンオイルを抜いたあとのオイルフィルタですが、いったナニ由来なのか、その正体は未だわかってはいません。

オイルと分離するくらいの強い粘りを持つ液体で、タールと呼ぶのが適切に思えるものでした。

これをなんとかしないといけないということで、RTのコミュニティで教えてもらったLiquimolyを購入してエンジンフラッシングを実施しました。

併せてエンジンヘッドカバーを開けてみたところ、ヘッドカバー内にもタール状のものが沈殿しているのが見つかり、このときで都合二回のエンジンフラッシングを実施して、ひとまず目に見える範囲で沈殿しているタール類は一掃できましたが、まあ完治したかどうかは確証は持てない状態が続いています。

→ 通勤時にRTのエンジンがノッキング オイル交換をしてみたら...
→ Liqui Molyでエンジン内洗浄をしてみたら
■クラッチ交換
なんといっても今年のいちばんのおお仕事はクラッチ交換でした。
2年前のGWにいちどチャレンジして撤退してたので、こんどこそは、と臨んだ、まあ言ってみればリベンジ(本当の意味は違うけど、まあいいや)。
先人のきそやんさんのアドバイスをいただきながら、スイングアーム以降は分解せず、エンジンブロックからギアボックスを分離する術式で実施。

難関の、クソがつくほど重いトランスミッションの分離作業も自作の台車を使って、事前の想像よりも安楽にできました。

私は14,580キロでこのRTに乗り始めましたが、当然それまでにクラッチの交換はされていないはず、新車から138,000キロほど動力を伝え続けてくれたクラッチをようやく新しいものに交換完了。


液漏れをしていたクラッチレリーズスレーブシリンダも対策品と思われるものに再交換。

その後3,000キロほどをあとにしても液漏れは見られません。

このクラッチ交換はまさに『案ずるより産むが易し』そのものでして、あんなにビビっていたのに、実際にやってみたらどうにかできてしまって、バイクの構造をよく知ることができると同時に、大きな自信に繋がりました。
→ BMW R1150RT クラッチ交換 〜準備からシートフレーム持ち上げ〜
→ BMW R1150RT クラッチ交換 〜プレッシャレギュレータ・ギアポジションセンサの交換からギアボックスの分離〜
→ BMW R1150RT クラッチ交換 〜クラッチの交換組付け〜
→ BMW R1150RT クラッチ交換 〜クラッチ動作確認と復旧、試走結果〜
→ R1150RT クラッチ交換の勘所(身の程知らずにも ^^; )
■オイルミストキャッチタンク増設
秋にスロットルボディを清掃していて、インテークがバルブのシャフトを含めてひどく汚れ、カーボンが堆積しているのを発見しました。
どうもオイルミストなどがエアクリーナボックスに設置されているキャッチタンクでは捕まえきれずにスロットルボディまで流れてきているものと想像され、根本的にはエンジンを開けて見る必要があるとは思いましたが、対症療法として、オイルミストキャッチタンクを増設することにしました。
当初はアルミ板を切り貼りして自作しようかと思っていましたが、やはりドレンや蓋の製作に難易度の高さを感じたため、既製品を購入して設置することにしました。

数回の試行錯誤のすえ、どうにか無理なくタンクの設置とブローバイホースの取り回しを完成させることができ、実際に効果もしっかり確認できました。


→ オイルミストキャッチタンクを取り付け完了
→ R1150RTに増設したオイルミストキャッチタンクの効果はあった!
まあこんなふうに今年もいろんなコト、ヒヤッとすること、やった〜とバンザイすることがありましたが、無事に一年を事故なく過ごすことができました。
来年はもう少し走ってやりたいなぁ。

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