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折れたパニアロックステーを修理しよう 〜最終 アーム接合と復旧〜

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

新年明けて最初の仕事(?)です。
昨年の暮に横転して折れてしまったパニアケースのロックアーム
修理の前段階でパニアの持ち手のロック機構を外すところまでは昨年のうちにできていたのですが、リベッターが来たので先に進みます。

これからやる作業は接着のベースにする金属プレートを接着したアームを持ち手のロック機構に接着するというもの。さて、うまくいきますかどうか。

まずはロックアームを折れた本体側に合わせてみます。
20200121_01

このままだと本体側のステートの間に隙間ができてしまうので調整しないといけません。
20200121_02

破断面を合わせた状態で金属板が本体側のアームにぴたっと密着するように曲げます。
20200121_03

反対側も。
20200121_04



本体側アームも塗装を削ってオートウェルドののりを良くします。
20200121_05

20200121_06

然る後にオートウェルドの登場。
これは接着強度はオリジナルの半分くらいですが、硬化開始が4分、20分ほどで実用強度に達するらしいので、まずはこれで接着します。
20200121_07

破断面と金属板の接触面にオートウェルドを塗って密着させます。
20200121_08

20200121_09

速乾性のオートウェルドを使ったのは、5分くらいだったら手で持って硬化が始まるまで保持できるだろうと思ったから。
公称通り、4分を過ぎ、5分も経過すれば手を離してもぐら〜っと剥がれてくることもありませんでした。
20200121_10

30分ほど経過してほぼ実用硬度になったところで、高強度のオートウェルドを調合し、いま接着した金属板の周囲、破断面の周囲に盛っていきます。
20200121_11

20200121_12

20200121_13

20200121_14

本当はこっちのほうが重要だと思われる、破断面の内側にも。
本当は、ここも小さな板をL字に折ってオールウェルドで接着するという方法にしたかったのですが、場所が狭かったことと、ここはそこまで盛ってしまうと、アームがロック位置に行く前にベース側に接触して役目を果たさなくなりそうだったため、やむなくオートウェルドを盛るだけにしました。
20200121_15

表側は最終的にここまで盛ってみました。
20200121_16

裏側もこんな感じに。
20200121_17

ここまでやって一晩寝かせ、硬化した翌日、ヤスリで整形します。
この矢印の部分や、他の少し厚めに盛っている部分がフレーム側に接触してアームの動きが阻害されるため、接触する部分を削っていきます。
20200121_18

反対側のここも。
20200121_19

内側も均します。
ただ、あまり削りすぎるとせっかく補強したサイド部分が弱くなるので加減が難しい。
20200121_20

10分ほど削って、リリース状態から...
20200121_21

ロック状態にスムーズに動くようになりました。
20200121_22

ロック状態の裏側。しっかり補強できたかな?
20200121_23

ロック状態のアームの位置も大丈夫か、折れていない左側とも比較してみましょうかね。
20200121_24

こちらが折れていない左側のアームのロック位置。
20200121_25

そして、こちらが補修したほう。どうやら大丈夫のようです。あとは強度ですね。
20200121_26

ここまでできたら持ち手のロック機構をパニア本体に復旧しましょう。
リベットに分解時に保管しておいたゴムパッキンを通します。
20200121_27

持ち手をパニアに固定してからリベットをセットし...
20200121_28

リベッターでかしめます。
前回の実験時と同じように、3回ストロークしたところで『がちっ』という音とともにリベットのシャフトが切断されました。
20200121_29

7本のリベットすべてがセット完了。
20200121_30

いくつかのリベットをアップで。
20200121_31

20200121_32

20200121_33

パニアリッドを固定するアームのところで防水の役割を果たすゴムブロックはブロック本体と防水スポンジが剥がれてしまっていたので、ウルトラボンドで接着します。
ボンドを両面に薄く塗って乾燥させ、然る後に圧着することでしっかり接着されます。
20200121_34

このゴムブロックをロックの爪に通し、外して保管してあったシャフトを通して固定します。
20200121_35

カナヅチで叩き込んで固定完了。
20200121_36

リッド固定状態でパニア内側にブロックが押し付けられて防水されるという寸法。
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最後に復旧した持ち手部分全景とロック状態のロックアームの様子を俯瞰。
20200121_38

あ、っと思ったのは、塗装を削り落とした部分、再塗装したほうが良かったな。
まあ、また時間があるときにやりましょう。
あとは、本格的にツーリングに使う前に、一度テスト走行したほうがいいでしょうね。
とりあえず、修理は完了。
しばらく様子を見て、ダメだったときは善後策を考えましょう。

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No title

大変ご無沙汰しています。MACです。

現在、時間をみながらガレージ整理をしていて
スペアでパニアケースの蓋を持っているんですが
(多少キズがあったと思います)使われますか?

スペアをお持ちなら邪魔になるかもしれませんが
処分してしまうのも勿体ないかと思い連絡させて貰いました。

Re: No title

MACさん!!
いやあ、お久しぶりです。
陣馬形山以来ですねぇ(^^)

> 大変ご無沙汰しています。MACです。
>
> 現在、時間をみながらガレージ整理をしていて
> スペアでパニアケースの蓋を持っているんですが
> (多少キズがあったと思います)使われますか?
> スペアをお持ちなら邪魔になるかもしれませんが
> 処分してしまうのも勿体ないかと思い連絡させて貰いました。

ご連絡ありがとうございます。
じつは、すでにお譲りいただけるというご連絡をいただいている方がいらっしゃるのですよ(^^;
せっかくご連絡をいただいたのに申し訳ありません。

MACさんはバイクもすっかり入れ替わったんですよね。
KTMは一度拝見したかったです(^^)
またどこかでご一緒しましょう!

Kachi//
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Kachi

Author:Kachi
大好きなバイクや、最近気になる健康について書いていこうと思います。
肩の力を抜いていきましょう。

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