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リムのガリ傷の補修をしてみた

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

さて、役者は揃ったし、ガリッたリムの補修をやりましょうかね。

まずは対象箇所をじっくり観察。
いやあ、ものの見事に傷がリムを横断していますね。
何に当たったのかはあまり意識がなかった、というか、そんなガリが入るようなものがあるのに気がついていたら避けていたので、たぶん石か何かに乗ったんでしょうね。
最初のリムの肩のところに石が当たったあと、少し外側にずれながらリムの制動面をしっかり削った、という感じです。
20190616_01

当然、バリが出ているから、ブレーキシューがそれに引っかるたびに削られ、そのときにバリがシューに食い込んでリムから離れ、さらにリムを同心円方向に削って、制動面が荒れた、という感じです。
20190616_02

まずは全体をパーツクリーナーで拭き、ブレーキシューの付着をきれいに落としてしまいます。
20190616_03

次に、耐水ペーパーでバリを取るのですが、ペーパーが当たっては困るところにマスキングをして養生しておきましょう。
20190616_04

はじめてのことでもあり、どれくらい削れるか見当もつかないので、細かい1000番のペーパーをリム幅に切り出し、硬質ウレタンブロックに巻きつけてバリを優しく削り取ってやりました。
20190616_05

指で触ってへっこみは感じるけどトンガリ(バリ)は感じられないところまでやってストップ。
あまり削りすぎると良くないでしょう。
20190616_06

しかる後にAmazonから購入したラバー砥石でリム面を磨いていきます。
こんな感じになりました。
20190616_07




とりあえず、リム一周を磨いてしまいましょう。
磨くと砂消しゴムのような削りカスがどんどん出てきます。
20190616_08

反射があるところから上が磨き済み、下がまだ磨いていない部分。
20190616_09

どんどん磨いていきましょう。
20190616_10

20190616_11

磨いたあとに回転させて次の部位に行くと...
20190616_12

こんなふうに荒れているのがよくわかります。
20190616_13

こちらもBefore...
20190616_14

After。
20190616_15

全体ができたら、こんどはシューの方もきれいにしましょう。
シュー全体を外すと位置決めがまた面倒なので、このネジを外してシューのゴムだけを外します。
20190616_16

ネジロック剤がつけられていたようですごく硬い、ナメないように要注意。
ホイールの回転方向と逆方向に抜き取ります。
20190616_17

シューの制動面。アルミの金属の削れカスか? 銀色に光っているのがわかりますので、これをきれいに削り落とします。
20190616_18

こんな感じかな?
20190616_19

反対側も。
20190616_20

きれいに。
20190616_21

フロントに移ります。
20190616_22

画面で見ると右側から左方向に向かって磨いていっています。
20190616_23

Before...
20190616_24

After。
20190616_25

20190616_26

Before...
20190616_27

After。
20190616_28

室内光と天窓から入ってくる光で色温度が違いますが、右側の室内光に照らされているところが磨き済み、左側の天窓からの光に照らされているところがまだ磨いていない部分。
違いがおわかりいただけるでしょうか?
20190616_29

リアと同じようにシューもきれいにしましょう。
リア側にもあったのですが、こんなふうにアルミの小さな欠片が刺さったままになっているところがあったりします。これを取り除いておかないと、せっかくきれいにしたリムにまた傷がつきそうですね。
20190616_30

欠片を取り除いて、表面も削ります。
20190616_31

とりあえず出来上がり。
20190616_32

と、リム全体を眺めていると、エライもんを見つけちゃった。
ホイールから外したあとの写真ですが、リアタイヤの接地面の一部が削り取られ、ベルトがのぞいてしまっていました。
う〜ん、急ブレーキでリアをロックさせるようなことはしていないんだがなぁ、どうしちゃったんだろう。
20190616_33

こんな状態では危なくて乗れないので、ショップに行って新しいのに交換してもらおうと思ったのですが、あいにく在庫なし。
取り寄せということで、仕方なく、家にあったチューブタイヤに交換です。
シーラントが出てくるのがわかりきっているので、風呂場でタイヤを外します。
チューブを仕込まないといけないので、バルブも外します。
20190616_34

バルブ組付けの状態を記録しておきましょう。
20190616_35

ロックリング、Oリング、シムの順番、覚えておきましょう。
20190616_36

バルブ、外れました。
ここにチューブのバルブを通します。
20190616_37

でもね。
とても残念ながら、リアに組んだチューブタイヤは25C。
20190616_38

チューブレスのフロントは23C。
ま、ちょっとの間の辛抱だな。
20190616_39

ところで、リムのガリ傷ですが、耐水ペーパーでバリを取り、ラバー砥石で磨いてみるとかなり荒れた感じがなくなり、指で触った感じは大丈夫じゃないかなと思われ、また、アルミパテで埋めても、載らないんじゃないかと思うくらい傷の深さが浅く見えました。
というか、埋めてもブレーキシューでこすられることですぐに剥がれそうな気がするのです。
しばらく走ってから、もしまだリム面が荒れるようなら改めてやってみようと思います。

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No title

こんばんは〜
なるほど、ラバー砥石も使うんですね!ペーパーだけだとなんかイマイチだったんです。
今度試してみます〜^_^ここまで薄くできたら良いんですが。。。

Re: No title

こーでぃさん、こんばんは。

> こんばんは〜
> なるほど、ラバー砥石も使うんですね!ペーパーだけだとなんかイマイチだったんです。
> 今度試してみます〜^_^ここまで薄くできたら良いんですが。。。

ペーパーだけだとやっぱり細かいところまで均すことができそうもなかったんですよね。
ラバーと石なんですが、これ、あとで走ったあとでわかったことなんですが、思ったより表面を削るようで、私は力任せでこすったんですけど、リムの表面が斜めに削られるところもできるようで、ブレーキシューが均一に当たらなくなってしまいました(^^;
つまり、リム面のシューの跡がマダラになるといえばいいのか、平滑性が損なわれてしまったようです。
もっと注意深く、ラバー砥石の面をきちんと麺に均一に当てるようにしないといけないようです。
これがシューの摩擦でちゃんと平面になるにはしばらく掛かりそうです(^^;
もし施工される場合はそこを注意されたほうがいいと思います(^^)
でもね、けっこう腕にきますよ〜

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Author:Kachi
大好きなバイクや、最近気になる健康について書いていこうと思います。
肩の力を抜いていきましょう。

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