ブリーザホースのつまり点検とコンプレッションテスト
本日もご覧いただき、ありがとうございます。。
さて、GWにツーリングに行くか行かないかは別にして、エンジン不調の原因を調べてみましょう。
なんだか風邪が長引いていて、あんまり調子が良くないけど暖かいお休みの日、ガレージにお店を広げて作業開始であります。
まずはブリーザーホース類のつまりを調べてみましょう。
疑っているのはガソリンが消費されていくときにタンクの内圧を大気圧と等しい状態に保つためにあるブリーザーパイプのつまりです。
フューエルリッドを開いてブリーザーパイプを吹くなり吸うなりして空気が通るかどうかを調べればよろしいかと。

こちらはブリーザーパイプの下端。
右側ステッププレート、ステップの後ろくらいに覗いています。
なんだかオイルか何かが凝固して汚れが固まっています。なに由来だろう?


パーツクリーナーを噴いて落としてみました。
しまった、クリーナーを噴く前に匂いを嗅いでおくんだった。

ホースリテイナが二組ついていますが、この2本を束ねておくなら1個で十分。
2つ目のリテイナは摘出済みのABSユニットのブレーキフルードのブリーザホースを止めていたものです。

今となってはもう不要なので、ひとつにしておきましょう。片方は予備としてとっておきます。

で、きれいにしてどうにか口をつける気になったホースをくわえ、吸ってみました。
例えばホースが挟まれているか折れているかしてつまりが発生している場合、吹いてしまうとその狭窄路が開いてしまうためで、吸ってやれば詰まりがある場合はわかるだろうという算段。
結局、空気の通りはスムーズで、つまりはないようでした。
ここはオッケー。
次、コンプレッションを調べます。
右側から、ダイレクトイグニッションからハーネスを抜き...

ダイレクトイグニッションを抜いてから圧縮エアでプラグ周辺の異物を吹き飛ばします。

プラグの状態も見ておきましょう。
焼け具合は悪くないですが、そろそろ交換してもいい頃のようですね。
前回交換からはまだ8,500キロほどしか走っていませんが、ロングに出るんだったら交換しておいても損はないでしょう。

コンプレッションゲージの登場。
まずは3つあるプラグホールアダプタから適合するやつを選びます。
一番大きいものが合いました。

チューブにセットしてロックリングで固定するのを忘れずに。

フューエルラインを外し、タンクに供給される電源のカプラも外してプラグホールアダプタをねじ込み、イグニッションをOnにしてクランキング。
このコンプレッションゲージの指針は置針式で、クランキングを止めても最大コンプレッションを指したままで表示してくれます。
ざっと8.5キロというところ。

左側です。
プラグの状態は右側と同じようなもの、焼け具合はいいと思います。

こちらのコンプレッションは8.9キロといったところ、右側より少し高いですね。
まあこれくらいの差だったら許容範囲なのかな?

今回は冷間状態で測定しましたが、本来は完全暖気で測定すべきものらしい。
Virgin BMWによると、正常な状態だと10キロあるそうな(圧縮比と圧縮圧力は別物)。
たぶん、冷間時だとシリンダとピストン・ピストンリングのクリアランスが大きいためかなと思います。
このあと、そこらへんを走ってきて暖気後のコンプレッションも測定しようと思ったのですが、まだ風邪の余波か、具合が悪くなって他の作業は次週に持ち越し。
あ〜、もっと早くメンテナンススタートしたほうがよかったな(^^;

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さて、GWにツーリングに行くか行かないかは別にして、エンジン不調の原因を調べてみましょう。
なんだか風邪が長引いていて、あんまり調子が良くないけど暖かいお休みの日、ガレージにお店を広げて作業開始であります。
まずはブリーザーホース類のつまりを調べてみましょう。
疑っているのはガソリンが消費されていくときにタンクの内圧を大気圧と等しい状態に保つためにあるブリーザーパイプのつまりです。
フューエルリッドを開いてブリーザーパイプを吹くなり吸うなりして空気が通るかどうかを調べればよろしいかと。

こちらはブリーザーパイプの下端。
右側ステッププレート、ステップの後ろくらいに覗いています。
なんだかオイルか何かが凝固して汚れが固まっています。なに由来だろう?


パーツクリーナーを噴いて落としてみました。
しまった、クリーナーを噴く前に匂いを嗅いでおくんだった。

ホースリテイナが二組ついていますが、この2本を束ねておくなら1個で十分。
2つ目のリテイナは摘出済みのABSユニットのブレーキフルードのブリーザホースを止めていたものです。

今となってはもう不要なので、ひとつにしておきましょう。片方は予備としてとっておきます。

で、きれいにしてどうにか口をつける気になったホースをくわえ、吸ってみました。
例えばホースが挟まれているか折れているかしてつまりが発生している場合、吹いてしまうとその狭窄路が開いてしまうためで、吸ってやれば詰まりがある場合はわかるだろうという算段。
結局、空気の通りはスムーズで、つまりはないようでした。
ここはオッケー。
次、コンプレッションを調べます。
右側から、ダイレクトイグニッションからハーネスを抜き...

ダイレクトイグニッションを抜いてから圧縮エアでプラグ周辺の異物を吹き飛ばします。

プラグの状態も見ておきましょう。
焼け具合は悪くないですが、そろそろ交換してもいい頃のようですね。
前回交換からはまだ8,500キロほどしか走っていませんが、ロングに出るんだったら交換しておいても損はないでしょう。

コンプレッションゲージの登場。
まずは3つあるプラグホールアダプタから適合するやつを選びます。
一番大きいものが合いました。

チューブにセットしてロックリングで固定するのを忘れずに。

フューエルラインを外し、タンクに供給される電源のカプラも外してプラグホールアダプタをねじ込み、イグニッションをOnにしてクランキング。
このコンプレッションゲージの指針は置針式で、クランキングを止めても最大コンプレッションを指したままで表示してくれます。
ざっと8.5キロというところ。

左側です。
プラグの状態は右側と同じようなもの、焼け具合はいいと思います。

こちらのコンプレッションは8.9キロといったところ、右側より少し高いですね。
まあこれくらいの差だったら許容範囲なのかな?

今回は冷間状態で測定しましたが、本来は完全暖気で測定すべきものらしい。
Virgin BMWによると、正常な状態だと10キロあるそうな(圧縮比と圧縮圧力は別物)。
たぶん、冷間時だとシリンダとピストン・ピストンリングのクリアランスが大きいためかなと思います。
このあと、そこらへんを走ってきて暖気後のコンプレッションも測定しようと思ったのですが、まだ風邪の余波か、具合が悪くなって他の作業は次週に持ち越し。
あ〜、もっと早くメンテナンススタートしたほうがよかったな(^^;

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