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日吉ダムの完成で天若湖に沈んだ村々

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

先日、日吉ダムの堤体内にできているギャラリーに行ってきました。
堤体内には、堤頂部の入口か、スプリングス日吉側からの入口のどちらか側から入ることができます。
当然ながら堤体は水をたたえた湖の壁を構成していて常に冷やされているため、堤体内は鍾乳洞の中のようにひんやりしています。

さて、その堤体内にあるギャラリーにとても興味深い資料が多く展示されていました。

一つ目、ダムができる前と建設途中、そして湖水誕生後の同じ位置からの航空写真です。
これはダム建設前の写真です。
右下に見えている世木ダムは昭和27年にできたものなので、この時点でもすでに写真に写っています。
日吉ダムの堤体は写真の真ん中より少し左上にある『府道京都日吉美山線』の『府』の文字の左上あたりに造られます。
こうやってみると、この狭い山に囲まれた川沿いの土地によく田畑と集落があったものだと驚きますが、ダムができることで7つの集落が水に沈みました。
かろうじてその集落を確認することができます。
20180809_01

こちらはダムの建設が始まった直後の様子。
ダムの基礎が作られているのがわかります。
集落はあらかた姿を消していますが、それは居宅の類は全て取り壊されたためです。
ダムが完成してから建造物の残骸が流れるのを嫌ったためでしょうか。
田畑もほとんどがその痕跡が認められませんが、これは農作業がされなくなって相当時間を経過しているためでしょう。
画面中央より少し上あたりにあった最も広い面積の平地部分に何やらため池のようなものができていますが、これは何のためのものなのか、ひょっとしたら何か説明のようなものがあったかもしれませんが、見漏らしたかも。
20180809_02

そして完成後、水が満たされた天若湖です。
村々の間を縫うように流れていた桂川は水がせき止められたことによって大きな湖に姿を変えました。
20180809_03





こちらは集落の一部を拡大した写真です。
ちょうど世木ダムのところ、以前、この湖の周辺を回ってみた時の記事も参照していただくとよりわかりやすかもしれません。
世木ダムの下流には 段々畑が確認できますね。
20180809_04

その現在の姿。
20180809_05

大雨の後なので水没していますが、以前の記事では段々畑の痕跡が見て取れました。
20180809_06

20180809_07

こちらも前回の記事で偶然足を踏み入れた段々畑の後の航空写真です。
20180809_08

引いてみるとこんな感じ。
今は湖の底に沈んでしまっている集落や田畑がはっきり写っていますね。
20180809_09

桂川ってこんな風に流れていたんだ、って、元住人でもないのに何となくしんみりしてしまいます。
20180809_10

その段々畑の跡に、大雨の後に再び行って見ました。
すでに水は引いていますが、このあたりは完全に水没していたようですね、
20180809_11

段々畑跡の方に降りていきますが、このあたりですでに頭の上を越すくらいの水かさがあったことがわかります。
20180809_12

20180809_13

前回来た時に比べるとやはり泥水で荒らされた感じがしますが、それでも段々畑は健在でした。
20180809_14

これはその段々畑があるところを対岸から見た写真です。
ちょうど高圧線の鉄塔がある間の奥が段々畑のあったところです。
そして、画面中央少し右のあたりの水の底に、かつての集落と田畑がありました。
20180809_15

この写真で見ると、画面中央から下に向かっているちょっと太めの半島のようなところが上の写真の中央に写っている半島です。
20180809_16

これがダム建設途中のもの、少しわかりにくくなっていますね。
20180809_17

こちらは世木ダムからその段々畑の跡がある入り江をクローズアップした航空写真。
中央少し下にある集落から上に辿っていくとうさぎさんの耳の片方のような谷間が見えます。
ここが段々畑の跡があるところ。
20180809_18

ダム建設中はその集落のところに何かわかりませんが建設用の何かの施設が作られています。
川の流れはそのまま。
20180809_19

そして水が満たされました。
20180809_20

先の写真の右下、『世木ダム』と書かれた『世』の字の下にある橋の上から撮影したのがこの写真。
20180809_21

天若湖の中でも最も対岸までの距離があるところ、一番大きな集落と田畑があったところです。
20180809_22

ダムの建設が始まると集落や田畑は姿を消し、だいぶ様子が変わって来ました。
20180809_23

現在の『府民の森ひよし』は土捨て場だったんですね、
20180809_24

そして今の天若湖の姿。ダム堤体の上からの様子です。
左側の泥水の跡を見たら、あそこまで水が来ていたんだなとわかります。
20180809_25

2013年の大雨でダムの貯水量いっぱいまで水かさが増した時の記録画像です。
もうこれ以上水が増えたら危険な状態であったことがわかります。
20180809_26

その2013年の時の水位が記録されていました。
このあいだの大雨の時も、ほぼ同じような水位まで達していたことがわかります。
20180809_27

こちらは通常の水位。
20180809_28

そして、こちらが2013年の大雨の時の水位。
橋のすぐ下にまで水が上がって来ているのがわかります。よくこれだけ持ちこたえたものです。
20180809_29

堤体内のギャラリーにはかつての集落の様子や、ダムの工事の様子など、興味深い映像資料も上映されていました。
YOU TUBEであるかと思って探して見ましたが、どうもないようです。
20180809_30

涼しい堤体内から暑い外に出て、少し遠回りして帰宅しました。
途中でちょっと小洒落た喫茶店なんかも見つけたりしました。
20180809_31

それにしても自然の力とはすごいものです、
水害を封じ込めようと人間が造ったダム(もちろん、治水だけではなく飲料水確保も重要な目的)ですが、それをさらに上回る量の水を空から降らせるとは。
この夏の殺人的な、異常といっていい暑さも、来年、再来年がどうなるか心配であります。

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