スロットルポジションセンサー調整とプラグ交換
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日の続きを行ないます。
今日はまずここから。
またまたカウルを全部はいでタンクも下します。
ここまで10分くらいしかかかりませんが、慣れたとはいえ、やっぱり面倒くさいですねぇ。
これはO2センサーの車体側配線と接続するカプラです。
先日、せっかく固定したタイラップを再び切りました。

かみ合わせを開いて接続を解きます。
やり方が乱暴だからカプラに傷が入っていますね。そうそう交換するところではないとはいえ、もう少し丁寧な仕事をしないとね(^^;

こちらセンサー側。
シールが付いているので水分の混入もなく、接点もきれいなものです

こちら車体側。
ここが緑青をふくという症例もあるようですが、タンクに隠れているところだし、RTの場合はその上にカウルをまとっていることもあるのか、まったく問題はなさそう。
念のためにコンタクトスプレーを軽く塗って復旧しておきました

これはダイレクトイグニッションの線を追っているところだったと思います。
この先でほかのケーブルとぐるぐる巻きにテープで巻かれてしまっていて、結局その先の行き先まではわかりませんでした。配線図を見たら見当がつくかもしれませんが、今回は深追いしません。
まあ、ダイレクトイグニッションですから、コイルのほうを気にしたほうがいいかも。

つぎ、スロットルポジションセンサー(TPS)の調整にかかりましょう。
実際につないだときは、もう少し長く線を剥いたほうがよかった。これだとカプラを刺したときに線が引かれて接続が解かれてしまいます。

両端の端子に接続させてカプラをはめます。
引き出した線をワニ口クリップで延長。

これをテスタに接続すると、0.42Vです。

TPSの両横に付いているボルトを緩めて調整しますが、これがけっこうデリケート。
ボルトはゆるゆるに緩めるのではなく、軽く締めたくらいにしたほうが調整しやすい。
0.37Vから4.00Vの間に調整とのことなので、ぴったり0.37Vではなく、0.38Vにしておきました。

試しにアイドリングアップレバーを引いた状態だと1.16Vかかりました。ははあ。

どこかで、0.40V以上がかかるとエラーが記憶されるという記述を読んだ気がしましたが、アクセルを操作したらアイドリング時以外は常に0.40Vを超えるはずなので問題はないのではないかと思います。
ちなみに、リセットはこの5番目のフューズの抜き差しでよいらしい。
マニュアルで見ると、モトロニックのフューズだそうです。

もうひとつ、チェックしておきたいところがあったのでオルタネータベルトカバーをはずしてみました。
ついでにベルトの状態をチェック。
内側がひび割れてきていますね。

交換は6万キロごと指定ですが、すでに55,000キロを走っているので、予防的に早めに交換したほうがいいでしょうね。

で、チェックしたかった本命はこちらのケーブル。
たぶん、これがホールセンサーから車体側に信号を送っているケーブルのはずで、これの車体側のコネクタを確認しておきたかった。

ケーブルはオルタネータの横で上に向きを変えて...

コンピュータの前あたりでカプラで車体側と接続されていました。予想していたカプラと違っていましたが、もしホールセンサーを交換するのだったらこれをはずせばよさそうです。

あとはプラグです。
左側のプライマリ。

まあ交換しても惜しくはないですねこれなら。

セカンダリ側。プライマリ側よりも消耗が激しい気がします。

こちらは右側のプライマリ。
左側と大差ない状態です。

セカンダリ。
左側と光の当たり具合が違うのでわかりにくいですが、肉眼で見ても左側よりも黒い感じでした。いまのエンジンの不調と直接の関係があるのかないのか。

前から気になっていたのですが、私のRTは左と右の両方とも、ダイレクトイグニッションが折れるという事故に見舞われています。
同時ではなかったため、ダイレクトイグニッションの製造時期が違ってバージョンが違うのか、これ右側。

そしてこちらが左側。少し余裕ができたら両方とも新しく交換して見たほうがいいかも。

プラグを交換したので、距離を記録しておきましょう。
115,046キロでした。

しかし、処置後のテストランでは始動後の様子は変わらず、やっぱりO2センサーを早いところ交換したほうがよさそうですね。

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先日の続きを行ないます。
今日はまずここから。
またまたカウルを全部はいでタンクも下します。
ここまで10分くらいしかかかりませんが、慣れたとはいえ、やっぱり面倒くさいですねぇ。
これはO2センサーの車体側配線と接続するカプラです。
先日、せっかく固定したタイラップを再び切りました。

かみ合わせを開いて接続を解きます。
やり方が乱暴だからカプラに傷が入っていますね。そうそう交換するところではないとはいえ、もう少し丁寧な仕事をしないとね(^^;

こちらセンサー側。
シールが付いているので水分の混入もなく、接点もきれいなものです

こちら車体側。
ここが緑青をふくという症例もあるようですが、タンクに隠れているところだし、RTの場合はその上にカウルをまとっていることもあるのか、まったく問題はなさそう。
念のためにコンタクトスプレーを軽く塗って復旧しておきました

これはダイレクトイグニッションの線を追っているところだったと思います。
この先でほかのケーブルとぐるぐる巻きにテープで巻かれてしまっていて、結局その先の行き先まではわかりませんでした。配線図を見たら見当がつくかもしれませんが、今回は深追いしません。
まあ、ダイレクトイグニッションですから、コイルのほうを気にしたほうがいいかも。

つぎ、スロットルポジションセンサー(TPS)の調整にかかりましょう。
実際につないだときは、もう少し長く線を剥いたほうがよかった。これだとカプラを刺したときに線が引かれて接続が解かれてしまいます。

両端の端子に接続させてカプラをはめます。
引き出した線をワニ口クリップで延長。

これをテスタに接続すると、0.42Vです。

TPSの両横に付いているボルトを緩めて調整しますが、これがけっこうデリケート。
ボルトはゆるゆるに緩めるのではなく、軽く締めたくらいにしたほうが調整しやすい。
0.37Vから4.00Vの間に調整とのことなので、ぴったり0.37Vではなく、0.38Vにしておきました。

試しにアイドリングアップレバーを引いた状態だと1.16Vかかりました。ははあ。

どこかで、0.40V以上がかかるとエラーが記憶されるという記述を読んだ気がしましたが、アクセルを操作したらアイドリング時以外は常に0.40Vを超えるはずなので問題はないのではないかと思います。
ちなみに、リセットはこの5番目のフューズの抜き差しでよいらしい。
マニュアルで見ると、モトロニックのフューズだそうです。

もうひとつ、チェックしておきたいところがあったのでオルタネータベルトカバーをはずしてみました。
ついでにベルトの状態をチェック。
内側がひび割れてきていますね。

交換は6万キロごと指定ですが、すでに55,000キロを走っているので、予防的に早めに交換したほうがいいでしょうね。

で、チェックしたかった本命はこちらのケーブル。
たぶん、これがホールセンサーから車体側に信号を送っているケーブルのはずで、これの車体側のコネクタを確認しておきたかった。

ケーブルはオルタネータの横で上に向きを変えて...

コンピュータの前あたりでカプラで車体側と接続されていました。予想していたカプラと違っていましたが、もしホールセンサーを交換するのだったらこれをはずせばよさそうです。

あとはプラグです。
左側のプライマリ。

まあ交換しても惜しくはないですねこれなら。

セカンダリ側。プライマリ側よりも消耗が激しい気がします。

こちらは右側のプライマリ。
左側と大差ない状態です。

セカンダリ。
左側と光の当たり具合が違うのでわかりにくいですが、肉眼で見ても左側よりも黒い感じでした。いまのエンジンの不調と直接の関係があるのかないのか。

前から気になっていたのですが、私のRTは左と右の両方とも、ダイレクトイグニッションが折れるという事故に見舞われています。
同時ではなかったため、ダイレクトイグニッションの製造時期が違ってバージョンが違うのか、これ右側。

そしてこちらが左側。少し余裕ができたら両方とも新しく交換して見たほうがいいかも。

プラグを交換したので、距離を記録しておきましょう。
115,046キロでした。

しかし、処置後のテストランでは始動後の様子は変わらず、やっぱりO2センサーを早いところ交換したほうがよさそうですね。

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コメントの投稿
なかなか核心にたどり着けませんね(^^;
10万キロ超えで複合的に傷んでいるんでしょうか・・・
限られたお小遣いで大変だと思いますが、
早く全快するのを見守っております(^.^)
10万キロ超えで複合的に傷んでいるんでしょうか・・・
限られたお小遣いで大変だと思いますが、
早く全快するのを見守っております(^.^)
Re: タイトルなし
yosiさん、連投ありがとうございます(^.^)
> なかなか核心にたどり着けませんね(^^;
> 10万キロ超えで複合的に傷んでいるんでしょうか・・・
どうなんでしょうねぇ。
小さな劣化が積み重なってこういう不具合を起こしているというのはあるかもしれませんねぇ。
古い機械というのは、やっぱりそれなりにお金かけてやらないといかんのでしょうね。
それでも新車一台を買うよりは安く済むし^_^
> 限られたお小遣いで大変だと思いますが、
> 早く全快するのを見守っております(^.^)
ありがとうございます。
ホント、自分の自由になるお金がないのは辛いですねぇ。
ま、その中でやりくりするのが楽しみでもあります^_^
Kachi//
> なかなか核心にたどり着けませんね(^^;
> 10万キロ超えで複合的に傷んでいるんでしょうか・・・
どうなんでしょうねぇ。
小さな劣化が積み重なってこういう不具合を起こしているというのはあるかもしれませんねぇ。
古い機械というのは、やっぱりそれなりにお金かけてやらないといかんのでしょうね。
それでも新車一台を買うよりは安く済むし^_^
> 限られたお小遣いで大変だと思いますが、
> 早く全快するのを見守っております(^.^)
ありがとうございます。
ホント、自分の自由になるお金がないのは辛いですねぇ。
ま、その中でやりくりするのが楽しみでもあります^_^
Kachi//