富士山キャンプツーリング Part3 ~本編スタート
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
楽しみにしていた富士山麓キャンプツーリング。
当初はキャンプする場所は朝霧高原のキャンプ場を想定していたので、朝霧高原キャンプツーリングといっていましたが、最終的には本栖湖畔の浩庵キャンプ場に決定。
本栖湖越しに富士山の全景が見える、人気のキャンプ場です。
9月23日(金)朝4時45分、家内に見送られて出発です。
家族がいながら3連休に単独キャンプツーリングに出ることを許してくれた家内と息子に感謝です。
スタートのODOは55,789㎞。今回はおそらく1,000km以上は走るのではないかと思います。

今日のルートは沼津あたりまで走って伊豆半島西側の付け根で駿河湾越しに富士山を眺め、取って返して芦ノ湖スカイラインのヤギさんコーナー付近で富士山と駿河湾を一望、そのあと富士山南側の富士スカイラインで新五合目まで登って下界を望んだ後、時計回りに富士山を回って本栖湖に入るという予定です。
まずはナビに最初の目標をセット。


京都東ICから名神高速に乗り、草津で新名神に乗り換え。
新名神の完成によって、名古屋以東の太平洋岸の都市へのアクセスがぐんと短くなりました。
ただし、信楽山塊を通るため標高がけっこう高く、この時期の早朝は夏用のジャケットでは寒いくらいです。



朝陽も昇り、周りの空気もだんだん緩み始めます。
前方に大きなガスの塊。
山間部によく見られる現象で、太陽が昇って暖められた地面や木々から水蒸気が上がり、これが上空の冷たい空気に触れて凝結してできます。

東名阪、伊勢湾岸線をつないで東名高速へ。






東に進むにつれてだんだん雲が多くなってきました。
富士川近辺、このあたりまでくればもう進行方向のどこかに富士山が見えていいはずですが、それらしき裾野は見えても、人間でいう足首から上といえそうな部分はすっぽりと雲に包まれていて、そこに巨大な山容があるように思えません。
まあ、山の天気は変わりやすいので、この先晴れることを期待して沼津まで行って様子を見ましょう。
沼津ICを降り、周囲を見渡してみますが、富士山の姿は相変わらず雲の中。
根元とはいえ、伊豆半島に足を踏み入れるのは、3連休のこの時間では渋滞に捕まる、とのていじんさんからの忠告を思い出し、残念ですが断念して太郎坊に行くことにします。

しかし、太郎坊に着いても相変わらず富士山は雲隠れして一向に姿を見せてくれる素振りがありません。
雪化粧前のすっぴんを見せるのが恥ずかしいのでしょうか。
そういえば、フランス語では名詞に【男性名詞】と【女性名詞】があって、山は女性名詞です。

とはいいながら、この荒涼とした風景はいかにも火山地帯で、青木ヶ原樹海のような深い森があるかと思えば、こんな岩だらけの寒々とした風景が広がっているのも富士山の魅力の一つ。
こうなったら意地です。
麓から見えないのであれば登ってやりましょう。
ということで、富士山南面の富士スカイラインを使って新五合目にやってきました。
でも、やはり真っ白でな~んにも見えません。
自分の脚で山登りをしていたら【ホワイトアウト】で危険な状態といえるような雲に包まれてしまっています。

こりゃジタバタせずに明日に持ち越して、さっさとキャンプ場に行ってしまいましょう。
朝霧高原の国道を北上している時、少しだけ富士山が顔を出してくれました。
頂上付近はうっすらと薄化粧しています。
さっきの雲の中でお化粧していたのでしょうか。

本栖湖の浩庵キャンプ場に到着。時に14:30です。
五合目を出発する前に念のために管理等に電話して空き状況を聞いて見たのですが、一応申し込みは受け付けているけれども、ファミリーキャンパーの中にはテントを張るスペースがないとキャンセルする方もいらっしゃるとのこと。
とりあえず、行くだけ行って様子を見ることにしたのでした。
結局、林の中のサイトの空きスペースにちまちまとテントを張り、ひとまず寝るところは確保しましたが、明日、shumidderさんご一行様が到着した時にどうなっているかは予断を許しません。
何しろ、今日は3連休の初日なのです。
ていじんさんからもWeb掲示板にご心配の書き込みをいただいたので、管理棟に行ってどれくらいのお客が一泊なのかを聞いて見たところ、50組のうち、約半数が一泊とのこと。
とりあえず明日、ていじんさんと蒼海さんが来られてから相談することにしましょう。
買い出しに行くのに管理棟まで上がっていくと、ようやく富士山の全景が見えるようになっていました。

やはり美しいですね。
日本一の山です。
夜、おつまみとコーヒーをちびちびやりながら、夜は更けていきました。

...To be continued...

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楽しみにしていた富士山麓キャンプツーリング。
当初はキャンプする場所は朝霧高原のキャンプ場を想定していたので、朝霧高原キャンプツーリングといっていましたが、最終的には本栖湖畔の浩庵キャンプ場に決定。
本栖湖越しに富士山の全景が見える、人気のキャンプ場です。
9月23日(金)朝4時45分、家内に見送られて出発です。
家族がいながら3連休に単独キャンプツーリングに出ることを許してくれた家内と息子に感謝です。
スタートのODOは55,789㎞。今回はおそらく1,000km以上は走るのではないかと思います。

今日のルートは沼津あたりまで走って伊豆半島西側の付け根で駿河湾越しに富士山を眺め、取って返して芦ノ湖スカイラインのヤギさんコーナー付近で富士山と駿河湾を一望、そのあと富士山南側の富士スカイラインで新五合目まで登って下界を望んだ後、時計回りに富士山を回って本栖湖に入るという予定です。
まずはナビに最初の目標をセット。


京都東ICから名神高速に乗り、草津で新名神に乗り換え。
新名神の完成によって、名古屋以東の太平洋岸の都市へのアクセスがぐんと短くなりました。
ただし、信楽山塊を通るため標高がけっこう高く、この時期の早朝は夏用のジャケットでは寒いくらいです。



朝陽も昇り、周りの空気もだんだん緩み始めます。
前方に大きなガスの塊。
山間部によく見られる現象で、太陽が昇って暖められた地面や木々から水蒸気が上がり、これが上空の冷たい空気に触れて凝結してできます。

東名阪、伊勢湾岸線をつないで東名高速へ。






東に進むにつれてだんだん雲が多くなってきました。
富士川近辺、このあたりまでくればもう進行方向のどこかに富士山が見えていいはずですが、それらしき裾野は見えても、人間でいう足首から上といえそうな部分はすっぽりと雲に包まれていて、そこに巨大な山容があるように思えません。
まあ、山の天気は変わりやすいので、この先晴れることを期待して沼津まで行って様子を見ましょう。
沼津ICを降り、周囲を見渡してみますが、富士山の姿は相変わらず雲の中。
根元とはいえ、伊豆半島に足を踏み入れるのは、3連休のこの時間では渋滞に捕まる、とのていじんさんからの忠告を思い出し、残念ですが断念して太郎坊に行くことにします。

しかし、太郎坊に着いても相変わらず富士山は雲隠れして一向に姿を見せてくれる素振りがありません。
雪化粧前のすっぴんを見せるのが恥ずかしいのでしょうか。
そういえば、フランス語では名詞に【男性名詞】と【女性名詞】があって、山は女性名詞です。

とはいいながら、この荒涼とした風景はいかにも火山地帯で、青木ヶ原樹海のような深い森があるかと思えば、こんな岩だらけの寒々とした風景が広がっているのも富士山の魅力の一つ。
こうなったら意地です。
麓から見えないのであれば登ってやりましょう。
ということで、富士山南面の富士スカイラインを使って新五合目にやってきました。
でも、やはり真っ白でな~んにも見えません。
自分の脚で山登りをしていたら【ホワイトアウト】で危険な状態といえるような雲に包まれてしまっています。

こりゃジタバタせずに明日に持ち越して、さっさとキャンプ場に行ってしまいましょう。
朝霧高原の国道を北上している時、少しだけ富士山が顔を出してくれました。
頂上付近はうっすらと薄化粧しています。
さっきの雲の中でお化粧していたのでしょうか。

本栖湖の浩庵キャンプ場に到着。時に14:30です。
五合目を出発する前に念のために管理等に電話して空き状況を聞いて見たのですが、一応申し込みは受け付けているけれども、ファミリーキャンパーの中にはテントを張るスペースがないとキャンセルする方もいらっしゃるとのこと。
とりあえず、行くだけ行って様子を見ることにしたのでした。
結局、林の中のサイトの空きスペースにちまちまとテントを張り、ひとまず寝るところは確保しましたが、明日、shumidderさんご一行様が到着した時にどうなっているかは予断を許しません。
何しろ、今日は3連休の初日なのです。
ていじんさんからもWeb掲示板にご心配の書き込みをいただいたので、管理棟に行ってどれくらいのお客が一泊なのかを聞いて見たところ、50組のうち、約半数が一泊とのこと。
とりあえず明日、ていじんさんと蒼海さんが来られてから相談することにしましょう。
買い出しに行くのに管理棟まで上がっていくと、ようやく富士山の全景が見えるようになっていました。

やはり美しいですね。
日本一の山です。
夜、おつまみとコーヒーをちびちびやりながら、夜は更けていきました。

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コメントの投稿
No title
こんにちは
富士山はなかなかすっきり綺麗に見えないですね
以前、仕事で毎週名古屋ー東京間を往復してたのですが
綺麗にスカッと見えるのは年間でも数えるほどしか無かったですね
冬場の方が確率が高かった気がします
この日昼のニュースで富士山初冠雪のニュースを見ました
寒かったんじゃないですか?
富士山はなかなかすっきり綺麗に見えないですね
以前、仕事で毎週名古屋ー東京間を往復してたのですが
綺麗にスカッと見えるのは年間でも数えるほどしか無かったですね
冬場の方が確率が高かった気がします
この日昼のニュースで富士山初冠雪のニュースを見ました
寒かったんじゃないですか?
Re: No title
taka@物欲さん、こんにちは。
> こんにちは
> 富士山はなかなかすっきり綺麗に見えないですね
> 以前、仕事で毎週名古屋ー東京間を往復してたのですが
> 綺麗にスカッと見えるのは年間でも数えるほどしか無かったですね
> 冬場の方が確率が高かった気がします
東京にいたころはそんなに意識したことありませんでしたが、やはり冬のほうがきれいなんですね~
> この日昼のニュースで富士山初冠雪のニュースを見ました
> 寒かったんじゃないですか?
夜半、23時ごろから軍と冷え込みました。
最初はシュラフだけで寝ていましたが、このころからシュラフカバーをしないと寒かったです。
やはり初冠雪だったんですね。
いよいよ冬の足音が聞こえてきましたね~
Kachi//
> こんにちは
> 富士山はなかなかすっきり綺麗に見えないですね
> 以前、仕事で毎週名古屋ー東京間を往復してたのですが
> 綺麗にスカッと見えるのは年間でも数えるほどしか無かったですね
> 冬場の方が確率が高かった気がします
東京にいたころはそんなに意識したことありませんでしたが、やはり冬のほうがきれいなんですね~
> この日昼のニュースで富士山初冠雪のニュースを見ました
> 寒かったんじゃないですか?
夜半、23時ごろから軍と冷え込みました。
最初はシュラフだけで寝ていましたが、このころからシュラフカバーをしないと寒かったです。
やはり初冠雪だったんですね。
いよいよ冬の足音が聞こえてきましたね~
Kachi//
No title
ファミリーキャンパーに囲まれたソロキャンプは、まったく1人のキャンプ場よりも寂しさを感じますね。^^;
けど、そのおかげでキャンプ場の状況が判って場所取りが何とか出来ました。ていじんさんのタープもGoodJobでしたが、Kachiさんの前日入りのが貢献度は大きかったです。ありがとうございました。(^_^)v
Kachiさんの走行中の写真はやっぱり良いですね。バイクにカメラ固定して…だと、どうしてもアングルに無理があるんですよね。
僕も危ないくない範囲でどうにか撮れないか考えてみます。^^;
けど、そのおかげでキャンプ場の状況が判って場所取りが何とか出来ました。ていじんさんのタープもGoodJobでしたが、Kachiさんの前日入りのが貢献度は大きかったです。ありがとうございました。(^_^)v
Kachiさんの走行中の写真はやっぱり良いですね。バイクにカメラ固定して…だと、どうしてもアングルに無理があるんですよね。
僕も危ないくない範囲でどうにか撮れないか考えてみます。^^;
Re: No title
蒼海さん、こんばんは。
> ファミリーキャンパーに囲まれたソロキャンプは、まったく1人のキャンプ場よりも寂しさを感じますね。^^;
確かに孤立感はあるかもしれませんねぇ。
> けど、そのおかげでキャンプ場の状況が判って場所取りが何とか出来ました。ていじんさんのタープもGoodJobでしたが、Kachiさんの前日入りのが貢献度は大きかったです。ありがとうございました。(^_^)v
身に余るお言葉をありがとうございます。
私など料理もできずいただく一方で何もしておりませんので、恐縮しています(汗)
> Kachiさんの走行中の写真はやっぱり良いですね。バイクにカメラ固定して…だと、どうしてもアングルに無理があるんですよね。
> 僕も危ないくない範囲でどうにか撮れないか考えてみます。^^;
私も、特に後ろに車がいないことを確認しています、無理は禁物ですよね。
昔、SAMURAIというカメラで左利き用のものがありましたが、あれだと左手で撮れたからよかったんですが、今はないですからね~。
とにかく、安全第一ですね~。
Kachi//
> ファミリーキャンパーに囲まれたソロキャンプは、まったく1人のキャンプ場よりも寂しさを感じますね。^^;
確かに孤立感はあるかもしれませんねぇ。
> けど、そのおかげでキャンプ場の状況が判って場所取りが何とか出来ました。ていじんさんのタープもGoodJobでしたが、Kachiさんの前日入りのが貢献度は大きかったです。ありがとうございました。(^_^)v
身に余るお言葉をありがとうございます。
私など料理もできずいただく一方で何もしておりませんので、恐縮しています(汗)
> Kachiさんの走行中の写真はやっぱり良いですね。バイクにカメラ固定して…だと、どうしてもアングルに無理があるんですよね。
> 僕も危ないくない範囲でどうにか撮れないか考えてみます。^^;
私も、特に後ろに車がいないことを確認しています、無理は禁物ですよね。
昔、SAMURAIというカメラで左利き用のものがありましたが、あれだと左手で撮れたからよかったんですが、今はないですからね~。
とにかく、安全第一ですね~。
Kachi//