フロントブレーキランプ回路はやっぱり接触が悪い、やり直そう

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

昨年の暮れにフロントのブレーキランプがつかなくなって簡単に修理をした記事を書きました。
しかし、皆さんがおっしゃるようにエレクトロタップは信頼性に欠けるようで、じきまた不点灯になってしまいました。
ブレーキランプの回路が接触不良を起こすということは、テールランプなどもいずれ同じ運命をたどる危険があるということなので、観念してきちんと回路をやり直すことにしました。

カウルを引っぺがしてタンクを外すと、ABS & サーボを無効化したことに伴って再構成したブレーキランプ、ストップランプの回路が現れます。
20160115_01

これをいじるためにはこのカプラをもっと手前に持ってきたほうがやりやすそう。
そのためにはカプラから伸びているこの二つのコネクタを抜く必要があります。
20160115_02

コネクタのこのシーソーの上部を押しながら引くと...
20160115_03

コネクタが抜けます。
20160115_04

さて、作業が楽になったところで、配線をまとめているネットをさらに大きく切開しました。これで配線の加工がさらに楽になります。
20160115_05

その配線を観察していると一本の配線が切断されているのを見つけました。
位置から見ていまネットを切開した時に切れたものではなさそう。たぶん、この配線を最初に加工した時に切ったものでしょう。
ちなみにこの状態でイグニッションをONにしてもテールランプは正常に点灯、ストップランプもこのコネクタ類をシェイクしてみると点灯しましたので、ストップランプやテールランプには関与していません。
20160115_06

後刻、CLYMERの配線図で確認したところ、リアのABSセンサーのラインでした。

さて、では回路図を見てみましょう。
20160115_07

まずは(1)番の回路から始めましょう。ブレーキスイッチからストップランプに向かう回路です。
White-Yellow、Yellow-Black、Grey-Yellowの線をまとめてしまえばよろしい。
写真には少し太めの赤い線が一緒に接続されていますが、これはリアブレーキスイッチから直接あげてきている線をつないでいるものです。
その意味では Yellow-Blackは接続の必要はないのですが、まあよろしい。
20160115_08

念のために、はんだ付けしてしまう前にこれらを一度まとめてイグニッションをOnにしてリアブレーキペダル、ブレーキレバーを操作すると、ブレーキランプは正常に点灯しました。
これで回路接続は間違いないことが確認できました。
今回の作業で、接続するところから下流のカプラ側は切断してしまうことにしました。
20160115_09

この上流のところに悪さをしたエレクトロタップが噛みついて被服が破れたところがあるので、そこで被服を剥いてはんだ付けしました。
20160115_10

つぎ、(2)番の回路です。
これはイグニッションをOnにしたときにテールランプを点灯させる回路です。
これも同様にしてOK。
20160115_11

そして(3)番の回路。
イグニッションからブレーキスイッチに向かう回路です。
同じように、紅い太めの線はブレーキスイッチから直接つないだ線。
なので、Yellow-Greenは本当は不要なはず。
20160115_12

これも先ほどと同じようにしてチェックして正常動作を確認しました。
20160115_13

はんだ付けした(1)番の接続部分。
20160115_14

(2)番の接続部分。
20160115_16

そして(3)番
20160115_15

これらをはんだで固めたあと、自己融着テープで絶縁します。はんだ付けした先端部分はとがっているために特に入念に。
20160115_17

振動が多いバイクなので、その振動でシェイクされて金属疲労を起こさないようにこれらをタイラップでまとめて...
20160115_18

コンピュータが固定されているフレームに固定しました。
20160115_19

先ほど見つけたリアABSセンサーからきている線。
20160115_20

こちらは車体側から伸びているものなのでこれも絶縁しておくほうがよろしかろう。
20160115_21

復旧前にいまいちどイグニッションをONにしてテールランプの点灯と、ブレーキレバー・ペダルを操作してのブレーキランプの点灯をチェックして修理は完了~。

ふと気になってオリジナルのフォグランプのスイッチを入れてみると、肝心のフォグランプが点灯しません。
何回かスイッチを操作していると、たまに点灯します。
フューズボックスを開いてみると、これがフォグランプのリレーであることがわかりました。
20160115_22

スイッチの接触が悪くなっているのか、このリレーの中身が悪くなっているのか。
リレーを外してみると、ソケットとの接触部分に腐食は見当たりません。
20160115_23

20160115_24

まあこれはまた別の機会に見てみましょう。

これでフロントブレーキレバーの回路の修理は完了。
将来起こりうるリア側、そしてテールランプの接触不良のタネもなくすことができた...かな?

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非公開コメント

Re: No title

ぷんとさん、こんばんは。

> 僕の知ってる限りでは、リレーが故障するとまったくつかなくなるか、つきっぱなしになる、ってことが多いようです。
> ついたり消えたり、だとやっぱり接触不良の可能性のほうが高いかな……

なるほど、確かにそうかもしれませんね。
私も何となくスイッチじゃないかなぁ、と思っています。
時間を作ってみてみようと思うのですが、それよりも優先度の高い作業がいくつかあって、どうしようか考え中です(^^;

> ハンドルを切ったりして点灯するか?揺すってみるとか。
> 念のため、スイッチを入れたり切ったりした時に、リレーからカチッと音がするか?試してみては。

あたりまえなのですが、フォグが付くときはリレーからかちっと音はしているんです。
スイッチを操作してすぐに音がする時と、操作してから少しタイムラグがあってから音がする時があります。
やっぱりスイッチかなぁ。

> 電気系のトラブルって、どこが悪いのか突き止めるまでが大変なんですよね。
> テスター片手にひたすら導通を見る、って方法しかないのかな。

電機は見えないですからねぇ。
いちばんいいのは線を総とっかえすることなんでしょうけど、大げさだし、簡単に治るといいなと思います。
ゆっくり調べてみますね(^^)

Kachi//

Re: タイトルなし

まーぼーさん、こんばんは。

> 随分とスッキリしましたね!
> たくさんのエレクトロタップが鈴なりで、赤い木の実が生っているみたいでしたから…。

お恥ずかしい(^^;
ちゃんとした人はこんなにエレクトロタップは使わないですよね。
素人処置の典型で、公開するべきではないかも(笑)

> 外でのハンダ付けは面倒だったでしょう、
> 丁寧な作業に頭が下がります。
> 私なら間違いなく圧着で終わらせます(^_^;)

いえいえ、本当に丁寧な人は最初からはんだづけしますよ~
皆さんにアドバイスをいただいたからできたんですよ(^^;
実ははんだ付けは好きな作業で、あんまり苦にならないんです。
ときどき手が3本ほしくなりますけどね(笑)

Kachi//

Re: No title

yosiさん、こんばんは。

> ガソリンタンクまで外しての作業お疲れさまでした。
> この赤いエレクトロタップ? 数も沢山なので、
> 見た時はびっくりしました(^^;)

ありがとうございます。
そうなんです。あんまり人様に見せるのが恥ずかしいくらいのありさまで、こりゃやっぱりトラブルのもとですねぇ。

> はんだ付けで、すっきりし、信頼性も向上しましたね。
> 欲を言えば、自己融着テープの上から、少し長めにビニールテープを巻きたかったですね。

なるほど、そうすれば万全ですね。
まあ、けっこうしょっちゅうタンクは外すので、今度あけたときにでもやっちゃいます(^^)

> それにしても慎重なkachiさん、配線を切っていたんですね~
> 支障が無くて良かった良かった。

いえいえ、私はけっこう、というかかなりアバウトですよ~
どっちか迷う時なんか、けっこう『えいや』ってボウパイふっちゃうこともありますから(笑)

> ところで参考書なんですが、ClymerとHaynesはどちらをよくお使いになりますか?
> どちらと言うより、合わせ技でしょうか?(^.^)
> 一つ必要かなぁ~~なんて考えております。

『よく使う』というほど使いこんではいませんよ~ f(^^;
でもどちらかというとCLYMERのほうをよく開いてはいる気がします。
観ていると何でも出来そうな気になるから怖いですねぇ。

Kachi//

Re: No title

Ryuさん、こんばんは。

> お疲れ様です。
> あとはABSユニットをすっきり不燃ゴミに出しましょう。v-389

あはは、不燃ごみですか(笑)
実は、私もこの修理をしたときに取っ払おうと思っていたんですが、前日に大根をスライサーでスライスしていたら、中指も一緒にそいじゃって、痛くてユニットを引っ張り上げられなかったんですよ(^^;
こんどゆっくり抜いちゃおうと思います。

> リレーはソケットの端子に電源(リレーの作動電源とバッテリーからの電源それぞれ)が来ていてアースがちゃんと通じていればリレー本体だと思います。
> 黄色いカバーを開けてみて中の接点が焼けてる場合は磨けば復活する場合もあります。応急処置ですが。

これは何となくスイッチのような気がするんですよ。
ちょうど、またスピードメーターがうなりをあげて暴れたので、一緒にチェックしようと思っています(^^;

Kachi//

No title

僕の知ってる限りでは、リレーが故障するとまったくつかなくなるか、つきっぱなしになる、ってことが多いようです。
ついたり消えたり、だとやっぱり接触不良の可能性のほうが高いかな……
ハンドルを切ったりして点灯するか?揺すってみるとか。
念のため、スイッチを入れたり切ったりした時に、リレーからカチッと音がするか?試してみては。

電気系のトラブルって、どこが悪いのか突き止めるまでが大変なんですよね。
テスター片手にひたすら導通を見る、って方法しかないのかな。

随分とスッキリしましたね!
たくさんのエレクトロタップが鈴なりで、赤い木の実が生っているみたいでしたから…。

外でのハンダ付けは面倒だったでしょう、
丁寧な作業に頭が下がります。
私なら間違いなく圧着で終わらせます(^_^;)

No title

ガソリンタンクまで外しての作業お疲れさまでした。
この赤いエレクトロタップ? 数も沢山なので、
見た時はびっくりしました(^^;)
はんだ付けで、すっきりし、信頼性も向上しましたね。
欲を言えば、自己融着テープの上から、少し長めにビニールテープを巻きたかったですね。

それにしても慎重なkachiさん、配線を切っていたんですね~
支障が無くて良かった良かった。

ところで参考書なんですが、ClymerとHaynesはどちらをよくお使いになりますか?
どちらと言うより、合わせ技でしょうか?(^.^)
一つ必要かなぁ~~なんて考えております。

No title

お疲れ様です。
あとはABSユニットをすっきり不燃ゴミに出しましょう。v-389
リレーはソケットの端子に電源(リレーの作動電源とバッテリーからの電源それぞれ)が来ていてアースがちゃんと通じていればリレー本体だと思います。
黄色いカバーを開けてみて中の接点が焼けてる場合は磨けば復活する場合もあります。応急処置ですが。
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