MTBをワゴン車の車内に積載
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
今回の信州行、家族が一足先に車で出発し、私はRTで後を追いかけて合流しました。
いつも信州に行くときと同じように、クルマにはMTBを積んでいきますが、嫁と子供にはいつも使っているルーフキャリアに10kg~13kgもあるMTBを載せるのはちょっと荷が重い仕事です。
拙宅の車はワゴン車なので、今回は車内積載に挑戦してみました。
巷では車内にMTBやロードバイクを積載できるアタッチメントも市販されていますが、2台も載せるとカーゴスペースのほとんどを占領してしまい、ほかの荷物を載せるのが非常にやりづらくなってしまううえ、リアシートの両方を倒す必要があるため、乗車人数も制限されてしまいます。

そこで、MTBのフロントタイヤをはずし、車内の運転席側のカーゴスペースに2台を寄せて積載・固定し、他の荷物(着替えやダウンヒルプロテクタ、換えのタイヤなど)が載せられるようにします。
最初に出来上がりの図を見せてしまいます。

リアシートの2名分のスペースを占有しますが、まだ少しの余裕があり、リア1名分は座席が確保できます。
うまくすれば、左側の1名分のシートを犠牲にするだけで、後席2名分の座席を確保することもできるかもしれません。
また、写真では乱雑に写っていますが、残りのカーゴスペースにはさらにけっこうな荷物が載ります。
MTBは、当然のことながらこのままでは車走行時のGで簡単に倒れてしまうので、バイク用のドローコードで固定します。
幸い、こうしたワゴン車には荷物を固定するためのアンカーが複数箇所についているので、これらを活用します。
ドローコードの車体アンカー取付スタート地点です。
カーゴルーム開口部付近にあるアンカーにJ字フックを固定してスタートします。

写真では上に伸びているコードが写っていますが、これは最後のエンド部分でドローコードが余ってしまったため、上部のアンカーに固定するために方向転換して延伸しているところです(後述)。
ここから床に沿って車の前方に向かってドローコードを伸ばし、自転車のBB部、クランクシャフトに引っ掛けて上方に方向転換します。

自転車のトップフレームで車の右方向に方向転換したドローコードを、今度はリアシートのバックレストを固定するためのアンカーにJ字フックで固定し、

再び車両左方向に方向転換して、先ほどよりもトップフレームの少し前方で下方に方向転換し、今度はカーゴスペースの最深部に設置されたアンカーにJ字フックで固定、

それ以降はいま来た道をきたとおりに戻り、スタート地点まで戻ります。
今回使ったドローコードではこれで少し余ったしまいましたので、スタート地点で固定したJ字フックに引っ掛けて上方に方向転換し、カーゴルーム開口部上に設置されているアンカーに固定して締結を終わります。

あまりかっこよくはありませんが、車の内装にMTBが接触する部分、そして、MTB同士が接触する部分には、適宜段ボール箱の切れ端や新聞紙をはさみ、破損などを防ぎます。

なお、写真には写していませんが、ディスクブレーキの場合は、必ず前後ともブレーキパッドには段ボールや適当なスペーサをかませ、万一ブレーキレバーを握ってしまってもピストンが飛び出してしまわないように養生しておくことを忘れずに。
外した二つのフロントホイールは右側後部ドアとMTBの間と、左側リアシートのバックレスト後ろに置き、他の荷物で固定できます。
これで車内で暴れることなく、無事、信州入りができました。

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今回の信州行、家族が一足先に車で出発し、私はRTで後を追いかけて合流しました。
いつも信州に行くときと同じように、クルマにはMTBを積んでいきますが、嫁と子供にはいつも使っているルーフキャリアに10kg~13kgもあるMTBを載せるのはちょっと荷が重い仕事です。
拙宅の車はワゴン車なので、今回は車内積載に挑戦してみました。
巷では車内にMTBやロードバイクを積載できるアタッチメントも市販されていますが、2台も載せるとカーゴスペースのほとんどを占領してしまい、ほかの荷物を載せるのが非常にやりづらくなってしまううえ、リアシートの両方を倒す必要があるため、乗車人数も制限されてしまいます。

そこで、MTBのフロントタイヤをはずし、車内の運転席側のカーゴスペースに2台を寄せて積載・固定し、他の荷物(着替えやダウンヒルプロテクタ、換えのタイヤなど)が載せられるようにします。
最初に出来上がりの図を見せてしまいます。

リアシートの2名分のスペースを占有しますが、まだ少しの余裕があり、リア1名分は座席が確保できます。
うまくすれば、左側の1名分のシートを犠牲にするだけで、後席2名分の座席を確保することもできるかもしれません。
また、写真では乱雑に写っていますが、残りのカーゴスペースにはさらにけっこうな荷物が載ります。
MTBは、当然のことながらこのままでは車走行時のGで簡単に倒れてしまうので、バイク用のドローコードで固定します。
幸い、こうしたワゴン車には荷物を固定するためのアンカーが複数箇所についているので、これらを活用します。
ドローコードの車体アンカー取付スタート地点です。
カーゴルーム開口部付近にあるアンカーにJ字フックを固定してスタートします。

写真では上に伸びているコードが写っていますが、これは最後のエンド部分でドローコードが余ってしまったため、上部のアンカーに固定するために方向転換して延伸しているところです(後述)。
ここから床に沿って車の前方に向かってドローコードを伸ばし、自転車のBB部、クランクシャフトに引っ掛けて上方に方向転換します。

自転車のトップフレームで車の右方向に方向転換したドローコードを、今度はリアシートのバックレストを固定するためのアンカーにJ字フックで固定し、

再び車両左方向に方向転換して、先ほどよりもトップフレームの少し前方で下方に方向転換し、今度はカーゴスペースの最深部に設置されたアンカーにJ字フックで固定、

それ以降はいま来た道をきたとおりに戻り、スタート地点まで戻ります。
今回使ったドローコードではこれで少し余ったしまいましたので、スタート地点で固定したJ字フックに引っ掛けて上方に方向転換し、カーゴルーム開口部上に設置されているアンカーに固定して締結を終わります。

あまりかっこよくはありませんが、車の内装にMTBが接触する部分、そして、MTB同士が接触する部分には、適宜段ボール箱の切れ端や新聞紙をはさみ、破損などを防ぎます。

なお、写真には写していませんが、ディスクブレーキの場合は、必ず前後ともブレーキパッドには段ボールや適当なスペーサをかませ、万一ブレーキレバーを握ってしまってもピストンが飛び出してしまわないように養生しておくことを忘れずに。
外した二つのフロントホイールは右側後部ドアとMTBの間と、左側リアシートのバックレスト後ろに置き、他の荷物で固定できます。
これで車内で暴れることなく、無事、信州入りができました。

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