富士見パノラマでダウンヒル~SpecializedのDownhill Bike試乗

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

信州3日目。
今回もMTB系です。

富士見パノラマでダウンヒルです。

今回はBackyard Garage HouseでSpecializedのダウンヒルバイクの無料試乗ができました。
目ざとい息子は早速申し込みです。

お借りしたのは、DEMO 81というモデル。
全体に大柄に見えるのはフレームの太さからくる骨太い印象のためだと思います。

各部のディディールを見てみると、どこもかしこもヘビーな造りをしています。

ハンドル。
私のTranceに比べると5センチは幅広のもの。
20110816_ハンドル
20110816_ダブルクラウンアップ

恐ろしくふっといBB付近のフレームの上を、これまたストロークの長そうなFOXのショックユニットがダウンチューブとスイングアームを結んでいます。
20110816_BB
20110816_リアサスユニットアップ
20110816_リアショックアップ

この複雑な構造のリアスイングアーム & リンク機構、いったいどのような軌跡を描いてリアホイールを動かすのでしょうか。
20110816_スイングアーム
20110816_リアスイングアームアップ

そしてダウンヒルバイクのもう一つの顔、ダブルクラウンのフロントサスペンション。
トラベル200㎜のロングストロークです。
20110816_フロントフォーク

TranceとこのDEMO 81を向い合せに並べてみます。
20110816_ご対面

全体のシルエットからしてまるで違います。

一見して両者の相違点は、
■ホイールベースの違い (DEMO > Trance)
■シートからハンドルまでの距離 (DEMO < Trance)
■フロントキャスター角の違い(DEMO=寝ている、Trance=起きている)
■ブレーキローターの口径の違い(DEMO > Trance)
と見て取れます。

リアスイングアームあたりを比べてみます。
DEMOを見た後にTranceを見ると、こんなフレームでゲレンデを下ったら、ショックユニットもリンク機構も壊れてしまうのではないか、と思えるほど華奢に見えます。
20110816_リアサス比較

フロントフォークです。
ダブルクラウン、シングルクラウンの違いはもちろんのこと、トラベルの違いも一目瞭然。
DEMOの200㎜に対してTranceは半分の100㎜です。
20110816_フロント比較

ハンドル。
Tranceに比べて広いハンドルは、下るときの路面の不整によるキックバックをより少ない労力で収束させるのに好都合です。
20110816_ハンドル比較

DEMOとTranceの各部のディメンションの違いを見るために、先の写真を真ん中で二つ折りにするような形で重ねてみました。
ちょっと見づらいですが、やはり際立って違うのはハンドルの位置とフロントフォークの寝方です。
本当はホイールベースも相当違うのですが、写真に撮った時のレンズの癖で吸収されてしまっているため、BBの位置の違いでのみそれが判別できます。
20110816_Trance vs DEMO81

で、実際に乗り比べてみた結果ですが、Tranceはダウンヒルバイクではなく、クロスカントリーカテゴリであることが前提、また、あくまで富士見のCコース(初心者コース)での感想という前提で...。

大袈裟にではなく、フルサスのTranceがリジットに感じられてしまうくらいのショック吸収性の差があり、Tranceで歯をむいて下るところを、鼻唄交じりで1.5倍以上の速度を維持できてしまいます。
長いストロークの初期が柔らかく、ギャップへの乗り始めから深いストロークに至るまでのショック吸収性が素晴らしいため、身体に伝わる振動が格段に少なく、その結果、頭部に伝わる振動も大幅に軽減されるため、常にはっきりした視界を確保できることが大きなアドバンテージです。
ショック吸収性がいいことは視界確保だけではなく、バイクがほとんど暴れないことにもつながっていて、これが次の操作へのスムーズな移行を容易にしてくれます。
あの不整路面をベタ舐め、といってもいいくらいです。
一言で言ってしまえば、バイクを操作するうえで転倒やコースアウトしてしまうことにつながるような不安要素が3分の1程度に減ったと実感できるのです。

う~ん、もう1台持てるものなら欲しいですが、きっとお高いんでしょうね~。

下界に戻ってカタログをいただきます。
20110816_Specializedカタログ

DEMO 81はどこかな...。

ありました。
20110816_DEMO81

お値段、400,000円也。

これではちょっと手が出ませんね。
もちろん、ダウンヒルを最大の趣味とする人から見たら、きっと『こりゃ買いだ!!』というお値段だと思います。
しかし、所詮は万年Cコースの住人ですから、宝の持ち腐れです。

それにしても、どんどんいいものが出るものですね。
数年前に乗った、もっとごっついダウンヒルバイクに乗った時は、こんな操縦性の良さは実感できませんでした。


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