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Nikonの非AiレンズのAi改造 〜 予習後編 Ai化の具体的方法 〜

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

さて、Old NIKKOR Lens Ai化の予習後編です。

前回の記事でAi方式の仕組みがわかりました。
では、具体的にレンズのどこをどんなふうに加工してやればいいのでしょうか。

前回見たように、レンズの絞り環を開放位置でボディに装着した場合、レンズの露出計連動ガイドの位置はどんな開放F値のレンズでも同じであることがわかりました。
その位置はボディ側の露出計連動レバーのレンズ非装着時のデフォルトの位置で良いかと言うと、実はそうでもないのであります。
ボディ側の露出計連動レバーは、実際に絞り込みを検出できるスタート位置まで、数ミリの遊びがあります。
これがレンズ非装着時のデフォルトの露出計連動レバーの位置ですが...
20230622_01.jpg

手応えのない遊びがこれだけあり、絞り込みを検知できるのはここから先です。
したがって、レンズ側の露出計連動ガイドはその位置までカメラ側の露出計連動レバーを押したところが開放時の定位置だ、ということです。
20230622_02.jpg

試しにFEの露出計連動レバーを跳ね上げた状態でレンズを絞り開放で装着してみると、レンズ側の露出計連動ガイドはこの位置で止まり、ちょうど絞り込みを検出できるスタート地点を思しき位置と一致します。
つまり、非AiレンズをAi化するには、この位置で絞り環のスカート部を削ってやればOKということです。
20230622_03.jpg

非Aiの200mmを装着してみました。
だいたいどこから削ればいいか見当がつきますよね。
20230622_04.jpg

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