不正確なBMW R1150RTのRIDが満タンでフル点灯するパターンが見つかった
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日の美山方面の最後の桜ツーリングの際、ちょっと興味深いことに気が付きました。
私のRTに限らず、同世代のR系統のRIDに備わったフューエルゲージは経年変化によってガソリンを満タンにしてもゲージがフル点灯しないトラブルが出ることが知られています。
まあ、少ない方向に振れているため、昔のように給油のときにTripをリセットして走行距離で管理すれば実害はないっちゃないのです、エンプティアラートは正常に点灯しますしね。
で、先日のツーリングで最後に給油したあと、例によって満タンにしたにも関わらずゲージは10セグメントのうち8セグメントまでしか点灯しませんでした。

あまり気にもとめていなかったのですが、交通量がいつもよりも多い市内を走っていてエンジンがオーバーヒート気味だったので、信号待ちのときに、いつもはイグニッションをOffにしてとめていたのですが、このときはイグニッションスイッチはOnのままエンジンをキルスイッチで止めたのです。
そしたら、8セグメントしか点灯していなかったゲージが9、そして10セグメントまでフル点灯したのです。
これがその時の様子。

ええ?
その後、信号が青になる直前にキルスイッチをOnにしてエンジンを始動したところ、またゲージは8セグメントまでしか点灯しなくなりましたが、次の赤信号で再度キルスイッチでエンジンを止めるとまたゲージがフル点灯しました。

これって一体どういうことなんでしょう?
このフューエルゲージについてはカテゴリを一つ設けたほどいろいろ試してみた経緯があるのですが、どんなにしても好転しないため、冒頭に書いたように諦めて放置を決め込んでいました。
最後にジタバタしたのはもう5年半も前のことでした。
さて、これはどういうことなんでしょうね。
このフューエルゲージの系統のところだけを抜き出して簡易図を描いてみました。

左側の大きな四角がガソリンタンクで、その中の『Fuel Level Sending Unit』と書かれているものがガソリン残量を感知するフロートを内蔵したもので、これがRIDにガソリン残量を送っています。
このFuel Level Sending Unitは内部でフロートが可変抵抗をスライドし、その抵抗値を得る構造で、これが導線でタンク内外を隔てるPetrol Guage(realoem.com上の記載名称)を経由してタンク外に出て、そのまま車両前方のRIDに接続されています。
この間にはカプラなどの接点以外は何も介在していません。
ということは、これら3つのパーツのうちいずれかに不具合があるということだと思っていましたが、エンジンを止めるとゲージが満タンを指し、エンジンを動かすとゲージのセグメント表示が減るというのはどういうことなんでしょうね。
エンジンを止めるとオルタネータによる発電がなくなって純粋にバッテリの電圧だけで電装系が運転されるので、エンジン稼働時の14V程度の電圧から12V強に下がるはずで、だとすると逆にエンジンを止めたときのほうがセグメントの点灯数が減りそうなもの、という気がします。
う~ん、ナゾだ。
この現象がこのゲージトラブルのブレークスルーになるかと一瞬思ったのですが、上の図面を描いてますますわからなくなった。
Fuel Level Sending Unit、Petrol Guage、RIDのいずれかに不具合があるものと思っていましたが、ここに描き込んでいないエンジン系統の配線も加えないと犯人はわからないかもなぁ。
いままではFuel Level Sending UnitかPetrol Gurageのいずれかの内部抵抗が大きくなってしまったのがゲージセグメント不点灯の原因だと思っていたのですが、どうもそうじゃないようです。
どなたか、わかる方いらっしゃるでしょうか?

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先日の美山方面の最後の桜ツーリングの際、ちょっと興味深いことに気が付きました。
私のRTに限らず、同世代のR系統のRIDに備わったフューエルゲージは経年変化によってガソリンを満タンにしてもゲージがフル点灯しないトラブルが出ることが知られています。
まあ、少ない方向に振れているため、昔のように給油のときにTripをリセットして走行距離で管理すれば実害はないっちゃないのです、エンプティアラートは正常に点灯しますしね。
で、先日のツーリングで最後に給油したあと、例によって満タンにしたにも関わらずゲージは10セグメントのうち8セグメントまでしか点灯しませんでした。

あまり気にもとめていなかったのですが、交通量がいつもよりも多い市内を走っていてエンジンがオーバーヒート気味だったので、信号待ちのときに、いつもはイグニッションをOffにしてとめていたのですが、このときはイグニッションスイッチはOnのままエンジンをキルスイッチで止めたのです。
そしたら、8セグメントしか点灯していなかったゲージが9、そして10セグメントまでフル点灯したのです。
これがその時の様子。

ええ?
その後、

これって一体どういうことなんでしょう?
このフューエルゲージについてはカテゴリを一つ設けたほどいろいろ試してみた経緯があるのですが、どんなにしても好転しないため、冒頭に書いたように諦めて放置を決め込んでいました。
最後にジタバタしたのはもう5年半も前のことでした。
さて、これはどういうことなんでしょうね。
このフューエルゲージの系統のところだけを抜き出して簡易図を描いてみました。

左側の大きな四角がガソリンタンクで、その中の『Fuel Level Sending Unit』と書かれているものがガソリン残量を感知するフロートを内蔵したもので、これがRIDにガソリン残量を送っています。
このFuel Level Sending Unitは内部でフロートが可変抵抗をスライドし、その抵抗値を得る構造で、これが導線でタンク内外を隔てるPetrol Guage(realoem.com上の記載名称)を経由してタンク外に出て、そのまま車両前方のRIDに接続されています。
この間にはカプラなどの接点以外は何も介在していません。
ということは、これら3つのパーツのうちいずれかに不具合があるということだと思っていましたが、エンジンを止めるとゲージが満タンを指し、エンジンを動かすとゲージのセグメント表示が減るというのはどういうことなんでしょうね。
エンジンを止めるとオルタネータによる発電がなくなって純粋にバッテリの電圧だけで電装系が運転されるので、エンジン稼働時の14V程度の電圧から12V強に下がるはずで、だとすると逆にエンジンを止めたときのほうがセグメントの点灯数が減りそうなもの、という気がします。
う~ん、ナゾだ。
この現象がこのゲージトラブルのブレークスルーになるかと一瞬思ったのですが、上の図面を描いてますますわからなくなった。
Fuel Level Sending Unit、Petrol Guage、RIDのいずれかに不具合があるものと思っていましたが、ここに描き込んでいないエンジン系統の配線も加えないと犯人はわからないかもなぁ。
いままではFuel Level Sending UnitかPetrol Gurageのいずれかの内部抵抗が大きくなってしまったのがゲージセグメント不点灯の原因だと思っていたのですが、どうもそうじゃないようです。
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