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クラッシュその後 ~希望の灯が灯る~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

もうすぐ事故から2週間がたちます。
なかなか示談が先に進みませんが、RTのほうはこの間バイク屋さんにいっていろいろ聞いてくることができました。

まだばらしていないので断定的なことは言えないそうですが、外見から想像するほど深刻ではないようです。

フロントカウルと左右のカウルは当然のことながら全とっかえです。
アンダーカウルもダメっぽい。
要するに、外装はテールカウルとウィンドスクリーンを除くと全部要交換です。

このほか、左ハンドルから伸びているクラッチホースがハンドルとフロントカウルに挟まれて傷がついていたりして、フロントカウルはそうとうな力で右に持って行かれ、挟まれたようです。
ということは当然、フロントカウルを支えているステーもアウト。

まだ断定的なことは言えないものの、どうやらフロントフォーク、テレレバーのストラットタワーは大丈夫の模様です。
センタースタンドをはずしてストロークさせたところ、特段大きな抵抗がなかったこと、前後に押し引きしても、通常のRTの感触であったことでそう判断できたようです。

ただ、こまごました部品がいくつも要交換であるため、修理費用はけっこうな額がかかりそう。
まあそれでも、もしかして本当に修理してやることができたら、次の10万キロをまた一緒に走っていくことができる。
いや不思議なものです。
いままで、バイクを壊してしまったときって、悲しい気持ちと同時に、じゃあ次のバイクは何にしようかな、と半分くらい次のバイクのことを考えて、不埒と思いつつ、楽しみだったことがあったのですが、今回はそんなふうには全く思えないのです。
今回、バイク屋さんに『復活できるかも』と聞いたとき、小躍りしたい衝動にかられたくらい、本当によかった、と心から思えた。

それくらい、この10年 10万キロ弱の距離と時間は濃密だったということなんでしょうねぇ。

まだ予断は許しませんけど、ちょっと希望が持てるバイク屋さん訪問でした。

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錆落としの峠越え

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

事故のことばかり書いていても気分がめいるだけですねぇ。
その後、進展もあまりないため、事故の前週のお話を。
本当はもっと早くに記事にしていたはずでしたが、後回しになってしまっていました。

私は本来は寒さに強い。
でも、この冬はなぜか寒い中を自転車で走る気がさっぱり起きず、とうとう自転車通勤も冬の入口でやめてしまっていました。
おれも歳をとったか。
と思いつつ、そろそろ空気も緩んできたので、久しぶりに錆落としに出かけることにしました。
3月の3連休の中日でした。
自宅から川沿いを遡上し、さらに北を目指して漕いで行きます。
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去年の夏にトレーニングにいそしんだ高野川の右岸を上がるころにはすっかり体も温まり、ユニクロで買った冬用のズボンを脱いで走ることにしました。
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このあたりは桜が並んでいます、咲き始めたらきっと壮観ですね。
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道端にも春の足音が。小さいから見逃してしまいそうですが、こうやって少しずつ春が近づいてくる。
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この日は17度まで上がるという予報だったので、夏用の薄いウェアを着てきましたが、上半身はウィンドブレーカーを着ているものの、下半身はパンツだけ、ほとんど半裸といっていい状態なので、峠付近は寒い寒い(笑)
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峠を下るときはさらにスカスカと寒かったですが、平地にまで下りてくるとだいぶ空気も緩みます。
向こうに見えている道沿いの樹も桜。ここ静原付近はまだつぼみは固いようです。咲くのはまだ2週間くらい先かな。
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府道40号線をちょっとだけそれてわき道を走ります。
自転車ではクルマが使うメインロードよりも、細い旧道とかわき道を走るほうが楽しいものです。
このときも薬王坂という何となくそそりそうな看板にひかれてさらにわき道にそれていきます。
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初めて見つけた成等山阿弥陀寺に到着。急な坂ですが、たち漕ぎして楽に上がれるくらい。
いやあ、このあたりは昔ながらの集落が残っていていいですね。
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その坂の向こうには、一般の民家と思われる家の敷地に石垣があり、そこに梅がきれいに咲いていました。こんな風景、自転車で走ってこれるところで見られるとは。
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もう走っている場合ではありませんね。こんな素敵なお庭があるおうちがあるのですよ、このあたり。もちろん、個人の土地なので、むやみに立ち入ることはできませんので、道端から楽しませてもらいましょう。
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ああ、いい景色を見つけました。奥さんのシティサイクルで来るにはちょっときついところなのが残念。
市内に向かってさらに西に静原の集落を離れていくと、採石場の西側にまた桜並木が現れます。ここも桜が咲くときれいです。
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鴨川の上賀茂神社付近まで下りてきました。
このあたりまで下りてくると、おおよそ30キロを走ったためか、猛烈な空腹感に襲われました。
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で、止めりゃいいのに、きちゃいました。
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ああ、せっかく脂肪燃焼したのに(^^;

遅い朝食をとって10:00過ぎに出発したのですが、ちょうど昼時だったのがうまくなかった、スープまで全部飲みほしてまさかの完食。ここのラーメン、京都ではけっこうメジャーなおいしい店です。
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お店の人に笑われながら、軽い罪悪感を覚えつつ、もう少し脂肪燃焼をして帰ろうと決心(^^;
叡山電鉄の二軒茶屋駅。ここから鞍馬まで、単線に変わるところです。ここまで軽い上りですが、張り切りすぎない程度に軽く汗を流しながら上がってきました。
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まあ、帰宅するまでにさらに15キロくらいを目安に走りゃいいか、と根拠もなく決めて、深泥池貴舩神社に到着。
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ここまで来てもまだ足りぬ。
Uターンして上賀茂神社のほうに向かいました。
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藤木神社。
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ここにも梅の花。すでに春の扉は開いていますね。
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この社家の町並みは私のお気に入り。
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こうして、上賀茂神社近くで鴨のつがいに見送られながら、春の錆落とし脂肪燃焼の峠越えは無事終了~
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さて、この冬の間にできてしまったおなか回りの浮き輪をはずさないとね。

今回のスタートからラーメン屋さんまでのログ。
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そして、ラーメン屋さんから上賀茂神社までのログ。
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ブレーキディスク交換のついでにホイールをきれいにしよう

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

ブレーキディスクを交換したとき、せっかくディスクをはずしたので、ふだん、手が届かないところをきれいにしておこうと頑張ってみました。

ディスクをはずしたところ、ブレーキダストやディスクの削れカスと思われるものがびっしりついています。
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これを、例の激落ちくんで落としてみると、これ、なかなかいいですね、よく落ちます。
ただ、このメラミンスポンジは削ることで汚れを落とすようなので、塗装面は注意したほうがいいかも。
水が入るといやなので、マスキングテープでネジ穴をふさいでいます。
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ディスクの脚もだいぶきれいになりました。
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もとはこんな感じ。
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こうして小一時間かけて磨いていくと、すっかり垢が落ちてくれました。
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次に楽なところ、スポークにかかります。
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きれいに見えるスポークも、近くで見るとこんなふうに黄ばんでいるところがあります。
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これもきれいに落とします。
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ずいぶんきれいになりましたが、まだやるところがあります。
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このボルトホール。
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ここも本当はこんなにきれいだったんですねぇ。
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センターの穴も...
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きれいになりました(^^)
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こちらは無用の長物のABSセンサーリング。こんな色をしていますが...
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こんななんですね、これ鉄ですよ。
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こうしてきれいになったホイールを装着。
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実に気持ちいいのですが、この翌々週にクラッシュですよみなさん、う~ん。
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リアブレーキディスクとパッドの交換

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

事故の方はこの土日は動きなしです。
もうね。
こんな記事でも書いていないとやっていられないですね。

事故に見舞われる2週間前、リアブレーキディスクとブレーキパッドの交換を行ないました。
前回のディスクの交換は2011年の12月、5万8千キロのとき。ほぼその時と同じ距離を走っての交換です。

パッドの状態。
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ディスクはこんな感じにまで摩滅しています。
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メーカー指定の交換時期はとうの昔に超えています。
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まずはキャリパーの取り外し。キャリパーボルトを緩めます。
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今回はキャリパーをはずしてしまう前にパッドピンを緩めておきます。
抜け防止のクリップをはずし...
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パッドピンを打ち込んで、固定用のリングピン(反対側)がキャリパーがはずれたところでとめておきます。
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キャリパーボルトをはずしたあと、ディスクの外周の山をパッドが乗り越えられるように、キャリパーを車体内側方向に何回か押してピストンをひっこめ、キャリパーをはずします。こうすると、割と楽にパッドがディスクの山を超えることができます。
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キャリパーをはずしたらパッドピンを抜きとってパッドをはずします。
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はずしたパッド。もう完全に終わっていますね。
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前回のMotorworksの海外通販で調達しておいたパッドを用意。
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前回の交換からおよそ1万8千キロでここまで減りました、だいたいいつものペースです。
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パッドをはずしたキャリパー側は想像していたほど汚れていませんが、もちろんきれいにしてしまいます。
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台所洗剤と歯ブラシで洗って水で流し、自転車のインフレータで水気を飛ばしました。
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歯ブラシが届きにくいところは、下着の切れ端を回してきれいにします。
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今回も使うのはこの潤滑材。
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ピストン摺動部に塗って何回か揉み出しを行ないます。
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前後のピストンが同じように出てくるようになったら、よけいなグリスをふき取ってしまいます。
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キャリパのお手入れはこれで終了。タオルにくるんで吊っておきます。
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さて、ディスクの交換にかかりましょう。ホイールをはずします。
このすぺーさ、なくさないようにね。何のためにあるんだろ、最初からこの暑さ分の厚みをホイールに付けておけばいいのに? 何か目的があるのでしょう。
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ではディスクをはずしにかかりましょう。
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T40トルクスで緩めます。
ここはロックタイトを塗ってから 20N・mくらいのトルクでしめていますが、いとも簡単に緩みました。
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ディスクをはずしたあとは ABSセンサー用のプレート。もう無用の長物ですが、ディスクの位置が変わってしまうので、無論、復旧時には元に戻します。
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新しいディスクです。
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新旧比較。
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初めてディスク交換したときは、このディスク外周の山をパッドを越えさせるのにひと汗かきました。でも、キャリパーの構造を知ればどうすればいいかわかります。
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本当はネジ穴をさらったほうがいいのですが、ツールを買うのを忘れていました。
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ディスク固定ボルトにはロックタイトを塗ります。べたべたに塗る必要はないでしょう。
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新しいディスクボルトは 21N・mでしめます。無論、何段階かに分けて、軽いトルクから指定トルクまで徐々にしめていきます。
今回は、ディスクに防錆処理は施しませんでした。
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ホイールボルトは錆が出ていましたので...
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真鍮のブラシで錆を落としてからグリスを塗っておきます。
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ホイルに2本のボルトを通してからホイールを復旧。
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キャリパーを復旧する前にパッドピンの錆を落とさないとね。
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新しいパッドにはパッドグリスを。
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パッドをキャリパーにセットしてパッドピンを通します。
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クリップも定位置に。
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キャリパーを指定トルクでしめて完了。
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新しいディスクは気持ちいいですね。
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あ、パッドを削るの忘れました。
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まだ記録する意味があると思いたい、112,734キロのときの交換でした。
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レッカー基地にRTを見に行ったら...

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

事故があったあと、会社を休んで病院にいってから、明るいうちにバイクを見に行ってきました。

いやあ、なんといっていいか、思った以上に重篤、これは存亡の危機といっていい。
以下、写真を見ながら。

まず正面。
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カウルの左側がごっそりもげてしまっていて、ラジオのアンテナの基部は完全欠損、アンテナが宙ぶらりんに立った状態です。
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フロントカウルの右側にもストレスがかかり、ヘッドライトレンズの右上のところにクラックが走っている。
たぶん、左側からヘッドライトユニットが圧迫したのでしょう。
フロントカウルは全損といっていい。
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サイドカウル。
こんなところにエアクリーナーにつながるダクトが見えてしまっています。
あとからもっとショッキングな写真が出てきます。
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シフトレバーのところのカウルを止めているビス部分にもクラック。こんなところまでストレスがかかっている。
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オーディオコンパートメントのリッドはロックキーホールがもげている。
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こういうところにこんなにストレスがかかっているということは、当然のことながらサイドカウルは逝っています。
フロントカウルとの勘合部からガソリンタンクの面が見えるところあたりまでごっそり持っていかれています、泣きたくなりますね。
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おそらく、ここが車に直接ぶつかった箇所でしょう。割れることでショックを吸収したといっていいか。
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左シリンダ。
シリンダヘッドカバーにクラックでも入っているのかと思っていましたが、どうもそうではなく、カバーを止めているボルトが引きちぎれたか、あるいはシリンダヘッドにねじ込まれているネジ山をごっそりひきはがして抜けおちてしまったようです。これも車と接触したところでしょう。
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たぶん、このボルトホールと、ボルトがはずれたことによってヘッドカバーとヘッド間に隙間ができて、そこからオイルが漏れたのでしょう。
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ここへ来て、一つ絶望的なものを発見。
ここ、右側カウルのフロントシートのすぐ前のところにけっこうな長さのクラックが走っている。
こんなところにクラックが走っているということは、車体の前半部分が右に持って行かれ、カウルのここにストレスがかかって割れたとしか思えない。
ということは、カウルを支えているフレームはいうに及ばず、ひょっとするとテレレバーのストラットタワー部にひずみが出ているか、もしくはストラットタワーが固定されているアルミブロックが逝ってしまっている可能性がある。
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ここまで見たら気分がめいってしまって、とりあえず、バイク屋さんにバイクを搬送してもらうことにして家に帰りました。

こんど、週明けにバイク屋さんに行ってみて中の状態を聴いてみたいと思います。

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Kachi

Author:Kachi
大好きなバイクや、最近気になる健康について書いていこうと思います。
肩の力を抜いていきましょう。

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