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フロントブレーキホースの交換 ~思わぬ伏兵あり~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

さて、フレアレンチも買ってきたし、とっととやっつけてしまいましょう。

ホースを交換するので、まずはフルードを抜かなければなりません。
20160927_01

20160927_02

ホースといっしょに束ねられているコード類のルーティングを記録しておきましょう。
ABSセンサーの信号ケーブルですね、私の車両にはもう無用の長物で撤去してもいいんでしょうけど、どんな信号がどんなときに流れているかわからないので、ショートを嫌ってそのままにしておきます。
フロントの右から左に延びるところです。
20160927_03

ここはブレーキラインスプリッタにつながるバンジョーの首の部分に束ねられているところです(写真はバンジョーをはずしたときのもの)。
20160927_04

そして、ブレーキランが下に向かって下りているところでも一か所。
20160927_05

フルードが抜けたらキャリパー側から外します。
どこから先にはずそうか迷ったのですが、下から外したほうがラインの中に残っているフルードがいちどに抜けてきていいかと思ってこっちからにしてみました。
20160927_06

左側への分岐のところに接続されているパイプですが、ブラケットをはずしてからでないとフレアレンチが入りません。緩めるために固定する相手がないため、バイス(万力)を使って緩めています。
20160927_07

はずれました。
20160927_08

上側、ブレーキラインスプリッタの下側から下りてくるところのバンジョーをはずします。
20160927_09

下から外しておかげか、残ったフルードが下りてくることはほとんどありませんでした。1~2滴落ちたくらい。
20160927_10

新しいホースのバンジョーに、付属のボルトとコッパワッシャをつけてねじ込みます。
20160927_11

古いホースと同じような角度でルーティングするようにします。
20160927_12

いろいろ試したのですが、次は左方向に分岐するパイプを先にねじ込んでから下に行くほうが楽でした。
20160927_13

分岐のブロックをとめるワッシャですが、オリジナルのものはくたびれていましたので、手持ちの新しいやつに替えておきます。
20160927_14

オリジナルのブラケットに素直につきました。加工はもちろん不要。
20160927_15

分岐のブラケットを完全固定する前にキャリパー側のバンジョーもボルトをキャリパーにねじ込んでおきます。ホースの長さが微妙で、上を完全固定してしまうとキャリパーにボルトが入りづらいのでけっこう四苦八苦しました。
20160927_16

つぎ、リザーバタンクから下りてくる、ブレーキラインスプリッタの上側のバンジョーをはずします。
20160927_17

そしてタンクのバンジョーもはずします。
20160927_18

ところがここでちょっと問題が発生。
バンジョーボルトがリザーバタンクに底付きしてしまってしめこめません。
20160927_19

オリジナルのバンジョーと比べると、Goodridgeのバンジョーは数ミリ薄いのです。
20160927_20

他のバンジョーも、オリジナルとGoodridge製では同じ厚みの差があります。ブレーキラインスプリッタのところは深さがあったので問題なかったんですね。
20160927_21

付属のコッパワッシャは必要な分のみ、10枚しかありませんので、近くのバイク屋さんに行って調達してきました。
これってどうよ、という感じですが、こうしないと接続できないので仕方ありません。
リークするようなら、ボルトをもっと短いものに換えてワッシャを1枚ずつにするしかありません。
20160927_22

一難去ったのですが、ここで思わぬ伏兵が。

さあ左側のホースを最後に換えてしまおう、と意気込んで、左側のパイプのナットを回してはずそうとしたのですが、下のメス側がブラケットに固定されているゴムで保持されているだけなので、ホースが供回りしてねじれてしまい、一向に緩まないのです。
20160927_23

下のフランジ(?)部をプライヤなどでつかんでいてもしっかり固定することもできず、ひと汗もふた汗もかいた結果、ここで無理をして古いホースを破断でもさせてしまったらいよいよ走行不能になると悟り、こちらはとりあえずこのままにしてフルードを充てんし、はずし方を調べようと決心、フルードを充てんしました。
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ブレーキラインからはフルードがすっかり抜けてしまっているのでエア抜きにかなり時間を要しましたが、しっかりしたタッチを得ることができました。
20160927_25

最後はブリードニップルの中に残っているフルードをティッシュの紙縒りで吸いとっておきます。
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接続部分にリークはないかな?
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20160927_29

特にここの部分は万一リークでもしようものなら、カウルの塗装を直撃しますので入念にチェック。
しばらくは駐車時もカウルにウエスを置いておいたほうが無難かも。
20160927_30

さて、バンジョーが薄くて固定にコッパワッシャをふた組使わねばならなかったわけですが、あとから比べてみると、バンジョーボルトそのものも長さが微妙に長かったようです。
20160927_31

バンジョーとの接触部分面を合わせてみると、長さが1ミリ程度長い。
これとバンジョーの厚みの差が加わってリザーバタンクで底付きを起こしてしまったようです。
ひょっとしたら、オリジナルのボルトを使ったら行けたかも? 
いやあ、あの底付きしたときの隙間をみると、やっぱり無理でしょう。
これはちょっといただけませんね、Goodridgeさん。
20160927_32

今回交換したホースと付属のボルトたち。
本当は左側のキャリパーにつながるホースを加えた3ピースワンセットなのですが、今回はそこは残してあります。
20160927_33

さて、左側のキャリパー部分のパイプ、どうやってはずしましょうか。
こういうときのためにやっぱり工具があるのかな。
ちょっといろいろ調べてみましょう。

また積み残しちゃった(^^;


と思って、夜寝ようとしたら、そうだ、これがあったじゃん。
fc2blog_20160925003658dfa.jpg

まあ、外すのはこれでいいけど、新しいホースにパイプをつなぐときにこいつでわしづかみにするのはちょっと抵抗があるな。
まあ、ちょっと考えてみましょう(*^_^*)


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