オイルレベルグラスの交換 再挑戦
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
ツールを手に入れたので、期待に胸を膨らませて作業を再開しました。
これが新しいオイルレベルグラス。

これはかなりきつきつのようなので...

周囲にシリコングリスを薄く薄く塗って...

少しでも入れやすくするために保冷剤で冷やしておきます。

さて、バイクをガレージの定位置に置きます。
オイル漏れを起こしていますね。
オイルはレベルグラスを下回るくらい減っているのですが、ガレージの出し入れで傾けたときに漏れたのでしょう。

さっそくシールプラーを使ってみます。

ワイヤを通して向こうに落ちないようにしたり、いろいろたいへんであります。

オイルが通る穴にプラーの先端を入れてこじると、割に簡単に本体がひしゃげて外れてきました。

はずれました。ただし、これはまだ本体の一部です。

さらにこじって、車体に固定されるリング状の部分がようやくはずれました。

外れたあとはこんな感じ、すっきりしました。

ただ、写真を撮り忘れましたが、シールプラーでこじった関係で、サイトグラスと密着する部分にけっこうな傷ができてしまいました。漏れの原因にならないといいのですが。
さて、早速新しいオイルレベルグラスをはめましょう。
冷やしておいたサイトガラスを手早くあてがいます。
結露しますがかまいません。どうせ常温に戻れば蒸発します。

これを叩きこむのに何を使うか考えていたのですが、サイドスタンドの下駄を使うことにしました。このほうが均等に打ち込めるのではないかと考えたためですが、どうでしょう。
むしろ、ソケットを使って打ったときにずれてガラスを割ってしまうのを警戒してのことでした。

ある程度打ち込んだところでソケットにバトンタッチ。30ミリがぴったりでした。

最初はエクステンションをつけてやってみましたが、打つたびにカチカチ音がしてガラスが割れているんじゃないかと心配になったので、ソケット単体で打ち込みました。

打ち込んでいるうちは音が軽いですが、着床すると音が変わりました。
念のために旧サイトガラスの打ちこんであった状態と比べて定位置に入ったことを確認してきます。
本当は穴が下にくるように打ち込んだつもりだったのですが、ちょっとずれてしまいました。まあこれくらいはいいか。

はずしたサイトガラスをチェックします。
これは最初に外した内側のピース。
比較的軟らかい金属でできており、シールプラーやバールの類の硬度の高い金属でこじればけっこう簡単に外れてくれます。

これがはずすのに難儀した外側のリング。硬く、表がラバーでカバーされているため、非常に外しにくい。

はずしたリングと内側のピースの位置関係。歪む前はこれがぴったりとリングに密着しています。

はずしたリングの内側。
シールプラーでついた傷が複数個所にあります。

けっこう深くえぐられていて、この部分が車体側にも食い込んでいた模様。


漏れていたオイルをパーツクリーナーで掃除しておきます。これでまたオイル漏れの跡が出れば今回の作業のためにオイルリークが起こってしまったということ。なんとかしないとけなくなります。

今回シールプラーをサイトガラス本体の穴に入れて力任せにこじったため、先端が曲がってしまいました。
金槌でたたいて元に戻しておきました。

オイルレベルグラスの構造がわかってしまったら、次回から用意するツールの見当がつきました。
今回使ったシールプラーは有用。
そのほかに、やっぱりベアリングプラーがあるとよさそうです。
構造的にはパラレバーピボット部のベアリングのアウターレースと同じ感じで外せるのではないかと思います。
内側の穴あきピースを潰してはずしたあと、ベアリングプラーで外側のリングを引き出すと、車体側を傷つけずに済みそうです。
109,904キロでのメンテナンスでした。


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ツールを手に入れたので、期待に胸を膨らませて作業を再開しました。
これが新しいオイルレベルグラス。

これはかなりきつきつのようなので...

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少しでも入れやすくするために保冷剤で冷やしておきます。

さて、バイクをガレージの定位置に置きます。
オイル漏れを起こしていますね。
オイルはレベルグラスを下回るくらい減っているのですが、ガレージの出し入れで傾けたときに漏れたのでしょう。

さっそくシールプラーを使ってみます。

ワイヤを通して向こうに落ちないようにしたり、いろいろたいへんであります。

オイルが通る穴にプラーの先端を入れてこじると、割に簡単に本体がひしゃげて外れてきました。

はずれました。ただし、これはまだ本体の一部です。

さらにこじって、車体に固定されるリング状の部分がようやくはずれました。

外れたあとはこんな感じ、すっきりしました。

ただ、写真を撮り忘れましたが、シールプラーでこじった関係で、サイトグラスと密着する部分にけっこうな傷ができてしまいました。漏れの原因にならないといいのですが。
さて、早速新しいオイルレベルグラスをはめましょう。
冷やしておいたサイトガラスを手早くあてがいます。
結露しますがかまいません。どうせ常温に戻れば蒸発します。

これを叩きこむのに何を使うか考えていたのですが、サイドスタンドの下駄を使うことにしました。このほうが均等に打ち込めるのではないかと考えたためですが、どうでしょう。
むしろ、ソケットを使って打ったときにずれてガラスを割ってしまうのを警戒してのことでした。

ある程度打ち込んだところでソケットにバトンタッチ。30ミリがぴったりでした。

最初はエクステンションをつけてやってみましたが、打つたびにカチカチ音がしてガラスが割れているんじゃないかと心配になったので、ソケット単体で打ち込みました。

打ち込んでいるうちは音が軽いですが、着床すると音が変わりました。
念のために旧サイトガラスの打ちこんであった状態と比べて定位置に入ったことを確認してきます。
本当は穴が下にくるように打ち込んだつもりだったのですが、ちょっとずれてしまいました。まあこれくらいはいいか。

はずしたサイトガラスをチェックします。
これは最初に外した内側のピース。
比較的軟らかい金属でできており、シールプラーやバールの類の硬度の高い金属でこじればけっこう簡単に外れてくれます。

これがはずすのに難儀した外側のリング。硬く、表がラバーでカバーされているため、非常に外しにくい。

はずしたリングと内側のピースの位置関係。歪む前はこれがぴったりとリングに密着しています。

はずしたリングの内側。
シールプラーでついた傷が複数個所にあります。

けっこう深くえぐられていて、この部分が車体側にも食い込んでいた模様。


漏れていたオイルをパーツクリーナーで掃除しておきます。これでまたオイル漏れの跡が出れば今回の作業のためにオイルリークが起こってしまったということ。なんとかしないとけなくなります。

今回シールプラーをサイトガラス本体の穴に入れて力任せにこじったため、先端が曲がってしまいました。
金槌でたたいて元に戻しておきました。

オイルレベルグラスの構造がわかってしまったら、次回から用意するツールの見当がつきました。
今回使ったシールプラーは有用。
そのほかに、やっぱりベアリングプラーがあるとよさそうです。
構造的にはパラレバーピボット部のベアリングのアウターレースと同じ感じで外せるのではないかと思います。
内側の穴あきピースを潰してはずしたあと、ベアリングプラーで外側のリングを引き出すと、車体側を傷つけずに済みそうです。
109,904キロでのメンテナンスでした。


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