乗鞍ヒルクライム ~ Nori-Climberになった日 ~
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
さて、乗鞍ヒルクライム当日の朝。
04:00に起床。朝食は05:00ごろからだということで、みんな思い思いにやることをやります。
TREKさんはクルマに積んできたローラー台でウォーミングアップされています。
これ、前日に私も試させていただきましたが、すごくほしくなりました。
負荷を調整できるうえに、公道を走っているときと違って、一定時間ずうっと負荷をかけられる。う~ん(^^;

私はていじんさん、ドラゴンローディーさん、14144さんに誘われて宿から2キロほど下ってウォーミングアップに行きます。

2キロですが、体は十分に温まって目覚めました。
このウォーミングアップのあとの食事がまたおいしいですね。
でも、ここはあまりたくさん食べるのはご法度。おかわりはしません。エネルギーになるジェル系の食物を携行して走ることにします。

07:00前にスタート地点の集合場所へ。
私は51歳~60歳のクラス。

私よりも上の方もいらっしゃいますが、皆さん速そうですねぇ。

周りを見渡してみると、山に霧がかかっていてとても幻想的。
そんな景色の中を、大会事務局のアナウンスが入ります。
『ゴール地点の天候は晴れ、気温は10度、雲海が見えているそうです』
いやあ、これはいよいよ盛り上がりますね~

さらにアナウンスは続きます。
『今回の参加者の最高齢者は91歳です』
まじか!
会場がどよめきます。

大会委員長だったかな、松本市長のご挨拶などもあり、いよいよスタートの雰囲気が高まってきます。

こんな風景の中を...

上がっていくなんて...

まさに天空の道を行くようなもの。

霧の中を走るのは寒いかもしれませんが、体が温まりますからね。

スタート地点につきます。
いいタイムを出そうなんて思っちゃいませんが、やっぱり緊張しますねぇ。
でもどうでしょう、スタート地点の向こうの山の上はしっかり晴れていますよ~
さすが、超晴れ男の14144さんのパワーの賜物!

そしてスタート。
しばらく走っていると、前方に霧。

三本滝のレストハウスを過ぎてしばらく行くと半分の距離の10キロを通過。
この時点の経過時間はちょうど1時間。
お、このペースなら2時間も可能か。なんて、そう甘くはないわけです(^^;

さらに漕いで漕いで、位ヶ原の山小屋の前を通過。前回と違って今回は霧の中ですが、まだまだいける気がするのは興奮しているせいでしょう。

残り3キロの標識が見えてきました。ここまで、いったい何台のバイクに抜かれたでしょう。逆に抜かしたのはわずかに5台か6台くらい(^^;

この残り3キロ地点を過ぎてちょっといったところの右カーブで、とうとう私の脚が悲鳴をあげました。
ここに至るまでにも3回くらい休憩をしたのですが、脚が動かなくなったので止まってビンディングをはずし、バイクを降りたところ、両膝の内側がギューっと攣ってしまいました。
あ~いかん、とにかく揉もう。ここまで来てリタイヤなどできるものか。
そうして足を揉んでいると、すぐそばにいたフォルツァの二人組が歩み寄ってきて
『お父さん、どうされました?』 (この『お父さん』がけっこうショックだったり ^^; )
『いやまあ、脚がつってしまって、揉んでるんですわ』
『そんなときにナンですけど、今回は何回目の参加ですか?』
『え~と、一回目です(^^;』
『そうですか、頑張ってくださいね』
『ありがとうございます。ここまで来たんですからね、ゼッタイ完走して見せます!』
と脚を揉みながら大見えを切りました(笑)
聞くと長野朝日放送のクルーの方らしく、編集後、乗鞍ヒルクライムの番組で放送されるそうです。
長野県のローカル番組らしいので、私が住む京都では観ることができませんが、もしこんなやり取りをしている丸っこいサングラスをかけてOGKのヘルメットをかぶったおっさんが映っていたら、それは私です(笑)
でもね。
あんなふうに『完走して見せます』って宣言したら足のつりもすっかり鳴りをひそめました。
長野朝日放送のクルーの方のおかげで続行できたようなものです、ありがとうございました。
さあて、頂上も見えてきました。
まだあんなに上るのか、なんてことは考えません。
もうすでに2キロ近くまで来ているんだ、と自分を奮い立たせます。

もう下山してくる人たちもいますね、速いなぁ。

ここらへんであと1キロ地点だったと思います。
もうゴールはあの先です。

そして、薄い空気の中、へえへえ言いながらようやくゴールイン。

自分で計測した所要時間は2時間54分。でもスタートと同時に計測をスタートしたわけではなく、スタートの数分前、画面を見ると07:24分にスタートボタンを押したので、実際はもっと少し短いはず。

ふもとから運んでもらった荷物の中からフリースを出して着て、ちょうど横にいたお兄さんにお願いしてお約束のバイクリフトを撮っていただきました。
ウィンドブレーカの下からフリースがのぞいている間抜け具合はご愛嬌ということで(^^)

先にスタートされたTREKさん、私といっしょにスタートされたドラゴンローディーさん、私を追い越して行かれたていじんさんと14144さんはすでに下山されているはず。私もとっとと下りましょう。

下山は200台くらいが先導車(クルマ)について下っていきますので、少し待たされます。あそこがその先導車がいるところ。

5分くらい待ったかな。前回の落車のトラウマがあるので言われなくてもスピードなど出す気になれません。ゆっくりのんびり下ります。

途中でいい景色が見えたら写真なんか撮ったりしながら。

みなさんお疲れさま~

雲がどんどん流れていきます。なかなかこんな風景を見に来ることはできないので、できるだけゆっくり下りたいのですが、皆さんがどうされているかわからないので、下りていきます。

で、宿に到着したら、ていじんさんとTREKさん、14144さんがが『お帰りなさ~い』と出迎えてくださいました。
なんと、もうお風呂もすませてしまったんだとか。
どんだけ遅いんだ、オレ(^^;
13:00でイベント会場は終わりだというので、皆さんとイベント会場に行きます。お待たせしてしまってすみません。
受付のときと同じテントに行って完走証をいただきます。

例のチップを埋め込んだバンドでコンピュータに記録された公式タイムは2時間46分21秒。
う~ん、皆さんより1時間以上遅いぞ(^^;
まあでも、初めての参加なので、完走できてよしとしましょう。

Webサイトで見てみると、私は一般男子Fクラスの791人中770番台。
後ろ3%以内に入ったという、なかなか取ろうと思っても取れない成績でした(笑)
この後、13:30頃から皆三々五々、帰路につきました。
宿を出発してしばらくすると、雨がパラパラと。

14144さんが『大会が終わって昼から雨が降りますよ、きっと』なんておっしゃっていましたが、本当にそうなった!!
いやあ、さすがですね。これにはホント、驚きましたよ。
レースが始まるときに晴れさせてしまって、終わったら雨ですよ。
帰りは安房峠のトンネルを西に抜けるまでずっと雨でした(^^;
14144さんの晴れ男パワー、恐るべしですね。
帰りはけっこう休憩も少なく、まだ明るいうちに京都のインターチェンジを降りることができました。
左前にいるBMWが同じETCレーンを先にくぐりましたが、私と同じ料金でした。たぶん、この方々も乗鞍に出ていらっしゃったんでしょう。

帰宅してからシャワーを浴びたら足がひりひり。
雲が多かったから焼けまいと思っていたのに、こんなに焼けていました。やっぱり山の紫外線は強いですねぇ。

こうして、私の初めての乗鞍ヒルクライムは無事終了~
こうやって無事に完走できたのも、今回ご一緒させていただいた皆さんのご指導や励ましがあったからです、本当に。
7月にプレクライムに連れて行ってくださり、ほかにも高校の同級生もいろいろ教えてくれました。
こうやって新しいことに挑戦して成功することって、幸せなことですね。
今回もTREKさんには宿の手配からお土産までいただいて、14144さんにもおいしいジュースをごちそうになり、ていじんさんとドラゴンローディーさんには夕食の飲み物をごちそうしていただいたり励ましていただいて、みなさんのおかげで完走できました。
何より楽しかった!
本当にありがとうございました。
なんだか、ヒルクライムが終わってもなかなかゼッケンをはずす気になれません。
それくらい楽しかったんだよな~
走っている最中はとってもしんどかったのに、思い出すと楽しい思い出しかないんですよね。
これ、たぶん一人でエントリしていたらこんな印象はなかったと思います。
走るときは離ればなれだったけど、やっぱり皆さんに引っ張っていただいたんだなぁ、と実感しました。

来年もぜひ参加したいです。
会社の休暇を調整して、ネゴシエーションをしっかりして行くぞ~、NORIKURA 2017!!

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さて、乗鞍ヒルクライム当日の朝。
04:00に起床。朝食は05:00ごろからだということで、みんな思い思いにやることをやります。
TREKさんはクルマに積んできたローラー台でウォーミングアップされています。
これ、前日に私も試させていただきましたが、すごくほしくなりました。
負荷を調整できるうえに、公道を走っているときと違って、一定時間ずうっと負荷をかけられる。う~ん(^^;

私はていじんさん、ドラゴンローディーさん、14144さんに誘われて宿から2キロほど下ってウォーミングアップに行きます。

2キロですが、体は十分に温まって目覚めました。
このウォーミングアップのあとの食事がまたおいしいですね。
でも、ここはあまりたくさん食べるのはご法度。おかわりはしません。エネルギーになるジェル系の食物を携行して走ることにします。

07:00前にスタート地点の集合場所へ。
私は51歳~60歳のクラス。

私よりも上の方もいらっしゃいますが、皆さん速そうですねぇ。

周りを見渡してみると、山に霧がかかっていてとても幻想的。
そんな景色の中を、大会事務局のアナウンスが入ります。
『ゴール地点の天候は晴れ、気温は10度、雲海が見えているそうです』
いやあ、これはいよいよ盛り上がりますね~

さらにアナウンスは続きます。
『今回の参加者の最高齢者は91歳です』
まじか!
会場がどよめきます。

大会委員長だったかな、松本市長のご挨拶などもあり、いよいよスタートの雰囲気が高まってきます。

こんな風景の中を...

上がっていくなんて...

まさに天空の道を行くようなもの。

霧の中を走るのは寒いかもしれませんが、体が温まりますからね。

スタート地点につきます。
いいタイムを出そうなんて思っちゃいませんが、やっぱり緊張しますねぇ。
でもどうでしょう、スタート地点の向こうの山の上はしっかり晴れていますよ~
さすが、超晴れ男の14144さんのパワーの賜物!

そしてスタート。
しばらく走っていると、前方に霧。

三本滝のレストハウスを過ぎてしばらく行くと半分の距離の10キロを通過。
この時点の経過時間はちょうど1時間。
お、このペースなら2時間も可能か。なんて、そう甘くはないわけです(^^;

さらに漕いで漕いで、位ヶ原の山小屋の前を通過。前回と違って今回は霧の中ですが、まだまだいける気がするのは興奮しているせいでしょう。

残り3キロの標識が見えてきました。ここまで、いったい何台のバイクに抜かれたでしょう。逆に抜かしたのはわずかに5台か6台くらい(^^;

この残り3キロ地点を過ぎてちょっといったところの右カーブで、とうとう私の脚が悲鳴をあげました。
ここに至るまでにも3回くらい休憩をしたのですが、脚が動かなくなったので止まってビンディングをはずし、バイクを降りたところ、両膝の内側がギューっと攣ってしまいました。
あ~いかん、とにかく揉もう。ここまで来てリタイヤなどできるものか。
そうして足を揉んでいると、すぐそばにいたフォルツァの二人組が歩み寄ってきて
『お父さん、どうされました?』 (この『お父さん』がけっこうショックだったり ^^; )
『いやまあ、脚がつってしまって、揉んでるんですわ』
『そんなときにナンですけど、今回は何回目の参加ですか?』
『え~と、一回目です(^^;』
『そうですか、頑張ってくださいね』
『ありがとうございます。ここまで来たんですからね、ゼッタイ完走して見せます!』
と脚を揉みながら大見えを切りました(笑)
聞くと長野朝日放送のクルーの方らしく、編集後、乗鞍ヒルクライムの番組で放送されるそうです。
長野県のローカル番組らしいので、私が住む京都では観ることができませんが、もしこんなやり取りをしている丸っこいサングラスをかけてOGKのヘルメットをかぶったおっさんが映っていたら、それは私です(笑)
でもね。
あんなふうに『完走して見せます』って宣言したら足のつりもすっかり鳴りをひそめました。
長野朝日放送のクルーの方のおかげで続行できたようなものです、ありがとうございました。
さあて、頂上も見えてきました。
まだあんなに上るのか、なんてことは考えません。
もうすでに2キロ近くまで来ているんだ、と自分を奮い立たせます。

もう下山してくる人たちもいますね、速いなぁ。

ここらへんであと1キロ地点だったと思います。
もうゴールはあの先です。

そして、薄い空気の中、へえへえ言いながらようやくゴールイン。

自分で計測した所要時間は2時間54分。でもスタートと同時に計測をスタートしたわけではなく、スタートの数分前、画面を見ると07:24分にスタートボタンを押したので、実際はもっと少し短いはず。

ふもとから運んでもらった荷物の中からフリースを出して着て、ちょうど横にいたお兄さんにお願いしてお約束のバイクリフトを撮っていただきました。
ウィンドブレーカの下からフリースがのぞいている間抜け具合はご愛嬌ということで(^^)

先にスタートされたTREKさん、私といっしょにスタートされたドラゴンローディーさん、私を追い越して行かれたていじんさんと14144さんはすでに下山されているはず。私もとっとと下りましょう。

下山は200台くらいが先導車(クルマ)について下っていきますので、少し待たされます。あそこがその先導車がいるところ。

5分くらい待ったかな。前回の落車のトラウマがあるので言われなくてもスピードなど出す気になれません。ゆっくりのんびり下ります。

途中でいい景色が見えたら写真なんか撮ったりしながら。

みなさんお疲れさま~

雲がどんどん流れていきます。なかなかこんな風景を見に来ることはできないので、できるだけゆっくり下りたいのですが、皆さんがどうされているかわからないので、下りていきます。

で、宿に到着したら、ていじんさんとTREKさん、14144さんがが『お帰りなさ~い』と出迎えてくださいました。
なんと、もうお風呂もすませてしまったんだとか。
どんだけ遅いんだ、オレ(^^;
13:00でイベント会場は終わりだというので、皆さんとイベント会場に行きます。お待たせしてしまってすみません。
受付のときと同じテントに行って完走証をいただきます。

例のチップを埋め込んだバンドでコンピュータに記録された公式タイムは2時間46分21秒。
う~ん、皆さんより1時間以上遅いぞ(^^;
まあでも、初めての参加なので、完走できてよしとしましょう。

Webサイトで見てみると、私は一般男子Fクラスの791人中770番台。
後ろ3%以内に入ったという、なかなか取ろうと思っても取れない成績でした(笑)
この後、13:30頃から皆三々五々、帰路につきました。
宿を出発してしばらくすると、雨がパラパラと。

14144さんが『大会が終わって昼から雨が降りますよ、きっと』なんておっしゃっていましたが、本当にそうなった!!
いやあ、さすがですね。これにはホント、驚きましたよ。
レースが始まるときに晴れさせてしまって、終わったら雨ですよ。
帰りは安房峠のトンネルを西に抜けるまでずっと雨でした(^^;
14144さんの晴れ男パワー、恐るべしですね。
帰りはけっこう休憩も少なく、まだ明るいうちに京都のインターチェンジを降りることができました。
左前にいるBMWが同じETCレーンを先にくぐりましたが、私と同じ料金でした。たぶん、この方々も乗鞍に出ていらっしゃったんでしょう。

帰宅してからシャワーを浴びたら足がひりひり。
雲が多かったから焼けまいと思っていたのに、こんなに焼けていました。やっぱり山の紫外線は強いですねぇ。

こうして、私の初めての乗鞍ヒルクライムは無事終了~
こうやって無事に完走できたのも、今回ご一緒させていただいた皆さんのご指導や励ましがあったからです、本当に。
7月にプレクライムに連れて行ってくださり、ほかにも高校の同級生もいろいろ教えてくれました。
こうやって新しいことに挑戦して成功することって、幸せなことですね。
今回もTREKさんには宿の手配からお土産までいただいて、14144さんにもおいしいジュースをごちそうになり、ていじんさんとドラゴンローディーさんには夕食の飲み物をごちそうしていただいたり励ましていただいて、みなさんのおかげで完走できました。
何より楽しかった!
本当にありがとうございました。
なんだか、ヒルクライムが終わってもなかなかゼッケンをはずす気になれません。
それくらい楽しかったんだよな~
走っている最中はとってもしんどかったのに、思い出すと楽しい思い出しかないんですよね。
これ、たぶん一人でエントリしていたらこんな印象はなかったと思います。
走るときは離ればなれだったけど、やっぱり皆さんに引っ張っていただいたんだなぁ、と実感しました。

来年もぜひ参加したいです。
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