デジタルカメラの露出制御の便利
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
この夏に写真撮影戦線に参戦したデジタル一眼レフの Nikon D750。
先日、伊丹空港で飛行機の写真を撮影したときは、写真の出来栄えそのものはともかく、高感度での感度のよさ、暗所でのフォーカスの速さ、動体追尾の確実性など、いままでのカメラとは一味もふた味も違う性能を発揮してくれました。
特によかったと思うのは、シャッタースピードとISO感度の設定をいじることによって、自分が思った通りの動きをしてくれるようになるという点。
先日のような暗いところでの撮影の場合、明るさが刻一刻と変わるから、デジタルの恩恵をめいっぱい享受できます。
これは D750の軍幹部上面にあるディスプレイですが、下の『8000』が設定している上限の ISO感度を、上左の 80がシャッタースピードを、上右の F4が絞りを表しています。

こちらは背面のディスプレイで、ISO感度の設定メニューを開いたところです。

一番上の選択されているところが標準設定の感度で、ISO100にセットされていることを表しています。
その下の『感度自動制御』はカメラとレンズが制御できる露出の範囲を超えたアンダーになった時に自動的に ISO感度を上げる設定にしていることを表します。
『制御上限感度』が、その時にどこまで感度を上げるかの設定で、現状は ISO8000より上には上がらないように設定しているということです。
その下の『低速限界設定』は、ここではAUTOになっていますが、下のメニューに下ると、自動制御の時の低速側のシャッタースピードを設定でき、これによって手ぶれを発生しにくくできます。

ISO制御上限感度の設定メニューを下るとそこで上限感度を設定できます。私は ISO8000に設定しています。10000あたりでも昔に比べて圧倒的にノイズは少ないのですが、それでも少し画面は粗くなりますので常用はここまでにしています。

これらをうまく活用すると、前回のような黄昏時の飛行機の撮影をする時、シャッタースピード優先の自動露出にセットして撮影すると、意図した動感に近い動感で撮ることができます。

シャッタースピードを400分の1にセットしてみると、絞りのF4が点滅しますが、これは解放の F4、ISO8000でも露出不足になることを表します。

シャッタースピードを 50分の1秒にセットすると絞り値が点灯し、適正露出が得られることを示します。

こうしたことを頭に入れて、これらの機能の一部を使って黄昏の飛行機の写真を撮りました。
前回の設定は...
■標準ISO感度 ・・・ISO100
■感度自動制御 ・・・On
■制御上限感度 ・・・ISO8000
■自動露出モード・・・シャッタースピード優先自動露出
■設定シャッタースピード・・・30分の1秒
こうすることによって、シャッタースピードは30分の1秒で固定され、これに合わせて絞りが自動制御されて適正露出が得られます。
陽が暮れて光が少なくなってくると、シャッタースピードは 30分の1秒に固定されていますから、絞りはどんどん開かれて行って、解放まで行きつくと、それより暗くなると露出アンダーになってしまいます。
こうなった時に、カメラは適正露出を得るために、ISO感度を上げ始めます。
こうして、シャッター速度を一定にしたままより暗い被写体も同じように撮れるようにカメラが制御をしてくれるため、明るさ(暗さ)を気にせずに撮影が続けられました。
これは本当に基本中の基本的な設定なのですが、フィルムカメラの時はもちろんこんな(撮影途中で感度を変えるような)芸当はできませんので、デジタルの面目躍如といったところです。
これからもっといろんな機能を試してみたいですね~、こりゃ楽しいわ。

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この夏に写真撮影戦線に参戦したデジタル一眼レフの Nikon D750。
先日、伊丹空港で飛行機の写真を撮影したときは、写真の出来栄えそのものはともかく、高感度での感度のよさ、暗所でのフォーカスの速さ、動体追尾の確実性など、いままでのカメラとは一味もふた味も違う性能を発揮してくれました。
特によかったと思うのは、シャッタースピードとISO感度の設定をいじることによって、自分が思った通りの動きをしてくれるようになるという点。
先日のような暗いところでの撮影の場合、明るさが刻一刻と変わるから、デジタルの恩恵をめいっぱい享受できます。
これは D750の軍幹部上面にあるディスプレイですが、下の『8000』が設定している上限の ISO感度を、上左の 80がシャッタースピードを、上右の F4が絞りを表しています。

こちらは背面のディスプレイで、ISO感度の設定メニューを開いたところです。

一番上の選択されているところが標準設定の感度で、ISO100にセットされていることを表しています。
その下の『感度自動制御』はカメラとレンズが制御できる露出の範囲を超えたアンダーになった時に自動的に ISO感度を上げる設定にしていることを表します。
『制御上限感度』が、その時にどこまで感度を上げるかの設定で、現状は ISO8000より上には上がらないように設定しているということです。
その下の『低速限界設定』は、ここではAUTOになっていますが、下のメニューに下ると、自動制御の時の低速側のシャッタースピードを設定でき、これによって手ぶれを発生しにくくできます。

ISO制御上限感度の設定メニューを下るとそこで上限感度を設定できます。私は ISO8000に設定しています。10000あたりでも昔に比べて圧倒的にノイズは少ないのですが、それでも少し画面は粗くなりますので常用はここまでにしています。

これらをうまく活用すると、前回のような黄昏時の飛行機の撮影をする時、シャッタースピード優先の自動露出にセットして撮影すると、意図した動感に近い動感で撮ることができます。

シャッタースピードを400分の1にセットしてみると、絞りのF4が点滅しますが、これは解放の F4、ISO8000でも露出不足になることを表します。

シャッタースピードを 50分の1秒にセットすると絞り値が点灯し、適正露出が得られることを示します。

こうしたことを頭に入れて、これらの機能の一部を使って黄昏の飛行機の写真を撮りました。
前回の設定は...
■標準ISO感度 ・・・ISO100
■感度自動制御 ・・・On
■制御上限感度 ・・・ISO8000
■自動露出モード・・・シャッタースピード優先自動露出
■設定シャッタースピード・・・30分の1秒
こうすることによって、シャッタースピードは30分の1秒で固定され、これに合わせて絞りが自動制御されて適正露出が得られます。
陽が暮れて光が少なくなってくると、シャッタースピードは 30分の1秒に固定されていますから、絞りはどんどん開かれて行って、解放まで行きつくと、それより暗くなると露出アンダーになってしまいます。
こうなった時に、カメラは適正露出を得るために、ISO感度を上げ始めます。
こうして、シャッター速度を一定にしたままより暗い被写体も同じように撮れるようにカメラが制御をしてくれるため、明るさ(暗さ)を気にせずに撮影が続けられました。
これは本当に基本中の基本的な設定なのですが、フィルムカメラの時はもちろんこんな(撮影途中で感度を変えるような)芸当はできませんので、デジタルの面目躍如といったところです。
これからもっといろんな機能を試してみたいですね~、こりゃ楽しいわ。

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