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ウィンカーポジションディレイ回路の配線をやり直す

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

先日、D-Typeさんの真似をしてウィンカーポジションのディレイ回路を組みましたが、拙速で配線したので配線がいい加減になっていました。
これをちゃんとやり直さなければなりません。

これが左側のミラーハウジングを外したところ。
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リレー基板につながる配線が長いうえに各線がまとめられていないために、ハウジングを車体にはめようとしても配線を噛んでしまうこともあって非常に厄介。
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右側も同じです。
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おまけに、ウィンカーからコンデンサに電力を供給する線はウィンカ端子のバッテリに近いほうの端子のクリップにはさみ込んであるだけで、決してほめられたものではありません。
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まずはこれから始末しましょう。
ウィンカーにつながるプラス側の配線の被服をむきます。
こちら左側。
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こちらは右側。
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ここに、単に挟んであっただけの配線をハンダ付けします。
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それと、ここまでええ加減なことをしていたのかと我ながらがっくりしたのですが、車体側のポジション球からの電力供給線とアース線も、ビニールテープの下でよってあっただけの状態だったのを...
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ハンダ付けして自己融着テープで保護しました。
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あと、ばらばらにあっち向いたりこっち向いたりしていた一連の配線を細めのタイラップで2か所まとめ、少しは扱いやすくしようという算段。
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車体側も。
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こうして、どうやら車体にハウジングをはめようとしたときに配線を噛むこともなくなりました。
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もちろん、全部正常に機能しましたよ(^^)
やっぱり最初から正しく仕事をすべきですね(汗)

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小春日和に久しぶりの洗車

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

3月も第一週目は朝の最低気温は氷点下だったり、せいぜい高くて2度くらいだったりしたものが、3月最初の土日で一気に春の気配が強まりました。
私が住んでいる京都でも、3月最初の土曜日は日中の気温が20度を超えて、もういつ桜が咲いてもおかしくないんじゃないかと思えるくらい暖かくなりました。

ようやく水道水に手をつけてもつらくないくらいの気温になったので、久しぶりに洗車をして冬の間にたまった汚れを落としてやりました。

いまはRTにもSUR LUSTERのカルナバ蝋ワックスを使っていますが、たび重なる雨中素行を経てもなお水をはじいてくれます。
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リアホイールもフロントホイールも、ブレーキダストが堆積している状態で雨中走行をしたらこんなありさま。
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それを水洗いするだけでこんなにすっきり落ちます。
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クルマも雪の中を走って腰から下が相当汚かったですが、これもきれいすっきり。こちらも同じワックスを使っていましたが、ルーフ、ボンネット、サイドのドア等、まだまだ水をはじいてくれていました。
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すでに製造されて13年、105,000キロをあとにした車両とは思えない艶を保っているのは手入れのためというよりも、塗装の品質の高さでしょうね。
ああ、陣馬形山のステッカー、また行きたいな、陣馬形山。
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Nikonから D750のリコール情報が来た

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昨年の夏に撮影機材の一つに加わった Nikon D750
20150704_21

フルサイズで高感度撮影に強く、暗所でのフォーカスも速く、ダイナミックレンジも広い、私にとっては理想的なデジタル一眼レフ。
しかし、このカメラの初期ロットは、画面の上端に強い点光源(太陽など)があると不自然なフレアが出るという不具合がありました。
これはAFセンサーの位置が悪いためにおこる現象だったようですが、幸い、私のD750はこれに該当するロットではありませんでした。

というわけで、安心して使っていたわけですが、3月1日にNikonよりこんなメールが届きました。
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どうも、シャッターユニットの不具合によって、撮影時に画像にケラレが発生することがあるらしい。
これはどういうことなんでしょうね。
私は自分の D750のシャッターをしげしげと見たことはありませんが、新しいカメラのシャッターは、だいたいシャッター幕が縦に走るものが多いはず。
基本的な構造は、先幕と後幕と呼ばれるシャッター幕があって、これが追いかけっこするように走ることでシャッタースピードを制御しています。
遅いシャッタースピードの時は先幕が画面の端まで走って露光面に光を当てた後に後幕が走って光をさえぎりますが、シャッタースピードが速くなるとそれでは露出オーバーになってしまうため、先幕が画面の端まで達する前に後幕が走り始め、つまり、スリット状になった2枚のシャッター幕が露光面の上を走ってセットしたシャッタースピードを得るように制御されています。
想像ですが、このスリット状になって走っているハイスピードシャッターの時に、先幕に後幕が追いついてしまうなどして、本当はスリット状に走って光が撮像素子に当たらなければならないのに、シャッターが途中で完全に閉じた形で走ってしまうようになるのかな、と思います。違うかもしれません。

さて、問題は私のカメラがこの問題が発生するロットに入っているかどうか、です。
対象の個体であるかどうかをチェックするには、Nikonのサイトでボディナンバーを入力して検索します。
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左下のテキストボックスにナンバーを入力して恐る恐る検索ボタンをクリックすると...
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ありゃりゃ、どうもビンゴだったようです。
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しょうがないからショートツーリングがてら、また大阪の Nikonのサービスセンターに行きましょうかね。


それはそれでいいんですが、最近、この日本語の使い方はどうでしょうね。
プライベートなサイトだったらちっとも気にならないのですが、一部上場の国際企業がオフィシャルなサイトで『...該当製品となります。』って、おかしな日本語使ってちょっと残念ですね。
『...該当製品です。』とか『...該当製品でございます。』って書くのが正しい。
巷ではよく言われているのに、これは直してほしいものですな(^^;

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使っているツール類 ~そのほか~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

つづけま~す。

これ、あるとブレーキの揉みだしが楽にできるブレーキセパレータ。
なくても揉みだしはできるのですが。
アストロプロダクツで購入。
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こちらはブリードニップル。
何に使うかといえば、クラッチフルードのブリードに使います。
これは Motorworksで購入。
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バキュームゲージ。
このころのRシリーズはスロットルケーブルの伸びがあるためか、けっこう頻繁に同調をしたほうが好調を維持できます。
特に季節の変わり目には実施したほうがよいようです。
これもMotorworksで購入。
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ちなみに、同種のゲージはまーぼーさんがいくつか紹介されていて、あまりのカッコよさに危うくポチりそうになったのは内緒です。

こちらは主に電装系のケーブルを処理するときに使うテープ類。
いちばん左が『テサテープ』。
布製のテープで、フォグランプのハーネスなどをまとめるのに使うと、上手にまけば高級に見えます。私はへたっぴなのでさっぱりでした(^^;
真中が『エフコテープ』、いわゆる自己融着テープです。
テープをほどくとさほど粘着力が強いように思えませんが、このテープは貼るときにぐいっとひっぱって延ばし、ハーネス類に巻き付けることでプラスチックの塊のように強固に包み込んでくれます。
耐電圧性能も高く、絶縁素材としても秀逸です。
右側が一般的なビニールテープ。接着剤が熱でけっこう簡単に溶解するので、バイクのように熱を持つ対象で使うと後々厄介。あまり出番はありません。
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電装系の工作をする時に稼働率が高いのがこのはんだゴテ。
息子が小学校か中学校の技術か何かの時に買ったようですが、そのまま私が上前をはねて使っています。
先日のウィンカーポジションディレイ回路などを製作するにはちょうど良い使い勝手。
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次の道具群はまああまり説明の必要もないですね。
この中でいちばん使っているのは真ん中にある万能ハサミ。いろんなものを切りますが、いちばん切るのは、タンク着脱時に燃料ホースを固定しているタイラップ。
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つぎ、ドリル。
もういつ買ったかも覚えていない、ホームセンターのお安いやつです。
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これと組み合わせるのがこの左側にある刃。
これは一昨年、2世代目のサイドスタンドの下駄を製作するときに購入してボルトをねじ込む穴をあけるのに使いました。右側のタップもこのときに使っています。
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こちらは先ほどのドリルを買ったときに同時に買ったものと思われる刃ですが、これは木工用なのでちょっと出番はありません。
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これは見た通りの万力。高校の時に技術家庭で使った万力に比べるとちゃっちいものですが、これもサイドスタンド下駄のかさ上げの時、下駄の成型に使っています。
そのほか、バックプレッシャーバルブを掃除するときにバルブ本体をばらす時にも使っています。
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これはポリッシャー。これもアストロプロダクツですねぇ。
これもサイドスタンドの下駄を作るとき、成型に使いましたね。
そのほか、ウィンドスクリーンの劣化したコーティングを落とすのにも活躍してくれました。
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ドライヤみたいな形をしたこれはヒートガン。
昨年暮れのテレレバーボールジョイントの固定ナットを外す時にも使いましたし、リアパラレバーのピボットベアリングを交換するときに、ロックナット、スタッドボルトを外すのにも使いました。これらはみんなロックタイトで固定されているため、ロックタイトを溶かすために使用します。これらのメンテナンスをする時は持っておきたいツールです。
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こちらはケミカル類。
左上はウレアグリス。セルモーターのグリスアップに使っています。
その下はカストロールのオプティモールペースト。パラレバーのピボットベアリングを交換する際、ファイナルドライブのスプラインに塗布するものです。
ただ、これは2回目の交換のためにMotorworksから購入したもので、前回交換をしたときはディーラーで借りました。
その下はモリブデンブレーキラバー。ブレーキの揉みだしに使います。
右上の小さなボトルはロックタイト、ネジロック剤です。
ブレーキディスクの固定ボルトや、テレレバーボールジョイントの固定ナット、パラレバーのピボットベアリングの固定ナットとスタッドボルトの固定にも使う、けっこう使用頻度の高いケミカル。
その下はディスクパッドグリス。ブレーキの鳴きを防ぐものですが、塗っていなくてもあまり鳴いた記憶はなく、なくてもいいものかもしれません。
最後、右下の合成しているやつはシリコングリス。
最近ではスピードメーターのシャフトのグリスアップに使いました。
ほかにも滑りを良くしたいところに塗るなど、以外と応用範囲の広いグリスです。
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ケミカルの最後はJ-Bウエルド。二種類のペーストを混ぜることで硬化が始まり、強力な接着力を発揮します。
これを使ったのは、忘れもしないトップケースを支えるサブフレームの破断を修理するとき。
修理して2年半経ちますが、しっかり治っている頼もしい接着剤です。
そうそう、セルモーターのマグネット剥離防止施工にも使いましたっけ。
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そして最後はデジタルノギス。クラッチディスクの厚みを測ったり、タイヤの溝の深さを測ったりするのに使っています。
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とまあ、二日もかけて使っているツール類をご紹介しましたが、もちろんいっぺんにすべてそろえたわけではなく、お小遣いの範囲で少しずつそろえたものです。
ご覧いただければお分かりになると思いますが、高級なものはほとんどありません。1本か2本、KTCのレンチがあるのがいちばん高い工具かな(笑)

ほかにもベアリングプラーなんかもほしいのですが、また使う用事ができたときに購入を考えましょうかね。

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使っているツール類 ~レンチ編~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

先日来、何人かの方からブログメールで『どんな工具を使っているの?』というお問い合わせをいただきました。
私の持っている工具をご紹介しても恥ずかしいばかりだと思いつつ、まあこれもネタをふっていただいたと考えて記事にしてみることにしました。

まず、私は使用頻度の高い工具と、小さな引き出しに入るような部材などはこの道具箱に入れています。
20160303_01

なぜツールボックスと言わないかというと、これは家内からもらった、もともとは裁縫道具なんかをしまうためのボックスだから(^^;
これはけっこう重宝していて、オイル交換や、カウル・タンクを外して行うメンテナンスの類は、この道具箱とキャンプ用のテーブルをツール台としてガレージに持ち出せばたいがいのことができます。
中身はこんな感じ。
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この箱のふたの部分にメガネレンチを中心としたハンドツールを引っ掛けてあります。
上からモンキー、24ミリ、22-24ミリメガネ、21-21のコンビ。
この中でよく使うのはいちばん上のモンキーで、もちろん本締めには使いませんが、軽くしめるところまで回すにはけっこう重宝しています。
一番下の21ミリは昨年暮れにフロントテレレバーのボールジョイントブーツを交換するときに調達してきたものです。
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こちら、上の2本は自分で購入した覚えのないレンチで、19ミリのメガネとラチェット付きの17ミリ、裏側はもう少し小さいサイズが付いていますが、これらは使ったことはないと思います。
14-17はフロントとリアのショックを交換するときに、13-15のメガネはオルタネータベルトを交換するときに、アストロプロダクツで買ってきたものです。
一番下の10-12ミリは、バルブクリアランス調整のために買ってきて、まだ出番がきていないやつ。
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こちらはラチェット。
柄が付いたやつより安くて、これに合わせられるスピンナハンドルがあったのでこちらにしてみました。
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造りはしっかりしていると思いますよ。
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こちらは、下から1/2、3/8ドライブのスピンナハンドル、プラスドライバ、プライヤ、金指です。金指はオイルクーラーファンのフレームを製作するときに大活躍してくれましたが、その後の出番はあまりありません。
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こちらはMotobinsかMotorworksのどちらかから購入した、初めてのトルクレンチ。
測定範囲は 20~80N・mのプリセット式。3/8ドライブで、ブレーキ回りをメンテナンスするために購入したものです。もちろん、いまはほかの用途にも使っていますよ。
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こちらは指針式のトルクレンチで、測定範囲は上記のDraper製とほぼ同じ10~80N・m。
完全にかぶっていますが、プリセット式と使い分けると便利なので無駄な買い物ではなかったと思っています。
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これはさらに大きな1/2ドライブのトルクレンチ。測定範囲は30~180N・m。
これはリアパラレバーのピボット部ベアリングのロックナットとスダッドボルトの締め付けのために購入しましたが、昨年末のテレレバーボールジョイントのナットの締め付けでも活躍してくれました。
そのほか、バイクのみならず、クルマのホイールナットの締め付けにも重宝しています。
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こちらは近所のホームセンターで買ってきたお安いヘックスセット。おもにカウル周りの脱着に使うことが多く、3ミリ、4ミリ、6ミリをカウルとタンク脱着に、8ミリをエンジンオイルのドレンプラグ脱着に使っています。
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ソケット類。
いちばん左の31ミリはパラレバーピボットベアリングの固定ナット用、ほかに使い道がありません。
21ミリはテレレバーボールジョイント固定ナット用、これもほかに使い道ありません。
17ミリはバイクとクルマのホイールナットの脱着に使います。
ちょっと長いのは16ミリのプラグレンチ。買ったはいいけど、まだ出番がありません。
そろそろプラグ交換はしないといけないんですけどね。
15ミリはショック脱着、10ミリは今度やろうと思っているバルブクリアランス調整用。
トルクスはT40とT45で、ブレーキキャリパーの脱着とブレーキディスクの脱着用。
クロウフットは15ミリと17ミリがあって、両方ともショック脱着用。
下のエクステンションは3/8ドライブと1/2ドライブで、おのおのプラグレンチとホイールのナット脱着用です。
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そしてこちらは安く売っていたから思わず買ってしまったビット集。さっきお見せしたT40もT45も入っています(^^;
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そしてこちらもホームセンターで買ってきたお安いツール。赤丸で囲んでいるやつが 3ミリのヘックスと小型のラチェットで、カウルの最前端のボルトを脱着するのに重宝しています。
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上のプライヤはCリングなどの脱着のために買ったのですが、いまだ使ったことはない気がします。
下のこれま安っぽいツールセットは大昔にホームセンターで買ったやつですが、上に並んでいるソケットと柄を組み合わせてスピードメーターのベースのボルトを脱着するのに重宝しています。
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こちらは言わずと知れたオイルフィルタレンチ。
これ、いちいちレンチを差さないといけないので、実はちょっと使い勝手がよくありません。
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長くなったのでもう一回だけ続きます(^^)

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デジタルカメラの露出制御の便利

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この夏に写真撮影戦線に参戦したデジタル一眼レフの Nikon D750。
先日、伊丹空港で飛行機の写真を撮影したときは、写真の出来栄えそのものはともかく、高感度での感度のよさ、暗所でのフォーカスの速さ、動体追尾の確実性など、いままでのカメラとは一味もふた味も違う性能を発揮してくれました。

特によかったと思うのは、シャッタースピードとISO感度の設定をいじることによって、自分が思った通りの動きをしてくれるようになるという点。

先日のような暗いところでの撮影の場合、明るさが刻一刻と変わるから、デジタルの恩恵をめいっぱい享受できます。

これは D750の軍幹部上面にあるディスプレイですが、下の『8000』が設定している上限の ISO感度を、上左の 80がシャッタースピードを、上右の F4が絞りを表しています。
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こちらは背面のディスプレイで、ISO感度の設定メニューを開いたところです。
20160301_02

一番上の選択されているところが標準設定の感度で、ISO100にセットされていることを表しています。
その下の『感度自動制御』はカメラとレンズが制御できる露出の範囲を超えたアンダーになった時に自動的に ISO感度を上げる設定にしていることを表します。
『制御上限感度』が、その時にどこまで感度を上げるかの設定で、現状は ISO8000より上には上がらないように設定しているということです。
その下の『低速限界設定』は、ここではAUTOになっていますが、下のメニューに下ると、自動制御の時の低速側のシャッタースピードを設定でき、これによって手ぶれを発生しにくくできます。
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ISO制御上限感度の設定メニューを下るとそこで上限感度を設定できます。私は ISO8000に設定しています。10000あたりでも昔に比べて圧倒的にノイズは少ないのですが、それでも少し画面は粗くなりますので常用はここまでにしています。
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これらをうまく活用すると、前回のような黄昏時の飛行機の撮影をする時、シャッタースピード優先の自動露出にセットして撮影すると、意図した動感に近い動感で撮ることができます。
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シャッタースピードを400分の1にセットしてみると、絞りのF4が点滅しますが、これは解放の F4、ISO8000でも露出不足になることを表します。
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シャッタースピードを 50分の1秒にセットすると絞り値が点灯し、適正露出が得られることを示します。
20160301_07

こうしたことを頭に入れて、これらの機能の一部を使って黄昏の飛行機の写真を撮りました。

前回の設定は...
■標準ISO感度  ・・・ISO100
■感度自動制御 ・・・On
■制御上限感度 ・・・ISO8000
■自動露出モード・・・シャッタースピード優先自動露出
■設定シャッタースピード・・・30分の1秒

こうすることによって、シャッタースピードは30分の1秒で固定され、これに合わせて絞りが自動制御されて適正露出が得られます。
陽が暮れて光が少なくなってくると、シャッタースピードは 30分の1秒に固定されていますから、絞りはどんどん開かれて行って、解放まで行きつくと、それより暗くなると露出アンダーになってしまいます。
こうなった時に、カメラは適正露出を得るために、ISO感度を上げ始めます。
こうして、シャッター速度を一定にしたままより暗い被写体も同じように撮れるようにカメラが制御をしてくれるため、明るさ(暗さ)を気にせずに撮影が続けられました。

これは本当に基本中の基本的な設定なのですが、フィルムカメラの時はもちろんこんな(撮影途中で感度を変えるような)芸当はできませんので、デジタルの面目躍如といったところです。

これからもっといろんな機能を試してみたいですね~、こりゃ楽しいわ。

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大好きなバイクや、最近気になる健康について書いていこうと思います。
肩の力を抜いていきましょう。

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