今年の総決算 ~ メンテナンス編 ~
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
ツーリング編に続き、総決算のメンテナンス編です。
今年もワクワクあり、ハラハラドキドキありの、飽きないメンテナンス・イヤーでした。
■ハンドルバーライザー
⇒ハンドルライザーの装着
まず新年あけてすぐに、年末にMotorworksから届いたハンドルライザーを装着しました。
このところロングで背中がこる症状に悩まされていましたが、ぱっと乗った感じはさほど変わらないように見えても、その後のGWで広島・山口まで走った往復1,500キロでは背中は痛くなりませんでしたので、効果としては満足できるものと言えました。


■クラッチフルード交換
⇒クラッチフルードの交換を実施
1月の終わりにはクラッチフルードの交換を行ないました。
ODOは83,000キロほどのときで、過去に何回フルード交換しているかわからないため実施しました。
要領はブレーキフルードの交換と大差なく、黄色く変色していたフルードもきれいな透明に近い状態に戻り、健康になったように思えました。
ブレーキフルードに比べて劣化速度は遅いようですが、まあ1万キロまたは1年くらいのインターバルで、できればブレーキフルードといっしょに交換してしまうのが吉でしょう。
アストロプロダクツで調達したワンウェイバルブのおかげで作業も楽でした。



■フューエルフィルタ交換
⇒フューエルフィルタ交換に再挑戦
2月のまだ寒い時期にフューエルフィルタの交換を行ないました。
乾燥しているこの時期は静電気の危険もあるため、本当は避けたほうがいいのかもしれませんが、思い立ったら待っていられない性分で、前回交換から48,000キロを走っているため強行しました。
結果は成功といえましたが、夏の終わりごろに、このときに使用したホースの欠陥が原因で立ち往生する羽目になります。

■ピボットベアリング交換
⇒パラレバーピボットニードルベアリングの交換 ~Part 1~
⇒パラレバーピボットニードルベアリングの交換 ~Part 2~
⇒パラレバーピボットニードルベアリングの交換 ~Part 3~
⇒パラレバーピボットニードルベアリングの交換 ~Part 4(最終回)~
ODOが84,000キロに乗ったころから、リアタイヤを左右にゆするとわずかながらガタが出ていることに気がつきました。
R1150系の弱いところのひとつ、パラレバーのピボットベアリングのガタと読み、パーツはディーラーで調達、ヒートガンやら新しいソケットやらを買い込んで交換を実施しました。
これも成功。
8万キロも乗ってしまいましたが、巨大で重い車体を支える事を考えるとあまりにも華奢なニードルベアリングであるため、50,000キロくらいで交換してやったほうがよいかな、と思っています。


■クラッチレリーズ交換
⇒クラッチレリーズスレーブシリンダの交換 ~ Part 1 激震 ~
⇒クラッチレリーズスレーブシリンダの交換 ~ Part 2 復活なるか ~
⇒クラッチレリーズスレーブシリンダの交換 ~ Final 備忘録と今後の展望 ~
今年の最大の激震はこのクラッチレリーズの交換でした。
交換そのものは難易度の高いものでありません。
クラッチフルードを抜いて、レリーズをとめているボルトを3本外せば抜けるのですが、そこにたどり着くまでがたいへん。
しかも、この仕事を既に暑くなった6月下旬に行なったのが間違いのもと。
熱中症に朦朧とした頭で作業をしたため、リアフレームを固定する前に、ショックを装着した状態でセンタースタンドを外してしまい、哀れRTはシャコタンに。
お向かいのご主人に助けていただいて事なきを得ましたが、このクソがつくほど重いRTを元に戻すことができるかと、一時は本当に絶望的な気分になったものでした。
しかしこれで少しは経験値が上がったかな(^^;



■ホース破断修理
⇒治るか~ RTのエンジンを動かせ
今年の夏は割に早くに涼しくなりましたが、それでも日中はまだ暑さが残る9月の下旬、出先の日吉ダムでエンジンがストール。
二人の若者に大いに助けられて、どうにかRTをカーキャリアで自宅に搬送。
タンクを開けた結果わかった原因はフューエルフィルタに向かうホースの破断でした。
Motorworksにも顛末を報告、とりあえず手持ちのホースに交換して復旧しましたが、本当はきちんとディーラーでホースを再調達して交換し直すべき。
今年の積み残しのひとつになってしまいました。


■スタンド下駄
⇒サイドスタンド下駄かさ上げ ~ 形を切り出す ~
⇒サイドスタンド下駄かさ上げ ~ 細部を整えよう ~
⇒サイドスタンド下駄かさ上げ ~ 穴あけとタップ立て ~
⇒サイドスタンド下駄かさ上げ ~ 肉抜き ~
⇒サイドスタンド下駄かさ上げ ~完成 (^^)v ~
ちょうど2年前にサイドスタンドの下駄をIllium Worksというアメリカのメーカーから購入し、そのかさ上げをしましたが、そのかさ上げに使った部材が0.5ミリ厚のアルミシートを重ねたもので磨滅してきたため、2センチ厚のアルミブロックを購入して下駄の下駄を制作しました。
これは加工にけっこう難儀をしましたが、装着後の堅牢性も高く、特に道の左側にとめるときの車体の傾きが大きく緩和され、地味ですが実用性の高い加工でした。




今年初めに83,000キロほどだったODOも本日現在で93,000キロを越え、目標の年間15,000キロには及びませんでしたが、例年以上の水準は維持できました。
来年の春までには夢の10万キロに乗りそうです。
そんなこんなでこの一年もRTとの濃密な関係が築けましたし、拙ブログもまる4年続けることができました。
それもこれも、いつもいつもコメントをくださり、めげそうなときに励ましてくださるみなさん、そして、ツーリング先で遊んでくださるみなさんのおかげです。
今年目標としていたことはいくつか積み残しもありますが、それはまた来年の楽しみということにしたいです。
今年も1年間、本当にありがとうございました。
2014年の記事はこれが最後ですが、皆さん、どうかよいお年をお迎えください。

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ツーリング編に続き、総決算のメンテナンス編です。
今年もワクワクあり、ハラハラドキドキありの、飽きないメンテナンス・イヤーでした。
■ハンドルバーライザー
⇒ハンドルライザーの装着
まず新年あけてすぐに、年末にMotorworksから届いたハンドルライザーを装着しました。
このところロングで背中がこる症状に悩まされていましたが、ぱっと乗った感じはさほど変わらないように見えても、その後のGWで広島・山口まで走った往復1,500キロでは背中は痛くなりませんでしたので、効果としては満足できるものと言えました。


■クラッチフルード交換
⇒クラッチフルードの交換を実施
1月の終わりにはクラッチフルードの交換を行ないました。
ODOは83,000キロほどのときで、過去に何回フルード交換しているかわからないため実施しました。
要領はブレーキフルードの交換と大差なく、黄色く変色していたフルードもきれいな透明に近い状態に戻り、健康になったように思えました。
ブレーキフルードに比べて劣化速度は遅いようですが、まあ1万キロまたは1年くらいのインターバルで、できればブレーキフルードといっしょに交換してしまうのが吉でしょう。
アストロプロダクツで調達したワンウェイバルブのおかげで作業も楽でした。



■フューエルフィルタ交換
⇒フューエルフィルタ交換に再挑戦
2月のまだ寒い時期にフューエルフィルタの交換を行ないました。
乾燥しているこの時期は静電気の危険もあるため、本当は避けたほうがいいのかもしれませんが、思い立ったら待っていられない性分で、前回交換から48,000キロを走っているため強行しました。
結果は成功といえましたが、夏の終わりごろに、このときに使用したホースの欠陥が原因で立ち往生する羽目になります。

■ピボットベアリング交換
⇒パラレバーピボットニードルベアリングの交換 ~Part 1~
⇒パラレバーピボットニードルベアリングの交換 ~Part 2~
⇒パラレバーピボットニードルベアリングの交換 ~Part 3~
⇒パラレバーピボットニードルベアリングの交換 ~Part 4(最終回)~
ODOが84,000キロに乗ったころから、リアタイヤを左右にゆするとわずかながらガタが出ていることに気がつきました。
R1150系の弱いところのひとつ、パラレバーのピボットベアリングのガタと読み、パーツはディーラーで調達、ヒートガンやら新しいソケットやらを買い込んで交換を実施しました。
これも成功。
8万キロも乗ってしまいましたが、巨大で重い車体を支える事を考えるとあまりにも華奢なニードルベアリングであるため、50,000キロくらいで交換してやったほうがよいかな、と思っています。


■クラッチレリーズ交換
⇒クラッチレリーズスレーブシリンダの交換 ~ Part 1 激震 ~
⇒クラッチレリーズスレーブシリンダの交換 ~ Part 2 復活なるか ~
⇒クラッチレリーズスレーブシリンダの交換 ~ Final 備忘録と今後の展望 ~
今年の最大の激震はこのクラッチレリーズの交換でした。
交換そのものは難易度の高いものでありません。
クラッチフルードを抜いて、レリーズをとめているボルトを3本外せば抜けるのですが、そこにたどり着くまでがたいへん。
しかも、この仕事を既に暑くなった6月下旬に行なったのが間違いのもと。
熱中症に朦朧とした頭で作業をしたため、リアフレームを固定する前に、ショックを装着した状態でセンタースタンドを外してしまい、哀れRTはシャコタンに。
お向かいのご主人に助けていただいて事なきを得ましたが、このクソがつくほど重いRTを元に戻すことができるかと、一時は本当に絶望的な気分になったものでした。
しかしこれで少しは経験値が上がったかな(^^;



■ホース破断修理
⇒治るか~ RTのエンジンを動かせ
今年の夏は割に早くに涼しくなりましたが、それでも日中はまだ暑さが残る9月の下旬、出先の日吉ダムでエンジンがストール。
二人の若者に大いに助けられて、どうにかRTをカーキャリアで自宅に搬送。
タンクを開けた結果わかった原因はフューエルフィルタに向かうホースの破断でした。
Motorworksにも顛末を報告、とりあえず手持ちのホースに交換して復旧しましたが、本当はきちんとディーラーでホースを再調達して交換し直すべき。
今年の積み残しのひとつになってしまいました。


■スタンド下駄
⇒サイドスタンド下駄かさ上げ ~ 形を切り出す ~
⇒サイドスタンド下駄かさ上げ ~ 細部を整えよう ~
⇒サイドスタンド下駄かさ上げ ~ 穴あけとタップ立て ~
⇒サイドスタンド下駄かさ上げ ~ 肉抜き ~
⇒サイドスタンド下駄かさ上げ ~完成 (^^)v ~
ちょうど2年前にサイドスタンドの下駄をIllium Worksというアメリカのメーカーから購入し、そのかさ上げをしましたが、そのかさ上げに使った部材が0.5ミリ厚のアルミシートを重ねたもので磨滅してきたため、2センチ厚のアルミブロックを購入して下駄の下駄を制作しました。
これは加工にけっこう難儀をしましたが、装着後の堅牢性も高く、特に道の左側にとめるときの車体の傾きが大きく緩和され、地味ですが実用性の高い加工でした。




今年初めに83,000キロほどだったODOも本日現在で93,000キロを越え、目標の年間15,000キロには及びませんでしたが、例年以上の水準は維持できました。
来年の春までには夢の10万キロに乗りそうです。
そんなこんなでこの一年もRTとの濃密な関係が築けましたし、拙ブログもまる4年続けることができました。
それもこれも、いつもいつもコメントをくださり、めげそうなときに励ましてくださるみなさん、そして、ツーリング先で遊んでくださるみなさんのおかげです。
今年目標としていたことはいくつか積み残しもありますが、それはまた来年の楽しみということにしたいです。
今年も1年間、本当にありがとうございました。
2014年の記事はこれが最後ですが、皆さん、どうかよいお年をお迎えください。

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