30,000キロを走ったオルタネータベルトのチェック
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
もう3年くらい前に交換したわがRTのオルタネータベルト。
メーカー指定の交換インターバルは60,000キロですが、2011年に初めての海外通販をMoto-binsで行なって、届いたベルトに交換しました。
あれから3年。
現在約32,000キロ、インターバルの約半分を走破しましたが、さてどんな状態になっているでしょう。
まだ交換までは約30,000キロ弱は残っていますが、50,000キロでいきなり切れるケースもあるようなので、予防的に様子を見ておきましょう。
カウルを外し、作業しやすいようにタンクも外し、カバーを外して見えるオルタネータベルト。

ちょっと上の方に、ベルトの端面から糸のようなものが出ているようです。

もう少し寄ってみると、重篤な様子ではありませんが、ベルトを構成している糸が少しほつれて出ています。


もう一か所、向かって左側のところにも同様のほつれが見えます。



プーリーとの接触面はどうかというと、こちらはこの車両にもともとついていたベルトに発生していたような細かなひび割れはなく、触った感触もちゃんとゴムのしっとりした感触が保たれています。

クランクシャフトにつながるプーリーのところも、ぱっと見は異常なし。

さてこのベルト、こうしたほつれが見えますが、メーカー指定のインターバルまであと30,000キロもってくれるでしょうか。
出先でこのベルトが切れると、バッテリーが火花を飛ばせなくなるほど弱ってしまった時点で走行不能に陥ります。
見た感じではすぐに切れることはなさそうですが、次は5,000キロ程度走ったところでもういちどあけてみたほうがよいかもしれません。
ちなみに、前回このベルトを交換するとき、私はアジャスト用のナットを適当に(勘で)しめて固定しましたが、今年購入したマニュアルによると、このオルタネータベルトのアジャストナットは8N・mで締めなければならないようです。
8N・mなんてものすごく軽いトルクです。ひょっとしたら前回の調整時にちょっと強くしめあげすぎたのが原因かもしれません。
これはやはりきちんとトルクを測ったほうがよさそうです。
前回はプリセットのトルクレンチしかありませんでしたが、幸い、パラレバーのベアリング交換時にアジャストボルトをしめるのに使う指針式のトルクレンチを購入してあるので、次回はこれにソケットを組み合わせて測るようにしてみましょう。
このナットは13ミリ。3/8ドライブのものを物色します。
タンクを外せば大きめのレンチも余裕でアクセスできます。

あと、細かいところですが、アイルレベルグラスもだいぶ曇って劣化しているように見えます。

これはグラス(といっても樹脂ですが)の周囲のゴムの弾力によってはまっているだけなので、このゴムが硬化・風化してグラスごとごっそり外れてしまうとオイルが流出して走行不能に陥ります。
さて、またまた部品調達が必要になってきそうですが、海外調達するほどのものでもないかも(^^;

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
もう3年くらい前に交換したわがRTのオルタネータベルト。
メーカー指定の交換インターバルは60,000キロですが、2011年に初めての海外通販をMoto-binsで行なって、届いたベルトに交換しました。
あれから3年。
現在約32,000キロ、インターバルの約半分を走破しましたが、さてどんな状態になっているでしょう。
まだ交換までは約30,000キロ弱は残っていますが、50,000キロでいきなり切れるケースもあるようなので、予防的に様子を見ておきましょう。
カウルを外し、作業しやすいようにタンクも外し、カバーを外して見えるオルタネータベルト。

ちょっと上の方に、ベルトの端面から糸のようなものが出ているようです。

もう少し寄ってみると、重篤な様子ではありませんが、ベルトを構成している糸が少しほつれて出ています。


もう一か所、向かって左側のところにも同様のほつれが見えます。



プーリーとの接触面はどうかというと、こちらはこの車両にもともとついていたベルトに発生していたような細かなひび割れはなく、触った感触もちゃんとゴムのしっとりした感触が保たれています。

クランクシャフトにつながるプーリーのところも、ぱっと見は異常なし。

さてこのベルト、こうしたほつれが見えますが、メーカー指定のインターバルまであと30,000キロもってくれるでしょうか。
出先でこのベルトが切れると、バッテリーが火花を飛ばせなくなるほど弱ってしまった時点で走行不能に陥ります。
見た感じではすぐに切れることはなさそうですが、次は5,000キロ程度走ったところでもういちどあけてみたほうがよいかもしれません。
ちなみに、前回このベルトを交換するとき、私はアジャスト用のナットを適当に(勘で)しめて固定しましたが、今年購入したマニュアルによると、このオルタネータベルトのアジャストナットは8N・mで締めなければならないようです。
8N・mなんてものすごく軽いトルクです。ひょっとしたら前回の調整時にちょっと強くしめあげすぎたのが原因かもしれません。
これはやはりきちんとトルクを測ったほうがよさそうです。
前回はプリセットのトルクレンチしかありませんでしたが、幸い、パラレバーのベアリング交換時にアジャストボルトをしめるのに使う指針式のトルクレンチを購入してあるので、次回はこれにソケットを組み合わせて測るようにしてみましょう。
このナットは13ミリ。3/8ドライブのものを物色します。
タンクを外せば大きめのレンチも余裕でアクセスできます。

あと、細かいところですが、アイルレベルグラスもだいぶ曇って劣化しているように見えます。

これはグラス(といっても樹脂ですが)の周囲のゴムの弾力によってはまっているだけなので、このゴムが硬化・風化してグラスごとごっそり外れてしまうとオイルが流出して走行不能に陥ります。
さて、またまた部品調達が必要になってきそうですが、海外調達するほどのものでもないかも(^^;

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

スポンサーサイト