錆びて頭が崩れてしまったボルトをはずす
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日修理したわがRTのサブフレーム。
とりあえず、実用的な強度を確保できたものと見えて、一週間の通勤では問題なくトップケースを支えてくれています。
ただ、やはり全く不安がないわけでもないので、修理と同時並行でMotorworksに中古のサブフレームを発注していました。
そのサブフレームが、9月27日(金)に届きました。
25日には大阪(関空でしょうか)に到着。

26日には京都中央局を通過していました。

一連の動きはイギリスのParcelforceのサイトでもほぼ同期して確認することができます。
で、26日にいったん配達されたものの不在持ち帰りのため27日に到着した荷物。

さすがにサブフレームともなるとけっこう大きな箱です。
至福の開封(^^)

中から出てきました。

形状は先日観察したわがRTのものと同じです。
ただ、これも先日の中古のミラーと同じで、お世辞にもきれいとは言えません。
後方のタイラップが引っ掛かっているブリッジのところには何のものかわからないスポンジの残骸が張り付いていますし、ところどころペイントが剥げて錆が浮いているところもあります。
実際に使うには少し手を入れてやる必要がありそうです。
さて、スペアのフレームは手に入りました。
いまは補修したサブフレームはちゃんと仕事をしてくれているようですが、将来また折れるようなことがあった時のために、いまついているサブフレームをちゃんとはずせるようにしないといけません。
そこで問題なのは、この朽ち果てたボルト。
右側と...

左側。

この両方のボルトはサブフレームの先端から二つ目の穴をシート高さ調整機構と共止めしているのですが、長年の雨水の浸食によって頭が腐食してアーレンキーがかかりません。
何とかしてはずさないといけないのですが、金曜日の夜、土曜の作業に備えて、まずは患部にCRC556を噴いて固着しているかもしれないネジ山部分に潤滑を与えておきます。

ボルトがかみ合っているシートレール本体に腐食が及んでいないことを願いながら(^^;


実は、金曜日の夜にAstro Products京都南店に行ってエキストラクタと金属用ドリルを購入しようと思ったのですが、店員さんに現物を見てもらいながら工具をあてがってみると、どうしてもドリルもエキストラクタも長さが足りなくて高さ調整機構の底にあるボルトに届きません。
店員さんもほかにいい道具が見つからない、ということで、その場はあきらめて帰宅したのでした。
一夜明けた土曜日。
どうするか考えたのですが、ボルトの頭が腐食しているのなら、プラスかマイナスのドライバーを叩き込んで強引に回せないかと思いつき、少々乱暴かもしれないと思いつつ、マイナスをドライバーをこんな感じでボルトにあてがって、金槌でたたいてみました。

すると、わずかにですが、ボルトにドライバが食い込んでいく感触と、たしかにドライバが沈んでいくのが見られたので、その状態でドライバに柄を付け、モンキレンチで回してみました(実際にモンキをあてたのはもう少し下の6角形部分です)。

すると、見事。


外れました。
幸い、フレーム本体側には錆の浸食はありませんでした。


高さ調整機構の中で、ワッシャが密着して、水を通さなかったようです。
さて、代わりのボルトを探します。
工具箱の中に転がっていたM5のボルトがぴったりなのですが、長さが足りません。

そこで思いつくのが、サイドカウルを止めているこのボルト。

この位置に3本使われていて、長さがほかのカウルを止めているボルトよりも長いのです。このボルトが腐食したボルトの長さとどんぴしゃ同じでした。

このボルト、少し短いほかのボルトでもカウルを止めることはできるので、とりあえず一時しのぎとしますが、このボルトを使うことはそれはそれで錆の心配があります。
錆は主に水と空気によってもたらされますが、異種金属同士が接触すると、イオン化傾向の差によってそこに電位差が発生して、これに水が加わると激しい錆を呼びます(異種金属接触腐食)。
この部分に、今回取り替えたステンレスのボルトではなく、フレームと同じさびやすい鉄のボルトを使っていたのはそんな理由からかもしれません。
さて、取り外したボルトですが、どうやって外れたのでしょうか。
今回使ったマイナスドライバをボルトにあてがってみると、あるところでボルトの頭にドライバの先端がかむ部分ができていました。


これのおかげでボルトを緩めることができたようです。
ひとまずフレーム交換の前準備はできました。
当面、いまの補修済みサブフレームで運行して、不具合が発生したら取り寄せたフレームに交換しましょう。
中古フレームもちゃんと手入れしなきゃな。

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先日修理したわがRTのサブフレーム。
とりあえず、実用的な強度を確保できたものと見えて、一週間の通勤では問題なくトップケースを支えてくれています。
ただ、やはり全く不安がないわけでもないので、修理と同時並行でMotorworksに中古のサブフレームを発注していました。
そのサブフレームが、9月27日(金)に届きました。
25日には大阪(関空でしょうか)に到着。

26日には京都中央局を通過していました。

一連の動きはイギリスのParcelforceのサイトでもほぼ同期して確認することができます。
で、26日にいったん配達されたものの不在持ち帰りのため27日に到着した荷物。

さすがにサブフレームともなるとけっこう大きな箱です。
至福の開封(^^)

中から出てきました。

形状は先日観察したわがRTのものと同じです。
ただ、これも先日の中古のミラーと同じで、お世辞にもきれいとは言えません。
後方のタイラップが引っ掛かっているブリッジのところには何のものかわからないスポンジの残骸が張り付いていますし、ところどころペイントが剥げて錆が浮いているところもあります。
実際に使うには少し手を入れてやる必要がありそうです。
さて、スペアのフレームは手に入りました。
いまは補修したサブフレームはちゃんと仕事をしてくれているようですが、将来また折れるようなことがあった時のために、いまついているサブフレームをちゃんとはずせるようにしないといけません。
そこで問題なのは、この朽ち果てたボルト。
右側と...

左側。

この両方のボルトはサブフレームの先端から二つ目の穴をシート高さ調整機構と共止めしているのですが、長年の雨水の浸食によって頭が腐食してアーレンキーがかかりません。
何とかしてはずさないといけないのですが、金曜日の夜、土曜の作業に備えて、まずは患部にCRC556を噴いて固着しているかもしれないネジ山部分に潤滑を与えておきます。

ボルトがかみ合っているシートレール本体に腐食が及んでいないことを願いながら(^^;


実は、金曜日の夜にAstro Products京都南店に行ってエキストラクタと金属用ドリルを購入しようと思ったのですが、店員さんに現物を見てもらいながら工具をあてがってみると、どうしてもドリルもエキストラクタも長さが足りなくて高さ調整機構の底にあるボルトに届きません。
店員さんもほかにいい道具が見つからない、ということで、その場はあきらめて帰宅したのでした。
一夜明けた土曜日。
どうするか考えたのですが、ボルトの頭が腐食しているのなら、プラスかマイナスのドライバーを叩き込んで強引に回せないかと思いつき、少々乱暴かもしれないと思いつつ、マイナスをドライバーをこんな感じでボルトにあてがって、金槌でたたいてみました。

すると、わずかにですが、ボルトにドライバが食い込んでいく感触と、たしかにドライバが沈んでいくのが見られたので、その状態でドライバに柄を付け、モンキレンチで回してみました(実際にモンキをあてたのはもう少し下の6角形部分です)。

すると、見事。


外れました。
幸い、フレーム本体側には錆の浸食はありませんでした。


高さ調整機構の中で、ワッシャが密着して、水を通さなかったようです。
さて、代わりのボルトを探します。
工具箱の中に転がっていたM5のボルトがぴったりなのですが、長さが足りません。

そこで思いつくのが、サイドカウルを止めているこのボルト。

この位置に3本使われていて、長さがほかのカウルを止めているボルトよりも長いのです。このボルトが腐食したボルトの長さとどんぴしゃ同じでした。

このボルト、少し短いほかのボルトでもカウルを止めることはできるので、とりあえず一時しのぎとしますが、このボルトを使うことはそれはそれで錆の心配があります。
錆は主に水と空気によってもたらされますが、異種金属同士が接触すると、イオン化傾向の差によってそこに電位差が発生して、これに水が加わると激しい錆を呼びます(異種金属接触腐食)。
この部分に、今回取り替えたステンレスのボルトではなく、フレームと同じさびやすい鉄のボルトを使っていたのはそんな理由からかもしれません。
さて、取り外したボルトですが、どうやって外れたのでしょうか。
今回使ったマイナスドライバをボルトにあてがってみると、あるところでボルトの頭にドライバの先端がかむ部分ができていました。


これのおかげでボルトを緩めることができたようです。
ひとまずフレーム交換の前準備はできました。
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中古フレームもちゃんと手入れしなきゃな。

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ツーリング用に買った iPhone 5 用のジャケット
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日行けなかった陣馬形山。
この陣馬形山に行くために購入したものがありました、結局、出番はありませんでしたが(^^;
バイクに乗るときに使うナビとGPSロガー、できるだけ少ない機器で何でもやりたいと思った時、iPhone 5はけっこういい線いっています。
パワーマネジメントが上手なので、バックグラウンドで複数のアプリケーションを起動していても電力消費が少ないのです。
だから、GPSのログを撮りながらナビゲーションをさせても、電源供給さえしておけばバッテリーは減りません。
これがAndroidだと、アプリケーションの組み合わせによっては電源供給していてもバッテリーが消耗していくことがあります。
さて、今回購入したのはこのiPhone 5用のジャケット、GRIFFIN。
この中のSurvivorというタイプ。

これ、完全防水ではありませんが、少々雨がかかっても大丈夫。

iPad用もあるようです。

これはiPhone 4用ですが、これくらい泥がかかっても大丈夫なようです。

背中にはクリップがついていますが、これがいろいろな用途に使えるんだとか。

このジャケットは3層構造になっていて、いちばん外をシリコン製と思われる緩衝層が、その内側にiPhone本体をがっちりつかむシェルが本体を包み込み、この二つを覆うようにスクリーンプロテクタが付きます。

で、実物です。けっこう立派なパッケージに梱包されています。


本体はこんな感じで、かなりごついです。iPhoneが三周りくらい大きくなります。

裏。

このクリップがいろいろ使えるようなのですが、スタンドに使おうとするとちょっと壊れそうで怖いです(^^;

そのクリップは分離可能。

さて、では実際に装着してみます。
スクリーンプロテクタを外します。

アウターのプロテクタも外します。

このインナーに...

iPhoneをはめます。

そのあと、むりむりっとアウタープロテクタにはめ込み...


このスクリーンプロテクタをはめて出来上がり。


このジャケットを着せると、GarminのNUVI1480用に使っている汎用マウントにそのままセットすることができます
。
横に置いてある四角いブロックは、iPhoneを裸で保持するために切り出したスポンジブロックです。
これなら、少々雨が降っても慌ててiPhoneをしまわなくてすみます。
カメラ部分はこんなふうにプロテクタが回転してくれるのですが、使い勝手いはいまいち。
まあ、プロテクト性を優先しているのでしょう。

ここにはマナーモード切替の物理スイッチがのぞきます。

閉めた感じはこんなですが、この二つの突起とスイッチカバーの位置関係は...

iPhone本体のボリュームスイッチにもぴったり対応しています。

こちらのスイッチは...

本体のメインスイッチです。

こちらのブラインドハッチは...

イヤホンジャック、電源プラグ、左右スピーカに対応。

イヤホンはこんな感じでめくれますし...

電源プラグもここからさせます。

...と、気が付いたらたかが携帯電話のジャケットに30枚以上の写真を使ってしまいました。
まあ、さらっと流してください(^^;

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先日行けなかった陣馬形山。
この陣馬形山に行くために購入したものがありました、結局、出番はありませんでしたが(^^;
バイクに乗るときに使うナビとGPSロガー、できるだけ少ない機器で何でもやりたいと思った時、iPhone 5はけっこういい線いっています。
パワーマネジメントが上手なので、バックグラウンドで複数のアプリケーションを起動していても電力消費が少ないのです。
だから、GPSのログを撮りながらナビゲーションをさせても、電源供給さえしておけばバッテリーは減りません。
これがAndroidだと、アプリケーションの組み合わせによっては電源供給していてもバッテリーが消耗していくことがあります。
さて、今回購入したのはこのiPhone 5用のジャケット、GRIFFIN。
この中のSurvivorというタイプ。

これ、完全防水ではありませんが、少々雨がかかっても大丈夫。

iPad用もあるようです。

これはiPhone 4用ですが、これくらい泥がかかっても大丈夫なようです。

背中にはクリップがついていますが、これがいろいろな用途に使えるんだとか。

このジャケットは3層構造になっていて、いちばん外をシリコン製と思われる緩衝層が、その内側にiPhone本体をがっちりつかむシェルが本体を包み込み、この二つを覆うようにスクリーンプロテクタが付きます。

で、実物です。けっこう立派なパッケージに梱包されています。


本体はこんな感じで、かなりごついです。iPhoneが三周りくらい大きくなります。

裏。

このクリップがいろいろ使えるようなのですが、スタンドに使おうとするとちょっと壊れそうで怖いです(^^;

そのクリップは分離可能。

さて、では実際に装着してみます。
スクリーンプロテクタを外します。

アウターのプロテクタも外します。

このインナーに...

iPhoneをはめます。

そのあと、むりむりっとアウタープロテクタにはめ込み...


このスクリーンプロテクタをはめて出来上がり。


このジャケットを着せると、GarminのNUVI1480用に使っている汎用マウントにそのままセットすることができます

。
横に置いてある四角いブロックは、iPhoneを裸で保持するために切り出したスポンジブロックです。
これなら、少々雨が降っても慌ててiPhoneをしまわなくてすみます。
カメラ部分はこんなふうにプロテクタが回転してくれるのですが、使い勝手いはいまいち。
まあ、プロテクト性を優先しているのでしょう。

ここにはマナーモード切替の物理スイッチがのぞきます。

閉めた感じはこんなですが、この二つの突起とスイッチカバーの位置関係は...

iPhone本体のボリュームスイッチにもぴったり対応しています。

こちらのスイッチは...

本体のメインスイッチです。

こちらのブラインドハッチは...

イヤホンジャック、電源プラグ、左右スピーカに対応。

イヤホンはこんな感じでめくれますし...

電源プラグもここからさせます。

...と、気が付いたらたかが携帯電話のジャケットに30枚以上の写真を使ってしまいました。
まあ、さらっと流してください(^^;

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破断したサブフレームを補修する(後編)
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
日曜日のフレーム補修作業から一夜明けた3連休最終日の月曜日。
10:00くらいにオートウェルドの硬化具合を確かめてみます。

結んだステンレスの糸が顔を出していますが、光っていて今にも流れそうな表面はかちかちに固まっています。

もう少々ゆすってみてもびくともしません。あんまりやりすぎて折れるとイヤなので、ほどほどにしておきますが、看板に偽りなく、かなりの接着剛性が生まれているようです。
ところで、思うところがあってちょっと後ろから復元したフレームを眺めてみます。
すると、やはりというべきか、右側のほうがわずかに上に上がっていることが見て取れます。

破断面にきちんと合わせて接着したはずなのに?
しかし、ちょっと考えてみれば理由は簡単。
右側のサブフレームの支えを失ったトップケースの重みを左側1本で受け止めていたわけで、その重みで歪が出たのです。これを計算に入れて高さを合わせるべきでした。
横から見てみると、立ち上がり角度に差があるのが一目瞭然。

パニアホルダーを仮付してトップケースベースを取り付けてみると、サブフレームが支える接続箇所にこんなに隙間があいています。

後ろ側からサブフレームを観察してみると、右側はまっすぐで、きちんとまっすぐに接着できたことがうかがえます。

ところが、左側はサブフレームの左右を連結してシートレールに固定されているブリッジから後ろがわずかにおじぎしているのがわかります。

もう少しよく観察してみると、右側は取付の上下方向の角度はよかったのですが、若干右に回転して固定してしまったようで、トップケースベースと少し角度のずれが生じてしまっていました。

左側は、上下方向の隙間を除いて、当然問題ない状態。

これでは右側のサブフレームに左よりも大きな荷重が加わって、サブフレームが右側で固定されているシートレールにまた大きな負担がかかりそうです。

ここはどうにか左右の荷重が均等になるように調整しておいた方がよさそうです。
左側のサブフレームを当初の角度になるように矯正することも考えたのですが、その行為は金属疲労を蓄積させて左側の破断を招きそうなのでやめました。
で、ご登場願ったのは工具箱の中に転がっていた鉄製のワッシャ。
これを2枚重ねると、ほぼ右側と同じくらいの位置にサブフレーム後端の位置をかさ上げできます。

ネジで止まる位置の前方にも接触するところがあって、そこにも隙間ができるので、都合3枚にさび止めのスプレーを施します。

これをあてがってみるとおそらくOKといえそうなあんばいです。

右側はボルトをしめあげたら密着しそうなので、このままいきます。というか、これ以上知恵もわかず、強行突破です(^^;

カウル類をすべて復旧してベースを取り付けると、やはりカウルから立ち上がっているサブフレーム後端のブーツからのぞく長さが違います。

ワッシャを2枚重ねてはさむことで、トップケースベースの水平もどうにか出たようです。

トップケースを付けたところ。違和感ありません。

当然、ゆすってみても、修理前のような頼りないたわみは皆無です(^^)v
ついでなのですが、トップケースベースの天板を止めているビスが錆びていたので、サンドペーパーで錆を軽く落とした後、錆止めスプレーを噴射しておきました。

こうしておいてもちょっと怪しい感じですが、まあ何もしないよりましでしょう。


これでサブフレーム補修は完了。
火曜日からの通勤でしばらく様子見です。
いろいろ知恵や情報を寄せてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
おかげさまでどうにか修理することができました m(_ _)m
まあしかしいろんなことがあるものです。
昨年は同じ9月にABS & サーボが逝ってしまい、今年はサブフレームの破断。気を付けないといけませんね。
ところで、いずれはサブフレームを交換しないといけないので、サブフレームの先端を止めているボルトを外してみようと思ったところ、これまた面倒なことを発見してしまいました。
サブフレームの先端はこのシート高さ調整の階段を止めている後ろ側の穴に通ったボルトでシートレールに共止めされています。

ここをのぞいてみると、あ~あ、とつい声が出てしまいました。こちら右側。

そしてこちら左側。

真っ赤に錆びていて、ためしに4ミリのアーレンキーをあてがってみると、ぐず、という感触とともに崩れてしまいました。
こうなってしまった理由はなに?
このボルトは、後ろから見るとこの矢印の先にある穴の奥にありますが...

タンデムシートを載せてみると...

タンデムシートの先端がご丁寧にスロープになっていて、雨がこのスロープを伝って件の穴の中に流れ込むような位置関係でした。

逃げ場のない水はたまるにまかせ、蒸発するまでの間にボルトを腐食させてしまったということですね。
さて、このボルト、どうやって外しましょうか。こういうボルトをはずす方法ってきっとあるはずですが、もうちょっと考えて設計してよね、BMWさん、と文句の一つも言いたくなります。
同じRTに乗るご同輩、いちどチェックしたほうがいいかもしれません。
それはそうと、このボルトがはまっているフレームのほうは大丈夫なんでしょうね(-_-;

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日曜日のフレーム補修作業から一夜明けた3連休最終日の月曜日。
10:00くらいにオートウェルドの硬化具合を確かめてみます。

結んだステンレスの糸が顔を出していますが、光っていて今にも流れそうな表面はかちかちに固まっています。

もう少々ゆすってみてもびくともしません。あんまりやりすぎて折れるとイヤなので、ほどほどにしておきますが、看板に偽りなく、かなりの接着剛性が生まれているようです。
ところで、思うところがあってちょっと後ろから復元したフレームを眺めてみます。
すると、やはりというべきか、右側のほうがわずかに上に上がっていることが見て取れます。

破断面にきちんと合わせて接着したはずなのに?
しかし、ちょっと考えてみれば理由は簡単。
右側のサブフレームの支えを失ったトップケースの重みを左側1本で受け止めていたわけで、その重みで歪が出たのです。これを計算に入れて高さを合わせるべきでした。
横から見てみると、立ち上がり角度に差があるのが一目瞭然。

パニアホルダーを仮付してトップケースベースを取り付けてみると、サブフレームが支える接続箇所にこんなに隙間があいています。

後ろ側からサブフレームを観察してみると、右側はまっすぐで、きちんとまっすぐに接着できたことがうかがえます。

ところが、左側はサブフレームの左右を連結してシートレールに固定されているブリッジから後ろがわずかにおじぎしているのがわかります。

もう少しよく観察してみると、右側は取付の上下方向の角度はよかったのですが、若干右に回転して固定してしまったようで、トップケースベースと少し角度のずれが生じてしまっていました。

左側は、上下方向の隙間を除いて、当然問題ない状態。

これでは右側のサブフレームに左よりも大きな荷重が加わって、サブフレームが右側で固定されているシートレールにまた大きな負担がかかりそうです。

ここはどうにか左右の荷重が均等になるように調整しておいた方がよさそうです。
左側のサブフレームを当初の角度になるように矯正することも考えたのですが、その行為は金属疲労を蓄積させて左側の破断を招きそうなのでやめました。
で、ご登場願ったのは工具箱の中に転がっていた鉄製のワッシャ。
これを2枚重ねると、ほぼ右側と同じくらいの位置にサブフレーム後端の位置をかさ上げできます。

ネジで止まる位置の前方にも接触するところがあって、そこにも隙間ができるので、都合3枚にさび止めのスプレーを施します。

これをあてがってみるとおそらくOKといえそうなあんばいです。

右側はボルトをしめあげたら密着しそうなので、このままいきます。というか、これ以上知恵もわかず、強行突破です(^^;

カウル類をすべて復旧してベースを取り付けると、やはりカウルから立ち上がっているサブフレーム後端のブーツからのぞく長さが違います。

ワッシャを2枚重ねてはさむことで、トップケースベースの水平もどうにか出たようです。

トップケースを付けたところ。違和感ありません。

当然、ゆすってみても、修理前のような頼りないたわみは皆無です(^^)v
ついでなのですが、トップケースベースの天板を止めているビスが錆びていたので、サンドペーパーで錆を軽く落とした後、錆止めスプレーを噴射しておきました。

こうしておいてもちょっと怪しい感じですが、まあ何もしないよりましでしょう。


これでサブフレーム補修は完了。
火曜日からの通勤でしばらく様子見です。
いろいろ知恵や情報を寄せてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
おかげさまでどうにか修理することができました m(_ _)m
まあしかしいろんなことがあるものです。
昨年は同じ9月にABS & サーボが逝ってしまい、今年はサブフレームの破断。気を付けないといけませんね。
ところで、いずれはサブフレームを交換しないといけないので、サブフレームの先端を止めているボルトを外してみようと思ったところ、これまた面倒なことを発見してしまいました。
サブフレームの先端はこのシート高さ調整の階段を止めている後ろ側の穴に通ったボルトでシートレールに共止めされています。

ここをのぞいてみると、あ~あ、とつい声が出てしまいました。こちら右側。

そしてこちら左側。

真っ赤に錆びていて、ためしに4ミリのアーレンキーをあてがってみると、ぐず、という感触とともに崩れてしまいました。
こうなってしまった理由はなに?
このボルトは、後ろから見るとこの矢印の先にある穴の奥にありますが...

タンデムシートを載せてみると...

タンデムシートの先端がご丁寧にスロープになっていて、雨がこのスロープを伝って件の穴の中に流れ込むような位置関係でした。

逃げ場のない水はたまるにまかせ、蒸発するまでの間にボルトを腐食させてしまったということですね。
さて、このボルト、どうやって外しましょうか。こういうボルトをはずす方法ってきっとあるはずですが、もうちょっと考えて設計してよね、BMWさん、と文句の一つも言いたくなります。
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それはそうと、このボルトがはまっているフレームのほうは大丈夫なんでしょうね(-_-;

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破断したサブフレームを補修する(前編)
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
本当なら、今日の記事は楽しかった開田高原でのまーぼーさんご夫妻とのランデブーと、陣馬形山キャンプの記事のはずでした。
結局、土曜日から3日間、3連休をすっかり使った長丁場のフレーム修理に費やすことになってしまいました。
土曜日に部材を買ってきて、いよいよサブフレームの作業開始です。
こちら、ボディ側のサブフレーム。

そしてこちらがトップケースにつながる方の破断面。

思ったのですが、この破断面、錆が出ていません。
ということは、この破断は最近起こったものなのかもしれません。
さて、作業です。
今回、フレームの中にボルトを入れて固めると同時に、フレームの外側を固めようという算段。
そのため、フレームの外側にサンドペーパーをあて、接着剤の足付けをします。

ボルトをサブフレームにあてがいます。こんな感じ。

これくらいを後ろに残す予定です。

仮に破断した後ろ側をはめてみると、特段歪もなくまっすぐに取り付けられそうです。

ボルトの頭を飛ばしたところでささくれがあったのでちょっと心配でしたが、大丈夫。

さて、オートウェルドを調合します。
用意したのは、RTのバックミラーにつけている魚眼ミラーが入っていたパッケージと、クルマのガラスにスモークフィルムを貼った時に使ったゴムスキージー。

これにオートウェルドの主剤と硬化剤を同量とって混ぜ合わせ、作業を開始します。
あまり慌てることもなかったようですが、初めてのことで手早くやらなければという気持ちが先行して、作業途中の写真はありません(^^;

要領としては、あまりケチらず、たっぷりとボルトにまとわりつかせ、フレームに挿入します。
考えればすぐわかることなのですが、挿入するときに余分なオートウェルドがあふれてくるので、位置決め用に用意したナットは使わずじまいでした(^^;
次の作業に移る前に、洗車で使っているウエスで支えておきます。

用意したのはホームセンターで買ってきたステンレスのネット。

小さいサイズですが、それでも20センチ×30センチもあります。

これから必要なサイズを切り出して補強したいところに乗せます。

裏側も。

追加のオートウェルドを調合してこのネットに塗ります。
ネットはどうしても浮いてしまうので、残ったネットから縦糸横糸どちらでもいいので1本抜き取り、浮いたところを縛って密着させます。

ちょっと粗い仕上がりですが、さらに重ねるのでこれでも大丈夫。

ある程度固まったところでもう1組切り出して重ねます。

その上からさらに塗り固めていきます。

裏側も。

日曜日の作業はここまででいったん終了、24時間放置して完全硬化させます。
長くなったので続きます(^^;

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本当なら、今日の記事は楽しかった開田高原でのまーぼーさんご夫妻とのランデブーと、陣馬形山キャンプの記事のはずでした。
結局、土曜日から3日間、3連休をすっかり使った長丁場のフレーム修理に費やすことになってしまいました。
土曜日に部材を買ってきて、いよいよサブフレームの作業開始です。
こちら、ボディ側のサブフレーム。

そしてこちらがトップケースにつながる方の破断面。

思ったのですが、この破断面、錆が出ていません。
ということは、この破断は最近起こったものなのかもしれません。
さて、作業です。
今回、フレームの中にボルトを入れて固めると同時に、フレームの外側を固めようという算段。
そのため、フレームの外側にサンドペーパーをあて、接着剤の足付けをします。

ボルトをサブフレームにあてがいます。こんな感じ。

これくらいを後ろに残す予定です。

仮に破断した後ろ側をはめてみると、特段歪もなくまっすぐに取り付けられそうです。

ボルトの頭を飛ばしたところでささくれがあったのでちょっと心配でしたが、大丈夫。

さて、オートウェルドを調合します。
用意したのは、RTのバックミラーにつけている魚眼ミラーが入っていたパッケージと、クルマのガラスにスモークフィルムを貼った時に使ったゴムスキージー。

これにオートウェルドの主剤と硬化剤を同量とって混ぜ合わせ、作業を開始します。
あまり慌てることもなかったようですが、初めてのことで手早くやらなければという気持ちが先行して、作業途中の写真はありません(^^;

要領としては、あまりケチらず、たっぷりとボルトにまとわりつかせ、フレームに挿入します。
考えればすぐわかることなのですが、挿入するときに余分なオートウェルドがあふれてくるので、位置決め用に用意したナットは使わずじまいでした(^^;
次の作業に移る前に、洗車で使っているウエスで支えておきます。

用意したのはホームセンターで買ってきたステンレスのネット。

小さいサイズですが、それでも20センチ×30センチもあります。

これから必要なサイズを切り出して補強したいところに乗せます。

裏側も。

追加のオートウェルドを調合してこのネットに塗ります。
ネットはどうしても浮いてしまうので、残ったネットから縦糸横糸どちらでもいいので1本抜き取り、浮いたところを縛って密着させます。

ちょっと粗い仕上がりですが、さらに重ねるのでこれでも大丈夫。

ある程度固まったところでもう1組切り出して重ねます。

その上からさらに塗り固めていきます。

裏側も。

日曜日の作業はここまででいったん終了、24時間放置して完全硬化させます。
長くなったので続きます(^^;

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中古のフレームを発注、そしてフレーム補修のめどが立った!?
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先週発覚したわがRTのトップケースを支えるシート後端のサブフレームの破断。
先日の記事を書いてからいろいろ考えました。
1.溶接
2.オートウェルドかGM-8300と補強材による補修
3.サブフレームそのものの交換
フレームの交換は、同じ製造方法を用いて製造され、私のもとで以前と同じ使用方法をされるなら、ある程度の時間を経て同じように破断する可能性はありますが、どこにも修正が入っていないフレームを入手して交換、破断したサブフレームを上記1か2のいずれかの方法で補修してどうなるかをためすのもノウハウ(そんなにたいそうなものか ^^; )を蓄積するのもいいかと思うようになりました。
そんなこんなで、例によってMotorworksにサブフレームの在庫があるかどうかを問合せしてみました。
そうすると、翌日の夜には『中古がありますよ~』の返信。

その場でフレームを発注し、土曜日のお昼くらいからフレームが外せるかどうかを試してみることにしました。
まずはテールカウルを外しにかかります。
最初にはずすのはこのボルト(カウルの奥の方にももう1か所あります)と...

ここの2か所のボルト。

そのあと、トップケースベースの天板を外して、折れたサブフレームから立ち上がっているアームをベースから外します。

すると、ゴムブーツで支えられているアームは...

サブフレームの支えを失っていて、こんなふうに抜けてきます。というか、これはサブフレームの一部なんですね。

破断面です。

ん~?
こんなふうに破断した先が外れるということは、ひょっとして自分で補修ができるか?
実は、破断した先は左側のサブフレームと何らかの形でつながっていて、このフレームの剛性では破断した右側のフレームの中に棒材を入れるだけの隙間をつくることはできないだろうと決めてかかっていました。
ここで一気にテンションが上がって作業を進める手も早くなります。
ベースをパニアホルダーに固定しているこの4本のボルトを外し...

アームの中を通っているボルトを外すと...


ブーツといっしょに外れてきます。

さらにカウルの後ろのこの穴からボルトを外し...

カウルの内側から手回しができるナット2本を外してテールランプとウィンカーユニットを外し...

奥のこの小さなビスを外すとようやくテールカウルが最中状に分離されます。

ただ、ここまで外してもパニアホルダーが邪魔をしてカウルを割りそうなので、この3本のボルトを外して...

パニアホルダーが外れるとようやく...

テールカウルの上半分が外れて中身があらわになります。

サブフレームの後端がものの見事に折れていますね。
少しずつクラックが広がって、やがて耐えられずに破断した、というように見える破断面です。

これなら何か無垢材を挿入して自分で補修できるかも。
...ということで、ホームセンターとアストロプロダクツに走って部材を購入してきました。
10ミリパイ、15センチのボルトを購入して頭をホームセンターに備え付けの高速切断機で飛ばします。

これは頭を飛ばしているところを写真に撮ろうとしているうちに飛んでしまったため、もういちど2ミリほど切断したやらせ写真です(^^;

こうして頭を飛ばしたボルトと、位置調整用のナット、それとまーぼーさんから紹介していただいたオートウェルドを購入してきました。

ブレニー技研のGM-8300も在庫としてあったのですが、こちらは1回に決まった量しか使えなさそうなので、まーぼーさんが紹介してくださったオートウェルドのほうが使いやすそうに思えました。
さて、このボルトどんなふうに入るかというと、長さはこんな感じです。
ちょうど半分くらいを破断した後半部分に入れようと思っています。

挿入した感じはこんな感じです。

このネジ部分にオートウェルドを塗ってフレーム内に挿入して固定、サブフレーム本体側も同様にしてつなごうという算段です。
さすが3連休か、クルマでこれらの部材を購入して帰宅したらもうすでに周囲は暗くなっていて作業は不可能。
日曜日に実行に移します。
さて、顛末はいかに。

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先週発覚したわがRTのトップケースを支えるシート後端のサブフレームの破断。
先日の記事を書いてからいろいろ考えました。
1.溶接
2.オートウェルドかGM-8300と補強材による補修
3.サブフレームそのものの交換
フレームの交換は、同じ製造方法を用いて製造され、私のもとで以前と同じ使用方法をされるなら、ある程度の時間を経て同じように破断する可能性はありますが、どこにも修正が入っていないフレームを入手して交換、破断したサブフレームを上記1か2のいずれかの方法で補修してどうなるかをためすのもノウハウ(そんなにたいそうなものか ^^; )を蓄積するのもいいかと思うようになりました。
そんなこんなで、例によってMotorworksにサブフレームの在庫があるかどうかを問合せしてみました。
そうすると、翌日の夜には『中古がありますよ~』の返信。

その場でフレームを発注し、土曜日のお昼くらいからフレームが外せるかどうかを試してみることにしました。
まずはテールカウルを外しにかかります。
最初にはずすのはこのボルト(カウルの奥の方にももう1か所あります)と...

ここの2か所のボルト。

そのあと、トップケースベースの天板を外して、折れたサブフレームから立ち上がっているアームをベースから外します。

すると、ゴムブーツで支えられているアームは...

サブフレームの支えを失っていて、こんなふうに抜けてきます。というか、これはサブフレームの一部なんですね。

破断面です。

ん~?
こんなふうに破断した先が外れるということは、ひょっとして自分で補修ができるか?
実は、破断した先は左側のサブフレームと何らかの形でつながっていて、このフレームの剛性では破断した右側のフレームの中に棒材を入れるだけの隙間をつくることはできないだろうと決めてかかっていました。
ここで一気にテンションが上がって作業を進める手も早くなります。
ベースをパニアホルダーに固定しているこの4本のボルトを外し...

アームの中を通っているボルトを外すと...


ブーツといっしょに外れてきます。

さらにカウルの後ろのこの穴からボルトを外し...

カウルの内側から手回しができるナット2本を外してテールランプとウィンカーユニットを外し...

奥のこの小さなビスを外すとようやくテールカウルが最中状に分離されます。

ただ、ここまで外してもパニアホルダーが邪魔をしてカウルを割りそうなので、この3本のボルトを外して...

パニアホルダーが外れるとようやく...

テールカウルの上半分が外れて中身があらわになります。

サブフレームの後端がものの見事に折れていますね。
少しずつクラックが広がって、やがて耐えられずに破断した、というように見える破断面です。

これなら何か無垢材を挿入して自分で補修できるかも。
...ということで、ホームセンターとアストロプロダクツに走って部材を購入してきました。
10ミリパイ、15センチのボルトを購入して頭をホームセンターに備え付けの高速切断機で飛ばします。

これは頭を飛ばしているところを写真に撮ろうとしているうちに飛んでしまったため、もういちど2ミリほど切断したやらせ写真です(^^;

こうして頭を飛ばしたボルトと、位置調整用のナット、それとまーぼーさんから紹介していただいたオートウェルドを購入してきました。

ブレニー技研のGM-8300も在庫としてあったのですが、こちらは1回に決まった量しか使えなさそうなので、まーぼーさんが紹介してくださったオートウェルドのほうが使いやすそうに思えました。
さて、このボルトどんなふうに入るかというと、長さはこんな感じです。
ちょうど半分くらいを破断した後半部分に入れようと思っています。

挿入した感じはこんな感じです。

このネジ部分にオートウェルドを塗ってフレーム内に挿入して固定、サブフレーム本体側も同様にしてつなごうという算段です。
さすが3連休か、クルマでこれらの部材を購入して帰宅したらもうすでに周囲は暗くなっていて作業は不可能。
日曜日に実行に移します。
さて、顛末はいかに。

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シートレールが折れた! どうやって直そうか?
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日、発見してしまったとんでもないもの。

トップケースを支えるシートレールの後端が破断しているのを見つけてしまいました。
いったいいつからこんな状態だったのか。
子供に聞いたところ、クルマで後ろを走っていてなんだか揺れが大きいなぁと思ったんだとか。
RTとクルマを2台連ねて走ったのは一昨年の夏休み。
まさかあの時すでに破断していたのでしょうか。
ということは、その後参加している荷物満載のキャンプツーリング、フルパニアのうえタンデムで新東名高速を走った伊豆ツーリングでも、トップケースは右側の支えの一部を失った状態でのっかっていたということ?
もしタンデムライダーがトップケースに背中を預けているときに左側のシートレールも同じように破断したら...
それも高速道路上でそんなことが起こったら...
荷物満載状態で同じことが起こったら...
考えただけでぞっとしますね。
ちょっとこのシートから後ろのシートレールとパニアホルダーがどんなふうに連携してトップケースとパニアケースを支えているかを見ておきます。
これはRTの後ろ半身を横から見たところ。

上向きの矢印で指したところにパニアケースの上側のフックがかかります。
ちょうど指4本で鉄棒にぶら下がるような格好です。
下向きの矢印のところは、パニア持ち運び用のハンドルをたたんだときに下からアームが起きてきてパニアホルダをつかみます。これがちょうど鉄棒にぶら下がるときの親指のような格好で、この3点でホルダー全体をつかむイメージです。
そして、右矢印で指したところに、パニアの下方、前向きについている接合部分のメス側がはまります。
このような3点支持のため、恐らくシートレールの後ろの方が折れていても、右側パニアについてはパニアホルダーには極端な負荷はかからないと思います。
しかし、トップケースは...息子が車の中から眺めていてわかるくらいしなっているということなので、治さないと危ない。
パニアホルダーはこの3か所でフレームにとめられ...

ここからシートカウルの外を回って...

ここで破断したシートレールの後端に接続されているため、シートレールが破断している後ろは完全に宙に浮いた状態。
つまり、先ほど見たパニアホルダーのボルトの後ろ側には大きな負担がかかっていると思って間違いありません。

これを治すには大きく二つの方法。
シートレールを交換すること。
昨日、ご覧いただいているたー坊さんからサブフレームの情報をいただきました、ありがとうございます。

この方法はエンジンブロックに固定されているフレーム後端に固定されているキャリアフレームを交換しますが、RealOEM.comでみると198.9ドル、ざっと2万円します。

もう一つの方法は溶接。
エルフさんに相談してみたところ、溶接はできますよ、との答え。
そんなこんなで少し気が楽になったところで、お世話になっているまーぼーさんからツボを押さえたアドバイスをいただきました。
オートウェルドという接着剤ですが、これがほとんど溶接と同程度の強度が出る接着剤だそうです。Made in U.S.A.。

オートウェルドのHPはこちら
まーぼーさんのブログ記事にも、これと似た製品でブレニー技研のGM-8300という接着剤の紹介もされていました。こちらはMade in Japan。

ブレニー技研のHPはこちら
さて、補修するとしたらどの補修方法で行きましょうか。
木曜日の昼休みにブレニー技研に電話でいろいろ聞いてみました。
そこで懇切丁寧に教えていただいた内容を記しておきます。
■金属が破断するのは強度不足
そもそも金属パイプがスパッと割れたように破断するというのは、応力集中に耐えられない強度不足である。
...とブレニー技研さんはおっしゃっていました。
が、BMWにしてみれば、トップケースの最大積載重量は5キロだと明記しているのだから、私のように10キロものトップケース+荷物を載せていたのでは、この最大許容重量が車両に見合っているかどうかは別として、その注意書きを無視しているわけで、BMWの責任は問えないだろうと思います(もともと責任を問うつもりはありません ^^;)。
■GM-8300単独の接着では、元のパイプ(フレーム)以上の強度は出せない
接着部材としてはおそらく最強の部類に入るブレニー技研のGM-8300であっても、どう逆立ちしても単独ではオリジナルのパイプ以上の強度を出すことは不可能である。
面接着させるような用途では、それこそむりやりはがそうとすると接着対象物が破壊されるほどの超強力な接着力を発揮するが、破断面の厚さが2mm程度のパイプの破断面を接着するには、パイプの接着部分(破断部分)周辺への肉盛りをした上に金属の板やガラスクロス、もしくはカーボンクロスの類を巻き、さらにそれを包むようにGM-8300を盛ることが必要。
最も効果的なのは、破断したパイプの中に補強用の無垢の棒材を挿入し、その上から破断面全体を接着、肉盛りすること。
こうすることによって、オリジナルよりも高い剛性を確保することができる。
■溶接は錆を呼ぶ
溶接は施工後の表面処理をきちんとしないと錆を呼び、2~3年で劣化が進んでいく。
塗装をすることも防錆には効果的だが、溶接部分の上をGM-8300で保護すると、防錆と強度増強の二つの効果が狙える。
ということでした。
こうしたことを聞くと、やるべき対処が見えてきます。
■破断箇所に肉盛りするとともに金属板を巻いて補強するか
しかし、この用法はフレームの途中であればいいのですが、今回のように左右のフレームに橋が渡っているきわのところでは破断箇所を補強用の金属板等で覆うことが出来ません。
■破断したフレーム内に補強用の無垢棒材を入れて固めるか
DIYで施工するにはこれは最も効果的であることは容易に想像できますが、しかし、左側に残っているシートレールの剛性を考えると、そのような棒材を挿入し、さらに適切な位置に接着させることはまずできないだろう、と考えました。
以上から判断すると、
・サブフレームをそっくり交換するか
・サブフレームよりも溶接のほうが安いのであれば、溶接をした上にオートウェルドかGM-8300を塗布する
というのが現実的な対処法かなぁと思います。
Motorworksにもサブフレームの価格の問い合わせをしていますので、金曜日の朝には返事が来ているのではないかな?
金額を天秤にかけて、どうするかを決めようと思います。

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先日、発見してしまったとんでもないもの。

トップケースを支えるシートレールの後端が破断しているのを見つけてしまいました。
いったいいつからこんな状態だったのか。
子供に聞いたところ、クルマで後ろを走っていてなんだか揺れが大きいなぁと思ったんだとか。
RTとクルマを2台連ねて走ったのは一昨年の夏休み。
まさかあの時すでに破断していたのでしょうか。
ということは、その後参加している荷物満載のキャンプツーリング、フルパニアのうえタンデムで新東名高速を走った伊豆ツーリングでも、トップケースは右側の支えの一部を失った状態でのっかっていたということ?
もしタンデムライダーがトップケースに背中を預けているときに左側のシートレールも同じように破断したら...
それも高速道路上でそんなことが起こったら...
荷物満載状態で同じことが起こったら...
考えただけでぞっとしますね。
ちょっとこのシートから後ろのシートレールとパニアホルダーがどんなふうに連携してトップケースとパニアケースを支えているかを見ておきます。
これはRTの後ろ半身を横から見たところ。

上向きの矢印で指したところにパニアケースの上側のフックがかかります。
ちょうど指4本で鉄棒にぶら下がるような格好です。
下向きの矢印のところは、パニア持ち運び用のハンドルをたたんだときに下からアームが起きてきてパニアホルダをつかみます。これがちょうど鉄棒にぶら下がるときの親指のような格好で、この3点でホルダー全体をつかむイメージです。
そして、右矢印で指したところに、パニアの下方、前向きについている接合部分のメス側がはまります。
このような3点支持のため、恐らくシートレールの後ろの方が折れていても、右側パニアについてはパニアホルダーには極端な負荷はかからないと思います。
しかし、トップケースは...息子が車の中から眺めていてわかるくらいしなっているということなので、治さないと危ない。
パニアホルダーはこの3か所でフレームにとめられ...

ここからシートカウルの外を回って...

ここで破断したシートレールの後端に接続されているため、シートレールが破断している後ろは完全に宙に浮いた状態。
つまり、先ほど見たパニアホルダーのボルトの後ろ側には大きな負担がかかっていると思って間違いありません。

これを治すには大きく二つの方法。
シートレールを交換すること。
昨日、ご覧いただいているたー坊さんからサブフレームの情報をいただきました、ありがとうございます。

この方法はエンジンブロックに固定されているフレーム後端に固定されているキャリアフレームを交換しますが、RealOEM.comでみると198.9ドル、ざっと2万円します。

もう一つの方法は溶接。
エルフさんに相談してみたところ、溶接はできますよ、との答え。
そんなこんなで少し気が楽になったところで、お世話になっているまーぼーさんからツボを押さえたアドバイスをいただきました。
オートウェルドという接着剤ですが、これがほとんど溶接と同程度の強度が出る接着剤だそうです。Made in U.S.A.。

オートウェルドのHPはこちら
まーぼーさんのブログ記事にも、これと似た製品でブレニー技研のGM-8300という接着剤の紹介もされていました。こちらはMade in Japan。

ブレニー技研のHPはこちら
さて、補修するとしたらどの補修方法で行きましょうか。
木曜日の昼休みにブレニー技研に電話でいろいろ聞いてみました。
そこで懇切丁寧に教えていただいた内容を記しておきます。
■金属が破断するのは強度不足
そもそも金属パイプがスパッと割れたように破断するというのは、応力集中に耐えられない強度不足である。
...とブレニー技研さんはおっしゃっていました。
が、BMWにしてみれば、トップケースの最大積載重量は5キロだと明記しているのだから、私のように10キロものトップケース+荷物を載せていたのでは、この最大許容重量が車両に見合っているかどうかは別として、その注意書きを無視しているわけで、BMWの責任は問えないだろうと思います(もともと責任を問うつもりはありません ^^;)。
■GM-8300単独の接着では、元のパイプ(フレーム)以上の強度は出せない
接着部材としてはおそらく最強の部類に入るブレニー技研のGM-8300であっても、どう逆立ちしても単独ではオリジナルのパイプ以上の強度を出すことは不可能である。
面接着させるような用途では、それこそむりやりはがそうとすると接着対象物が破壊されるほどの超強力な接着力を発揮するが、破断面の厚さが2mm程度のパイプの破断面を接着するには、パイプの接着部分(破断部分)周辺への肉盛りをした上に金属の板やガラスクロス、もしくはカーボンクロスの類を巻き、さらにそれを包むようにGM-8300を盛ることが必要。
最も効果的なのは、破断したパイプの中に補強用の無垢の棒材を挿入し、その上から破断面全体を接着、肉盛りすること。
こうすることによって、オリジナルよりも高い剛性を確保することができる。
■溶接は錆を呼ぶ
溶接は施工後の表面処理をきちんとしないと錆を呼び、2~3年で劣化が進んでいく。
塗装をすることも防錆には効果的だが、溶接部分の上をGM-8300で保護すると、防錆と強度増強の二つの効果が狙える。
ということでした。
こうしたことを聞くと、やるべき対処が見えてきます。
■破断箇所に肉盛りするとともに金属板を巻いて補強するか
しかし、この用法はフレームの途中であればいいのですが、今回のように左右のフレームに橋が渡っているきわのところでは破断箇所を補強用の金属板等で覆うことが出来ません。
■破断したフレーム内に補強用の無垢棒材を入れて固めるか
DIYで施工するにはこれは最も効果的であることは容易に想像できますが、しかし、左側に残っているシートレールの剛性を考えると、そのような棒材を挿入し、さらに適切な位置に接着させることはまずできないだろう、と考えました。
以上から判断すると、
・サブフレームをそっくり交換するか
・サブフレームよりも溶接のほうが安いのであれば、溶接をした上にオートウェルドかGM-8300を塗布する
というのが現実的な対処法かなぁと思います。
Motorworksにもサブフレームの価格の問い合わせをしていますので、金曜日の朝には返事が来ているのではないかな?
金額を天秤にかけて、どうするかを決めようと思います。

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HIDの交換をしたあと、別のとんでもないことが見つかった
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日、オイル交換の時に佐川急便が届けてくれた荷物。

実は、先日取り付けたSPHERE LIGHTのHID。
ちょっと事情があって、交換していただけることになりました。
中身です。

左からバラストとイグナイタ、バーナー、取り付け用のステー、そしてそのステー固定用のネジです。
今回送られてきたバラストは薄型のもので、イグナイタが別体になっているもののようです。

35Wのバラスト、24Vにも対応しているようです。

この二つの駆動パーツ、どう設置しましょうか。

バーナーはH7。

実は、先日いろいろいじっていたHIDですが、結局また不点灯のことがあり、いろいろやり取りをした結果、代替え品を送っていただくことになりました。
では、最初にセットしたバラスト、バーナーを外します。

新しいほうをクルマのバッテリーを使って5分くらい空焚きします。

前のバーナーを外す前に、車体側のプラスの端子がわかるように、マスキングテープを少しだけ貼り付けておきます。

ハロゲンバルブは極性を気にすることはありませんが、バラストとイグナイタに電源を供給する場合は極性を分かっておかなければなりません。
狭い隙間に四苦八苦しながらどうにかバーナーはセットできました。

さて、バラストとイグナイタの取り付けです。
今回送っていただいたHIDは薄型バラスト、イグナイタが別体になっているタイプでした。
そのバラストを取り付けるために付属しているステーとビスたち。

このビスのセットなのですが、せっかくついているのに、ワッシャの穴がビスの直径よりも小さく、役に立ちませんでした。
取り付ける場所ですが、最初にHIDの取り付け記事を書いたときに、ホーンの取り付けボルトに取り付けられるとの情報をいただきました。
なるほど、ここならいけそうです。

まずあてがってどんなあんばいか調べてみます。

ところが、ステーの形状の関係か、いろいろ試してみても、どうしてステアリング操作をするとフロントフォークが接触してしまいます。
時間があればいろいろ試行錯誤したのですが、作業のスタートが遅れたため、日が暮れてきてしまいました。
仕方がないので、バラストにあいているネジ止め用の穴にタイラップを通してフレームに固定することにしました。

固定場所はここ、ライトハウジングのすぐ後ろにカウルを支える太いステーがあり、途中でT字に分かれているため、ここに載せます。
バラストのビス穴は3か所あるのでちょうどいい感じで固定できます。

点灯を確認したあと...

念のために余りもののコルゲートチューブで保護。

暴れないようにタイラップで固定します。

やれやれ。
そんな作業を息子が横で眺めていて妙なことを言いました。
『ねえ、後ろから走っているのを見ると、なんだかトップケースがすごく揺れてるんだよね。大丈夫なの?』
『まあ、まったく揺れないことはないと思うけどなぁ...』
なんて言いながらトップケースベースを押してみると、なんだか右側のほうが大きくしなります。
ナンだ、こりゃ?
いやあな予感がして、シートを外してテールカウルの内側を見てみると、この横板の向こう側でエライものをみつけてしまいました。

ナント...!
トップケースと右側のパニアを支えるシートレールが折れています(-o-)

これでは荷物が載せられないぞ...どうする...

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先日、オイル交換の時に佐川急便が届けてくれた荷物。

実は、先日取り付けたSPHERE LIGHTのHID。
ちょっと事情があって、交換していただけることになりました。
中身です。

左からバラストとイグナイタ、バーナー、取り付け用のステー、そしてそのステー固定用のネジです。
今回送られてきたバラストは薄型のもので、イグナイタが別体になっているもののようです。

35Wのバラスト、24Vにも対応しているようです。

この二つの駆動パーツ、どう設置しましょうか。

バーナーはH7。

実は、先日いろいろいじっていたHIDですが、結局また不点灯のことがあり、いろいろやり取りをした結果、代替え品を送っていただくことになりました。
では、最初にセットしたバラスト、バーナーを外します。

新しいほうをクルマのバッテリーを使って5分くらい空焚きします。

前のバーナーを外す前に、車体側のプラスの端子がわかるように、マスキングテープを少しだけ貼り付けておきます。

ハロゲンバルブは極性を気にすることはありませんが、バラストとイグナイタに電源を供給する場合は極性を分かっておかなければなりません。
狭い隙間に四苦八苦しながらどうにかバーナーはセットできました。

さて、バラストとイグナイタの取り付けです。
今回送っていただいたHIDは薄型バラスト、イグナイタが別体になっているタイプでした。
そのバラストを取り付けるために付属しているステーとビスたち。

このビスのセットなのですが、せっかくついているのに、ワッシャの穴がビスの直径よりも小さく、役に立ちませんでした。
取り付ける場所ですが、最初にHIDの取り付け記事を書いたときに、ホーンの取り付けボルトに取り付けられるとの情報をいただきました。
なるほど、ここならいけそうです。

まずあてがってどんなあんばいか調べてみます。

ところが、ステーの形状の関係か、いろいろ試してみても、どうしてステアリング操作をするとフロントフォークが接触してしまいます。
時間があればいろいろ試行錯誤したのですが、作業のスタートが遅れたため、日が暮れてきてしまいました。
仕方がないので、バラストにあいているネジ止め用の穴にタイラップを通してフレームに固定することにしました。

固定場所はここ、ライトハウジングのすぐ後ろにカウルを支える太いステーがあり、途中でT字に分かれているため、ここに載せます。
バラストのビス穴は3か所あるのでちょうどいい感じで固定できます。

点灯を確認したあと...

念のために余りもののコルゲートチューブで保護。

暴れないようにタイラップで固定します。

やれやれ。
そんな作業を息子が横で眺めていて妙なことを言いました。
『ねえ、後ろから走っているのを見ると、なんだかトップケースがすごく揺れてるんだよね。大丈夫なの?』
『まあ、まったく揺れないことはないと思うけどなぁ...』
なんて言いながらトップケースベースを押してみると、なんだか右側のほうが大きくしなります。
ナンだ、こりゃ?
いやあな予感がして、シートを外してテールカウルの内側を見てみると、この横板の向こう側でエライものをみつけてしまいました。

ナント...!
トップケースと右側のパニアを支えるシートレールが折れています(-o-)

これでは荷物が載せられないぞ...どうする...

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陣馬形山行のロングに備えて定期メンテナンス(オイルとエアフィルタ)
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
今週末に迫った陣馬形山キャンプツーリング。
長距離を走る前に簡単な整備をしてしまいます。
今日あけるところはここ。

エアクリーナーボックス、え? この間のスロットルボディの掃除と同調の時に換えてなかったの?
はい、忘れておりました(^^;
前回は2012年1月、58,500キロの時だったので、1年半、21,000キロぶりなのでちょうどいいころあいでしょう。
2か所のネジを外して...

エアクリーナーが顔を現わします。

思ったより汚れていないなぁ、と思いながら手に取って観察。

エアクリーナーボックスの中は例によって砂がたくさん混入していました。
これを見てしまうとファンネル仕様にはできないですね^_^;

Motorworksより購入済みのエアクリーナー。

出して古いものと比べてみると、やっぱり古いほうの汚れはそうとうなものです。

もう、問答無用で取り換えます。

念のために同調もやり直しです(^^;
二度手間ですね、ちゃんと計画してやらないといかん(^^;
ついでにオイル交換です。
前回オイル交換したのは77,400キロの時。
まだインターバルの3,000キロまで600キロほどありますが、長距離を走りますし、前回の交換直後に、オイルクーラーファンを回したとはいえ、沼津の大渋滞で高温にさらされているので、このタイミングで換えてしまいます。
オイルを抜いて...

今回はオイルフィルタも交換します。

3.5リットルを入れた後エンジンを回し、さらに0.2リットルを追加してこのレベルです。

距離を記録しなきゃね、と写真を撮っていたら、佐川急便が荷物を届けてくれました。

さて、なんでしょう(^^)...と引っ張るほどのものではないのですが(^^;


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今週末に迫った陣馬形山キャンプツーリング。
長距離を走る前に簡単な整備をしてしまいます。
今日あけるところはここ。

エアクリーナーボックス、え? この間のスロットルボディの掃除と同調の時に換えてなかったの?
はい、忘れておりました(^^;
前回は2012年1月、58,500キロの時だったので、1年半、21,000キロぶりなのでちょうどいいころあいでしょう。
2か所のネジを外して...

エアクリーナーが顔を現わします。

思ったより汚れていないなぁ、と思いながら手に取って観察。

エアクリーナーボックスの中は例によって砂がたくさん混入していました。
これを見てしまうとファンネル仕様にはできないですね^_^;

Motorworksより購入済みのエアクリーナー。

出して古いものと比べてみると、やっぱり古いほうの汚れはそうとうなものです。

もう、問答無用で取り換えます。

念のために同調もやり直しです(^^;
二度手間ですね、ちゃんと計画してやらないといかん(^^;
ついでにオイル交換です。
前回オイル交換したのは77,400キロの時。
まだインターバルの3,000キロまで600キロほどありますが、長距離を走りますし、前回の交換直後に、オイルクーラーファンを回したとはいえ、沼津の大渋滞で高温にさらされているので、このタイミングで換えてしまいます。
オイルを抜いて...

今回はオイルフィルタも交換します。

3.5リットルを入れた後エンジンを回し、さらに0.2リットルを追加してこのレベルです。

距離を記録しなきゃね、と写真を撮っていたら、佐川急便が荷物を届けてくれました。

さて、なんでしょう(^^)...と引っ張るほどのものではないのですが(^^;


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オイルフィラープラグOリング2回目の交換
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
最近、オイルフィラーキャップにオイルがしみだして湿ってきているようです。

ここはプラグと、その下のスリーブの2か所にOリングが挟まっていますが、これらが片方、もしくは両方劣化してオイルがしみだしてきます。
前回の交換の記事はこちら
【オイルフィラープラグ アウタースリーブのOリング交換】
【オイルフィラープラグのOリングを交換】
オイルフィラープラグを外すとご覧の通り、もうびしょびしょです。

そこで、ストックしてあるOリング。
初めてパーツを個人輸入したときにMoto-binsから購入したオイルフィルターに同梱されていたものです。

まずはオイルフィラープラグ側のOリングを外して、新しいものと古いものを比べてみます。

左が古い方、右が新しいほうです。

ここは上からスリーブに押し付けられるので、厚みが圧縮される方向に力が加わります。
古いほうが少し薄く変形しているのがわかるでしょうか。
プラグに取り付けた感じでも...
古いほう。

新しいほう。

さて、さらにヘッドカバーに刺さるスリーブを外します。

どろどろですね。

スリーブのあたり面も砂粒やゴミが付着しています。

スリーブのOリングを外してみると、ここにもゴミが。
でも、前回よりはゴミの付着は少ないといえます。

このOリングは、スリーブとヘッドカバーの間に挟まって円の中心方向に圧迫されるので、横から見ると左右方向に圧縮されているのがよくわかります。

こちらがスリーブについた状態の古いOリング。

こちらが新しいほう。

新しいほうが圧縮される前なので厚みが薄いのがわかるでしょうか。
こうして交換した後、一週間経過しても、オイル漏れやにじみは発生しませんでした。
これもだいたい10,000~15,000キロごとに取り換えですね。
まあ、滲み始めたら交換、としておいても大勢に影響はないでしょう。
ちなみに一週間後に見てみましたが、滲みは完全に止まったようです(^^)


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最近、オイルフィラーキャップにオイルがしみだして湿ってきているようです。

ここはプラグと、その下のスリーブの2か所にOリングが挟まっていますが、これらが片方、もしくは両方劣化してオイルがしみだしてきます。
前回の交換の記事はこちら
【オイルフィラープラグ アウタースリーブのOリング交換】
【オイルフィラープラグのOリングを交換】
オイルフィラープラグを外すとご覧の通り、もうびしょびしょです。

そこで、ストックしてあるOリング。
初めてパーツを個人輸入したときにMoto-binsから購入したオイルフィルターに同梱されていたものです。

まずはオイルフィラープラグ側のOリングを外して、新しいものと古いものを比べてみます。

左が古い方、右が新しいほうです。

ここは上からスリーブに押し付けられるので、厚みが圧縮される方向に力が加わります。
古いほうが少し薄く変形しているのがわかるでしょうか。
プラグに取り付けた感じでも...
古いほう。

新しいほう。

さて、さらにヘッドカバーに刺さるスリーブを外します。

どろどろですね。

スリーブのあたり面も砂粒やゴミが付着しています。

スリーブのOリングを外してみると、ここにもゴミが。
でも、前回よりはゴミの付着は少ないといえます。

このOリングは、スリーブとヘッドカバーの間に挟まって円の中心方向に圧迫されるので、横から見ると左右方向に圧縮されているのがよくわかります。

こちらがスリーブについた状態の古いOリング。

こちらが新しいほう。

新しいほうが圧縮される前なので厚みが薄いのがわかるでしょうか。
こうして交換した後、一週間経過しても、オイル漏れやにじみは発生しませんでした。
これもだいたい10,000~15,000キロごとに取り換えですね。
まあ、滲み始めたら交換、としておいても大勢に影響はないでしょう。
ちなみに一週間後に見てみましたが、滲みは完全に止まったようです(^^)


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陣馬形山秋の陣 ~ルートを考えよう~
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日実施したスロットルボディの清掃と同調ですが、通勤での感触でいまいち調子が良くなった気がしないため、改めて調整を行なうことにしました。
それはさておき、来る9月21日~23日の3連休、待ちに待った【陣馬形山 秋の陣】があります。
夏の陣は私はイケなかったので、今回は満を持して参加しようと思っています。
参加される皆さん、宜しくお願いいたします。
さて、そうなるといつも考えるのが楽しみなのが当日のルートです。
前回、前々回と行ってすっかり気に入ってしまった開田高原。

この季節だとアルプス方面の冠雪の山は見られませんが、スコーンと抜けるような秋空の下を走るのはきっと気持ちいいでしょう。

ビーナスラインも気持ちよさそうですし。

朝うんと早く出た時の、そこに至るまでの、深夜の高速道路にも心が躍ります。


いままで走ったことがある道もいいけれど、新しいルートの開拓もしてみたい。
あるいは、もうとっとと陣馬形山についてしまって、秋の空の下での~んびりする、というのも、走るばかりのツーリングにはない贅沢な楽しみかもしれません。

■開田高原縦横無尽
■ビーナスライン全線制覇
■未知のコースの新規開拓
■陣馬形山でのんびりお昼寝
さてさて、どうしようか楽しいお悩みのはじまりはじまり...です(^^)


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先日実施したスロットルボディの清掃と同調ですが、通勤での感触でいまいち調子が良くなった気がしないため、改めて調整を行なうことにしました。
それはさておき、来る9月21日~23日の3連休、待ちに待った【陣馬形山 秋の陣】があります。
夏の陣は私はイケなかったので、今回は満を持して参加しようと思っています。
参加される皆さん、宜しくお願いいたします。
さて、そうなるといつも考えるのが楽しみなのが当日のルートです。
前回、前々回と行ってすっかり気に入ってしまった開田高原。

この季節だとアルプス方面の冠雪の山は見られませんが、スコーンと抜けるような秋空の下を走るのはきっと気持ちいいでしょう。

ビーナスラインも気持ちよさそうですし。

朝うんと早く出た時の、そこに至るまでの、深夜の高速道路にも心が躍ります。


いままで走ったことがある道もいいけれど、新しいルートの開拓もしてみたい。
あるいは、もうとっとと陣馬形山についてしまって、秋の空の下での~んびりする、というのも、走るばかりのツーリングにはない贅沢な楽しみかもしれません。

■開田高原縦横無尽
■ビーナスライン全線制覇
■未知のコースの新規開拓
■陣馬形山でのんびりお昼寝
さてさて、どうしようか楽しいお悩みのはじまりはじまり...です(^^)


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