HAGONショックアブソーバーをセッティングしに走ってみる
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先週土曜日に交換したショックアブソーバー、ようやくこの休みに本格的なシェイクダウン(?)です。
まずこのショックアブソーバーのスペックとセットアップ基礎知識からです。
といっても、MotorworksとHAGONのウェブサイトに記載があるものが中心で、バネレートとかそういった専門的な数字はありません。
■ターゲットウェイト
ライダーの体重は75~100キロの間に対応(想定)しているそうです。
私は脱衣状態で70キロ、服を着ると73キロくらいでしょうか。
数字だけ見ると私はレンジの下限を外れていますが、まあ通勤でも荷物込みで7~8キロ程度のトップケースをリアタイヤ接地面のさらに後ろのラックにつけますので、おそらく問題はないと思います。
■リモートプリロードアジャスタ
リモートプリロードアジャスタはフロント・リアともにつけてもらいました。
これはリアですが、最もSoftにした状態です。

最もHardにした状態との間で、目盛りにして4目盛り切られています。
もちろん、4段階ではなく、この間は無段階で調整可能です。
■ダンピング調整
ダンピングはショック下部にあるこの4ミリのヘックスで調整します(フロント、リアともにほぼ同じ位置)。

工場出荷状態ではちょうどMiddle位置に調整されていますが、回転させてみるとロック・トゥ・ロックで5.5回転します。
コンプレッションとリバウンドの区別はありません。
HAGONのWebサイトによると『最適なコンプレッションとリバウンドのバランスが自動的に調整』されるそうです。どんな風にして調整されるのでしょう。

■調整方法
プリロードは大きなノブがあるからいいのですが、ダンピングは4ミリのヘックスが必要。
そこで、以前購入してきたレンチセットから4ミリのヘックスビットと、レンチに合わせるアダプタをひっぱり出し...

簡単な調整用のツール(?)にしました。

Motorworksさんからのアドバイスによると、ショックを装着する際、すべての調整範囲をMiddleにセットしてまず走ってみて、感触を見ながら、いちどに一つのパラメータ(【プリロードをかける/抜く】、【ダンピングを締める/緩める】のそれぞれがワンパラメータという意味でしょう)を少しずつ調整していいところを探すというステップを踏むとよいそうです。
で、さっそくすべての調整レンジをMiddleにセットしてみます。

横から見たところ、前後ともにどちらかが上がっているアンバランスさは感じられません。
そして跨ってみた感じですが、明らかに車高が上がりました。
いままではシートに体を預けると車体が沈み、ブーツの上から両足の母子球が接地しましたが、交換後は母子球は接地しません。
バレリーナ状態まではいかないものの、確実に1~2センチは車高が上がった感じ。
これが正常な状態であるなら、オリジナルのショックはかなりヘタっていた(特にスプリング?)といえるかもしれません。

走り出します。
硬い...。

第一印象は【硬い】【跳ねる】でした。
これは緩めないといけません。
プリロードとダンピングを少しずつ触ってみます。


これを何回か繰り返して、走り慣れた周山街道をあっちに行きこっちに行きして感触を確かめます。



途中で、サスペンションと車体の締結部分に緩みがないかを目視でチェックしたりもしました。



そして、だんだん煮詰まってきました。
周山街道をそれて、R477と並行して走る府道に入るころには最初の硬さも鳴りを潜めて、いい感じになってきました。

この写真のフロントカウルの向こうの方に、恐らく減速させることを目的としたロードペイントが見えます。

ショックユニット交換前は、このペイントの上を通過するとき、フロントとリアでコツコツとした薄っぺらな振動というか、キックバックというか、要するにわずか数ミリの段差がそのまま体に伝わってきていました。
これが、ほとんどその存在に気が付かないくらいまでいなされるようになりました。
まあこれが本来の姿なのでしょう。
さらに調整を進めます。
そして、最終的に、本日の成果としては、
■プリロード・・・MaxとMinimumの間のMinimum側4分の1の位置
■ダンピング・・・Middleより1回転Softへ戻し
で落ち着きました。
この状態で通勤路を走ってみると、いままでいかにピッチングが多かったかが、本当によくわかります。
ちょっとした道路のうねりでハンドルやお尻が上下にゆすられていたのが、いまは同じ道を嘘のように平穏に走り抜けられます。
息子が結果を聞いて『猫足だね』と表現してくれましたが、そう、まさに猫足といえそうです。
ただ、大きな段差を超えるとき、ちょっと腰砕けになる感じが無きにしも非ずなので、もう少し煮詰める必要もありそう。
プリロードとダンピングの組み合わせ、それも前後の組み合わせとなるとそれこそ無限にバランスがあるはずなので、本当のベストバランスに至るのは難しいかもしれませんが、いろいろいじって楽しんでみたいと思います。
最後に、ですが、ちょっと心配なことも。
帰宅してから見て見たリアタイヤ。
左側も...

右側も...

サス交換前に比べてタイヤ接地面が荒れています。
今回のセッティング走行ではそんなに激しく攻めていません。
ゆっくり深呼吸しながら走れるペースで走っていたのに、タイヤにかかる負担が大きくなった?
ちょっと心配ではあります。
とりあえず、今日のセッティングはここまで。

あとは、ちょっと周辺を流して帰宅です。

もう少し詰めたいですね。



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先週土曜日に交換したショックアブソーバー、ようやくこの休みに本格的なシェイクダウン(?)です。
まずこのショックアブソーバーのスペックとセットアップ基礎知識からです。
といっても、MotorworksとHAGONのウェブサイトに記載があるものが中心で、バネレートとかそういった専門的な数字はありません。
■ターゲットウェイト
ライダーの体重は75~100キロの間に対応(想定)しているそうです。
私は脱衣状態で70キロ、服を着ると73キロくらいでしょうか。
数字だけ見ると私はレンジの下限を外れていますが、まあ通勤でも荷物込みで7~8キロ程度のトップケースをリアタイヤ接地面のさらに後ろのラックにつけますので、おそらく問題はないと思います。
■リモートプリロードアジャスタ
リモートプリロードアジャスタはフロント・リアともにつけてもらいました。
これはリアですが、最もSoftにした状態です。

最もHardにした状態との間で、目盛りにして4目盛り切られています。
もちろん、4段階ではなく、この間は無段階で調整可能です。
■ダンピング調整
ダンピングはショック下部にあるこの4ミリのヘックスで調整します(フロント、リアともにほぼ同じ位置)。

工場出荷状態ではちょうどMiddle位置に調整されていますが、回転させてみるとロック・トゥ・ロックで5.5回転します。
コンプレッションとリバウンドの区別はありません。
HAGONのWebサイトによると『最適なコンプレッションとリバウンドのバランスが自動的に調整』されるそうです。どんな風にして調整されるのでしょう。

■調整方法
プリロードは大きなノブがあるからいいのですが、ダンピングは4ミリのヘックスが必要。
そこで、以前購入してきたレンチセットから4ミリのヘックスビットと、レンチに合わせるアダプタをひっぱり出し...

簡単な調整用のツール(?)にしました。

Motorworksさんからのアドバイスによると、ショックを装着する際、すべての調整範囲をMiddleにセットしてまず走ってみて、感触を見ながら、いちどに一つのパラメータ(【プリロードをかける/抜く】、【ダンピングを締める/緩める】のそれぞれがワンパラメータという意味でしょう)を少しずつ調整していいところを探すというステップを踏むとよいそうです。
で、さっそくすべての調整レンジをMiddleにセットしてみます。

横から見たところ、前後ともにどちらかが上がっているアンバランスさは感じられません。
そして跨ってみた感じですが、明らかに車高が上がりました。
いままではシートに体を預けると車体が沈み、ブーツの上から両足の母子球が接地しましたが、交換後は母子球は接地しません。
バレリーナ状態まではいかないものの、確実に1~2センチは車高が上がった感じ。
これが正常な状態であるなら、オリジナルのショックはかなりヘタっていた(特にスプリング?)といえるかもしれません。

走り出します。
硬い...。

第一印象は【硬い】【跳ねる】でした。
これは緩めないといけません。
プリロードとダンピングを少しずつ触ってみます。


これを何回か繰り返して、走り慣れた周山街道をあっちに行きこっちに行きして感触を確かめます。



途中で、サスペンションと車体の締結部分に緩みがないかを目視でチェックしたりもしました。



そして、だんだん煮詰まってきました。
周山街道をそれて、R477と並行して走る府道に入るころには最初の硬さも鳴りを潜めて、いい感じになってきました。

この写真のフロントカウルの向こうの方に、恐らく減速させることを目的としたロードペイントが見えます。

ショックユニット交換前は、このペイントの上を通過するとき、フロントとリアでコツコツとした薄っぺらな振動というか、キックバックというか、要するにわずか数ミリの段差がそのまま体に伝わってきていました。
これが、ほとんどその存在に気が付かないくらいまでいなされるようになりました。
まあこれが本来の姿なのでしょう。
さらに調整を進めます。
そして、最終的に、本日の成果としては、
■プリロード・・・MaxとMinimumの間のMinimum側4分の1の位置
■ダンピング・・・Middleより1回転Softへ戻し
で落ち着きました。
この状態で通勤路を走ってみると、いままでいかにピッチングが多かったかが、本当によくわかります。
ちょっとした道路のうねりでハンドルやお尻が上下にゆすられていたのが、いまは同じ道を嘘のように平穏に走り抜けられます。
息子が結果を聞いて『猫足だね』と表現してくれましたが、そう、まさに猫足といえそうです。
ただ、大きな段差を超えるとき、ちょっと腰砕けになる感じが無きにしも非ずなので、もう少し煮詰める必要もありそう。
プリロードとダンピングの組み合わせ、それも前後の組み合わせとなるとそれこそ無限にバランスがあるはずなので、本当のベストバランスに至るのは難しいかもしれませんが、いろいろいじって楽しんでみたいと思います。
最後に、ですが、ちょっと心配なことも。
帰宅してから見て見たリアタイヤ。
左側も...

右側も...

サス交換前に比べてタイヤ接地面が荒れています。
今回のセッティング走行ではそんなに激しく攻めていません。
ゆっくり深呼吸しながら走れるペースで走っていたのに、タイヤにかかる負担が大きくなった?
ちょっと心配ではあります。
とりあえず、今日のセッティングはここまで。

あとは、ちょっと周辺を流して帰宅です。

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スロットルロッカー取付・ミラーベースの交換
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先週の土曜日にショックアブソーバーを交換して1週間を経過しようとしていますが、交換当日の土曜日、そして日曜日もあいにく雨がぱらついてしまって、真新しいショックを雨で汚すのは忍びないと、まだセットアップランができていません。
いまはまだ初期設定で往復25キロの通勤でしか乗っておらず、まだまだインプレッションが書けません。
ということで、つなぎではないのですが、今回Motorworksさんから購入した、地味ですがほかのパーツの取り付けです。
■Yoke Protector
まずはこれ。

Motorworksさんのサイトでは "Yoke Protector" と書かれていました、トップブリッジの鍵穴周辺をキーとの接触で汚れるのを防ぐプロテクタです。

現物をあてがってみると、当たり前ですがピタリ。

貼り付ける前にちょっと今までの汚れを落としておいた方がよさそうです。

で、取り付けました。

ないからといってトップブリッジの劣化が進むものではありませんが、まあ気分的な問題です(^^)
■スロットルロッカー
つぎはスロットルロッカーです。Motorworksさんのサイトでは "Cruise Control" と書かれていました。
このスロットルロッカー、この状態からブルーのダイアルを時計回りに回すと...

こんなふうに直進ヘリコイドでボディがスロットルグリップのほうに伸びてスロットルを圧着固定するという仕組み。

付属しているのはこの5本のボルト。

オリジナルのハンドルウェイトとスワップしますが、オリジナルと同じ長さのボルトでは長すぎでした。

こちらのボルトでピタリ。

こちらがオリジナルのウェイト。

そして、スロットルロッカーに換えたのがこちら。

黒いスロットルロッカーなのだから、ボルトも黒にしてくれればいいのに、とは思いました。

そして、通常はこの位置で運転するのですが、この青いノブを回すと...

こんなふうにスロットルグリップを圧着固定してくれます。

先に書いたように、直進ヘリコイドでボディを繰り出しているので、スロットル操作で圧着がリリースされることもなく、この点は高ポイントです。
操作感も、高級オーディオのボリュームコントロールや、高級一眼レフのマニュアルフォーカスレンズのピント調節ヘリコイドのようなぬるっとした感触で、これも好印象です。
もう一つついているウェイトは右とのデザイン上のバランスを考慮したものでしょうか、ついでなので、左側も交換しておきます。


ちょっと走ってみた感じですが、心配していたウェイトの軽さによる振動の増加は感じられず、まったくの杞憂に終わりました。
■ミラー
陣馬形山で破損してしまった左側のミラー。
正確にいうと、ミラーのハウジングは傷がついただけ、ミラーのガラスがボディとの接触によってヒビが入ってしまったという状態です。
これの補修用に、中古のミラーを取り寄せました。
左側が破損したミラー、右側がMotorworksさんから購入した中古のミラーです。

購入したミラーは白のペイントが施されているので、これをそのまま取り付けると私のRTの色と合いません。
なので、割れたミラーガラスがついているベースをオリジナルと中古品で入れ替えて、当面これで使い、近日中に購入品をシルバーに塗装しようと思います。

傷がついたままのオリジナルミラーハウジングに中古品のベースを取り付けました。

これを車体に取り付けてとりあえずこれでしばらく運行します。

スロットルロッカーは高速走行時と走行写真の時に重宝しそうで楽しみ。
ミラーは塗装の作業が楽しみです。

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先週の土曜日にショックアブソーバーを交換して1週間を経過しようとしていますが、交換当日の土曜日、そして日曜日もあいにく雨がぱらついてしまって、真新しいショックを雨で汚すのは忍びないと、まだセットアップランができていません。
いまはまだ初期設定で往復25キロの通勤でしか乗っておらず、まだまだインプレッションが書けません。
ということで、つなぎではないのですが、今回Motorworksさんから購入した、地味ですがほかのパーツの取り付けです。
■Yoke Protector
まずはこれ。

Motorworksさんのサイトでは "Yoke Protector" と書かれていました、トップブリッジの鍵穴周辺をキーとの接触で汚れるのを防ぐプロテクタです。

現物をあてがってみると、当たり前ですがピタリ。

貼り付ける前にちょっと今までの汚れを落としておいた方がよさそうです。

で、取り付けました。

ないからといってトップブリッジの劣化が進むものではありませんが、まあ気分的な問題です(^^)
■スロットルロッカー
つぎはスロットルロッカーです。Motorworksさんのサイトでは "Cruise Control" と書かれていました。
このスロットルロッカー、この状態からブルーのダイアルを時計回りに回すと...

こんなふうに直進ヘリコイドでボディがスロットルグリップのほうに伸びてスロットルを圧着固定するという仕組み。

付属しているのはこの5本のボルト。

オリジナルのハンドルウェイトとスワップしますが、オリジナルと同じ長さのボルトでは長すぎでした。

こちらのボルトでピタリ。

こちらがオリジナルのウェイト。

そして、スロットルロッカーに換えたのがこちら。

黒いスロットルロッカーなのだから、ボルトも黒にしてくれればいいのに、とは思いました。

そして、通常はこの位置で運転するのですが、この青いノブを回すと...

こんなふうにスロットルグリップを圧着固定してくれます。

先に書いたように、直進ヘリコイドでボディを繰り出しているので、スロットル操作で圧着がリリースされることもなく、この点は高ポイントです。
操作感も、高級オーディオのボリュームコントロールや、高級一眼レフのマニュアルフォーカスレンズのピント調節ヘリコイドのようなぬるっとした感触で、これも好印象です。
もう一つついているウェイトは右とのデザイン上のバランスを考慮したものでしょうか、ついでなので、左側も交換しておきます。


ちょっと走ってみた感じですが、心配していたウェイトの軽さによる振動の増加は感じられず、まったくの杞憂に終わりました。
■ミラー
陣馬形山で破損してしまった左側のミラー。
正確にいうと、ミラーのハウジングは傷がついただけ、ミラーのガラスがボディとの接触によってヒビが入ってしまったという状態です。
これの補修用に、中古のミラーを取り寄せました。
左側が破損したミラー、右側がMotorworksさんから購入した中古のミラーです。

購入したミラーは白のペイントが施されているので、これをそのまま取り付けると私のRTの色と合いません。
なので、割れたミラーガラスがついているベースをオリジナルと中古品で入れ替えて、当面これで使い、近日中に購入品をシルバーに塗装しようと思います。

傷がついたままのオリジナルミラーハウジングに中古品のベースを取り付けました。

これを車体に取り付けてとりあえずこれでしばらく運行します。

スロットルロッカーは高速走行時と走行写真の時に重宝しそうで楽しみ。
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ショックアブソーバーの交換 ~ フロント編 ~
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
リアに引き続き、フロントも交換です。
フロントショックは、上側がストラットタワーに締結されているため、ガソリンタンクを外さなければなりません。
ガソリンタンクを外したここがショックユニットの上側の固定部分。

そして下側、Aアーム側です。

フロントの仕事をしやすくするため、後輪がガレージに上がる段差の道路側(低い側)の上くるようにセンタースタンドをかけ、スイングアームをクルマのジャッキで支えます。

ガソリンタンクを外した状態だとフロントが軽くなるのでリア側が接地します。
このため、ショックユニットを外したとき、フロントフォークが伸びてショックを抜きやすくなりますが、取り付けるときはフォークを縮めてAアームをショックユニットのアームに届かせてやらねばならないため、こうして高さ調整をするようにしました。
Aアーム側のボルトを緩めます。完全にははずしません。

次にストラットタワー側。

ナットを外すとフロントフォークが伸びてショックのシャフトが下降していくのがわかります。
このナットの下に、ストラットタワー上に残っているのが...

左側に写っているゴムブッシュとその上のワッシャです。右下に写っているナットが上に載っていたかっこうです。

ゴムブッシュとナットの間に写っているチューブが通ったゴムブッシュは、外したショックユニットの上側とストラットタワーの下側に挟まっていたゴムブッシュです。
外した新旧ショックを並べてみます。

こうしてみると、リアに比べるとずいぶんと感じに違いあります。

オリジナルのショックには調整機構に相当するものは見当たりません。
では新しいショックを取り付けます。
このストラットタワー側に...

チューブを通したゴムブッシュをはめ...

ストラットタワーに通します。

Aアーム側を50N・mで締めます。

ストラットタワー側を、と思ってHAGONショックに付属していたナットを締めようとすると、なんとこのナット、オリジナルの15ミリとサイズが違って17ミリです(^^;
じゃあ、オリジナルのナットで締めりゃいいか、と思ったら、これまた何のこだわりなんでしょう、ネジのピッチが違ってナットが通りません。
手元にトルクレンチと組み合わせる17ミリのソケットはありません。
上側は43N・mなので、リアの上側のナット(50N・m指定)でトルクレンチで43N・mを締め、その感触を覚えて手ルクレンチ(メガネ)で締めました(あんまりアテになりません ^^;)。

このナット、ナイロンナットなので、まあ緩むことはないとは思います。
装着したリアショック。

フロントショック。

ちょっと見上げたところ。

そして、これどうしようと考えていたリモートプリロードアジャスタ。
結局そうたくさん設置できるところがあるわけではなく、最初に想定していたところに落ち着きました。
これはガソリンタンクを付けたあとの様子ですが、ショックユニットの頂上付近から生えているアジャスタホースをガソリンタンクの横からハンドル側に出しています。

これをフロントインパネの取り付けネジと共止めしました。

ちょっと見えづらいですが、アジャスタノブ側は、プレートに固定するためのボルトがインパネ側に出ているため、ウレタンスポンジを薄く切ってスピーカーネット(?)との間に挟んであります。

この位置から見ると、アジャスタを回すことができるだけの空間ができているのがわかります。

ただし、固定している相手がプラスチックのインパネなので、ヘンな方向に力を加えないように注意しないといけません。
少しミラーにかかっていますが、着座位置から見るとほとんど障害はありません。

新しいショックは76,600キロスタートとしていいでしょう。

これで前後ともにリフレッシュ完了!
インプレッションは改めて!

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リアに引き続き、フロントも交換です。
フロントショックは、上側がストラットタワーに締結されているため、ガソリンタンクを外さなければなりません。
ガソリンタンクを外したここがショックユニットの上側の固定部分。

そして下側、Aアーム側です。

フロントの仕事をしやすくするため、後輪がガレージに上がる段差の道路側(低い側)の上くるようにセンタースタンドをかけ、スイングアームをクルマのジャッキで支えます。

ガソリンタンクを外した状態だとフロントが軽くなるのでリア側が接地します。
このため、ショックユニットを外したとき、フロントフォークが伸びてショックを抜きやすくなりますが、取り付けるときはフォークを縮めてAアームをショックユニットのアームに届かせてやらねばならないため、こうして高さ調整をするようにしました。
Aアーム側のボルトを緩めます。完全にははずしません。

次にストラットタワー側。

ナットを外すとフロントフォークが伸びてショックのシャフトが下降していくのがわかります。
このナットの下に、ストラットタワー上に残っているのが...

左側に写っているゴムブッシュとその上のワッシャです。右下に写っているナットが上に載っていたかっこうです。

ゴムブッシュとナットの間に写っているチューブが通ったゴムブッシュは、外したショックユニットの上側とストラットタワーの下側に挟まっていたゴムブッシュです。
外した新旧ショックを並べてみます。

こうしてみると、リアに比べるとずいぶんと感じに違いあります。

オリジナルのショックには調整機構に相当するものは見当たりません。
では新しいショックを取り付けます。
このストラットタワー側に...

チューブを通したゴムブッシュをはめ...

ストラットタワーに通します。

Aアーム側を50N・mで締めます。

ストラットタワー側を、と思ってHAGONショックに付属していたナットを締めようとすると、なんとこのナット、オリジナルの15ミリとサイズが違って17ミリです(^^;
じゃあ、オリジナルのナットで締めりゃいいか、と思ったら、これまた何のこだわりなんでしょう、ネジのピッチが違ってナットが通りません。
手元にトルクレンチと組み合わせる17ミリのソケットはありません。
上側は43N・mなので、リアの上側のナット(50N・m指定)でトルクレンチで43N・mを締め、その感触を覚えて手ルクレンチ(メガネ)で締めました(あんまりアテになりません ^^;)。

このナット、ナイロンナットなので、まあ緩むことはないとは思います。
装着したリアショック。

フロントショック。

ちょっと見上げたところ。

そして、これどうしようと考えていたリモートプリロードアジャスタ。
結局そうたくさん設置できるところがあるわけではなく、最初に想定していたところに落ち着きました。
これはガソリンタンクを付けたあとの様子ですが、ショックユニットの頂上付近から生えているアジャスタホースをガソリンタンクの横からハンドル側に出しています。

これをフロントインパネの取り付けネジと共止めしました。

ちょっと見えづらいですが、アジャスタノブ側は、プレートに固定するためのボルトがインパネ側に出ているため、ウレタンスポンジを薄く切ってスピーカーネット(?)との間に挟んであります。

この位置から見ると、アジャスタを回すことができるだけの空間ができているのがわかります。

ただし、固定している相手がプラスチックのインパネなので、ヘンな方向に力を加えないように注意しないといけません。
少しミラーにかかっていますが、着座位置から見るとほとんど障害はありません。

新しいショックは76,600キロスタートとしていいでしょう。

これで前後ともにリフレッシュ完了!
インプレッションは改めて!

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ショックアブソーバーの交換 ~ リア編 ~
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
さて、土曜日のお話。いよいよショックユニットを交換します。
ガレージにテーブルを出してその上でPCでAccuradioのBGMを流し、メンテナンス本を広げ、アイスカフェオレを飲みながら、いつでも老眼鏡に換えられるようにしてスタートです(^^)

ショックを外すにはタイヤを外さなければならず、そのためにはまずブレーキキャリパーを外さないといけません。

外してみると、2011年12月、走行距離約58,000キロのときに換えたブレーキパッドはすでに交換時期に来ていました。

今回はショックユニット交換にどれくらい時間がかかるかわからないので、作業はしません。
次にマフラーをシートレールに固定しているボルトを外して紐でシートレールにつります。

こうしないと、マフラーとスイングアームにタイヤが挟まって抜けないのです。
この状態でスイングアームの下にクルマのジャッキをあてて(写真ではタオルの下に隠れています)、ショックユニットを外したときにスイングアームが落ちるのを防いでおきます。

そして上下のマウント部のボルトを緩める前に、リモートプリロードアジャスタも外しておきます。

しかる後にスイングアーム側のボルトを緩めます。

全部抜かずにおいておきます。

フレーム側はシートの高さ調整機構を外さないと外せません。

これもけっこう固いボルトでした。

こうして、割とあっけなくリアショックが抜けました。

新旧を並べてみます。

ダンピング調整のスクリューの位置は新旧で少しずれていて(HAGONのほうが高いところにある)、調整するのにはちょっと難儀しそうです。
走っている途中に調整しようとすると、すぐ横に熱くなったマフラーがあるためです。

さて、新しいHAGONをつけます。
上側。

下側も。

下側はスイングアームの穴とショックの穴を合わせながらボルトを通さないといけないので、クルマのジャッキを少しずつ上下させながらボルトが通ったところで昇降を止めます。

とこう書くとすんなりいったように見えますが、じつは上側のマウントが、最初はさっぱり通りませんでした。
マウントの両側のプレートの間隔よりもショックのアームのほうが厚みが厚く、どんなに押してもびくともしませんでした。
ためしに上からはまるかどうかあてがってみたのですが、ショックのアームの厚みが0.5ミリほど厚く、これでは通る道理がない、ということで、慎重にアームを削って通すことができました。
こうしたあと、下側を58N・mで(ロックタイト中強度塗布)、

上側は50N・mで締めます。

上側はボルトを締めた後、シート高調整機構を復旧。

さて、もう一つの関門がプリロードアジャスタでした。

このプリロードアジャスタ、どうもRT(もしくはその兄弟車)のアジャスタのマウント部に無加工で装着できるように設計されているものとは思えない形状で、ステーにあいている穴にボルトを通そうと思うとタイヤか、さもなければ反対側のサイドカバーに干渉して取り付けることができません。
とりあえず、この状態で装着してバイク屋に向かい、ステーを購入してきました。

穴から両翼2センチ以内の幅で...

取り付けボルトからアジャスタを固定する部位まで5センチのものを探します。

京都伏見のRS Taichiに行って買ってきたのはこのアルミ製のL型ステー。
ボディ側に合わせる穴の中心からL字のアームまでジャスト5センチです。

これをこんな感じでボディ側につけて...

その先にこんなふうにアジャスタをつければパニアにも干渉しないだろうという算段。

しかしこのステーのボルト穴はオリジナルのアジャスタを止めていたボルトを通すには小さすぎです。が、これは想定内。

ドリルとリューターを使って穴を拡大、ボルトが通るように加工しました。

ステーをボディにつけるのはオリジナルのボルトでOKですが、アジャスタをステーにつけるボルトは?
ということで、工具箱の中から出所不明のボルトとナットとワッシャを適当に見繕いました。

これらを組み合わせて設置完了です。


パニアを装着してみましたが、ぎりぎりで干渉もしません。


これでサイドカバーも付けることができるようになりました。


パニアがついていない状態だとずいぶん大袈裟なものがついている印象がありますが、この状態でセッティングが触れるのは便利。
ただし、ロング・キャンプツーリングなどでパニアを付けた状態だと、オリジナルの時はサイドカバーを外すだけで調整できたものが、このアジャスタの場合はパニアを外さなければなりません。
外すという行為なら同じのように思えますが、パニアを外すにはいちいちキーでアンロックしないといけないので、その点がひと手間増えるといったところです。
あと心配なのは、この設置場所が、雨の日は水やそれに混じった砂や小石が豪快にかかる場所であることですが、まあそれはオリジナルのアジャスタも同じことですから、たぶん大丈夫でしょう。
ひとまず、これでリア側は完了です。
アッパーマウントの寸法合わせとアジャスタの取り付けで時間がとられて、こちらはけっこう時間がかかりました。
ざっと3時間かかりました。
フロントは次回につづく~(^^)

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さて、土曜日のお話。いよいよショックユニットを交換します。
ガレージにテーブルを出してその上でPCでAccuradioのBGMを流し、メンテナンス本を広げ、アイスカフェオレを飲みながら、いつでも老眼鏡に換えられるようにしてスタートです(^^)

ショックを外すにはタイヤを外さなければならず、そのためにはまずブレーキキャリパーを外さないといけません。

外してみると、2011年12月、走行距離約58,000キロのときに換えたブレーキパッドはすでに交換時期に来ていました。

今回はショックユニット交換にどれくらい時間がかかるかわからないので、作業はしません。
次にマフラーをシートレールに固定しているボルトを外して紐でシートレールにつります。

こうしないと、マフラーとスイングアームにタイヤが挟まって抜けないのです。
この状態でスイングアームの下にクルマのジャッキをあてて(写真ではタオルの下に隠れています)、ショックユニットを外したときにスイングアームが落ちるのを防いでおきます。

そして上下のマウント部のボルトを緩める前に、リモートプリロードアジャスタも外しておきます。

しかる後にスイングアーム側のボルトを緩めます。

全部抜かずにおいておきます。

フレーム側はシートの高さ調整機構を外さないと外せません。

これもけっこう固いボルトでした。

こうして、割とあっけなくリアショックが抜けました。

新旧を並べてみます。

ダンピング調整のスクリューの位置は新旧で少しずれていて(HAGONのほうが高いところにある)、調整するのにはちょっと難儀しそうです。
走っている途中に調整しようとすると、すぐ横に熱くなったマフラーがあるためです。

さて、新しいHAGONをつけます。
上側。

下側も。

下側はスイングアームの穴とショックの穴を合わせながらボルトを通さないといけないので、クルマのジャッキを少しずつ上下させながらボルトが通ったところで昇降を止めます。

とこう書くとすんなりいったように見えますが、じつは上側のマウントが、最初はさっぱり通りませんでした。
マウントの両側のプレートの間隔よりもショックのアームのほうが厚みが厚く、どんなに押してもびくともしませんでした。
ためしに上からはまるかどうかあてがってみたのですが、ショックのアームの厚みが0.5ミリほど厚く、これでは通る道理がない、ということで、慎重にアームを削って通すことができました。
こうしたあと、下側を58N・mで(ロックタイト中強度塗布)、

上側は50N・mで締めます。

上側はボルトを締めた後、シート高調整機構を復旧。

さて、もう一つの関門がプリロードアジャスタでした。

このプリロードアジャスタ、どうもRT(もしくはその兄弟車)のアジャスタのマウント部に無加工で装着できるように設計されているものとは思えない形状で、ステーにあいている穴にボルトを通そうと思うとタイヤか、さもなければ反対側のサイドカバーに干渉して取り付けることができません。
とりあえず、この状態で装着してバイク屋に向かい、ステーを購入してきました。

穴から両翼2センチ以内の幅で...

取り付けボルトからアジャスタを固定する部位まで5センチのものを探します。

京都伏見のRS Taichiに行って買ってきたのはこのアルミ製のL型ステー。
ボディ側に合わせる穴の中心からL字のアームまでジャスト5センチです。

これをこんな感じでボディ側につけて...

その先にこんなふうにアジャスタをつければパニアにも干渉しないだろうという算段。

しかしこのステーのボルト穴はオリジナルのアジャスタを止めていたボルトを通すには小さすぎです。が、これは想定内。

ドリルとリューターを使って穴を拡大、ボルトが通るように加工しました。

ステーをボディにつけるのはオリジナルのボルトでOKですが、アジャスタをステーにつけるボルトは?
ということで、工具箱の中から出所不明のボルトとナットとワッシャを適当に見繕いました。

これらを組み合わせて設置完了です。


パニアを装着してみましたが、ぎりぎりで干渉もしません。


これでサイドカバーも付けることができるようになりました。


パニアがついていない状態だとずいぶん大袈裟なものがついている印象がありますが、この状態でセッティングが触れるのは便利。
ただし、ロング・キャンプツーリングなどでパニアを付けた状態だと、オリジナルの時はサイドカバーを外すだけで調整できたものが、このアジャスタの場合はパニアを外さなければなりません。
外すという行為なら同じのように思えますが、パニアを外すにはいちいちキーでアンロックしないといけないので、その点がひと手間増えるといったところです。
あと心配なのは、この設置場所が、雨の日は水やそれに混じった砂や小石が豪快にかかる場所であることですが、まあそれはオリジナルのアジャスタも同じことですから、たぶん大丈夫でしょう。
ひとまず、これでリア側は完了です。
アッパーマウントの寸法合わせとアジャスタの取り付けで時間がとられて、こちらはけっこう時間がかかりました。
ざっと3時間かかりました。
フロントは次回につづく~(^^)

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Hagonショックアブソーバー交換準備
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
いよいよ待ちに待った、ショックアブソーバーを交換する日が迫りました。
この記事は21日 金曜日の夜に書いているので、実際には夜が明けてからの作業ですが、交換作業の前に調べておきたいことがあります。
それは、ショックユニットの初期設定です。
ショックが入っていた箱に書かれていたHAGONのWebサイトに行ってみました。

一番下のところに "Set-up" というリンクがあったのでこれをクリックしてみると説明書きが見つかりました。

Shock Absorbersのところでショックの特徴や、交換前にスイングアーム各部がグリスアップされていること、ガタがなくきちんと動くことを確認すること、といった注意事項、そして、交換はプロが実施すること(これは無視します ^^;)、必要なところにはネジロック剤を使ってきちんと既定のトルクをかけて締め付けること、といったことが書かれています。
その下、Mono-Shock Absorber Spring Pre-load Adjustmentでは、プリロードを調整するにはプリロード調整リングを止めている小さなネジを緩め、調整は調整リングを1回転単位で回し、定位置でネジで固定すること、と書かれています。
おそらくその小さなネジがショックのベースに噛みこんで、調整リングが回らないように固定しているのでしょう。
注意事項としては、工場出荷状態から6回転を越えて回してはならないということ。
リモートプリロードアジャスタつきのショック(私のショックはこのオプション付き ^^)の場合はこの調整をポンプハンドルで行なえます。
ダンピングのセッティングをしたあとは、数マイル走ってから効果が表れるそうで、調整スクリューを回して抵抗があったら、そこが限界点なので、1回転戻せ、それ以上無理に回すな、と書かれています。
しかし、どこにそのダンピング調整がついているのか...
で、ショックを見てみました。
リアです。

この黄色い矢印の先にあるのが、どうやらプリロードを変更するために調整リングを回す前に緩めるべきネジのようです。

おそらく、このネジの刺さっている奥のショック本体にネジ穴が穿たれていて、そこに噛みこんで調整リングを固定するのでしょう。そのため、調整は1回転単位にしないといけないのだと思われます。
全体を見回していると、スプリングの向こう側にこんな図がありました。

ダンピング調整です。
どうやらショック下部のこれがその調整スクリューのようです。

つぎ、フロントです。

これもショック最上部にロックネジが。

同様にダンピング調整についても記述があります。

これですね。

と、こうやって見ていると、ショックが入っていた箱の外にこんな記述が。

さっきWebサイトで見た内容がそのまま載っています(^^)
さらにもう一つのコラムでは、プリロードセッティングのほかに、ウェブサイトでは記載がなかったダンピング調整の詳細の記載がありました。

4ミリのヘキサゴンレンチを使って調整ができるようで、ためしに先ほどのスクリューは4ミリレンチがピタリとはまりました、ビンゴです(^^)
工場出荷状態ではちょうど真ん中のセッティングだそうです。
時計回しでハード側、反時計回しでソフト側に移行します。
全体を通して、今回フロントにオプションでリモートプリロードアジャスタをつけて正解だったようです。
最初に書いたプリロード調整は、事実上ショックを車体から外さないとできません。
リモートプリロードアジャスタは、動かしてみるとわかりますがそんなに調整幅が大きくはありませんが、取り付け前にある程度(大きく)調整をしたプリロードを乗りながら追い込んでいくのにちょうどいいように思えます。
このリモートアジャスタがないと、調整はそう簡単に実施できませんので、フロントにもつけたのはよかったと思います。
ただ、説明書きにもあったように、このショックのターゲットライダーは75キロから100キロの巨漢のようなので、私(70キロ)が乗るにはちょっと硬いかもしれません。
とりあえず工場出荷状態で装着して慣らした後、それでも硬くて我慢できないようなら、もう一度車体から外してこの調整リングを大きく動かして再装着、しかる後にリモートプリロードアジャスタで微調整という手順を踏めば、スイートスポットが見つかるかもしれません。
あとは、ダンピング調整のスクリューを容易に回せるように、そして、リモートプリロードアジャスタのホースを無理なく取回せるようなサスの取り付け方向に気をつけるだけ。
慌てず、ゆっくり、慎重に作業を進めるようにします。
最後にですが、日本にも販売代理店はあるようです。


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いよいよ待ちに待った、ショックアブソーバーを交換する日が迫りました。
この記事は21日 金曜日の夜に書いているので、実際には夜が明けてからの作業ですが、交換作業の前に調べておきたいことがあります。
それは、ショックユニットの初期設定です。
ショックが入っていた箱に書かれていたHAGONのWebサイトに行ってみました。

一番下のところに "Set-up" というリンクがあったのでこれをクリックしてみると説明書きが見つかりました。

Shock Absorbersのところでショックの特徴や、交換前にスイングアーム各部がグリスアップされていること、ガタがなくきちんと動くことを確認すること、といった注意事項、そして、交換はプロが実施すること(これは無視します ^^;)、必要なところにはネジロック剤を使ってきちんと既定のトルクをかけて締め付けること、といったことが書かれています。
その下、Mono-Shock Absorber Spring Pre-load Adjustmentでは、プリロードを調整するにはプリロード調整リングを止めている小さなネジを緩め、調整は調整リングを1回転単位で回し、定位置でネジで固定すること、と書かれています。
おそらくその小さなネジがショックのベースに噛みこんで、調整リングが回らないように固定しているのでしょう。
注意事項としては、工場出荷状態から6回転を越えて回してはならないということ。
リモートプリロードアジャスタつきのショック(私のショックはこのオプション付き ^^)の場合はこの調整をポンプハンドルで行なえます。
ダンピングのセッティングをしたあとは、数マイル走ってから効果が表れるそうで、調整スクリューを回して抵抗があったら、そこが限界点なので、1回転戻せ、それ以上無理に回すな、と書かれています。
しかし、どこにそのダンピング調整がついているのか...
で、ショックを見てみました。
リアです。

この黄色い矢印の先にあるのが、どうやらプリロードを変更するために調整リングを回す前に緩めるべきネジのようです。

おそらく、このネジの刺さっている奥のショック本体にネジ穴が穿たれていて、そこに噛みこんで調整リングを固定するのでしょう。そのため、調整は1回転単位にしないといけないのだと思われます。
全体を見回していると、スプリングの向こう側にこんな図がありました。

ダンピング調整です。
どうやらショック下部のこれがその調整スクリューのようです。

つぎ、フロントです。

これもショック最上部にロックネジが。

同様にダンピング調整についても記述があります。

これですね。

と、こうやって見ていると、ショックが入っていた箱の外にこんな記述が。

さっきWebサイトで見た内容がそのまま載っています(^^)
さらにもう一つのコラムでは、プリロードセッティングのほかに、ウェブサイトでは記載がなかったダンピング調整の詳細の記載がありました。

4ミリのヘキサゴンレンチを使って調整ができるようで、ためしに先ほどのスクリューは4ミリレンチがピタリとはまりました、ビンゴです(^^)
工場出荷状態ではちょうど真ん中のセッティングだそうです。
時計回しでハード側、反時計回しでソフト側に移行します。
全体を通して、今回フロントにオプションでリモートプリロードアジャスタをつけて正解だったようです。
最初に書いたプリロード調整は、事実上ショックを車体から外さないとできません。
リモートプリロードアジャスタは、動かしてみるとわかりますがそんなに調整幅が大きくはありませんが、取り付け前にある程度(大きく)調整をしたプリロードを乗りながら追い込んでいくのにちょうどいいように思えます。
このリモートアジャスタがないと、調整はそう簡単に実施できませんので、フロントにもつけたのはよかったと思います。
ただ、説明書きにもあったように、このショックのターゲットライダーは75キロから100キロの巨漢のようなので、私(70キロ)が乗るにはちょっと硬いかもしれません。
とりあえず工場出荷状態で装着して慣らした後、それでも硬くて我慢できないようなら、もう一度車体から外してこの調整リングを大きく動かして再装着、しかる後にリモートプリロードアジャスタで微調整という手順を踏めば、スイートスポットが見つかるかもしれません。
あとは、ダンピング調整のスクリューを容易に回せるように、そして、リモートプリロードアジャスタのホースを無理なく取回せるようなサスの取り付け方向に気をつけるだけ。
慌てず、ゆっくり、慎重に作業を進めるようにします。
最後にですが、日本にも販売代理店はあるようです。


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待ちに待ったパーツがMotorworksから届いた!
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
6月11日にイギリスのMotorworksから発送された荷物。
かの国から出国するのにも2日程度の日数が必要だったようで、11日にイギリスで引き受けがされたのち、現地の13日の未明に日本に向けて発送された模様です。

いちど飛び立ってしまえば飛行機ですので、1日で日本には到着します。
ただ、東に飛ぶので、1日の積送期間でも日付はさらに進んでしまい、15日に大阪国際郵便局に到着して、22:00過ぎに到着のステータスがたちました。
16日には通関手続きに入りましたが、そこからしばらく動きがありませんでした。

現在は、国際EMS貨物の場合はオンラインで連携がとれているらしく、これらの動きはイギリスのParcel Forceのサイトで現地郵便局で引き受けがされたタイミングから、日本郵便の追跡サイトでも動きが確認できるようになっていました。
と、意味もなく前置きが長くなってしまいましたが、18日の火曜日、荷物が無事に届きました。
といっても、配送された時は自宅にはミラちゃんしかおらず、不在持ち帰り。
夜21:00過ぎに郵便局に受け取りに行ってきました。
さすがにショックユニットが2本も入っていると重さもそうですが、サイズも大きい。
リアシートに載せて自宅に向かいます。

リビングに持って入るとミラちゃんが不審物が入っていないかチェックをしてくれます。

どうやら合格のようです。

さて、毎度至福の開梱の瞬間です。

緩衝材をどけてみると、中から宝物がザクザクと...(^^)

送られてきているものが間違いないかどうかを確認していきます。
最初に手に取ったのは、発送直前にMotorworksの担当者様が提案してくれた中古のミラー。

これはホワイトのペイントがされているもので、塗るにはいちどこの塗装を削らないといけません。
色からしてポリス仕様の車両についていたものでしょうか。
中古らしく塗装の状態はお世辞にもきれいとは言えませんが、目立った深い傷はなく、塗装を削って下処理をすれば全く問題なく使えそうです。
ただ、ここ数日の暑さからしばらくはあの重労働の塗装削りの作業はしたくありません(^^;
当面はミラーガラスがついたベースを交換して乗ることにしようと思います。
こちらも荷物発送直前に追加で注文したフロントステアリングのボールジョイント。Aアームとフォークブリッジをつなぐジョイントです。
作業手順はまだしっかり理解できていませんが、すでに情報を寄せていただいていることもあって、ゆっくり、慌てずにかかろうと思います。

そして、今回の目玉の一つ。
スロットルロッカーです。

あのワンダーリッヒ製のようですが、現地では "Cuise Control" と呼んでいるようです。
中身は、箱の割にすかすか(^^)

実際に出して持ってみると、車両についているオリジナルのハンドルウェイトに比べるとえらく軽いです。

ロッカーがついている右側のほかに重さを合わせるためでしょうか、左側もついていますが、これで振動が増えたら何にもなりません。まあ、つけてみて評価ですね。
取扱説明書には、特に左側のウェイトに関する記述は見当たりません。

そして、こちらが今回のメイン、ショックアブソーバーです。

こちらはフロントです。

ちゃんとオプションでお願いしたリモートプリロードアジャスタがついていますが、このノブが思いのほか大きい(^^;
果たしてちゃんとつけることができるでしょうか。
ちょっとアップで見てみますが、つくりはしっかりしているようです。

これがそのプリロードアジャスタのノブ。

バドミントンのラケットのグリップほどの大きさがあります。
そしてリア。


こちらもアップで見てみます。

青いバックのところには "RELEASE PRESSURE BEFORE DISASSEMBLE" と書かれています。
オーバーホールを前提にしていることをうかがわせる記述です。
このあたりはまた別記事で書きたいと思います。
そして、小物がまとめられていると思しき封筒。

中に入っていたのは...
シックネスゲージ。

これでバルブのタペット調整を行ないます。
こちらは先ほど見たフロントショックの上部、ストラットタワーとの締結部に挟むブッシュです。

ロッカーカバーボルトシール。

ロッカーカバーを外す時、このシールが古いと切れて再利用できないケースがあるようなので、念のために調達しておきました。
クラッチフルードのブリードニップルです。

以前、ABSを無効化したときにブレーキラインスプリッタにつけたものと同じもののようです。
ギアリンケージブッシュ。

ギアを操作するリンクの関節にかぶせるブッシュです。
ただ、なんとなくわざわざ専用のものを買わなくても、ウレタンの硬質スポンジを切り出しても同じようなものが自作できそうな気もします。
それからエンジンオイルのドレンワッシャ。都合4回分。

サイドパネルのロックピン。左側はすでに六角の穴がバカになってしまっていますので、次回カウルを外す時に交換してしまう予定。

スクリーンスペーサー。劣化しているので、この際全部を取り換えてもいいかと思います。

なんちゃってカーボンのトップブリッジのプロテクタ。リアルカーボンもありますが、私のは安い方。

フューエルタンクのアクセスパネルのOリングです。フロートのチェックをするとき、交換したほうがよさそうだったので、向こう2回分です。

インテークマニホールド。吸気系を掃除することを考えているので、RTの10歳を祝って(?)交換するつもりです。

エアフィルタも2個。

オイルフィルタは4個。これならワッシャは8個にすればよかった(^^;

ロッカーカバーを外したとき、ガスケットを取り換えたほうが無難なので、これも。

プラグは2回分。先日交換したばかりなので、向こう5年分くらいはありそうです。

ということで、長々とご紹介した今回のパーツ。
これだけあると当分楽しめそう(?)です。
この土日にまずは大物を片付けましょう、乞うご期待?

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6月11日にイギリスのMotorworksから発送された荷物。
かの国から出国するのにも2日程度の日数が必要だったようで、11日にイギリスで引き受けがされたのち、現地の13日の未明に日本に向けて発送された模様です。

いちど飛び立ってしまえば飛行機ですので、1日で日本には到着します。
ただ、東に飛ぶので、1日の積送期間でも日付はさらに進んでしまい、15日に大阪国際郵便局に到着して、22:00過ぎに到着のステータスがたちました。
16日には通関手続きに入りましたが、そこからしばらく動きがありませんでした。

現在は、国際EMS貨物の場合はオンラインで連携がとれているらしく、これらの動きはイギリスのParcel Forceのサイトで現地郵便局で引き受けがされたタイミングから、日本郵便の追跡サイトでも動きが確認できるようになっていました。
と、意味もなく前置きが長くなってしまいましたが、18日の火曜日、荷物が無事に届きました。
といっても、配送された時は自宅にはミラちゃんしかおらず、不在持ち帰り。
夜21:00過ぎに郵便局に受け取りに行ってきました。
さすがにショックユニットが2本も入っていると重さもそうですが、サイズも大きい。
リアシートに載せて自宅に向かいます。

リビングに持って入るとミラちゃんが不審物が入っていないかチェックをしてくれます。

どうやら合格のようです。

さて、毎度至福の開梱の瞬間です。

緩衝材をどけてみると、中から宝物がザクザクと...(^^)

送られてきているものが間違いないかどうかを確認していきます。
最初に手に取ったのは、発送直前にMotorworksの担当者様が提案してくれた中古のミラー。

これはホワイトのペイントがされているもので、塗るにはいちどこの塗装を削らないといけません。
色からしてポリス仕様の車両についていたものでしょうか。
中古らしく塗装の状態はお世辞にもきれいとは言えませんが、目立った深い傷はなく、塗装を削って下処理をすれば全く問題なく使えそうです。
ただ、ここ数日の暑さからしばらくはあの重労働の塗装削りの作業はしたくありません(^^;
当面はミラーガラスがついたベースを交換して乗ることにしようと思います。
こちらも荷物発送直前に追加で注文したフロントステアリングのボールジョイント。Aアームとフォークブリッジをつなぐジョイントです。
作業手順はまだしっかり理解できていませんが、すでに情報を寄せていただいていることもあって、ゆっくり、慌てずにかかろうと思います。

そして、今回の目玉の一つ。
スロットルロッカーです。

あのワンダーリッヒ製のようですが、現地では "Cuise Control" と呼んでいるようです。
中身は、箱の割にすかすか(^^)

実際に出して持ってみると、車両についているオリジナルのハンドルウェイトに比べるとえらく軽いです。

ロッカーがついている右側のほかに重さを合わせるためでしょうか、左側もついていますが、これで振動が増えたら何にもなりません。まあ、つけてみて評価ですね。
取扱説明書には、特に左側のウェイトに関する記述は見当たりません。

そして、こちらが今回のメイン、ショックアブソーバーです。

こちらはフロントです。

ちゃんとオプションでお願いしたリモートプリロードアジャスタがついていますが、このノブが思いのほか大きい(^^;
果たしてちゃんとつけることができるでしょうか。
ちょっとアップで見てみますが、つくりはしっかりしているようです。

これがそのプリロードアジャスタのノブ。

バドミントンのラケットのグリップほどの大きさがあります。
そしてリア。


こちらもアップで見てみます。

青いバックのところには "RELEASE PRESSURE BEFORE DISASSEMBLE" と書かれています。
オーバーホールを前提にしていることをうかがわせる記述です。
このあたりはまた別記事で書きたいと思います。
そして、小物がまとめられていると思しき封筒。

中に入っていたのは...
シックネスゲージ。

これでバルブのタペット調整を行ないます。
こちらは先ほど見たフロントショックの上部、ストラットタワーとの締結部に挟むブッシュです。

ロッカーカバーボルトシール。

ロッカーカバーを外す時、このシールが古いと切れて再利用できないケースがあるようなので、念のために調達しておきました。
クラッチフルードのブリードニップルです。

以前、ABSを無効化したときにブレーキラインスプリッタにつけたものと同じもののようです。
ギアリンケージブッシュ。

ギアを操作するリンクの関節にかぶせるブッシュです。
ただ、なんとなくわざわざ専用のものを買わなくても、ウレタンの硬質スポンジを切り出しても同じようなものが自作できそうな気もします。
それからエンジンオイルのドレンワッシャ。都合4回分。

サイドパネルのロックピン。左側はすでに六角の穴がバカになってしまっていますので、次回カウルを外す時に交換してしまう予定。

スクリーンスペーサー。劣化しているので、この際全部を取り換えてもいいかと思います。

なんちゃってカーボンのトップブリッジのプロテクタ。リアルカーボンもありますが、私のは安い方。

フューエルタンクのアクセスパネルのOリングです。フロートのチェックをするとき、交換したほうがよさそうだったので、向こう2回分です。

インテークマニホールド。吸気系を掃除することを考えているので、RTの10歳を祝って(?)交換するつもりです。

エアフィルタも2個。

オイルフィルタは4個。これならワッシャは8個にすればよかった(^^;

ロッカーカバーを外したとき、ガスケットを取り換えたほうが無難なので、これも。

プラグは2回分。先日交換したばかりなので、向こう5年分くらいはありそうです。

ということで、長々とご紹介した今回のパーツ。
これだけあると当分楽しめそう(?)です。
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下道だけで行く伊根の舟屋 ~Part 2~ 県(府)道をつないで帰る
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
伊根の舟屋の集落を見物したら、もう一か所行きたいところがあったので早速出発です。
ここですでにお昼を回っていることに気がついて、街道沿いにあるちょっとこぎれいなお店に入りました。

次なる目的地を見定めて通るルートを地図で眺めていると、やってきました海の幸の定食。

御膳の向こうにお手拭やらツーリングマップルやらが写っていてぶち壊しですが、たいへんおいしくいただきました。
ここからはまたできるだけ国道を避けて県道をつないで走ります。

実はこの『国道を避けて通る』というスタイル、リンクさせていただいている鹿児島のganmodokiさんのツーリングスタイルで、九州の広域農道をつないで快走するお姿にあこがれて、私も真似してみたのです。

国道だとバイパスを通ったり、市街地と市街地をつないだりしていまいち気分がそがれることが多いのですが、県道や府道といった、いわゆるローカル線は交通量も比較にならないくらい少ないですし、バイクには楽しいくねくね道が多い気がします。

今回もほとんどはずれという道がなくて新緑の中を快走し...

山間部の田園の中を縫い...




1.5車線になった道に不安を覚えながら峠を越え...

峠を越えたあとの天気の変わりようにめまいを覚え...

それでも快走する田園の風景に心を奪われながら走ってたどり着いた先は...

sony1さんがときどき紹介されているBoxer meetingが開催される山のパン屋さん。

ところが、下調べができていませんでした、この日は定休日だったそうです(^^; 残念。
けっこう暑くて、冷たいコーヒーでもいただこうと思っていたのでけっこうショックは大きく、再出発。
途中、素敵なパン屋さんとは似ても似つかぬ街道のオアシス(要するに自動販売機が並んだところ)で冷たいコーヒーをぐびっとやりながらススキやタンポポを眺めて涼をとりました。


そのあと、久しぶりにエルフさんによってから山道を快走、帰宅したのでした。

帰宅時のODOは76,302キロ。走行距離は405キロでした。
最後の10キロは亀岡から沓掛まで京都縦貫道を使ってズルをしてしまいましたが、ほぼ全線を下道で走りました。

給油ベースでは414.8キロ走って19.31リットルを給油。燃費は21.48キロ/リットルでした。
下道オンリーでも、高速併用でも、ほとんど燃費に違いは見られません。
これが私のRTのツーリングにおける目安のようです。RIDが信用できない私のRTには大事な数字です。


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伊根の舟屋の集落を見物したら、もう一か所行きたいところがあったので早速出発です。
ここですでにお昼を回っていることに気がついて、街道沿いにあるちょっとこぎれいなお店に入りました。

次なる目的地を見定めて通るルートを地図で眺めていると、やってきました海の幸の定食。

御膳の向こうにお手拭やらツーリングマップルやらが写っていてぶち壊しですが、たいへんおいしくいただきました。
ここからはまたできるだけ国道を避けて県道をつないで走ります。

実はこの『国道を避けて通る』というスタイル、リンクさせていただいている鹿児島のganmodokiさんのツーリングスタイルで、九州の広域農道をつないで快走するお姿にあこがれて、私も真似してみたのです。

国道だとバイパスを通ったり、市街地と市街地をつないだりしていまいち気分がそがれることが多いのですが、県道や府道といった、いわゆるローカル線は交通量も比較にならないくらい少ないですし、バイクには楽しいくねくね道が多い気がします。

今回もほとんどはずれという道がなくて新緑の中を快走し...

山間部の田園の中を縫い...




1.5車線になった道に不安を覚えながら峠を越え...

峠を越えたあとの天気の変わりようにめまいを覚え...

それでも快走する田園の風景に心を奪われながら走ってたどり着いた先は...

sony1さんがときどき紹介されているBoxer meetingが開催される山のパン屋さん。

ところが、下調べができていませんでした、この日は定休日だったそうです(^^; 残念。
けっこう暑くて、冷たいコーヒーでもいただこうと思っていたのでけっこうショックは大きく、再出発。
途中、素敵なパン屋さんとは似ても似つかぬ街道のオアシス(要するに自動販売機が並んだところ)で冷たいコーヒーをぐびっとやりながらススキやタンポポを眺めて涼をとりました。


そのあと、久しぶりにエルフさんによってから山道を快走、帰宅したのでした。

帰宅時のODOは76,302キロ。走行距離は405キロでした。
最後の10キロは亀岡から沓掛まで京都縦貫道を使ってズルをしてしまいましたが、ほぼ全線を下道で走りました。

給油ベースでは414.8キロ走って19.31リットルを給油。燃費は21.48キロ/リットルでした。
下道オンリーでも、高速併用でも、ほとんど燃費に違いは見られません。
これが私のRTのツーリングにおける目安のようです。RIDが信用できない私のRTには大事な数字です。


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下道だけで行く伊根の舟屋 ~Part 1~
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
少し前の休日、以前から行きたいと思っていた丹後半島の舟屋を見に行こうかと思い立ちました。
舟屋は海に面した住居に船着き場が付属していて、行ってみれば船のガレージを持つ家で、自宅からそのまま船に乗り込めるちょっと珍しい家です。
スタート時のODOは75,897キロ、今回は高速を使わずに下道だけで行くつもり。

今回走ったコースです。
大きな地図で見る
千本通りから京見峠を越え、周山街道(R162)を北上して京北町を抜け、美山付近でF12に乗り換えて西に進路をとります。

事前に地図を見ていたら、【石田家住宅】という文字がありました。茅葺屋根が素晴らしい、と書かれています。
ということで寄ってみました。
F12沿い、大野ダムの2~3キロ手前、小さな橋を渡ってすぐの小道を北に上がっていくと、その道のほぼドンつきにその茅葺屋根の住宅はありました。

茅葺の屋根は葺き替えてどれくらいたつのでしょうか。
苔が生えて、少し傷み気味かと思われましたが、風情があっていい感じです。

軒下に降りるのはためらわれましたが、手入れは行き届いているらしく、美しい状態を保っています。

残念ながらなかなか写真を撮れる角度が見つからず、写真はこの3枚だけです(^^;
可能であれば、中ものぞいてみたいところですが、叶いませんでした。
今回のワンデイツーリングは『高速を使わずに下道を行こう』としたのですが、下道でもいろいろあって、今回はできるだけ国道を外して走るように考えました。
これが正解で、交通量が少なくて快走路が続きました。



そして、出発して3時間ほどで宮津港に到着。
いちど走り始めると、トイレと食事の時以外は止まることを知らない私。
ここで一休みです。


なんだか後ろから見たパニアなしのRTって、下半身(?)が異様に細く見えますね(^^;
しかしここから舟屋がある伊根まではまだ50キロくらいあります。
再出発です。

海沿いを快走。

そして、伊根に到着です。

右手に見えているのはみんな舟屋です。
なぎの海にたたずむ舟屋と漁船。

せっかくなので、バイクを駐車場において街中を散策してみます。




... to be continued ...

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少し前の休日、以前から行きたいと思っていた丹後半島の舟屋を見に行こうかと思い立ちました。
舟屋は海に面した住居に船着き場が付属していて、行ってみれば船のガレージを持つ家で、自宅からそのまま船に乗り込めるちょっと珍しい家です。
スタート時のODOは75,897キロ、今回は高速を使わずに下道だけで行くつもり。

今回走ったコースです。
大きな地図で見る
千本通りから京見峠を越え、周山街道(R162)を北上して京北町を抜け、美山付近でF12に乗り換えて西に進路をとります。

事前に地図を見ていたら、【石田家住宅】という文字がありました。茅葺屋根が素晴らしい、と書かれています。
ということで寄ってみました。
F12沿い、大野ダムの2~3キロ手前、小さな橋を渡ってすぐの小道を北に上がっていくと、その道のほぼドンつきにその茅葺屋根の住宅はありました。

茅葺の屋根は葺き替えてどれくらいたつのでしょうか。
苔が生えて、少し傷み気味かと思われましたが、風情があっていい感じです。

軒下に降りるのはためらわれましたが、手入れは行き届いているらしく、美しい状態を保っています。

残念ながらなかなか写真を撮れる角度が見つからず、写真はこの3枚だけです(^^;
可能であれば、中ものぞいてみたいところですが、叶いませんでした。
今回のワンデイツーリングは『高速を使わずに下道を行こう』としたのですが、下道でもいろいろあって、今回はできるだけ国道を外して走るように考えました。
これが正解で、交通量が少なくて快走路が続きました。



そして、出発して3時間ほどで宮津港に到着。
いちど走り始めると、トイレと食事の時以外は止まることを知らない私。
ここで一休みです。


なんだか後ろから見たパニアなしのRTって、下半身(?)が異様に細く見えますね(^^;
しかしここから舟屋がある伊根まではまだ50キロくらいあります。
再出発です。

海沿いを快走。

そして、伊根に到着です。

右手に見えているのはみんな舟屋です。
なぎの海にたたずむ舟屋と漁船。

せっかくなので、バイクを駐車場において街中を散策してみます。




... to be continued ...

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宝物が空を飛んでやってくる(^^)
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
11日の月曜日にぐんと進展があった、今回Motorworksさんに発注した荷物。
『たぶん、12日の朝起きたころには荷物発送のメールが来ているだろう』と思って、朝のお目覚め。
起きるなりメールチェックをすると、きていました。

いつものMotorworksさんの発送請負業者、Parcel Forceさんからの荷物受取発送メールです。
例によってリファレンスナンバーがリンクになっていて、これをクリックするとParcel Forceのサイトに飛んで、いま荷物がどんな状態であるかを参照することができます。

どうやら現地時間の夕方17時前に荷物は受け取られて、すでに出国手続きに入っている模様。
このメールとは別に、当のMotorworksさんからも発送済みメールが来ていました。

こうやって見るとついでとは言いながらずいぶんたくさん注文したものです。
最初の発注のあと、追加で注文したのは一番下の2行。
Steering ball jointとMirror/indicator podの二つで、後者は通常の新品の品番ではなく、Motorworksさんのサイトの中古品のラインアップに載っていたものです。
そして13日の夕方、再度チェックしてみたら、どうやら出国したようです。

詳細もアップデートされていました。

これからまた毎日、Parcel Forceのサイトで荷物の進捗状態を確認する日々が始まります。
4~5日以内にはつくはずなのですが、その4~5日ががまた永い(『長い』ではなく)のですよ(^^;

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11日の月曜日にぐんと進展があった、今回Motorworksさんに発注した荷物。
『たぶん、12日の朝起きたころには荷物発送のメールが来ているだろう』と思って、朝のお目覚め。
起きるなりメールチェックをすると、きていました。

いつものMotorworksさんの発送請負業者、Parcel Forceさんからの荷物受取発送メールです。
例によってリファレンスナンバーがリンクになっていて、これをクリックするとParcel Forceのサイトに飛んで、いま荷物がどんな状態であるかを参照することができます。

どうやら現地時間の夕方17時前に荷物は受け取られて、すでに出国手続きに入っている模様。
このメールとは別に、当のMotorworksさんからも発送済みメールが来ていました。

こうやって見るとついでとは言いながらずいぶんたくさん注文したものです。
最初の発注のあと、追加で注文したのは一番下の2行。
Steering ball jointとMirror/indicator podの二つで、後者は通常の新品の品番ではなく、Motorworksさんのサイトの中古品のラインアップに載っていたものです。
そして13日の夕方、再度チェックしてみたら、どうやら出国したようです。

詳細もアップデートされていました。

これからまた毎日、Parcel Forceのサイトで荷物の進捗状態を確認する日々が始まります。
4~5日以内にはつくはずなのですが、その4~5日ががまた永い(『長い』ではなく)のですよ(^^;

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注文追加のあと、Motorworksさんの機転で注文品がすべてそろった!
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
5月8日に発注したHagonのショックユニット。
当初2~3週間で発送されると言われていましたが、すでに1か月が経過していて、先日、Motorworksさんに確認のメールを入れました。
すると、Motorworksさんから『すみません、まだHagonから納期回答が来ないのです』というメールが6月6日に、そして、7日の金曜日に納期の見通しのメールが来ました。

Hagonからは来週中(14日まで)にはMotorworksさんに入荷、うまくすればミラーも同時に入荷するとのこと(^^)
そのあとの別メールでは入荷したらすぐ発送して発送済みメールを送信する、とも書いてくれていて、もし14日(金)にMotorworksを発送されたら、遅くとも21日(金)には手元に届くと予想できました。
ようやく先が見えてきました。
ショックユニット交換だけではなく、この荷物が届いたら一気にいろんなメンテナンスができます。
ところで、先日発見したテレレバーのボールジョイント部のブーツと思しきものの残骸。


これはやはり本来はゴムのブーツを履いているものらしく、いまのところ問題は発生していないものの、どれくらいこのような状態だったかわかりませんが、いずれは中のグリスが切れ、錆を呼んでガタが出るかもしれないことがわかりました。
部品の写真を比べたら違いは一目瞭然です。

そこで、テレレバーのボールジョイントを追加購入したい旨Motorworksさんへメールしました。
そうしたらうれしいメールが。
このボールジョイントの在庫がもしなかったら次回の注文に回しますが、あれば今回の注文に加算して送ってくださいと書いたら、返信メールには...
『いいニュースです。ボールジョイントは在庫があります。未入荷だったショックユニットも来ました。あとはミラーを待つのみですよ。もしいまミラー以外のパーツだけでも早くほしければミラー以外を送れますが、どうしますか?』
このメールを見て、まさかミラーがきたら送料サービスであとから送ってくれるのかと期待しながら
『ミラーだけの送料はいくらですか?』
と返信すると
『17ポンドです』。
(な~んだ ^^;) 『あ、じゃあ、全部がそろってから送ってください』
そしてしばらくしたら、
『いま私の手元に中古ですが、全く問題ないコンディションの中古のミラーがあります。もしよければ、こちらの方が安いですし、すぐに発送もできますが、どうしますか?』

送料を見てケチったところを察して、また、これ以上待たせるのは不憫だっと思ってくれたのでしょう、中古ならどうかと水を向けてくれたのです。
渡りに船ですね。
塗装はしなければならないですが、と断りが書いてありましたが、新品でも塗装はしなければならないので全く問題ありません。
すぐに『その中古で私のオーダーを全確定してください!』と返信。
これでとうとうすべての注文品がそろいました。
うまく運べばたぶん、12日の朝起きるまでには発送メールが届くでしょう。
楽しみです(^^)

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5月8日に発注したHagonのショックユニット。
当初2~3週間で発送されると言われていましたが、すでに1か月が経過していて、先日、Motorworksさんに確認のメールを入れました。
すると、Motorworksさんから『すみません、まだHagonから納期回答が来ないのです』というメールが6月6日に、そして、7日の金曜日に納期の見通しのメールが来ました。

Hagonからは来週中(14日まで)にはMotorworksさんに入荷、うまくすればミラーも同時に入荷するとのこと(^^)
そのあとの別メールでは入荷したらすぐ発送して発送済みメールを送信する、とも書いてくれていて、もし14日(金)にMotorworksを発送されたら、遅くとも21日(金)には手元に届くと予想できました。
ようやく先が見えてきました。
ショックユニット交換だけではなく、この荷物が届いたら一気にいろんなメンテナンスができます。
ところで、先日発見したテレレバーのボールジョイント部のブーツと思しきものの残骸。


これはやはり本来はゴムのブーツを履いているものらしく、いまのところ問題は発生していないものの、どれくらいこのような状態だったかわかりませんが、いずれは中のグリスが切れ、錆を呼んでガタが出るかもしれないことがわかりました。
部品の写真を比べたら違いは一目瞭然です。

そこで、テレレバーのボールジョイントを追加購入したい旨Motorworksさんへメールしました。
そうしたらうれしいメールが。
このボールジョイントの在庫がもしなかったら次回の注文に回しますが、あれば今回の注文に加算して送ってくださいと書いたら、返信メールには...
『いいニュースです。ボールジョイントは在庫があります。未入荷だったショックユニットも来ました。あとはミラーを待つのみですよ。もしいまミラー以外のパーツだけでも早くほしければミラー以外を送れますが、どうしますか?』
このメールを見て、まさかミラーがきたら送料サービスであとから送ってくれるのかと期待しながら
『ミラーだけの送料はいくらですか?』
と返信すると
『17ポンドです』。
(な~んだ ^^;) 『あ、じゃあ、全部がそろってから送ってください』
そしてしばらくしたら、
『いま私の手元に中古ですが、全く問題ないコンディションの中古のミラーがあります。もしよければ、こちらの方が安いですし、すぐに発送もできますが、どうしますか?』

送料を見てケチったところを察して、また、これ以上待たせるのは不憫だっと思ってくれたのでしょう、中古ならどうかと水を向けてくれたのです。
渡りに船ですね。
塗装はしなければならないですが、と断りが書いてありましたが、新品でも塗装はしなければならないので全く問題ありません。
すぐに『その中古で私のオーダーを全確定してください!』と返信。
これでとうとうすべての注文品がそろいました。
うまく運べばたぶん、12日の朝起きるまでには発送メールが届くでしょう。
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