ABSを無効化したあと常時点灯していたABS警告灯を消した
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
このところ、ブログのメールフォーム経由で何人かの方からブレーキサーボ故障の修理に関してお問い合わせをいただきました。
やはり少なからぬ車両で同様のトラブルが発生しているようで、故障に見舞われた皆さんのご心痛をお察しいたします。
ブレーキサーボを搭載する車両でサーボ故障が発生すると、事実上、高額な修理代を負担するか、車両を手放すかのどちらかしか選択肢がなく、絶望的な気持ちになるものです。
RTという車両が非常によくできたバイクであるだけに、この不良の発生はたいへん残念ですが、拙ブログでご紹介した一連のサーボ & ABS無効化の記事がお役にたてばうれしいことです。
ただ、ブレーキという、自他を問わず人命に直結する部位に関するものですので、どうか慎重なご判断をお願いしたく思います。
可能であれば、どこか修理を請け負ってもらえるプロフェッショナルにお任せになることを強くお勧めいたします。
現に私自身も素人の作業の粗さから、リアブレーキキャリパーに接続しているブレーキホース締結のバンジョーボルトが緩みました。
さて、すでにブレーキサーボ & ABSを無効化して半年近くが経過しましたが、上記のキャリパーバンジョーボルト以外は全く問題なくブレーキは機能してくれています。
ひとつ気になっていたのが、ABSユニットを電気的に車両から切り離したことによって、インパネのABS警告灯が常時点灯になってしまったことでした。
これはABSに異常が発生したことを示すための警告灯なので、私の車両の場合は常時点灯が正常なのですが、やはり走行中、特に夜間は目障りです。
以前、ABSをどう修理するかを模索しているときに、なすおさんとおっしゃる方から、ABSを取り外す動画を紹介していただきました。
⇒ 【Eliminating servo brakes】
この動画はブレーキラインの再構築(マスターシリンダからABSユニットに向かっているコントロールサーキットを直接ホイールサーキットにバイパスする方法など)からABSユニットの取り外しまでを細かく示してくれていましたが、その中で、経過時間14分19秒から、ヒューズボックス内にある青いリレーを外せばABS警告灯を消すことができると言っているのを思い出しました。
※この動画で紹介している、特にリアブレーキホースの取り回し方(ホースの屈曲を緩和するために180度ひねってマスターシリンダーに接続させています)は危険です。必ず適切な角度のバンジョーボルトを持つホースに交換してください。
で、さっそく日曜日にバックプレッシャーバルブの点検と一緒に作業しました。
...といっても、大袈裟なことは何もなく、ただ引っこ抜くだけなのですが(^^;
ヒューズボックスを開けると、車両前方の進行方向に向かって右方向、端から2番目に青いリレーが刺さっています。

これをヒューズボックスに入っているヒューズプラーで引き抜きます。

引き抜いたリレー。

引き抜く前のインパネ。

引き抜いた後。

ABS警告灯が消灯しました。
さて、このリレーですが、さすがに捨てるのは気が引けます。
かといって、置いておく場所も何となくありませんし、なくしてしまいそうです。
そこで、先日、iPhoneをナビ用のクレードルに装着するために買ってきたスポンジブロックをひっぱり出してきてこれを2ミリ厚くらいに切り出し...

リレーの側面にあてがって...

ヒューズボックスの端っこ、ヒューズブラーの前方にあるあいているスペースに押し込みました。

こうしておけば振動でごろごろ暴れて壊れることもないでしょうし、なくすこともないでしょう。
ついでにちょっと作業。
これはETC車載器の電源をヒューズボックスから引き出しているところです。
ボディ側には切り込みが入れられていますが、蓋側に切り込みが入っていないので、時々蓋が浮くようです。

ここにも切り込みを入れて...

これで浮くこともなくなる...かな?

ヒューズボックスの中には昨年暮れに製作したジャンプスタートターミナルを突っ込んでありますので、このボックスの蓋が開くのはちょっと危険。
ターミナルが入っている側はフックがかかっているのでめったなことでは外れないはずですが、用心するにこしたことはないですからね。
これですっきりしました。

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やはり少なからぬ車両で同様のトラブルが発生しているようで、故障に見舞われた皆さんのご心痛をお察しいたします。
ブレーキサーボを搭載する車両でサーボ故障が発生すると、事実上、高額な修理代を負担するか、車両を手放すかのどちらかしか選択肢がなく、絶望的な気持ちになるものです。
RTという車両が非常によくできたバイクであるだけに、この不良の発生はたいへん残念ですが、拙ブログでご紹介した一連のサーボ & ABS無効化の記事がお役にたてばうれしいことです。
ただ、ブレーキという、自他を問わず人命に直結する部位に関するものですので、どうか慎重なご判断をお願いしたく思います。
可能であれば、どこか修理を請け負ってもらえるプロフェッショナルにお任せになることを強くお勧めいたします。
現に私自身も素人の作業の粗さから、リアブレーキキャリパーに接続しているブレーキホース締結のバンジョーボルトが緩みました。
さて、すでにブレーキサーボ & ABSを無効化して半年近くが経過しましたが、上記のキャリパーバンジョーボルト以外は全く問題なくブレーキは機能してくれています。
ひとつ気になっていたのが、ABSユニットを電気的に車両から切り離したことによって、インパネのABS警告灯が常時点灯になってしまったことでした。
これはABSに異常が発生したことを示すための警告灯なので、私の車両の場合は常時点灯が正常なのですが、やはり走行中、特に夜間は目障りです。
以前、ABSをどう修理するかを模索しているときに、なすおさんとおっしゃる方から、ABSを取り外す動画を紹介していただきました。
⇒ 【Eliminating servo brakes】
この動画はブレーキラインの再構築(マスターシリンダからABSユニットに向かっているコントロールサーキットを直接ホイールサーキットにバイパスする方法など)からABSユニットの取り外しまでを細かく示してくれていましたが、その中で、経過時間14分19秒から、ヒューズボックス内にある青いリレーを外せばABS警告灯を消すことができると言っているのを思い出しました。
※この動画で紹介している、特にリアブレーキホースの取り回し方(ホースの屈曲を緩和するために180度ひねってマスターシリンダーに接続させています)は危険です。必ず適切な角度のバンジョーボルトを持つホースに交換してください。
で、さっそく日曜日にバックプレッシャーバルブの点検と一緒に作業しました。
...といっても、大袈裟なことは何もなく、ただ引っこ抜くだけなのですが(^^;
ヒューズボックスを開けると、車両前方の進行方向に向かって右方向、端から2番目に青いリレーが刺さっています。

これをヒューズボックスに入っているヒューズプラーで引き抜きます。

引き抜いたリレー。

引き抜く前のインパネ。

引き抜いた後。

ABS警告灯が消灯しました。
さて、このリレーですが、さすがに捨てるのは気が引けます。
かといって、置いておく場所も何となくありませんし、なくしてしまいそうです。
そこで、先日、iPhoneをナビ用のクレードルに装着するために買ってきたスポンジブロックをひっぱり出してきてこれを2ミリ厚くらいに切り出し...

リレーの側面にあてがって...

ヒューズボックスの端っこ、ヒューズブラーの前方にあるあいているスペースに押し込みました。

こうしておけば振動でごろごろ暴れて壊れることもないでしょうし、なくすこともないでしょう。
ついでにちょっと作業。
これはETC車載器の電源をヒューズボックスから引き出しているところです。
ボディ側には切り込みが入れられていますが、蓋側に切り込みが入っていないので、時々蓋が浮くようです。

ここにも切り込みを入れて...

これで浮くこともなくなる...かな?

ヒューズボックスの中には昨年暮れに製作したジャンプスタートターミナルを突っ込んでありますので、このボックスの蓋が開くのはちょっと危険。
ターミナルが入っている側はフックがかかっているのでめったなことでは外れないはずですが、用心するにこしたことはないですからね。
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