2012年の総決算
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
間もなく2012年も終わりです。
昨年と同じように、今年1年間を振り返ってみようと思います。
年初の活動開始の時に立てた【今年の目標(?)】、これがどれだけ実現できたのか、ちょっと興味があったので過去の記事を振り返ってみました。
【対象記事】⇒ 2012年の活動開始
この中に書かれている内容を一つ一つ、できたかどうか振り返ってみます。
■プラグ交換・・・実施済み
交換した様子は、プライマリ側はほぼ理想的な焼け具合でしたが、セカンダリ側はだいぶカーボンが堆積していて、決して良いコンディションであるとは思えませんでした。
しかし、火はちゃんと飛んでいるようでした。


すでに交換から10,000キロを後にしていますので、そろそろまた交換してもいい時期です。
【関連記事】⇒ プラグ・エンジンヘッドプロテクタ・エンジン左右同調(長文御免)
■ヘッドプロテクタ交換・・・実施済み
これは2011年の年末に自宅前で横転させたために破損したヘッドプロテクタの交換ですが、これも前述のプラグ交換と同時に実施できました。
単なる交換なのでカウルを外す面倒さはあるものの難易度としては低い作業でした。

ただ、交換後、春の陣馬形山行の時に寄った御嶽山のふもとで横転させて、右側を少し傷つけてしまいました。
まあ、これは当面そのままにしておきます。
■左右エンジン同調・・・実施済み
エアクリーナーの交換、先述のプラグ交換と一緒に実施しました。
Motorworksから調達したバキュームゲージを接続し、同調をとりました。

本当はタペットクリアランスも調整した後でなければならないらしいですが、さしてメカノイズも多くなかったため、また、調整のためのシクネスゲージもなかったため端折りました。
■RIDの接点清掃・・・実施済み
2011年秋ごろからだったか、RIDのフューエルゲージの目盛があまり信用できなくなりました。
原因の一つはRIDが接続しているカプラ内の接点腐食による抵抗増大であるとの情報をいただき、接点復活剤で掃除ししました。

【関連記事】⇒
RIDのフューエルゲージ表示不安定を修理
RIDのフューエルゲージ表示不良再発を修復
これによって一時的に正確な表示が戻りましたが、数カ月すると再び表示があやしくなりだしました。
満タン給油しても一目盛り減った状態までしかゲージが上がらず、10キロ走って2目盛り減り(正常はフル点灯)、50キロ走ったら3目盛り減る(正常は1目盛減)という状態にまで症状は悪化。
もはや接点をいくら清掃しても治らない有様で、そうした中、拙ブログをご覧いただいている方から、タンクから生えているRID行きケーブルの引き出しターミナルの樹脂に隠れた部分の半田クラックによる抵抗増大であるとの情報をいただきました。
補修を試みましたが、すぐ横をフューエルラインが走っていることもあり、危険と判断、結局断念したまま今日に至っています。
ここは実走行に支障がない部位だけに完全に積み残したままです。
ただ、RIDの動きを見ていると、中のフロートの問題かもしれないという疑いも払拭できず、いずれタンク内のフューエルポンプやストレーナー、パイプ類を交換する際にフロートに引っ掛かりがないかどうかのチェックをしてみてもよいかな、と問題の先送りを決め込んだ状態です(^^;
■ジャンプスタートターミナルの設置・・・実施済み
RTのセルの回り方から、早晩バッテリ寿命によるジャンプスタートが必要なるだろうとの懸念から、購入当初より温めていた構想でした。
結局実施したのは年末も押し迫ったころでしたが、近所のホームセンターで部材を購入してきて、不細工なりに実用になりそうなものが作れました。

できるだけお世話になりたくはないものではありますが、あるとないとでは安心感も違います。
【関連記事】⇒
ジャンプスタートターミナルの部材調達
ジャンプスタートターミナルの製作実施
■オルタネータベルトの交換・・・実施済み
60,000キロごとの交換を指定されているオルタネータベルト交換は、今年の前半、まだ寒いころでしたが交換することができました。
ただ、やはりというか、新品のベルトはかなりサイズが小さく、上下の位置を調整できるオルタネータを最も低い位置にしてもぴちぴちに張られた状態でしたが、走行とともに伸びるようで、年末までに都合3回くらい長さ調整をしました。

そのたびにカウルはもちろん、ガソリンタンクまで外さなければならない大袈裟ぶりには閉口しましたが、あと50,000キロ強はこのまま運用できると思えば初期延びくらいはガマンできます。
【関連記事】⇒
オルタネータベルトの交換 ~ 実行編
オルタネータベルトのテンション調整
■オイル/オイルフィルター交換・・・実施済み
これはもう、私のような素人が行なうにはもっともとっつきやすいメンテナンスのひとつで、ガソリンスタンドでアルバイトしていたころにもクルマのオイル交換の経験があったので、敷居は低かったといってよい作業でした。

都合3回のオイル交換を行ないましたが、このオイル交換を通して私なりに感じたのは、RTのエンジンには 10W-50くらいの粘度のオイルが年間を通して使いやすく、エンジンにもよさそうだ、ということでした。
BMWの指定オイルは、ウィンター側がもう少し高粘度、たしか15か20くらいだったと思うのですが、それくらいの粘度だと冬場のセルの負担が大きく感じられ、一方、空冷の大排気量のエンジンには、高温側は指定通りの50がエンジン回転の軽さや保護膜の維持などのバランスの関係から最も良いように感じられました。
今後、新しいオイルを調達するときはこの粘度にしようと考えています。
【関連記事】⇒
ミッション・エンジンオイル交換
夏に向けてオイルを交換 粘度は 10W-50
冬に向けてオイル交換 ~シェブロン Supreme~
■ミラーハウジング塗装・・・実施済み
寒い時期に一度ペイントを実施しましたが、実施環境の気温が低すぎてクリアの下の塗膜に細かいクラックが発生したためにやり直ししました。

結果はまあまあなのですが、塗装作業の奥深さを感じた作業でした。
【関連記事】⇒ 『塗装』カテゴリー
■サスペンションの交換・・・未実施
これは全く手付かずでした。
冬のボーナスが出た時に、『夏には換えようと思っているんだ』と家内に匂わせておいたので、来年の夏には勇気を奮って交換を訴えようと思っています。
そのころには走行も75,000キロを超えているでしょうから、換えるといっても不思議ではありません...という理屈が通るかどうかですが(^^;
■オイルクーラーファン自作・・・思い付きから実施
これは年初の計画にはありませんでしたが、オルタネータベルトの交換をしている最中にオイルクーラーファンの設置構想を思いつき、フレームをアルミ板で製作して8センチ角のファンを2基つけることができました。
当初はパソコンの冷却用のファンでしたが、のちに山洋電気の高回転ファンに交換して能力アップしました。

これは強力で、夏の渋滞でもある程度安心できるようになりましたが、ライダー側が熱中症でヘタリ気味になってしまいました。
【関連記事】⇒ オイルクーラーファン カテゴリー
■ABS & ブレーキサーボ故障・・・想定外
これはまったく予定はしていなかった出来事ですが、今年の最も大きなトピックはこれに尽きるといっていいでしょう。

秋の入口に突然わがRTを襲った、この車両にとって致命傷ともいえる忌まわしい故障は衝撃的でした。
症例があるのは知っていましたが、どれくらいの発生率であるかはともかく、現実に自分の車両に降りかかったこの災厄はにわかに信じ難いものでした。
しかし、多くの方から情報のご提供をいただき、また応援や励ましのメッセージを頂戴して、どうにかRTを手放すことなく、いまでも通勤快速に、ツーリングの相棒にと縦横無尽に働いてくれています。
バイク屋を営んでいらっしゃる方から差しのべられた暖かい手にも甘えさせていただきましたし、部品を調達したイギリスのMotorworksのスタッフの方のクイックで的確なアドバイスにも大いに助けられました。
いまでもこうしてRTに乗って、RTネタのブログを更新し続けられているのも、皆さんからいただいた暖かいメッセージや情報のおかげであると、感謝の気持ちでいっぱいです。
【関連記事】⇒ 『ABS & サーボ故障』カテゴリー
■ツーリング
結局、まとまったロングといえるツーリングは、春の陣馬形山のキャンプと、つい先週行った川湯温泉日帰りツーリングだけでした。

ロングを得意とするRTくんにとってはちょっと物足りない回数でした。
でも、夏の熱い時期に能勢方面にショートツーリングのつもりで行ったときには、拙ブログをご覧いただいている方から声をかけていただき、ハイテンションになって六甲山頂までのぼってしまいました。
その六甲山の展望台駐車場でも、わがRTを発見してブログに載せていただいたり、ブログつながりで昨年と同様に輪が広がりました。
世相は相変わらずあまり明るい話題がありませんでした。
昨年の東日本大震災の爪痕は未だ生々しく、不自由な生活を強いられている方の数は減る様子がありません。
景気は依然、不透明感が強いですが、つい先日行われた総選挙で代わった政権で何かが変わることを期待したいものです。
来年はRTを購入して丸6年、RT自身の齢は2月で10歳です。
車両としては高齢な部類に入るといえそうですが、まだまだ現役で頑張れそうです。
さて、どれくらい距離を伸ばすことができるでしょうか。
楽しみです。
最後になりましたが、皆さんとご家族、そして日本だけではなく、世界の皆さんにとって来年が素晴らしい年になることをお祈り申し上げます。
本年も拙いブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

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間もなく2012年も終わりです。
昨年と同じように、今年1年間を振り返ってみようと思います。
年初の活動開始の時に立てた【今年の目標(?)】、これがどれだけ実現できたのか、ちょっと興味があったので過去の記事を振り返ってみました。
【対象記事】⇒ 2012年の活動開始
この中に書かれている内容を一つ一つ、できたかどうか振り返ってみます。
■プラグ交換・・・実施済み
交換した様子は、プライマリ側はほぼ理想的な焼け具合でしたが、セカンダリ側はだいぶカーボンが堆積していて、決して良いコンディションであるとは思えませんでした。
しかし、火はちゃんと飛んでいるようでした。


すでに交換から10,000キロを後にしていますので、そろそろまた交換してもいい時期です。
【関連記事】⇒ プラグ・エンジンヘッドプロテクタ・エンジン左右同調(長文御免)
■ヘッドプロテクタ交換・・・実施済み
これは2011年の年末に自宅前で横転させたために破損したヘッドプロテクタの交換ですが、これも前述のプラグ交換と同時に実施できました。
単なる交換なのでカウルを外す面倒さはあるものの難易度としては低い作業でした。

ただ、交換後、春の陣馬形山行の時に寄った御嶽山のふもとで横転させて、右側を少し傷つけてしまいました。
まあ、これは当面そのままにしておきます。
■左右エンジン同調・・・実施済み
エアクリーナーの交換、先述のプラグ交換と一緒に実施しました。
Motorworksから調達したバキュームゲージを接続し、同調をとりました。

本当はタペットクリアランスも調整した後でなければならないらしいですが、さしてメカノイズも多くなかったため、また、調整のためのシクネスゲージもなかったため端折りました。
■RIDの接点清掃・・・実施済み
2011年秋ごろからだったか、RIDのフューエルゲージの目盛があまり信用できなくなりました。
原因の一つはRIDが接続しているカプラ内の接点腐食による抵抗増大であるとの情報をいただき、接点復活剤で掃除ししました。

【関連記事】⇒
RIDのフューエルゲージ表示不安定を修理
RIDのフューエルゲージ表示不良再発を修復
これによって一時的に正確な表示が戻りましたが、数カ月すると再び表示があやしくなりだしました。
満タン給油しても一目盛り減った状態までしかゲージが上がらず、10キロ走って2目盛り減り(正常はフル点灯)、50キロ走ったら3目盛り減る(正常は1目盛減)という状態にまで症状は悪化。
もはや接点をいくら清掃しても治らない有様で、そうした中、拙ブログをご覧いただいている方から、タンクから生えているRID行きケーブルの引き出しターミナルの樹脂に隠れた部分の半田クラックによる抵抗増大であるとの情報をいただきました。
補修を試みましたが、すぐ横をフューエルラインが走っていることもあり、危険と判断、結局断念したまま今日に至っています。
ここは実走行に支障がない部位だけに完全に積み残したままです。
ただ、RIDの動きを見ていると、中のフロートの問題かもしれないという疑いも払拭できず、いずれタンク内のフューエルポンプやストレーナー、パイプ類を交換する際にフロートに引っ掛かりがないかどうかのチェックをしてみてもよいかな、と問題の先送りを決め込んだ状態です(^^;
■ジャンプスタートターミナルの設置・・・実施済み
RTのセルの回り方から、早晩バッテリ寿命によるジャンプスタートが必要なるだろうとの懸念から、購入当初より温めていた構想でした。
結局実施したのは年末も押し迫ったころでしたが、近所のホームセンターで部材を購入してきて、不細工なりに実用になりそうなものが作れました。

できるだけお世話になりたくはないものではありますが、あるとないとでは安心感も違います。
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ジャンプスタートターミナルの部材調達
ジャンプスタートターミナルの製作実施
■オルタネータベルトの交換・・・実施済み
60,000キロごとの交換を指定されているオルタネータベルト交換は、今年の前半、まだ寒いころでしたが交換することができました。
ただ、やはりというか、新品のベルトはかなりサイズが小さく、上下の位置を調整できるオルタネータを最も低い位置にしてもぴちぴちに張られた状態でしたが、走行とともに伸びるようで、年末までに都合3回くらい長さ調整をしました。

そのたびにカウルはもちろん、ガソリンタンクまで外さなければならない大袈裟ぶりには閉口しましたが、あと50,000キロ強はこのまま運用できると思えば初期延びくらいはガマンできます。
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オルタネータベルトの交換 ~ 実行編
オルタネータベルトのテンション調整
■オイル/オイルフィルター交換・・・実施済み
これはもう、私のような素人が行なうにはもっともとっつきやすいメンテナンスのひとつで、ガソリンスタンドでアルバイトしていたころにもクルマのオイル交換の経験があったので、敷居は低かったといってよい作業でした。

都合3回のオイル交換を行ないましたが、このオイル交換を通して私なりに感じたのは、RTのエンジンには 10W-50くらいの粘度のオイルが年間を通して使いやすく、エンジンにもよさそうだ、ということでした。
BMWの指定オイルは、ウィンター側がもう少し高粘度、たしか15か20くらいだったと思うのですが、それくらいの粘度だと冬場のセルの負担が大きく感じられ、一方、空冷の大排気量のエンジンには、高温側は指定通りの50がエンジン回転の軽さや保護膜の維持などのバランスの関係から最も良いように感じられました。
今後、新しいオイルを調達するときはこの粘度にしようと考えています。
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ミッション・エンジンオイル交換
夏に向けてオイルを交換 粘度は 10W-50
冬に向けてオイル交換 ~シェブロン Supreme~
■ミラーハウジング塗装・・・実施済み
寒い時期に一度ペイントを実施しましたが、実施環境の気温が低すぎてクリアの下の塗膜に細かいクラックが発生したためにやり直ししました。

結果はまあまあなのですが、塗装作業の奥深さを感じた作業でした。
【関連記事】⇒ 『塗装』カテゴリー
■サスペンションの交換・・・未実施
これは全く手付かずでした。
冬のボーナスが出た時に、『夏には換えようと思っているんだ』と家内に匂わせておいたので、来年の夏には勇気を奮って交換を訴えようと思っています。
そのころには走行も75,000キロを超えているでしょうから、換えるといっても不思議ではありません...という理屈が通るかどうかですが(^^;
■オイルクーラーファン自作・・・思い付きから実施
これは年初の計画にはありませんでしたが、オルタネータベルトの交換をしている最中にオイルクーラーファンの設置構想を思いつき、フレームをアルミ板で製作して8センチ角のファンを2基つけることができました。
当初はパソコンの冷却用のファンでしたが、のちに山洋電気の高回転ファンに交換して能力アップしました。

これは強力で、夏の渋滞でもある程度安心できるようになりましたが、ライダー側が熱中症でヘタリ気味になってしまいました。
【関連記事】⇒ オイルクーラーファン カテゴリー
■ABS & ブレーキサーボ故障・・・想定外
これはまったく予定はしていなかった出来事ですが、今年の最も大きなトピックはこれに尽きるといっていいでしょう。

秋の入口に突然わがRTを襲った、この車両にとって致命傷ともいえる忌まわしい故障は衝撃的でした。
症例があるのは知っていましたが、どれくらいの発生率であるかはともかく、現実に自分の車両に降りかかったこの災厄はにわかに信じ難いものでした。
しかし、多くの方から情報のご提供をいただき、また応援や励ましのメッセージを頂戴して、どうにかRTを手放すことなく、いまでも通勤快速に、ツーリングの相棒にと縦横無尽に働いてくれています。
バイク屋を営んでいらっしゃる方から差しのべられた暖かい手にも甘えさせていただきましたし、部品を調達したイギリスのMotorworksのスタッフの方のクイックで的確なアドバイスにも大いに助けられました。
いまでもこうしてRTに乗って、RTネタのブログを更新し続けられているのも、皆さんからいただいた暖かいメッセージや情報のおかげであると、感謝の気持ちでいっぱいです。
【関連記事】⇒ 『ABS & サーボ故障』カテゴリー
■ツーリング
結局、まとまったロングといえるツーリングは、春の陣馬形山のキャンプと、つい先週行った川湯温泉日帰りツーリングだけでした。

ロングを得意とするRTくんにとってはちょっと物足りない回数でした。
でも、夏の熱い時期に能勢方面にショートツーリングのつもりで行ったときには、拙ブログをご覧いただいている方から声をかけていただき、ハイテンションになって六甲山頂までのぼってしまいました。
その六甲山の展望台駐車場でも、わがRTを発見してブログに載せていただいたり、ブログつながりで昨年と同様に輪が広がりました。
世相は相変わらずあまり明るい話題がありませんでした。
昨年の東日本大震災の爪痕は未だ生々しく、不自由な生活を強いられている方の数は減る様子がありません。
景気は依然、不透明感が強いですが、つい先日行われた総選挙で代わった政権で何かが変わることを期待したいものです。
来年はRTを購入して丸6年、RT自身の齢は2月で10歳です。
車両としては高齢な部類に入るといえそうですが、まだまだ現役で頑張れそうです。
さて、どれくらい距離を伸ばすことができるでしょうか。
楽しみです。
最後になりましたが、皆さんとご家族、そして日本だけではなく、世界の皆さんにとって来年が素晴らしい年になることをお祈り申し上げます。
本年も拙いブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
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ようやくクルマも冬装備
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
いよいよ今年も余すところ2日です。
京都だけではなく、全国的に寒気団が勢力を増して、雪が舞うことが多くなってきました。
すでに自宅近くから見える山の方は何回か雪化粧をしましたし、平地でもいずれ積雪があるでしょう。
ということで、クルマのタイヤをスタッドレスに交換しました。
すでに中古でaudi用ホイールと一緒に購入して4年は経つスタッドレス4本。
製造は確か2005年くらいだったはずで、もういい加減新しいのにしたほうがよさそうですが、溝も残っているのであとワンシーズンはこれで行きます(^^;

例によって、先シーズン、どこに履かせていたかを示す紙を貼ってあります。
今シーズンも前後ローテーションです。

使うのは、これも4年くらい前にオートバックスで980円で購入してきた激安油圧フロアジャッキ。

値段だけ見るとすごく不安になりますが、いまのところ歪もなく、しっかり車体を持ち上げてくれます。
4本とも交換しました。

夏タイヤにも交換前の位置を明示しておきます。

交換したタイヤはラックに収納。
上段がフロント、下段がリア、左右はタイヤの装着位置と合わせてあります。

audiの、恐らくA3用と思われるホイールは、寸法的にもピッタリ、装着したときの違和感もありません。

秋口に1回洗って以来ほったらかしで汚れ放題だったので...

洗ってコーティングもしようかと思いましたが、雪が舞ってきたため洗っただけです。

感心するのは、購入してから5年半たとうかというのに、洗ってきれいにしてあげれば、ワックスも塗らずに水が転がるつやを維持している塗装の強靭さです。
塗装色によって強度も違うのでしょうが、このあたりの仕上げはさすが独逸もんという感じです。
最後にタイヤの空気圧を確認。

2.5キロとは数字だけ見ればOKですが、このゲージでは3.0まで入れてちょうど2.5くらいなので、手押しインフレータで40~50ストロークして空気を充填します。
これでクルマも冬支度完了。
いつもで雪の中を走れます(^^)

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いよいよ今年も余すところ2日です。
京都だけではなく、全国的に寒気団が勢力を増して、雪が舞うことが多くなってきました。
すでに自宅近くから見える山の方は何回か雪化粧をしましたし、平地でもいずれ積雪があるでしょう。
ということで、クルマのタイヤをスタッドレスに交換しました。
すでに中古でaudi用ホイールと一緒に購入して4年は経つスタッドレス4本。
製造は確か2005年くらいだったはずで、もういい加減新しいのにしたほうがよさそうですが、溝も残っているのであとワンシーズンはこれで行きます(^^;

例によって、先シーズン、どこに履かせていたかを示す紙を貼ってあります。
今シーズンも前後ローテーションです。

使うのは、これも4年くらい前にオートバックスで980円で購入してきた激安油圧フロアジャッキ。

値段だけ見るとすごく不安になりますが、いまのところ歪もなく、しっかり車体を持ち上げてくれます。
4本とも交換しました。

夏タイヤにも交換前の位置を明示しておきます。

交換したタイヤはラックに収納。
上段がフロント、下段がリア、左右はタイヤの装着位置と合わせてあります。

audiの、恐らくA3用と思われるホイールは、寸法的にもピッタリ、装着したときの違和感もありません。

秋口に1回洗って以来ほったらかしで汚れ放題だったので...

洗ってコーティングもしようかと思いましたが、雪が舞ってきたため洗っただけです。

感心するのは、購入してから5年半たとうかというのに、洗ってきれいにしてあげれば、ワックスも塗らずに水が転がるつやを維持している塗装の強靭さです。
塗装色によって強度も違うのでしょうが、このあたりの仕上げはさすが独逸もんという感じです。
最後にタイヤの空気圧を確認。

2.5キロとは数字だけ見ればOKですが、このゲージでは3.0まで入れてちょうど2.5くらいなので、手押しインフレータで40~50ストロークして空気を充填します。
これでクルマも冬支度完了。
いつもで雪の中を走れます(^^)

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家内がツールボックスをくれた
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
年末も押し迫ってきました。
家の掃除もしなきゃなりませんが、今年もいっぱいバイクいじりした私としては、どうにか使っている道具の整理もしたい。
あんまりきたなくてお見せできませんが、いま使っているツールから配線用の部材、接着剤やボルト、絶縁テープに至るまで、初めて海外通販したときにMoto-binsから送られてきた段ボール箱に一切合財を放り込んでいて、カオス状態でありました。

何かするたびに物を探すのが億劫で、家内に『ちょっと工具屋さんで工具箱物色してくる』というと、『あたし、いらないの持ってるけど使う?』
家内は昔から洋服のパターン引きや、実際に洋服を縫ったり編んだりしていたため、けっこう立派な道具入れを持っていたそうで、先日、その道具を整理して適当な引き出しに放り込んだらケースがまるごと一つ空いたというのです。
これは渡りに船。
さっそく見せてもらうと、なんだかいい塩梅のケースです。

よく見てみると【MEIHO】のロゴが見えます。ネットで調べてみるとこのメーカー、樹脂製のケースのメーカーで、どうも釣り人御用達のケースを数多くリリースしている模様。
SWING PALなんてロゴがついているところを見ると、雰囲気としては裁縫道具入れなのか、それとも、スイングとは釣竿を振って糸を遠くに飛ばす行為のことを言っていて、釣り用の針やルアー、テグスなどを収納するためのケースなのでしょうか?

一番上に蓋があって、ここを開けるとまず大きな収納スペースがあります。

ケースの前面にはこれまた蓋があって...

これを開けると3段の引き出しが顔を出します。中にはけっこう細かい仕切りがあり、小物を収納するのに重宝しそうです。

ということで一も二もなく、これを使わせていただくことに(^^)
一番上の大スペースにはよく使うヘックス、メガネレンチ、ホームセンターのレンチセット、オイルフィルターレンチなどなど、見た目はけっこう乱雑に見えますが、段ボール箱の中に比べれば格段に見通しもよく、すぐに目的のものが探せるようになりました。

一番上の引き出しには、手前にちょっと長めのやすりやキリを、その他、絶縁テープや塗装用のマスキングテープ、配線部材の一部などを収納。

二番目の引き出しにはさらに細かいボルト類や配線の接続ターミナルなどなど...

そして一番下の引き出しには出番は少ないけどあまり雑に扱えないトルクレンチ、グリスやプラグ類、大きめのT40とT45のトルクスビットや結束バンド、そして半田ごてなどを収納。

この中に入りきらなかったものは、ギアオイル注入用の注入器とオイルフィルターくらいのもので、日常のメンテナンスに必要なものはほぼすべて収納できました。

いままで、メンテナンスのたびにひと抱えもあるダンボールを抱えてえっちらおっちらガレージに道具を運んでいましたが、これで片手で道具を運べるようになりました。もちろん、腰への負担も激減(^^)
道具も探しやすくなりましたし、なんとなくまたメンテナンスが楽しみになりました。
ありがたいことです。

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年末も押し迫ってきました。
家の掃除もしなきゃなりませんが、今年もいっぱいバイクいじりした私としては、どうにか使っている道具の整理もしたい。
あんまりきたなくてお見せできませんが、いま使っているツールから配線用の部材、接着剤やボルト、絶縁テープに至るまで、初めて海外通販したときにMoto-binsから送られてきた段ボール箱に一切合財を放り込んでいて、カオス状態でありました。

何かするたびに物を探すのが億劫で、家内に『ちょっと工具屋さんで工具箱物色してくる』というと、『あたし、いらないの持ってるけど使う?』
家内は昔から洋服のパターン引きや、実際に洋服を縫ったり編んだりしていたため、けっこう立派な道具入れを持っていたそうで、先日、その道具を整理して適当な引き出しに放り込んだらケースがまるごと一つ空いたというのです。
これは渡りに船。
さっそく見せてもらうと、なんだかいい塩梅のケースです。

よく見てみると【MEIHO】のロゴが見えます。ネットで調べてみるとこのメーカー、樹脂製のケースのメーカーで、どうも釣り人御用達のケースを数多くリリースしている模様。
SWING PALなんてロゴがついているところを見ると、雰囲気としては裁縫道具入れなのか、それとも、スイングとは釣竿を振って糸を遠くに飛ばす行為のことを言っていて、釣り用の針やルアー、テグスなどを収納するためのケースなのでしょうか?

一番上に蓋があって、ここを開けるとまず大きな収納スペースがあります。

ケースの前面にはこれまた蓋があって...

これを開けると3段の引き出しが顔を出します。中にはけっこう細かい仕切りがあり、小物を収納するのに重宝しそうです。

ということで一も二もなく、これを使わせていただくことに(^^)
一番上の大スペースにはよく使うヘックス、メガネレンチ、ホームセンターのレンチセット、オイルフィルターレンチなどなど、見た目はけっこう乱雑に見えますが、段ボール箱の中に比べれば格段に見通しもよく、すぐに目的のものが探せるようになりました。

一番上の引き出しには、手前にちょっと長めのやすりやキリを、その他、絶縁テープや塗装用のマスキングテープ、配線部材の一部などを収納。

二番目の引き出しにはさらに細かいボルト類や配線の接続ターミナルなどなど...

そして一番下の引き出しには出番は少ないけどあまり雑に扱えないトルクレンチ、グリスやプラグ類、大きめのT40とT45のトルクスビットや結束バンド、そして半田ごてなどを収納。

この中に入りきらなかったものは、ギアオイル注入用の注入器とオイルフィルターくらいのもので、日常のメンテナンスに必要なものはほぼすべて収納できました。

いままで、メンテナンスのたびにひと抱えもあるダンボールを抱えてえっちらおっちらガレージに道具を運んでいましたが、これで片手で道具を運べるようになりました。もちろん、腰への負担も激減(^^)
道具も探しやすくなりましたし、なんとなくまたメンテナンスが楽しみになりました。
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12月24日はクリスマス・イヴ
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
12月24日、クリスマスです。
前日23日には川湯温泉までワンデイツーリングに行ってきましたが、泊まらなかったのは家族とクリスマスイブのお食事をするためでした。
拙宅は別にクリスチャンというわけではないのですが、なんだかうきうきするクリスマスは小さいころからの楽しみでもあります。
家内が近くのスーパーマーケットでお肉とお野菜などの食材を買ってきて腕をふるってくれました。

本当は、子どもはステーキが食べたいといっていましたが、いいお肉がなかったということで、大きな塊を買ってきて、ローストビーフにしてくれました。
そのほかにもミネストローネとお野菜

食後はお約束のクリスマスケーキです(^^)

Fortnum & Masonの紅茶と一緒にいただくととってもおいしい(^^)
甘いモノ好きの私としてはとっても幸せなクリスマスイブでした。


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12月24日、クリスマスです。
前日23日には川湯温泉までワンデイツーリングに行ってきましたが、泊まらなかったのは家族とクリスマスイブのお食事をするためでした。
拙宅は別にクリスチャンというわけではないのですが、なんだかうきうきするクリスマスは小さいころからの楽しみでもあります。
家内が近くのスーパーマーケットでお肉とお野菜などの食材を買ってきて腕をふるってくれました。

本当は、子どもはステーキが食べたいといっていましたが、いいお肉がなかったということで、大きな塊を買ってきて、ローストビーフにしてくれました。
そのほかにもミネストローネとお野菜

食後はお約束のクリスマスケーキです(^^)

Fortnum & Masonの紅茶と一緒にいただくととってもおいしい(^^)
甘いモノ好きの私としてはとっても幸せなクリスマスイブでした。


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キャンプではなく、川湯温泉へワンデイツーリング
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
事情があってキャンプに行けなくなった川湯温泉。
ちょっと残念でしたが、3連休の2日目、日曜日に日帰りで行くことができました。
寒いキャンプ場で皆さんに温まっていただこうと思い、前日に焼酎を買って、戦中差し入れ(?)として持って行くことにしました。
お酒が全く飲めない私はどんなものがいいのか全く分からず、会社の後輩がおいしいと思う銘柄を教えてもらって、トップケースに忍ばせて持っていきました。
朝6:00、出発です。
スタート時のODOは67,919キロ。さて、今回はどれくらい走るでしょうか。

今回のコースは以下の通り。
京都東ICから名神高速に乗り、滋賀県の竜王ICでおります。
そこからR477で鈴鹿スカイラインの入口、野洲川ダムの手前まで行きます。
鈴鹿スカイラインは、12月7日から冬季通行止めになっているため、ここから県道507に乗って南へ。
R1にぶつかったら南東にハンドルを向け、伊勢関ICから伊勢自動車道に乗り、勢和多気JCTで紀勢自動車道に乗り換えて、終点の紀勢大内山ICでおります。
ここからひたすら下道、R42、R311を乗りついで、有井近辺から山の中に入っていくR311をたどります。そこからくねくね道をなぞって、川湯温泉に入るという、ざっと300キロ強の行程です。
大きな地図で見る
名神高速を竜王ICで降りて竜王の平野から日の出が見えました。

すでに働き始めた人々が運転する車が行き交います。

陽の光に暖められた地面から、水蒸気が解き放たれていきます。

そんな朝もやの中をのんびりと、地元の車の後ろにくっついて走っていきます。

鈴鹿スカイライン手前から伊勢自動車道に乗るまで、やはりこの時期は寒い。とっとと伊勢の海に出てしまいましょう、ということで、R311で海沿いを走っていると、ひなびた漁港が見える高台の道を走ることができます。

あの筏は何かを養殖しているのでしょうか、阿古屋貝?

そんな漁港の一つでちょっと一息。

入り江だからでしょうか、ほとんど波らしい波も寄せてきません。



写真を見ていただければお分かりいただけると思いますが、ポカポカと温かく、沿道の温度計では10度を指していて、グリップヒーターを付けているとまったく寒さを感じません。
とっても快適なツーリング(^^)

海沿いの道を走っていると、地形に合わせて道が高度を上げたり下げたりして、変化に富んだ景色を楽しませてくれます。


この砂浜なんか、夏になったら海水浴客で賑わうのでしょうね。

海鳥が羽を休めている様子も遠くに見えます。

いままで走ってきたR311は、有井から山の中に入っていきます。
川を渡って小一時間走り、また川を渡ってさらに進んで、川湯温泉野営場に到着。

キャンプ場に入って、いちばん奥の方まで行くと、蒼海さんのTransalp、ななかげさんのボニーさんが止まっているのを発見。


しかし、周囲を見ても姿が見えません。
どうやらどこかに出かけている模様。
そんな、うろうろしている私に声をかけてくださった方がありました。
shumidderさんのお仲間の阪やんさんでした。

なるほど~、たしかに昨晩の激戦のあとが見て取れます。
shumidderさんとななかげさんのテントもすぐにわかりました。

1時間ほどしてクルマで熊野本宮大社出かけられていたshumidderさん、蒼海さん、金太さん、ななかげさんがご帰還。久しぶりの再会、うれしいですね(^^)

このキャンプのために(?)蒼海さんが鋭意製作された焚火台。
上でお鍋ややかんを温めることができるように五徳まで作っていらっしゃいます。これは完成度が高い。

いろいろお話している間にshumidderさんがおしるこを作ってくださいました。

お餅も焼いてくださって、温まりました。
あ~、おいしかった、と言ったら、『え、もう終わりみたいに言ったらだめですよ? まだ食べるでしょ?』
おかげさまで、3杯いただきました、本当にごちそうさまでした。

すっかり温まったところで、名残惜しいですがお暇させていただくことに。
なんだか食い逃げしたようで肩身が狭かったのですが、本当にお世話になりました。
阪やんさんには最初に話しかけていただいて、迷うことなく皆さんと合流することができました。
shumidderさんにはおいしいおしるこをいただきました。芯から温まりました、ありがとうございます(^^)
蒼海さんにはプラスチックの傷を目立たなくするワックスの存在を教えていただきました。あれ、探してみますね。
金太さんには久しぶりの楽しいトークを聞かせていただきました。帰りにごあいさつできずに失礼しました。
ななかげさんにはいつもと変わらぬ可憐な笑顔をいただきました、癒されます(^^)
そんな川湯温泉に後ろ髪をひかれるようにしながら、R311を西に走り...

少し海沿いを走った後...

阪和自動車道...

近畿自動車道...

名神高速を乗り継いで...

帰ってきました。

帰宅時のODOは68,503キロ。

走行距離は584キロ、久しぶりにがっつり走ったワンデイロングツーリングでした。
スタートとゴールの給油間の走行距離は567.1キロ、給油量は26.32リットル、燃費は21.55キロ/リットルでした。
突然の乱入にもかかわらず、皆さん、温かく迎えてくださって本当にありがとうございました。
年の最後の最後に、ただ走るだけになってしまいがちなツーリングに、楽しいトークとおいしい時間をいただくことができました。
そのついでにABS ディアクティベート後の Long term testもできました。
これが今年のロングの最後でしょう。
来年はもうちょっと行きたいですね(^^)

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事情があってキャンプに行けなくなった川湯温泉。
ちょっと残念でしたが、3連休の2日目、日曜日に日帰りで行くことができました。
寒いキャンプ場で皆さんに温まっていただこうと思い、前日に焼酎を買って、戦中差し入れ(?)として持って行くことにしました。
お酒が全く飲めない私はどんなものがいいのか全く分からず、会社の後輩がおいしいと思う銘柄を教えてもらって、トップケースに忍ばせて持っていきました。
朝6:00、出発です。
スタート時のODOは67,919キロ。さて、今回はどれくらい走るでしょうか。

今回のコースは以下の通り。
京都東ICから名神高速に乗り、滋賀県の竜王ICでおります。
そこからR477で鈴鹿スカイラインの入口、野洲川ダムの手前まで行きます。
鈴鹿スカイラインは、12月7日から冬季通行止めになっているため、ここから県道507に乗って南へ。
R1にぶつかったら南東にハンドルを向け、伊勢関ICから伊勢自動車道に乗り、勢和多気JCTで紀勢自動車道に乗り換えて、終点の紀勢大内山ICでおります。
ここからひたすら下道、R42、R311を乗りついで、有井近辺から山の中に入っていくR311をたどります。そこからくねくね道をなぞって、川湯温泉に入るという、ざっと300キロ強の行程です。
大きな地図で見る
名神高速を竜王ICで降りて竜王の平野から日の出が見えました。

すでに働き始めた人々が運転する車が行き交います。

陽の光に暖められた地面から、水蒸気が解き放たれていきます。

そんな朝もやの中をのんびりと、地元の車の後ろにくっついて走っていきます。

鈴鹿スカイライン手前から伊勢自動車道に乗るまで、やはりこの時期は寒い。とっとと伊勢の海に出てしまいましょう、ということで、R311で海沿いを走っていると、ひなびた漁港が見える高台の道を走ることができます。

あの筏は何かを養殖しているのでしょうか、阿古屋貝?

そんな漁港の一つでちょっと一息。

入り江だからでしょうか、ほとんど波らしい波も寄せてきません。



写真を見ていただければお分かりいただけると思いますが、ポカポカと温かく、沿道の温度計では10度を指していて、グリップヒーターを付けているとまったく寒さを感じません。
とっても快適なツーリング(^^)

海沿いの道を走っていると、地形に合わせて道が高度を上げたり下げたりして、変化に富んだ景色を楽しませてくれます。


この砂浜なんか、夏になったら海水浴客で賑わうのでしょうね。

海鳥が羽を休めている様子も遠くに見えます。

いままで走ってきたR311は、有井から山の中に入っていきます。
川を渡って小一時間走り、また川を渡ってさらに進んで、川湯温泉野営場に到着。

キャンプ場に入って、いちばん奥の方まで行くと、蒼海さんのTransalp、ななかげさんのボニーさんが止まっているのを発見。


しかし、周囲を見ても姿が見えません。
どうやらどこかに出かけている模様。
そんな、うろうろしている私に声をかけてくださった方がありました。
shumidderさんのお仲間の阪やんさんでした。

なるほど~、たしかに昨晩の激戦のあとが見て取れます。
shumidderさんとななかげさんのテントもすぐにわかりました。

1時間ほどしてクルマで熊野本宮大社出かけられていたshumidderさん、蒼海さん、金太さん、ななかげさんがご帰還。久しぶりの再会、うれしいですね(^^)

このキャンプのために(?)蒼海さんが鋭意製作された焚火台。
上でお鍋ややかんを温めることができるように五徳まで作っていらっしゃいます。これは完成度が高い。

いろいろお話している間にshumidderさんがおしるこを作ってくださいました。

お餅も焼いてくださって、温まりました。
あ~、おいしかった、と言ったら、『え、もう終わりみたいに言ったらだめですよ? まだ食べるでしょ?』
おかげさまで、3杯いただきました、本当にごちそうさまでした。

すっかり温まったところで、名残惜しいですがお暇させていただくことに。
なんだか食い逃げしたようで肩身が狭かったのですが、本当にお世話になりました。
阪やんさんには最初に話しかけていただいて、迷うことなく皆さんと合流することができました。
shumidderさんにはおいしいおしるこをいただきました。芯から温まりました、ありがとうございます(^^)
蒼海さんにはプラスチックの傷を目立たなくするワックスの存在を教えていただきました。あれ、探してみますね。
金太さんには久しぶりの楽しいトークを聞かせていただきました。帰りにごあいさつできずに失礼しました。
ななかげさんにはいつもと変わらぬ可憐な笑顔をいただきました、癒されます(^^)
そんな川湯温泉に後ろ髪をひかれるようにしながら、R311を西に走り...

少し海沿いを走った後...

阪和自動車道...

近畿自動車道...

名神高速を乗り継いで...

帰ってきました。

帰宅時のODOは68,503キロ。

走行距離は584キロ、久しぶりにがっつり走ったワンデイロングツーリングでした。
スタートとゴールの給油間の走行距離は567.1キロ、給油量は26.32リットル、燃費は21.55キロ/リットルでした。
突然の乱入にもかかわらず、皆さん、温かく迎えてくださって本当にありがとうございました。
年の最後の最後に、ただ走るだけになってしまいがちなツーリングに、楽しいトークとおいしい時間をいただくことができました。
そのついでにABS ディアクティベート後の Long term testもできました。
これが今年のロングの最後でしょう。
来年はもうちょっと行きたいですね(^^)

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御礼! 10万アクセス
冬の快適なナビ操作のために
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
22日~23日かけていく予定だったキャンプツーリング。
とうとう降水確率は80%まで上り詰め、1日ずれることになりました。
それでも悪あがきの私は日帰りで行こうかと画策中。
冬のロングは本当に久しぶりなので、夏の時にやった小技の冬バージョンを(^^)
【関連記事】
⇒ バイクでポータブルナビ操作のための一工夫
⇒ バイクでのナビ使用に一工夫 ~手直し
これ、つまらん工夫なのですが、これがけっこうはまりました、使いやすいのです。
そこで、冬のグローブでもやってみることにしました。
これがいま使っているウィンターグローブ。

中綿がけっこうしっかりしているうえに防水(だいぶダメになっていますが)、レザー仕上げでもう8年くらい使っています。
これに、例によって服に使うスナップを付けます。

ためしにどんなふうにつくかを仮置きしてみます。

この取り付けの位置がけっこう重要で、スナップが見えた状態で押せるようにしないと、意外に使いづらいのです。
そのために、手の甲の側から見て少し見えるくらいのところにつけることにします。
こちら、左手側。

そして、こちらは右手側。

しばらく放置してほぼ固まりました。

手の甲側から見るとこんな感じに見えます。

本当はもう少し見えたほうがいいのですが、残念ながらちょっと足が短いため、これが限界のようです。
これでナビを操作すると、ほぼ狙い通りの操作ができるようになりました。

こうすることでグローブを外さずにナビが操作できます。
なんだか雨なら雨でロングの日帰りでもいいや、とかえってすがすがしい気分になったりして(^^)
とにかく走りたい!
これにつきます(^^)

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22日~23日かけていく予定だったキャンプツーリング。
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それでも悪あがきの私は日帰りで行こうかと画策中。
冬のロングは本当に久しぶりなので、夏の時にやった小技の冬バージョンを(^^)
【関連記事】
⇒ バイクでポータブルナビ操作のための一工夫
⇒ バイクでのナビ使用に一工夫 ~手直し
これ、つまらん工夫なのですが、これがけっこうはまりました、使いやすいのです。
そこで、冬のグローブでもやってみることにしました。
これがいま使っているウィンターグローブ。

中綿がけっこうしっかりしているうえに防水(だいぶダメになっていますが)、レザー仕上げでもう8年くらい使っています。
これに、例によって服に使うスナップを付けます。

ためしにどんなふうにつくかを仮置きしてみます。

この取り付けの位置がけっこう重要で、スナップが見えた状態で押せるようにしないと、意外に使いづらいのです。
そのために、手の甲の側から見て少し見えるくらいのところにつけることにします。
こちら、左手側。

そして、こちらは右手側。

しばらく放置してほぼ固まりました。

手の甲側から見るとこんな感じに見えます。

本当はもう少し見えたほうがいいのですが、残念ながらちょっと足が短いため、これが限界のようです。
これでナビを操作すると、ほぼ狙い通りの操作ができるようになりました。

こうすることでグローブを外さずにナビが操作できます。
なんだか雨なら雨でロングの日帰りでもいいや、とかえってすがすがしい気分になったりして(^^)
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和歌山県 川湯温泉へのルート
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
12月22~23日に和歌山県の川湯温泉にキャンプに行くことになりました。
久しぶりのキャンプですが、京都から紀伊半島をほぼ縦断する場所にある川湯温泉。
ストレートにGoogle Mapのルート検索でStart to Goalを指定してルーティングしてみると、和歌山に入って少し行くまでほとんど高速のルートです。
大きな地図で見る
まあ、これは帰りに楽して走るルートとして取っておくとして、ここはやっぱり下道をつないでいく道を行きたいものです。
ただし、紀伊半島の中央縦断(横断?)は山間部を走る『酷道』が多く、冬季は凍結のため二輪通行止めになるルート(R371=高野龍神スカイライン)もあるので要注意です。
余談ですが、高野龍神スカイラインは全線携帯電話がつながりにくく、加えて沿道には民家、ガソリンスタンドの類もないため、特に氷点下になる夜間や早朝などに事故を起こして立ち往生すると命にかかわることもあるようです(Wikipediaより)。
このルートを、一部、京奈和道路を経由した後、奈良を抜けて紀伊半島のほぼ中央を貫くコースで行くのがこのルート。
大きな地図で見る
しかし、これだと4時間半(休憩なし)なので、もうちょっと遠回りしてもよいかも。
山の中を走るのも楽しいですが、さすがに冬季の山間部は凍結があると危険。
ならば伊勢に抜けて海に近いところを南下していくルートはどうでしょうか?
大きな地図で見る
このルートだと休憩なしで6時間半。
休憩しながらだと朝スタートしていい時間につきそうです。
川湯に参加される皆さん、どんなルートを考えていらっしゃるのでしょうか。
久しぶりの寒中ツーリング、楽しみですね(^^)
それにしても天気です。
22日(土)の天気予報は曇りときどき雨、降水確率は50%だそうです。
どうもキャンプに行く算段をしていると降水確率が上がるのはなぜでしょう?
持ち直してほしいものです。

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12月22~23日に和歌山県の川湯温泉にキャンプに行くことになりました。
久しぶりのキャンプですが、京都から紀伊半島をほぼ縦断する場所にある川湯温泉。
ストレートにGoogle Mapのルート検索でStart to Goalを指定してルーティングしてみると、和歌山に入って少し行くまでほとんど高速のルートです。
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まあ、これは帰りに楽して走るルートとして取っておくとして、ここはやっぱり下道をつないでいく道を行きたいものです。
ただし、紀伊半島の中央縦断(横断?)は山間部を走る『酷道』が多く、冬季は凍結のため二輪通行止めになるルート(R371=高野龍神スカイライン)もあるので要注意です。
余談ですが、高野龍神スカイラインは全線携帯電話がつながりにくく、加えて沿道には民家、ガソリンスタンドの類もないため、特に氷点下になる夜間や早朝などに事故を起こして立ち往生すると命にかかわることもあるようです(Wikipediaより)。
このルートを、一部、京奈和道路を経由した後、奈良を抜けて紀伊半島のほぼ中央を貫くコースで行くのがこのルート。
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しかし、これだと4時間半(休憩なし)なので、もうちょっと遠回りしてもよいかも。
山の中を走るのも楽しいですが、さすがに冬季の山間部は凍結があると危険。
ならば伊勢に抜けて海に近いところを南下していくルートはどうでしょうか?
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このルートだと休憩なしで6時間半。
休憩しながらだと朝スタートしていい時間につきそうです。
川湯に参加される皆さん、どんなルートを考えていらっしゃるのでしょうか。
久しぶりの寒中ツーリング、楽しみですね(^^)
それにしても天気です。
22日(土)の天気予報は曇りときどき雨、降水確率は50%だそうです。
どうもキャンプに行く算段をしていると降水確率が上がるのはなぜでしょう?
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スピードメーターケーブルを交換した
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
最近、というか、ずいぶん前からスピードメーターの針が安定しない現象が起こっていました。
具体的には、スタートから時速40キロくらいまでの間、加速中でも定速走行中でも針がふらふらとふれるのです。
40キロを超えると針の振れはさほど気にならないレベルまで落ち着きますが、それでもよく見ると細かく震えているのがわかりました。
なんだか過走行の路線バスのスピードメーターのようで、いかにもくたびれている感が強く、気になっていました。
そんなある日、いつものように通勤で走っていると、時速60キロくらいでいきなりフロントから異音が発生しました。
『くぉおおおー...』とも『きゅるるる...』とも聞こえる、たいへん耳障りな音で、恐らく私が走っているのを歩道から眺めていても、この音は聞こえているだろうな、というくらいの音、ヘルメットの中にも聞こえてきます。
そこで調達したスピードメーターケーブル。
土曜日に交換を行ないました。
これが新しいケーブル。
こちらはメーター側に接続するほうです。

昔々の自転車のスピードメーターケーブルと同じように、メーター裏にねじ込んでやるタイプです。
こちらはホイール側。

ケーブルから出っ張っている円形のアームにボルトを通してギアに固定します。
ケーブルの端面にはケーブルの先にギアと噛み合うマイナスネジの頭と同じような溝が切られた接続端がのぞいています。
パッと見は、昔のカメラのケーブルレリーズのような感じです。

さて、作業にかかります。
メーターケーブルひとつを交換するのにも、フルカウルだと障害物が多く、けっこう多くの部品を取り外さないといけません。
基本的に、フロントのインパネ類はそっくりはずさないと、メーター裏のケーブル接続部分にアクセスすることはできません。
フロントのウィンドシールドを外してからアッパーカウルを取り外しにかかります。
この四つのボルトと...

左右のボルトと、RAMマウントを止めているボルトを外すと...

アッパーカウルが外れます。

インパネを外すにはアッパーカウルに隠されていた上側2本のボルトと、左右と下にとめられているボルトを外します。

車体側からはこれでインパネはフリーになりますが、ヘッドライトの光軸調整のノブと、フォグランプ用のスイッチ、RID、さらに私の車両にはオイルクーラーファンのパイロットランプがついているため、これを外さないと車体から完全に取り外すことはできません。
ノブはこのいもねじをはずすことで簡単に外れます。

ちょうどこの位置にネジがはまって固定しています。

さらに、調整ノブの先にはまっているケーブルをインパネに固定している樹脂製の大きなナットも外します。

これで光軸調整用のケーブルが外れます。
次に、オイルクーラーファンのパイロットランプのLEDが設置されているプレートを外します。
矢印のところに通っているいもねじを外すことで簡単に分離できます。

この部分は長いドライバーは入らないので、フレキシブルシャフトドライバーが使いやすいでしょう。
そして、フォグランプスイッチの奥で接続されているスイッチのカプラーを外します。

最後にRIDをインパネから外し(写真撮り忘れ)、これでインパネを完全に車体から外すことができますが、メーターの裏側に手を入れようとすると、さらにメーターがはまっているブラケットをずらさないといけません。
そのためには、左右にあるスピーカーを外す必要があります。
私はオーディオを付けていませんし、オープンエアで大音量で音楽を流す趣味もありませんので無用の長物、外してしまったほうが軽量化できていいのかもしれませんが、たいへんそうなのでまた機会があれば(^^)
まず、スピーカーボックスですが、赤い丸で囲んだボルト(トルクス)3本で外れます。

このボルトを外すとスピーカーボックスを少しずらすことができるようになるので、ようやくメーターのブラケットを固定しているボルトにアクセスすることができるようになります。固定しているボルトは全部で4本。

さらに、ウィンドシールドを動かすアームユニットをフリーにしてずらすことができれば、メーターの裏へのアクセスがより簡単になります。
止まっているボルトは左右2本ずつの計4本。

ボルトの裏側はセルフロックナットがついていますので、なくさないように要注意。
ここまで外してメーター裏側のケーブルを外すことができました。
ホイール側はこのボルト1本なので、ドライバ1本で簡単に外れます。

外した後はこんなギアが生えています。

これがケーブル側のメスにかみ合ってケーブルを回すという構造。

新しいケーブルを装着します。

簡単なように見えてなかなかはまりません。
このケーブルはケーブルチューブの中でケーブルが前後に少し動きますので、ケーブルのホイール側にケーブルを寄せてホイール側端からギアと噛み合うメスの切り込みを少し露出させてギアにはめてからケーブルを固定するとすんなりいきます。
古いケーブルと同じルートを通します。
ケーブルガイドにケーブルをしっかりはめます。

下の写真はフロントフォーク左側からのぞいた様子で、ここで何種類かの電装系ケーブルとメーターケーブルがタイラップでまとめられています。

新しいケーブルをセットするときは、この束に沿わせてケーブルを通し、タイラップで新しいケーブルと配線の束を緩くまとめた後、古いタイラップを切って古いケーブルを抜きます。しかる後に新しいタイラップを締め上げると、交換前の状態を再現することができます。
古いケーブルのメーター側をのぞいてみると、なんとなくケーブルを構成しているワイヤの一部が切れてほつれているように見えます。

これが針の振れの原因でしょう。
しかし、あの大音量のギアか何かの唸りの原因というにはちょっとしょぼいような気もします。
あの異音は主に氷点に近い低温時に発生することが多い気がするので、通勤時に出ないかどうか注意しておきましょう。
テストランでは発進から60キロまで非常にスムーズな動きで、従来はふらふらと安定しなかった40キロの定速走行でも針はびしっと40キロを指して微動だにしません。
実に気持ちいいものです。やはりこうでなくてはいけません。
すっきりしたところで、この日はそばのお鍋をいただきに行きました。

牡蠣鍋です。
おいしくいただいて温まりました(^^)


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最近、というか、ずいぶん前からスピードメーターの針が安定しない現象が起こっていました。
具体的には、スタートから時速40キロくらいまでの間、加速中でも定速走行中でも針がふらふらとふれるのです。
40キロを超えると針の振れはさほど気にならないレベルまで落ち着きますが、それでもよく見ると細かく震えているのがわかりました。
なんだか過走行の路線バスのスピードメーターのようで、いかにもくたびれている感が強く、気になっていました。
そんなある日、いつものように通勤で走っていると、時速60キロくらいでいきなりフロントから異音が発生しました。
『くぉおおおー...』とも『きゅるるる...』とも聞こえる、たいへん耳障りな音で、恐らく私が走っているのを歩道から眺めていても、この音は聞こえているだろうな、というくらいの音、ヘルメットの中にも聞こえてきます。
そこで調達したスピードメーターケーブル。
土曜日に交換を行ないました。
これが新しいケーブル。
こちらはメーター側に接続するほうです。

昔々の自転車のスピードメーターケーブルと同じように、メーター裏にねじ込んでやるタイプです。
こちらはホイール側。

ケーブルから出っ張っている円形のアームにボルトを通してギアに固定します。
ケーブルの端面にはケーブルの先にギアと噛み合うマイナスネジの頭と同じような溝が切られた接続端がのぞいています。
パッと見は、昔のカメラのケーブルレリーズのような感じです。

さて、作業にかかります。
メーターケーブルひとつを交換するのにも、フルカウルだと障害物が多く、けっこう多くの部品を取り外さないといけません。
基本的に、フロントのインパネ類はそっくりはずさないと、メーター裏のケーブル接続部分にアクセスすることはできません。
フロントのウィンドシールドを外してからアッパーカウルを取り外しにかかります。
この四つのボルトと...

左右のボルトと、RAMマウントを止めているボルトを外すと...

アッパーカウルが外れます。

インパネを外すにはアッパーカウルに隠されていた上側2本のボルトと、左右と下にとめられているボルトを外します。

車体側からはこれでインパネはフリーになりますが、ヘッドライトの光軸調整のノブと、フォグランプ用のスイッチ、RID、さらに私の車両にはオイルクーラーファンのパイロットランプがついているため、これを外さないと車体から完全に取り外すことはできません。
ノブはこのいもねじをはずすことで簡単に外れます。

ちょうどこの位置にネジがはまって固定しています。

さらに、調整ノブの先にはまっているケーブルをインパネに固定している樹脂製の大きなナットも外します。

これで光軸調整用のケーブルが外れます。
次に、オイルクーラーファンのパイロットランプのLEDが設置されているプレートを外します。
矢印のところに通っているいもねじを外すことで簡単に分離できます。

この部分は長いドライバーは入らないので、フレキシブルシャフトドライバーが使いやすいでしょう。
そして、フォグランプスイッチの奥で接続されているスイッチのカプラーを外します。

最後にRIDをインパネから外し(写真撮り忘れ)、これでインパネを完全に車体から外すことができますが、メーターの裏側に手を入れようとすると、さらにメーターがはまっているブラケットをずらさないといけません。
そのためには、左右にあるスピーカーを外す必要があります。
私はオーディオを付けていませんし、オープンエアで大音量で音楽を流す趣味もありませんので無用の長物、外してしまったほうが軽量化できていいのかもしれませんが、たいへんそうなのでまた機会があれば(^^)
まず、スピーカーボックスですが、赤い丸で囲んだボルト(トルクス)3本で外れます。

このボルトを外すとスピーカーボックスを少しずらすことができるようになるので、ようやくメーターのブラケットを固定しているボルトにアクセスすることができるようになります。固定しているボルトは全部で4本。

さらに、ウィンドシールドを動かすアームユニットをフリーにしてずらすことができれば、メーターの裏へのアクセスがより簡単になります。
止まっているボルトは左右2本ずつの計4本。

ボルトの裏側はセルフロックナットがついていますので、なくさないように要注意。
ここまで外してメーター裏側のケーブルを外すことができました。
ホイール側はこのボルト1本なので、ドライバ1本で簡単に外れます。

外した後はこんなギアが生えています。

これがケーブル側のメスにかみ合ってケーブルを回すという構造。

新しいケーブルを装着します。

簡単なように見えてなかなかはまりません。
このケーブルはケーブルチューブの中でケーブルが前後に少し動きますので、ケーブルのホイール側にケーブルを寄せてホイール側端からギアと噛み合うメスの切り込みを少し露出させてギアにはめてからケーブルを固定するとすんなりいきます。
古いケーブルと同じルートを通します。
ケーブルガイドにケーブルをしっかりはめます。

下の写真はフロントフォーク左側からのぞいた様子で、ここで何種類かの電装系ケーブルとメーターケーブルがタイラップでまとめられています。

新しいケーブルをセットするときは、この束に沿わせてケーブルを通し、タイラップで新しいケーブルと配線の束を緩くまとめた後、古いタイラップを切って古いケーブルを抜きます。しかる後に新しいタイラップを締め上げると、交換前の状態を再現することができます。
古いケーブルのメーター側をのぞいてみると、なんとなくケーブルを構成しているワイヤの一部が切れてほつれているように見えます。

これが針の振れの原因でしょう。
しかし、あの大音量のギアか何かの唸りの原因というにはちょっとしょぼいような気もします。
あの異音は主に氷点に近い低温時に発生することが多い気がするので、通勤時に出ないかどうか注意しておきましょう。
テストランでは発進から60キロまで非常にスムーズな動きで、従来はふらふらと安定しなかった40キロの定速走行でも針はびしっと40キロを指して微動だにしません。
実に気持ちいいものです。やはりこうでなくてはいけません。
すっきりしたところで、この日はそばのお鍋をいただきに行きました。

牡蠣鍋です。
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冬の快適な視界のために
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
寒い冬にバイクに乗るとき、悩まされるもの。
それは寒さではなく、ヘルメットシールドのくもりだったりします。
走行中はヘルメット内にもある程度乾燥した空気が流入してくるため、それほど悩ましくはありませんが、信号待ちなどで止まって空気の流れがなくなると、呼吸で吐き出された水蒸気が結露して、とたんに視界がホワイトアウトしていきます。
私が日常的に使っている GIVIの X-Plusは、シールドの最下部、チンガードとシールドのオーバーラップ部分にエアインテークがあいていて、これがシールド内部のくもりをとる設計になっているようですが、客観的に評価して、AraiやSHOEIのベンチレート機構に比べると効果は薄いように思います。

エアインテークのアップです。

このGIVI製のヘルメットには曇り止めのリキッドスプレーが同梱されていて、冬場はこれをシールド内面に塗布することで曇りが防止されて重宝していたのですが、気がついたらすっかり使い果たしてなくなってしまっていました。
新しく同種のものを調達しなきゃな、と思ってはいたのですが、探すのも面倒くさいので、自分で調合することにしました。

調合といっても全然大袈裟なことはなくて、要するに、シールド表面の表面張力をなくせばよく、一番手近にあるものを流用するならば、無色透明な食器洗剤が好適です。
曇りというのはつまるところ、水蒸気が金属やプラスチックの表面に結露(凝結)して、水分自身の表面張力によって球形もしくは半球形の形状で面に並ぶために光が乱反射して曇りとして見えるものです。
したがって、この表面張力を弱めて結露面と同じ面状に水分を均してやれば、光の乱反射もなくなって透明性や鏡面を維持できる、というのが曇り止めの原理です。

これがGIVIについていた、その名も "No Fog Spray"。

すっかりなくなっています。

使うのはたまたま台所にあったこの台所用洗剤。

ママレモンのように不透明なものより、できるだけ透明に近いものを使う方が結果はよいようです。
スプレーの容器の容量は10C.C.もないくらいですので、これに3滴ほどを垂らして...

そこに水道水を満たします。

これを振り回して撹拌したら出来上がり。
シールドに吹きかけて、セーム皮などでのばしてやれば(拭くのではなく)、界面活性剤の被膜ができて、水の表面張力を弱めてくれます。

洗剤の量ですが、原液の粘性(濃度?)によって変わりますので、いろいろ試行錯誤して適量を探すといいでしょう。
この洗剤曇り止めスプレーでも、市販のくもり止めスプレーでもそうですが、もちろん効果の持続時間は限らています。
雨が降ってシールド内側を雨が流れれば曇り止剤も一緒に流されますから効果は失われます。
また、曇っていないように見えても、それは曇っているように見えないだけで、実際にはスプレーを施した表面は水蒸気が結露しており、結露した水分によって、曇り止剤は少しずつ流されていくので、数日で効果は徐々に薄れていきます。
まあ、寒中ツーリングをするときには、雨さえ降っていなければ、朝塗布しておけば1日は余裕でもってくれるので、出がけにちょっと手を加えるだけで鮮明な視界を確保できます。
メガネも同様ですね(^^)

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寒い冬にバイクに乗るとき、悩まされるもの。
それは寒さではなく、ヘルメットシールドのくもりだったりします。
走行中はヘルメット内にもある程度乾燥した空気が流入してくるため、それほど悩ましくはありませんが、信号待ちなどで止まって空気の流れがなくなると、呼吸で吐き出された水蒸気が結露して、とたんに視界がホワイトアウトしていきます。
私が日常的に使っている GIVIの X-Plusは、シールドの最下部、チンガードとシールドのオーバーラップ部分にエアインテークがあいていて、これがシールド内部のくもりをとる設計になっているようですが、客観的に評価して、AraiやSHOEIのベンチレート機構に比べると効果は薄いように思います。

エアインテークのアップです。

このGIVI製のヘルメットには曇り止めのリキッドスプレーが同梱されていて、冬場はこれをシールド内面に塗布することで曇りが防止されて重宝していたのですが、気がついたらすっかり使い果たしてなくなってしまっていました。
新しく同種のものを調達しなきゃな、と思ってはいたのですが、探すのも面倒くさいので、自分で調合することにしました。

調合といっても全然大袈裟なことはなくて、要するに、シールド表面の表面張力をなくせばよく、一番手近にあるものを流用するならば、無色透明な食器洗剤が好適です。
曇りというのはつまるところ、水蒸気が金属やプラスチックの表面に結露(凝結)して、水分自身の表面張力によって球形もしくは半球形の形状で面に並ぶために光が乱反射して曇りとして見えるものです。
したがって、この表面張力を弱めて結露面と同じ面状に水分を均してやれば、光の乱反射もなくなって透明性や鏡面を維持できる、というのが曇り止めの原理です。

これがGIVIについていた、その名も "No Fog Spray"。

すっかりなくなっています。

使うのはたまたま台所にあったこの台所用洗剤。

ママレモンのように不透明なものより、できるだけ透明に近いものを使う方が結果はよいようです。
スプレーの容器の容量は10C.C.もないくらいですので、これに3滴ほどを垂らして...

そこに水道水を満たします。

これを振り回して撹拌したら出来上がり。
シールドに吹きかけて、セーム皮などでのばしてやれば(拭くのではなく)、界面活性剤の被膜ができて、水の表面張力を弱めてくれます。

洗剤の量ですが、原液の粘性(濃度?)によって変わりますので、いろいろ試行錯誤して適量を探すといいでしょう。
この洗剤曇り止めスプレーでも、市販のくもり止めスプレーでもそうですが、もちろん効果の持続時間は限らています。
雨が降ってシールド内側を雨が流れれば曇り止剤も一緒に流されますから効果は失われます。
また、曇っていないように見えても、それは曇っているように見えないだけで、実際にはスプレーを施した表面は水蒸気が結露しており、結露した水分によって、曇り止剤は少しずつ流されていくので、数日で効果は徐々に薄れていきます。
まあ、寒中ツーリングをするときには、雨さえ降っていなければ、朝塗布しておけば1日は余裕でもってくれるので、出がけにちょっと手を加えるだけで鮮明な視界を確保できます。
メガネも同様ですね(^^)

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