RTに外付けフォグランプ? ~Part 4 ~
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
もう、完全に装着モードに入ってしまったようで、昨日も帰宅してからどうやってつけようか、というはっきりした意志を持ってネットをあちこち徘徊していました。
そんな中、先日発見したポリス仕様と同じ仕様の車両を後方から写している画像を発見。


画像の出所(Thanks to the source of the photo)⇒BMW R1150RT Police Version
この画像を見ると、どうやらミラーハウジングの上についているランプ(これは赤色灯でした)は、メーターインスツルメントパネルから生えているけっこう太めのアームに取り付けられていることがわかりました。
先日のRIDのフューエルゲージ接触不良を修理した時の写真を見てみると、しかしそこにはこのような太いアームを固定するだけの頑丈なフレームはなさそうでした。
やはりポリス仕様はポリス仕様、骨格も見えないところでは特別仕様なのかもしれません。
で、昨日エンジンガードにつけようかと考えていることは書きましたが、ここにつけると、灼熱のエンジン前部からどうやってハーネスを取回すかが問題だな、と思い立ちました。
メンテナンスのためにサイドカウルをはずす必要があるRTの場合、ここにつけると、簡単にはずせるような工夫も必要です。
う~ん、と腕を組んでいると、あ、いつもカウルをはずす時にはずしているボルトは?
写真の赤丸で囲んだ部分です。

正面から見ると、エンジンガードにつけるよりもけっこう高い位置につけることができそうで、エグゾーストパイプ横の、プラグの方に空気を導入するエアインテークへの空気の流れも阻害しそうにありません。

サイドカウルを外す時は必ずこのボルトを外すので、必然的にフォグランプも外す流れができるので、さほど手間に感じることもなさそうです。
ただ、この位置ですと、転倒した時にカウルに損害が及ぶ危険は大といえそうです。
このほかにも、Motorworksで灯火器類を検索してみると、126ポンドとちょっと値ははりますが、けっこう出来のよさげなフォグランプがラインアップされています。

取り付けに使えそうなステーやアタッチメントも...


でも最近はちょっと円安に振れてきていてあまりお買い得感はないし、やはり取付アタッチメント含めて5倍くらいの値段だとちょっとねぇ、という感じです。リレーも別に調達しないといけません。
明日はゆっくりしようかと思っていましたが、またお店に行ってしまいそうです(^^;

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もう、完全に装着モードに入ってしまったようで、昨日も帰宅してからどうやってつけようか、というはっきりした意志を持ってネットをあちこち徘徊していました。
そんな中、先日発見したポリス仕様と同じ仕様の車両を後方から写している画像を発見。


画像の出所(Thanks to the source of the photo)⇒BMW R1150RT Police Version
この画像を見ると、どうやらミラーハウジングの上についているランプ(これは赤色灯でした)は、メーターインスツルメントパネルから生えているけっこう太めのアームに取り付けられていることがわかりました。
先日のRIDのフューエルゲージ接触不良を修理した時の写真を見てみると、しかしそこにはこのような太いアームを固定するだけの頑丈なフレームはなさそうでした。
やはりポリス仕様はポリス仕様、骨格も見えないところでは特別仕様なのかもしれません。
で、昨日エンジンガードにつけようかと考えていることは書きましたが、ここにつけると、灼熱のエンジン前部からどうやってハーネスを取回すかが問題だな、と思い立ちました。
メンテナンスのためにサイドカウルをはずす必要があるRTの場合、ここにつけると、簡単にはずせるような工夫も必要です。
う~ん、と腕を組んでいると、あ、いつもカウルをはずす時にはずしているボルトは?
写真の赤丸で囲んだ部分です。

正面から見ると、エンジンガードにつけるよりもけっこう高い位置につけることができそうで、エグゾーストパイプ横の、プラグの方に空気を導入するエアインテークへの空気の流れも阻害しそうにありません。

サイドカウルを外す時は必ずこのボルトを外すので、必然的にフォグランプも外す流れができるので、さほど手間に感じることもなさそうです。
ただ、この位置ですと、転倒した時にカウルに損害が及ぶ危険は大といえそうです。
このほかにも、Motorworksで灯火器類を検索してみると、126ポンドとちょっと値ははりますが、けっこう出来のよさげなフォグランプがラインアップされています。

取り付けに使えそうなステーやアタッチメントも...


でも最近はちょっと円安に振れてきていてあまりお買い得感はないし、やはり取付アタッチメント含めて5倍くらいの値段だとちょっとねぇ、という感じです。リレーも別に調達しないといけません。
明日はゆっくりしようかと思っていましたが、またお店に行ってしまいそうです(^^;

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RTに外付けフォグランプ? ~Part 3 ~
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
なぜだか、身体が勝手に動いてしまう今日この頃です。
月末の怒涛のような仕事のあと、気がついたらなぜかオートバックスの店内に立っていました(^^;
スポットライトの類はどこかな~、と思って回っていたら、フロアの端の方に、いわゆるデイライトなどと一緒にいくつかおいてありました。
その中でちょっと目に留まったのがこれ。

Rainbow Eyeという名称がいささかベタな感じがするものの、比較的コンパクトで、ちょこっとつけるのには手軽な気がします。
一方で、なんだかちょっと外観がチープな感じがしないでもなく、点灯時の様子が見られなかったこともあり、お値段はたいへん手頃なのですが今回は見送り。
で、帰宅してから我がRTにつけられるところはないかな、と見回してみると、エンジンガードが目に留まりました。
昨年末、Motorworksから調達したあれです。

このエンジンガード、けっこう剛性が高く、これくらいのライトならつけても何ら問題なさそうな気がします。
ここならつけてもロッカアームカバー部分ででさほど熱くなるところではないため、つけてもエンジンにも悪さはしないと思われます。
少し前から見てみると、なんだか場所的にもよさげです。

ちなみに昨日乗せた写真のエンジンガード部分にライトを付けたらどうなるかをまるでつけてみました。

うん、悪くない...
あれ...いつの間にか本気モード?

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なぜだか、身体が勝手に動いてしまう今日この頃です。
月末の怒涛のような仕事のあと、気がついたらなぜかオートバックスの店内に立っていました(^^;
スポットライトの類はどこかな~、と思って回っていたら、フロアの端の方に、いわゆるデイライトなどと一緒にいくつかおいてありました。
その中でちょっと目に留まったのがこれ。

Rainbow Eyeという名称がいささかベタな感じがするものの、比較的コンパクトで、ちょこっとつけるのには手軽な気がします。
一方で、なんだかちょっと外観がチープな感じがしないでもなく、点灯時の様子が見られなかったこともあり、お値段はたいへん手頃なのですが今回は見送り。
で、帰宅してから我がRTにつけられるところはないかな、と見回してみると、エンジンガードが目に留まりました。
昨年末、Motorworksから調達したあれです。

このエンジンガード、けっこう剛性が高く、これくらいのライトならつけても何ら問題なさそうな気がします。
ここならつけてもロッカアームカバー部分ででさほど熱くなるところではないため、つけてもエンジンにも悪さはしないと思われます。
少し前から見てみると、なんだか場所的にもよさげです。

ちなみに昨日乗せた写真のエンジンガード部分にライトを付けたらどうなるかをまるでつけてみました。

うん、悪くない...
あれ...いつの間にか本気モード?

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RTに外付けフォグランプ? ~Part 2 ~
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
ひとつ見つけてしまうと、似たような画像が目に入るのはなぜでしょう。
今日もこんな画像を見つけてしまいました。

画像の出所(Thanks to the source of the photo)⇒http://bmwrt.com/
この車両は1100のRTですが、フロントの細かい部分の違いはあるものの、全体の造形やボルトの位置は大きく変わりません。
この写真を見るとフロントのオイルクーラーのエアインテークの直下、フロントフェンダーの上部に一対、フォークアウターチューブの下の方に一対ついています。
この写真、何が素敵って、このライトの色が上下で違うところ。
道路交通法上、こうした灯火器が合法かどうかとか、実用性がどうかもどうでもよくなってつけてみたくなってしまいます。
しかし本当は、あのポリス仕様のようなライトの広がりがほしいんですよね。
この1100RTもライトの色は素敵ですが、車輛の左右の中央部分にきゅっと固まっているところが全面投影面積の大きさを強調できなくてちょっと残念。
まあ、見栄はるためのフォグではないのですが...
...あれ、なんだかこれも本気モードになってきた気がします?
いえ、単なる妄想ですよ(^^)

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ひとつ見つけてしまうと、似たような画像が目に入るのはなぜでしょう。
今日もこんな画像を見つけてしまいました。

画像の出所(Thanks to the source of the photo)⇒http://bmwrt.com/
この車両は1100のRTですが、フロントの細かい部分の違いはあるものの、全体の造形やボルトの位置は大きく変わりません。
この写真を見るとフロントのオイルクーラーのエアインテークの直下、フロントフェンダーの上部に一対、フォークアウターチューブの下の方に一対ついています。
この写真、何が素敵って、このライトの色が上下で違うところ。
道路交通法上、こうした灯火器が合法かどうかとか、実用性がどうかもどうでもよくなってつけてみたくなってしまいます。
しかし本当は、あのポリス仕様のようなライトの広がりがほしいんですよね。
この1100RTもライトの色は素敵ですが、車輛の左右の中央部分にきゅっと固まっているところが全面投影面積の大きさを強調できなくてちょっと残念。
まあ、見栄はるためのフォグではないのですが...
...あれ、なんだかこれも本気モードになってきた気がします?
いえ、単なる妄想ですよ(^^)

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RTに外付けフォグランプ?
ネットで情報を探していると、思わぬところで思わぬ発見をすることがよくあります。
先日、オルタネータベルトのパイロットランプを取り付けましたが、こうしたランプ類を付けるとほかにもいろいろつけたくなりますよ~、と、TREKさんやていじんさんにコメントをいただきました。
いや、私はそんなに光物は...なんて思っていましたが、こんなものを見つけてしまいました。

写真の出所(Thanks to the source of the photo)⇒http://bmwdean.com/1150.htm
この車両、この間苦労して取り付けたオイルクーラー(無論、RT向けの純正品)が標準でついている(はずの)ポリス仕様です。
う~ん、なかなかワイルドな外観だな、と思って見ていたら、ウィンカー(ミラーハウジング)の上にPIAAのフォグランプがついています。
今となってはいささか古さを感じさせるフォグユニットですが、これくらいのちょい古RTにはかえってその古さも似合っているような気がします。
このフォグ、どうやって設置されているのでしょう。
写真を見る限りは、前方にステーらしきものは見えていません。
ちょっと自分のRTを見てみました。
これはミラーを後方から見たところ。
ボディとミラーハウジングの間にわずかな隙間があります。

ミラーハウジングをはずしてみると...

インパネを固定している二つのボルトがあります。
ここにステーを共留めしているのでしょうか?
しかし、そんな細いステーなりフレームでしっかり固定できるとも思えませんね。
ちょっと視点を変えるとアッパーパネルを止めているボルトがこの2か所にあります。

ここにステーを共留めするか...でも、これも剛性を確保するのが難しそうです。
さすがにこれはちょっと無理かな~。
先の写真をもう少し注意深く見ると、フロントフォークにもなんだかよくわからないライトらしきものがついています。
こんなところにライトをつけるステーなんかあるのかな、と思って見てみると...

それらしきものがあるにはありますが、ちょっと位置が低いような気もします。
それに、こんな低いところにつけたら光軸調整も難しそうだし、見た目もパッとしませんね。

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先日、オルタネータベルトのパイロットランプを取り付けましたが、こうしたランプ類を付けるとほかにもいろいろつけたくなりますよ~、と、TREKさんやていじんさんにコメントをいただきました。
いや、私はそんなに光物は...なんて思っていましたが、こんなものを見つけてしまいました。

写真の出所(Thanks to the source of the photo)⇒http://bmwdean.com/1150.htm
この車両、この間苦労して取り付けたオイルクーラー(無論、RT向けの純正品)が標準でついている(はずの)ポリス仕様です。
う~ん、なかなかワイルドな外観だな、と思って見ていたら、ウィンカー(ミラーハウジング)の上にPIAAのフォグランプがついています。
今となってはいささか古さを感じさせるフォグユニットですが、これくらいのちょい古RTにはかえってその古さも似合っているような気がします。
このフォグ、どうやって設置されているのでしょう。
写真を見る限りは、前方にステーらしきものは見えていません。
ちょっと自分のRTを見てみました。
これはミラーを後方から見たところ。
ボディとミラーハウジングの間にわずかな隙間があります。

ミラーハウジングをはずしてみると...

インパネを固定している二つのボルトがあります。
ここにステーを共留めしているのでしょうか?
しかし、そんな細いステーなりフレームでしっかり固定できるとも思えませんね。
ちょっと視点を変えるとアッパーパネルを止めているボルトがこの2か所にあります。

ここにステーを共留めするか...でも、これも剛性を確保するのが難しそうです。
さすがにこれはちょっと無理かな~。
先の写真をもう少し注意深く見ると、フロントフォークにもなんだかよくわからないライトらしきものがついています。
こんなところにライトをつけるステーなんかあるのかな、と思って見てみると...

それらしきものがあるにはありますが、ちょっと位置が低いような気もします。
それに、こんな低いところにつけたら光軸調整も難しそうだし、見た目もパッとしませんね。

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だいぶ陽が長くなってきました
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
春分の日も過ぎ、だんだん日が長くなってきました。
最近は会社の勤務時間が終了しても太陽が山の向こうの高いところにまだ顔を出しているようになりました。
たまに定時で即、家路につくと、ちょっとそのままどこかにふらっと走ってから帰りたくなるものです。
そんな時に出会える府警にも、短いけれどもちょっとした旅情を誘うような風景があったりします。
この風景もそんな風景の一つ。周山街道をちょっと流してから帰った時に見た風景です。

何の変哲もない、すとんと撮っただけの写真ですが、山の向こうに沈んだ陽を追いかけるように一筋の飛行機雲がゆっくりと伸びていきます。
ジェット音など聞こえるはずもなく、聞こえるのは風が木の葉を揺らす音くらいで、人工的な音は何にも聞こえない中で見ると、なんだか空に吸い込まれそうな感覚に陥ります。
こんな風景を見ると、この週末はどこかにワンデイツーリングに行きたいな、と思うのですが、天気予報はまたまたあいにくの雨。
ここ数週間、ずっと雨なんですよね。
残念。

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春分の日も過ぎ、だんだん日が長くなってきました。
最近は会社の勤務時間が終了しても太陽が山の向こうの高いところにまだ顔を出しているようになりました。
たまに定時で即、家路につくと、ちょっとそのままどこかにふらっと走ってから帰りたくなるものです。
そんな時に出会える府警にも、短いけれどもちょっとした旅情を誘うような風景があったりします。
この風景もそんな風景の一つ。周山街道をちょっと流してから帰った時に見た風景です。

何の変哲もない、すとんと撮っただけの写真ですが、山の向こうに沈んだ陽を追いかけるように一筋の飛行機雲がゆっくりと伸びていきます。
ジェット音など聞こえるはずもなく、聞こえるのは風が木の葉を揺らす音くらいで、人工的な音は何にも聞こえない中で見ると、なんだか空に吸い込まれそうな感覚に陥ります。
こんな風景を見ると、この週末はどこかにワンデイツーリングに行きたいな、と思うのですが、天気予報はまたまたあいにくの雨。
ここ数週間、ずっと雨なんですよね。
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オイルクーラーファンとコアの間の隙間を埋める隔壁追加
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
オルタネータベルトのテンション再調整と一緒に実施したオイルクーラーファンの隙間対策です。
これはオイルクーラーファンをちゃんと設置した状態でのコアとファンの間にできた隙間を写したものです。

思いのほか隙間が広く、これではせっかくファンが空気の流れを作っても、抵抗の大きなコアよりも抵抗の少ないファンとコアの間から空気を吸うばかりで一向に冷却効果が上がりそうもありません。
そこで、このコアとファンの間の隙間を埋めよう、ということで、先日調達してきたクロロプレンゴムの登場と相成りました。
このファンに...

こんなふうにゴムを追加して、ファンとコアの間の隙間をふさごうという算段です。

いささか安直ですが、このゴムも接着剤でファンに直接接着してしまいます。

ここに写っている切欠きはオイルクーラー側のフレームに合わせた逃げです。

下の方に写っている、ボルトを隠すような形で張られているゴムは、オイルクーラーからはみ出した部分をふさぐための隔壁(大袈裟な表現^^;)です。

すべてのゴムを取り付けた図。

ゆくゆくファンをもう少し高機能なものに換えるときのために、ボルトを外すときにドライバをアクセスさせるホールを確保しておきます。

前方から見た仮付の図。
はみ出し対策隔壁もきちんと不要な空間をふさいでくれているようです。
対策前と比べると役割がおわかりいただけると思います。

この赤丸で囲んだ部分の隙間をふさいでいます。

後方から覗いたところ、右側です。

ちゃんとフレームをまたいでコアにぴたりと当っている様子がわかるでしょうか。
同じく左側。

後方の上側から見ています。

二つのファンの間。

ためしにファンを回してオイルクーラーの前方に手をかざしてみると、ゴム追加前と比較にならないくらい空気が吸い込まれているのが感じられます。
追加前と後で線香の煙の比較写真を撮るべきでした(^^;
ちょっと残念。
これで懸案事項はひとまず完了。
これからのツーリングシーズンを前に、滑り込みでオルタネータベルトの再調整と、オイルクーラーファンの最終完成を見たといえそうです。

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オルタネータベルトのテンション再調整と一緒に実施したオイルクーラーファンの隙間対策です。
これはオイルクーラーファンをちゃんと設置した状態でのコアとファンの間にできた隙間を写したものです。

思いのほか隙間が広く、これではせっかくファンが空気の流れを作っても、抵抗の大きなコアよりも抵抗の少ないファンとコアの間から空気を吸うばかりで一向に冷却効果が上がりそうもありません。
そこで、このコアとファンの間の隙間を埋めよう、ということで、先日調達してきたクロロプレンゴムの登場と相成りました。
このファンに...

こんなふうにゴムを追加して、ファンとコアの間の隙間をふさごうという算段です。

いささか安直ですが、このゴムも接着剤でファンに直接接着してしまいます。

ここに写っている切欠きはオイルクーラー側のフレームに合わせた逃げです。

下の方に写っている、ボルトを隠すような形で張られているゴムは、オイルクーラーからはみ出した部分をふさぐための隔壁(大袈裟な表現^^;)です。

すべてのゴムを取り付けた図。

ゆくゆくファンをもう少し高機能なものに換えるときのために、ボルトを外すときにドライバをアクセスさせるホールを確保しておきます。

前方から見た仮付の図。
はみ出し対策隔壁もきちんと不要な空間をふさいでくれているようです。
対策前と比べると役割がおわかりいただけると思います。

この赤丸で囲んだ部分の隙間をふさいでいます。

後方から覗いたところ、右側です。

ちゃんとフレームをまたいでコアにぴたりと当っている様子がわかるでしょうか。
同じく左側。

後方の上側から見ています。

二つのファンの間。

ためしにファンを回してオイルクーラーの前方に手をかざしてみると、ゴム追加前と比較にならないくらい空気が吸い込まれているのが感じられます。
追加前と後で線香の煙の比較写真を撮るべきでした(^^;
ちょっと残念。
これで懸案事項はひとまず完了。
これからのツーリングシーズンを前に、滑り込みでオルタネータベルトの再調整と、オイルクーラーファンの最終完成を見たといえそうです。

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オルタネータベルトのテンション再調整
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
今日はあいにくの天気でもあったので、また一日バイクいじりでした。
行なった作業はオイルクーラーファンの隙間対策と、オルタネータベルトのテンション調整ですが、オイルクーラーファンの隙間対策は接着剤硬化の時間がかかり、二日かけての作業とせざるを得なかったので、まずはオルタネータベルトテンション再調整からご報告です。
オルタネータベルトの交換は2月20日、ODOが59647kmの時に実施しました。
⇒関連記事
【オルタネータベルトの交換 ~ 実行編】
それから200kmほど走った3月5日、寒冷時にベルトの滑りを感じたため、いちどテンション調整を行なっています。
⇒関連記事
【オルタネータベルトのテンション調整】
しかし、さらに距離を重ね、現在のODOは60250kmほど、最近、またベルトのスリップ音が聞こえ始めたので、オイルクーラーファンの隙間対策と同時に再調整を実施しました。
RTのオルタネータの位置決めボルトのうち、固定用のボルトはオルタネータに向かって正面から左側に1本と上方に1本の2本です。
それぞれの調整前と調整後の位置を比較してみました。
向かって左側の再調整前の位置。

同じボルトの再調整後の位置。

向かって上側の再調整前の位置。

同じボルトの再調整後の位置。

ちなみに、この写真はベルト交換直後の固定位置です。

オルタネータは最も低い位置にあり、この状態でベルトをかけてかなりぴちぴちの状態でした。
再調整後のボルトの位置と比べてみると違いは一目瞭然です。
ためしに最も下げた位置でテンションを見てみると、軽くつまんだだけでもほとんど手ごたえもなくこれだけたるむほどゆるゆるで、相当伸びたことがわかります。


オルタネータそのものの位置も、ベルト交換直後はエンジンブロックに接地した状態でしたが、再調整後はこんなふうにエンジンブロックから1センチ前後浮いた状態です。
1センチ動いたということは、ベルトがざっと2センチ伸びた計算です。

ディーラーでベルトを交換するとしたら、こんなふうに何回かベルトの調整のためにドック入りしなければならないとは考えづらいので、ひょっとしたら、これくらいの初期伸びを考慮して、最初からぐいっと締め上げてしまうのかもしれません(確証はありません)が、ベアリングの負担を考えると、私にはそこまでしめあげる勇気はありません。
これくらいで伸びが止まってくれるといいのですが、果たしてどうでしょう。
まあ、伸びればまたスリップ音がするでしょうから、たぶん気が付くとは思います。
ちなみにここ数日聞こえていたスリップ音は、エンジンスタート直後の発進時のみに聞こえていた『こきこき...』という感じの、聞きようによってはノッキング音にも聞こえる、あまり気持ちのいい音ではありませんでした。
走り始めてベルトが柔らかくなると鳴らなくなるのですが、音が出るということはそこでベルトに要らぬ負担がかかっている証拠なので、早めに対処すべきでしょうね。

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今日はあいにくの天気でもあったので、また一日バイクいじりでした。
行なった作業はオイルクーラーファンの隙間対策と、オルタネータベルトのテンション調整ですが、オイルクーラーファンの隙間対策は接着剤硬化の時間がかかり、二日かけての作業とせざるを得なかったので、まずはオルタネータベルトテンション再調整からご報告です。
オルタネータベルトの交換は2月20日、ODOが59647kmの時に実施しました。
⇒関連記事
【オルタネータベルトの交換 ~ 実行編】
それから200kmほど走った3月5日、寒冷時にベルトの滑りを感じたため、いちどテンション調整を行なっています。
⇒関連記事
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しかし、さらに距離を重ね、現在のODOは60250kmほど、最近、またベルトのスリップ音が聞こえ始めたので、オイルクーラーファンの隙間対策と同時に再調整を実施しました。
RTのオルタネータの位置決めボルトのうち、固定用のボルトはオルタネータに向かって正面から左側に1本と上方に1本の2本です。
それぞれの調整前と調整後の位置を比較してみました。
向かって左側の再調整前の位置。

同じボルトの再調整後の位置。

向かって上側の再調整前の位置。

同じボルトの再調整後の位置。

ちなみに、この写真はベルト交換直後の固定位置です。

オルタネータは最も低い位置にあり、この状態でベルトをかけてかなりぴちぴちの状態でした。
再調整後のボルトの位置と比べてみると違いは一目瞭然です。
ためしに最も下げた位置でテンションを見てみると、軽くつまんだだけでもほとんど手ごたえもなくこれだけたるむほどゆるゆるで、相当伸びたことがわかります。


オルタネータそのものの位置も、ベルト交換直後はエンジンブロックに接地した状態でしたが、再調整後はこんなふうにエンジンブロックから1センチ前後浮いた状態です。
1センチ動いたということは、ベルトがざっと2センチ伸びた計算です。

ディーラーでベルトを交換するとしたら、こんなふうに何回かベルトの調整のためにドック入りしなければならないとは考えづらいので、ひょっとしたら、これくらいの初期伸びを考慮して、最初からぐいっと締め上げてしまうのかもしれません(確証はありません)が、ベアリングの負担を考えると、私にはそこまでしめあげる勇気はありません。
これくらいで伸びが止まってくれるといいのですが、果たしてどうでしょう。
まあ、伸びればまたスリップ音がするでしょうから、たぶん気が付くとは思います。
ちなみにここ数日聞こえていたスリップ音は、エンジンスタート直後の発進時のみに聞こえていた『こきこき...』という感じの、聞きようによってはノッキング音にも聞こえる、あまり気持ちのいい音ではありませんでした。
走り始めてベルトが柔らかくなると鳴らなくなるのですが、音が出るということはそこでベルトに要らぬ負担がかかっている証拠なので、早めに対処すべきでしょうね。

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もうすぐ桜の季節
オイルクーラーファンの隙間が気になる(^^;
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
もういい加減終わりにしたいと思いつつ、粘着質なのか、やっぱりまだ満足のいく域までいっていないのです。
一つはファンが防水でないことですが、これはいずれファンを換えれば済むと思っています。
それ以外にもう一つ、ファンとコアの隙間が予想以上にあいていることです。
これはフレームを設計するために採寸した時の写真です。
コアとコアのフレームの段差は5ミリあり、さらにファンを設置するフレームの厚さが1ミリあるため、ざっとコアからファンの取り付けまでの距離は6ミリあることになります。

さらに車体の前方、オイルクーラーファンの下側から見たのがこの写真。

フレームがオイルクーラーより少し大きく、1センチ弱、隙間が空いています。
これらの隙間はファンの吸引力が逃げる要因です。
もともとシュラウドを作成するつもりだったのですが、加工の困難さや重量を考えて今の形にしたのでした。
これはフレーム完成直後の写真。

これにシュラウドの代わりのものを付けて吸引力が逃げないようにできないか。
ということで、ホームセンターでいろいろ物色してきました。
ほんとうは発泡ウレタンがあればよかったのですが、ついに見つからず、その代わり、このゴムを調達。


黒路プレンゴムという素材で、貼られているステッカーでは【耐油性】【耐候性】【耐熱性】に優れているとのこと。3ミリ厚と2ミリ厚の10センチスクエアのものを選びました。
これを切り出してオイルクーラーファンとファンにつけ、シュラウドの代わりにしようかという算段です。
またカウルやらタンクやらをはずさにゃなりませんが、オルタネータベルトも再調整もしなければなりませんので、やろうと思います。
今度の土日にできるかな。

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もういい加減終わりにしたいと思いつつ、粘着質なのか、やっぱりまだ満足のいく域までいっていないのです。
一つはファンが防水でないことですが、これはいずれファンを換えれば済むと思っています。
それ以外にもう一つ、ファンとコアの隙間が予想以上にあいていることです。
これはフレームを設計するために採寸した時の写真です。
コアとコアのフレームの段差は5ミリあり、さらにファンを設置するフレームの厚さが1ミリあるため、ざっとコアからファンの取り付けまでの距離は6ミリあることになります。

さらに車体の前方、オイルクーラーファンの下側から見たのがこの写真。

フレームがオイルクーラーより少し大きく、1センチ弱、隙間が空いています。
これらの隙間はファンの吸引力が逃げる要因です。
もともとシュラウドを作成するつもりだったのですが、加工の困難さや重量を考えて今の形にしたのでした。
これはフレーム完成直後の写真。

これにシュラウドの代わりのものを付けて吸引力が逃げないようにできないか。
ということで、ホームセンターでいろいろ物色してきました。
ほんとうは発泡ウレタンがあればよかったのですが、ついに見つからず、その代わり、このゴムを調達。


黒路プレンゴムという素材で、貼られているステッカーでは【耐油性】【耐候性】【耐熱性】に優れているとのこと。3ミリ厚と2ミリ厚の10センチスクエアのものを選びました。
これを切り出してオイルクーラーファンとファンにつけ、シュラウドの代わりにしようかという算段です。
またカウルやらタンクやらをはずさにゃなりませんが、オルタネータベルトも再調整もしなければなりませんので、やろうと思います。
今度の土日にできるかな。

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Nikon S2というカメラ
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
このカメラ、Nikon S2というカメラです。

以下、Wikipediaによると、発売は1954年12月で、総生産台数は56715台。
驚いたのは、フィルム巻き戻しに巻き戻しクランクを初採用したのがこのカメラだったそうです。
このカメラは親父が独身の頃に購入したもので、交換レンズは買っていなかったようで、この標準レンズしか手元にはありません。

50mmのF2.0の明るさ。
いまのレンズのように文字は単なるプリントではなく、刻印された中にインクを乗せるというのはこのころは当たり前の造形でした。
このレンズに親父が付けていたレンズ保護用のSkylightフィルタはなんと東芝製。

東芝がフィルタを作っていたなんて、今頃驚いています。
レンズマウント部。

レンズマウントは標準用と望遠系用と思われる二つのバヨネットを備え、標準レンズのマウントはボディ側にピント調節用のヘリコイドがあり、ピント調節を司ります。
ヘリコイドの外側に絞り値が並んでいますが、これは各絞りにおける被写界深度を示します。
例えば、この【無限遠】に合わせた状態で絞りをF4.0に合わせると無限遠から50メートルくらいまで、F16に合わせると無限遠から15メートルくらいまでピントが合う、とわかります。
ちょっとピンぼけのところに赤い字で【R】と刻印されていますが、これは赤外線フィルムを使用するときに、一旦ファインダでピント合わせした後、読み取った距離ダイヤルをこのRに合わせることでピントが合うというもの。
赤外線は可視光線と屈折率が違うための配慮ですが、赤外線フィルムなんて使ったことありませんでした。
この歯車のようなものは先の標準レンズ用ヘリコイドを回すためのギアです。向かって右に見える金属片は、無限遠でロックがかかるヘリコイドのロックを解除するためのもの。

この機構はどうもピントの微調整のためについているようです。
シャッターボタン、巻き上げレバー、フィルムコマ表示板です。

近代のフィルムカメラは裏蓋を開ければ自動的にゼロに戻りましたが、このころはユーザー自らゼロに手動で戻さなければなりませんでした。
シャッターボタンの回りにあるリングは、巻き戻しをするときに右に回して黒丸をボディに刻印されている【R】に合わせて巻き上げギアを解除するためのものです。
シャッターダイアル。

高速側と低速側の二つのダイヤルで構成されていて、1000分の1秒から30分の1秒までは上のダイヤルで、15分の1秒から1秒までは、高速側ダイヤルを【30-1】に合わせた後、下側のダイヤルで希望の低速度を選択するという2アクションが必要でした。
ストロボシンクロは確か60分の1秒以下だったと思います。
アクセサリシューです。

近代の、ストロボをセットすればそれで準備完了といった便利なホットシューではなく、ここにストロボ(フラッシュ)をセットした後、下のシンクロターミナルにシンクロプラグを差し込まないとシャッターを切っても光ってくれません。
これがそのシンクロターミナル。

巻き戻しクランクとシンクロセレクタです。

巻き戻しクランクは先にWikipediaからの引用で書いたように、世界初の採用だったようです。これは知りませんでした。
シンクロセレクタは、説明書(今はマニュアルといいますね^^)を読んで理解ができなかったので、どんな役割をするのかわかっていません。いま読んだらわかるかな?
レンズのバヨネットロック解除レバーです。

レバーをボディ側に押したのち、時計回しに回すと、ボディ側の赤い丸のところでボディから外れます。
レンズをはずして灯りにすかしてみると、カビや曇りは皆無で、大方60年近く前のレンズとしては非常に状態が良いといっていいと思います。
描写は極めてシャープで、これぞニコンの解像度といったカリカリにシャープなものです。

裏ぶたをはずすにはこの蝶々レバーを時計と反対回しに回します。

すると、蝶番がなく、ふたがそっくり外れてフィルムスペースが姿を現します。

いまはデジカメで裏蓋は外れないため、久しぶりに見るととっても新鮮です。
フィルムを光から守るシャッターは布です。

当時のカメラはほとんどこの布製のシャッター幕を使用していたため、説明書には、明るいレンズを装着している時は決してレンズを太陽に向けないこと、という注意書きがありました。
カメラのホールドは、このように人差し指をシャッタボタンの上に置くと、自然に中指がピント調節用のギアにかかるようになっています。

このカメラ、露出計などついていない100%機械式のカメラで、30分の1秒より長いシャッタースピードを切るときは『じ~』というギア音が聞こえます。これも今の電子式シャッターでは聞こえないメカメカしさ。
驚いたことに、このカメラ、いまでも完全に動いてくれます。
ずしりとした金属の冷たい感触は、いまの樹脂でできた軽いカメラにはない圧倒的な存在感があって、手に取るたびにい~な~と頬が緩みます。
この写真で露出を覚え、写真の楽しさを覚えました。
記念すべき私の写真の先生でした。

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このカメラ、Nikon S2というカメラです。

以下、Wikipediaによると、発売は1954年12月で、総生産台数は56715台。
驚いたのは、フィルム巻き戻しに巻き戻しクランクを初採用したのがこのカメラだったそうです。
このカメラは親父が独身の頃に購入したもので、交換レンズは買っていなかったようで、この標準レンズしか手元にはありません。

50mmのF2.0の明るさ。
いまのレンズのように文字は単なるプリントではなく、刻印された中にインクを乗せるというのはこのころは当たり前の造形でした。
このレンズに親父が付けていたレンズ保護用のSkylightフィルタはなんと東芝製。

東芝がフィルタを作っていたなんて、今頃驚いています。
レンズマウント部。

レンズマウントは標準用と望遠系用と思われる二つのバヨネットを備え、標準レンズのマウントはボディ側にピント調節用のヘリコイドがあり、ピント調節を司ります。
ヘリコイドの外側に絞り値が並んでいますが、これは各絞りにおける被写界深度を示します。
例えば、この【無限遠】に合わせた状態で絞りをF4.0に合わせると無限遠から50メートルくらいまで、F16に合わせると無限遠から15メートルくらいまでピントが合う、とわかります。
ちょっとピンぼけのところに赤い字で【R】と刻印されていますが、これは赤外線フィルムを使用するときに、一旦ファインダでピント合わせした後、読み取った距離ダイヤルをこのRに合わせることでピントが合うというもの。
赤外線は可視光線と屈折率が違うための配慮ですが、赤外線フィルムなんて使ったことありませんでした。
この歯車のようなものは先の標準レンズ用ヘリコイドを回すためのギアです。向かって右に見える金属片は、無限遠でロックがかかるヘリコイドのロックを解除するためのもの。

この機構はどうもピントの微調整のためについているようです。
シャッターボタン、巻き上げレバー、フィルムコマ表示板です。

近代のフィルムカメラは裏蓋を開ければ自動的にゼロに戻りましたが、このころはユーザー自らゼロに手動で戻さなければなりませんでした。
シャッターボタンの回りにあるリングは、巻き戻しをするときに右に回して黒丸をボディに刻印されている【R】に合わせて巻き上げギアを解除するためのものです。
シャッターダイアル。

高速側と低速側の二つのダイヤルで構成されていて、1000分の1秒から30分の1秒までは上のダイヤルで、15分の1秒から1秒までは、高速側ダイヤルを【30-1】に合わせた後、下側のダイヤルで希望の低速度を選択するという2アクションが必要でした。
ストロボシンクロは確か60分の1秒以下だったと思います。
アクセサリシューです。

近代の、ストロボをセットすればそれで準備完了といった便利なホットシューではなく、ここにストロボ(フラッシュ)をセットした後、下のシンクロターミナルにシンクロプラグを差し込まないとシャッターを切っても光ってくれません。
これがそのシンクロターミナル。

巻き戻しクランクとシンクロセレクタです。

巻き戻しクランクは先にWikipediaからの引用で書いたように、世界初の採用だったようです。これは知りませんでした。
シンクロセレクタは、説明書(今はマニュアルといいますね^^)を読んで理解ができなかったので、どんな役割をするのかわかっていません。いま読んだらわかるかな?
レンズのバヨネットロック解除レバーです。

レバーをボディ側に押したのち、時計回しに回すと、ボディ側の赤い丸のところでボディから外れます。
レンズをはずして灯りにすかしてみると、カビや曇りは皆無で、大方60年近く前のレンズとしては非常に状態が良いといっていいと思います。
描写は極めてシャープで、これぞニコンの解像度といったカリカリにシャープなものです。

裏ぶたをはずすにはこの蝶々レバーを時計と反対回しに回します。

すると、蝶番がなく、ふたがそっくり外れてフィルムスペースが姿を現します。

いまはデジカメで裏蓋は外れないため、久しぶりに見るととっても新鮮です。
フィルムを光から守るシャッターは布です。

当時のカメラはほとんどこの布製のシャッター幕を使用していたため、説明書には、明るいレンズを装着している時は決してレンズを太陽に向けないこと、という注意書きがありました。
カメラのホールドは、このように人差し指をシャッタボタンの上に置くと、自然に中指がピント調節用のギアにかかるようになっています。

このカメラ、露出計などついていない100%機械式のカメラで、30分の1秒より長いシャッタースピードを切るときは『じ~』というギア音が聞こえます。これも今の電子式シャッターでは聞こえないメカメカしさ。
驚いたことに、このカメラ、いまでも完全に動いてくれます。
ずしりとした金属の冷たい感触は、いまの樹脂でできた軽いカメラにはない圧倒的な存在感があって、手に取るたびにい~な~と頬が緩みます。
この写真で露出を覚え、写真の楽しさを覚えました。
記念すべき私の写真の先生でした。

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