アイドリングアジャストスクリューの清掃
先日のオルタネータベルトの点検の際、カウルを取り払ったついでにアイドリングアジャストスクリューも点検しておきます。
アイドリングアジャストスクリューは左右に張り出したシリンダの後方、燃料供給のスロットルバタフライにねじ込まれています。
これを調整することでアイドリング回転数が変わるのですが、左右の同調もこれで取るため、むやみやたらと動かすのはよくありません。
少なくとも前回車検の際にELFさんが同調を取ってくださっている時の状態に戻せるようにしておかねばなりません。
乱暴ですが、マジックで掃除前の位置にマーキングをしておきます。
右側のアジャストスクリュー。

この位置から右に半回転したところで動かなくなります。
したがって、いったん外して掃除した後、復旧の時はいっぱいにしめこんで半回転戻してこのマークに合わせればよい、ということです。
外したアジャストスクリュー。

御覧の通り、真っ黒に汚れています。
きれいに掃除して復旧します。

同様に左側のアジャストスクリュー。

こちらは右に1回転と少しで動かなくなりました。

同様に外して掃除します。

前回掃除したのは、拙ブログを始める直前だったので7~8か月前でした。
こんな短期間の間にけっこう汚れるものですね。
TDMのころは、キャブレタをこんなふうにお掃除などしたこともありませんでした。
エンジンが下り坂だった、などと過去に書いたことがありましたが、ちっとも手入れしていなかったのですから、ちょっとかわいそうですね。
これで全体にすっきり、トルクも上がったような...プラシーボかな?
でも、よくなっているはずですよね。

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アイドリングアジャストスクリューは左右に張り出したシリンダの後方、燃料供給のスロットルバタフライにねじ込まれています。
これを調整することでアイドリング回転数が変わるのですが、左右の同調もこれで取るため、むやみやたらと動かすのはよくありません。
少なくとも前回車検の際にELFさんが同調を取ってくださっている時の状態に戻せるようにしておかねばなりません。
乱暴ですが、マジックで掃除前の位置にマーキングをしておきます。
右側のアジャストスクリュー。

この位置から右に半回転したところで動かなくなります。
したがって、いったん外して掃除した後、復旧の時はいっぱいにしめこんで半回転戻してこのマークに合わせればよい、ということです。
外したアジャストスクリュー。

御覧の通り、真っ黒に汚れています。
きれいに掃除して復旧します。

同様に左側のアジャストスクリュー。

こちらは右に1回転と少しで動かなくなりました。

同様に外して掃除します。

前回掃除したのは、拙ブログを始める直前だったので7~8か月前でした。
こんな短期間の間にけっこう汚れるものですね。
TDMのころは、キャブレタをこんなふうにお掃除などしたこともありませんでした。
エンジンが下り坂だった、などと過去に書いたことがありましたが、ちっとも手入れしていなかったのですから、ちょっとかわいそうですね。
これで全体にすっきり、トルクも上がったような...プラシーボかな?
でも、よくなっているはずですよね。

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オルタネータベルトの点検
私のRTもこの春に総走行距離が50,000kmを超えました。
15,000㎞弱の時に中古購入しているので、自分で走った距離は35,000㎞強ですが、これくらいの距離を走ると、そろそろあちこちの消耗部品の点検をしなければなりません。
今回は、交換時期が50,000km 60,000㎞と指定されているオルタネータベルトを点検しました。
オルタネータベルトはクランクシャフトから回転を取り出し、これをオルタネータに伝えて発電をさせる重要な役割を担っています。
これが破断するとオルタネータに回転が伝わらなくなり、走行不能に陥るのも時間の問題になります(バッテリがスパークを飛ばすだけの余力を持っている間は、エンジンは運転を続けられます)。
さて、点検作業です。
オルタネータとオルタネータベルトは、エンジンブロック前方、テレレバーサスペンションの後方にあります。
点検するだけであれば、左右どちらかのカウルをはずすだけでオルタネータカバーを外してベルトを見える状態にできます。
サイドカウルをはずし、さらに、エンジンのプラグの近辺に走行風を導くフィンをはずします。
このフィンが、オルタネータカバーを取り外す際に邪魔になるためです。

フィンはエンジンブロックに2本のボルト(写真の赤丸部分)でフレームを介して固定されており、アーレンキーで簡単に外すことができます。

オルタネータカバーは、下方で2本、上方で2本の計4本のボルトで固定されていて、これもアーレンキーで取り外せます。
これが下方の写真。

これが上方で、片方しか写っていませんが、テレレバーのAアームの反対側にもう1本、同じものがあります。

目視可能になったオルタネータベルト。


ベルトはゴム材に全体の強度を上げるために繊維が編みこまれていますが、その繊維のほつれは見当たりません。
そのかわり、ゴム材全体に細かなひび割れを見て取ることができ、走行50,000kmが交換のインターバルと指定されている妥当性を物語っています。

このひび割れは主に経年変化(製造から8年半経過)のためと思われ、同じ50,000㎞走行でも年間走行距離がもっと多い車両の場合は経過時間も少ないため、このようなひび割れの発生度合いは少ないかもしれません。
遅くとも次回の車検時までには交換しなければならないでしょう。
ついでですから、普段なかなか手が届きにくいオルタネータカバーもきれいにしておきましょう。


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15,000㎞弱の時に中古購入しているので、自分で走った距離は35,000㎞強ですが、これくらいの距離を走ると、そろそろあちこちの消耗部品の点検をしなければなりません。
今回は、交換時期が
オルタネータベルトはクランクシャフトから回転を取り出し、これをオルタネータに伝えて発電をさせる重要な役割を担っています。
これが破断するとオルタネータに回転が伝わらなくなり、走行不能に陥るのも時間の問題になります(バッテリがスパークを飛ばすだけの余力を持っている間は、エンジンは運転を続けられます)。
さて、点検作業です。
オルタネータとオルタネータベルトは、エンジンブロック前方、テレレバーサスペンションの後方にあります。
点検するだけであれば、左右どちらかのカウルをはずすだけでオルタネータカバーを外してベルトを見える状態にできます。
サイドカウルをはずし、さらに、エンジンのプラグの近辺に走行風を導くフィンをはずします。
このフィンが、オルタネータカバーを取り外す際に邪魔になるためです。

フィンはエンジンブロックに2本のボルト(写真の赤丸部分)でフレームを介して固定されており、アーレンキーで簡単に外すことができます。

オルタネータカバーは、下方で2本、上方で2本の計4本のボルトで固定されていて、これもアーレンキーで取り外せます。
これが下方の写真。

これが上方で、片方しか写っていませんが、テレレバーのAアームの反対側にもう1本、同じものがあります。

目視可能になったオルタネータベルト。


ベルトはゴム材に全体の強度を上げるために繊維が編みこまれていますが、その繊維のほつれは見当たりません。
そのかわり、ゴム材全体に細かなひび割れを見て取ることができ、走行50,000kmが交換のインターバルと指定されている妥当性を物語っています。

このひび割れは主に経年変化(製造から8年半経過)のためと思われ、同じ50,000㎞走行でも年間走行距離がもっと多い車両の場合は経過時間も少ないため、このようなひび割れの発生度合いは少ないかもしれません。
遅くとも次回の車検時までには交換しなければならないでしょう。
ついでですから、普段なかなか手が届きにくいオルタネータカバーもきれいにしておきましょう。


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スイッチユニットの交換
RTがスイッチを交換してもらって帰ってきました。
RTと一緒に帰ってきた病巣のスイッチユニットは樹脂製のケースに収められていて、分解してみると複数の接点が内蔵されており、この接点の接触/非接触によって導通と各種灯火器(イグニッション、ポジション、テールライト、ヘッドライトなど)のOn/Offを司っています。
この接点が、製造されてから8年半の歳月の間に磨滅、消耗して接触状態が悪化したようです。
どのように接触/非接触の状態を作り出しているのか、分解しただけでは判然としませんが、この部品を交換することで、症状はすっかり影をひそめました。


私から症状を電話で聞いただけで故障個所の見当をつけられたELFさんの診断(判断)力には舌を巻くばかりで、本当にありがたいことです。
スイッチユニットを分解して感じたことは、思ったより頼りない構造で、確かにこれだと経年変化で不具合も出るかもしれないなぁ、ということでした。
教訓としては、何か異常を感じたときは、できるだけその症状を正確に(どのようなときにどのように操作をしたら発生するのか、など)を正確に控えておき、その通りの手順を踏むと必ずその現象が再現する、という状態で相談することです。
そうすることで、原因の特定が正確にできると思います。
また、車両年齢を重ねてきたら、【音】と【臭い】に注意を払うと早期にトラブルを発見できるように思います。
これは過去にポンコツHONDA Lifeを乗った経験から感じることです。でもRTと一緒にしたくはないですけどね(笑)。
バイクの場合は走行している最中は匂いは後方に流れていってしまって鼻で感じることはできませんが、ある一定時間走行した後、バイクを止めたときにどんな匂いがするのか、ということに注意していると、例えばオイル漏れを発見できたり、電装ケーブルの過熱による焼けを発見できるかもしれません。
また、音に注意していると、タペット音の急な増大からカムやバルブの頭の異常を推測することができるかもしれません。
新車時はともかく、製造からある程度年数がたったら、人間と同じようにいろんなところに気を付けてあげないといけないですね。

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RTと一緒に帰ってきた病巣のスイッチユニットは樹脂製のケースに収められていて、分解してみると複数の接点が内蔵されており、この接点の接触/非接触によって導通と各種灯火器(イグニッション、ポジション、テールライト、ヘッドライトなど)のOn/Offを司っています。
この接点が、製造されてから8年半の歳月の間に磨滅、消耗して接触状態が悪化したようです。
どのように接触/非接触の状態を作り出しているのか、分解しただけでは判然としませんが、この部品を交換することで、症状はすっかり影をひそめました。


私から症状を電話で聞いただけで故障個所の見当をつけられたELFさんの診断(判断)力には舌を巻くばかりで、本当にありがたいことです。
スイッチユニットを分解して感じたことは、思ったより頼りない構造で、確かにこれだと経年変化で不具合も出るかもしれないなぁ、ということでした。
教訓としては、何か異常を感じたときは、できるだけその症状を正確に(どのようなときにどのように操作をしたら発生するのか、など)を正確に控えておき、その通りの手順を踏むと必ずその現象が再現する、という状態で相談することです。
そうすることで、原因の特定が正確にできると思います。
また、車両年齢を重ねてきたら、【音】と【臭い】に注意を払うと早期にトラブルを発見できるように思います。
これは過去にポンコツHONDA Lifeを乗った経験から感じることです。でもRTと一緒にしたくはないですけどね(笑)。
バイクの場合は走行している最中は匂いは後方に流れていってしまって鼻で感じることはできませんが、ある一定時間走行した後、バイクを止めたときにどんな匂いがするのか、ということに注意していると、例えばオイル漏れを発見できたり、電装ケーブルの過熱による焼けを発見できるかもしれません。
また、音に注意していると、タペット音の急な増大からカムやバルブの頭の異常を推測することができるかもしれません。
新車時はともかく、製造からある程度年数がたったら、人間と同じようにいろんなところに気を付けてあげないといけないですね。

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Sherpaでラーメン食べに息子とタンデム
昨日、息子とラーメンを食べたいね、と話していたら、何となく借りているSherpaで行ってみるか、という算段になりました。
まだRTには息子を乗せる勇気がありません。
でもSherpaだと、バイク本体が軽いことと、何となくまだ自分のコントロールの範囲内で一緒に走れるような気がしたのです。
息子と外に出てタンデムシートに座らせ、しっかりステップに足のせとけよ、絶対にぶらぶらさせるなよ、それから俺の腰に腕を回して離さないこと...。
まあ、手始めでもありますし、ラーメン屋さんまではほんの6~7分です。
表の幹線道路は避け、裏道の1.5車線くらいの道を40km/h近辺で流します。
店につき、カウンタの反対側の荷物置き場(?)に二つのヘルメットを並べてラーメンをいただきました。
なんだか息子のヘルメットの方がSherpaに乗るのにピッタリですね。
自転車のダウンヒルの時に使っていますが、ちゃんとバイク屋さんで買った、公道で合法的にかぶれるヘルメットです。

息子曰く、『怖くなかったよ』 『夜風が気持ちいいね』...
私も何となく息子との一体感が増したような...。
一緒にダウンヒルをしているのとまた少し違った感覚が新鮮でした。

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まだRTには息子を乗せる勇気がありません。
でもSherpaだと、バイク本体が軽いことと、何となくまだ自分のコントロールの範囲内で一緒に走れるような気がしたのです。
息子と外に出てタンデムシートに座らせ、しっかりステップに足のせとけよ、絶対にぶらぶらさせるなよ、それから俺の腰に腕を回して離さないこと...。
まあ、手始めでもありますし、ラーメン屋さんまではほんの6~7分です。
表の幹線道路は避け、裏道の1.5車線くらいの道を40km/h近辺で流します。
店につき、カウンタの反対側の荷物置き場(?)に二つのヘルメットを並べてラーメンをいただきました。
なんだか息子のヘルメットの方がSherpaに乗るのにピッタリですね。
自転車のダウンヒルの時に使っていますが、ちゃんとバイク屋さんで買った、公道で合法的にかぶれるヘルメットです。

息子曰く、『怖くなかったよ』 『夜風が気持ちいいね』...
私も何となく息子との一体感が増したような...。
一緒にダウンヒルをしているのとまた少し違った感覚が新鮮でした。

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代車の Kawasaki Sherpa
先日、代車でお借りした KawasakiのSherpa。
久しぶりに乗ったオフロードの単気筒250C.C.。
とっても軽くて扱いやすいバイクです。
ELFさんから帰るとき、以前にナビ任せで走った道を通りました。
その途中、宇津峡公園キャンプ場でちょっと眺めてみます。
車両全体です。
シート高は私のような短足でも両足を余裕を持ってつけられます。

排気量は以前乗っていたHONDAの XR250 Bajaと同じですが、全体のシルエットは少し排気量が小さい YAMAHAの Serrowのようです。
進行方向に向かって右側から見たエンジン。

DOHCのヘッドを持つ空冷単気筒。上り坂でもスロットルをがばっと開けると力強くダッシュします。
左側から見たエンジン。

シリンダの後方にセルモーターが配置されています。
KL250のころは、250C.C.のオフロードといえば電装は6V、始動はキックのみと相場は決まっていましたが、いつのころからか、オフロード車でも電装が12Vになり、ほぼ例外なくセルを備えるようになりました。
右側をもう一度見てみると、ブレーキペダルのすぐ上、オイルレベル確認窓のすぐ後ろにオプションでキックレバーがつくのではないかと思われるホールがあります。

オイル点検窓。オイル量は1.5リットルと記載があります。
へえ、このクラスってそんなに少なかったっけ? というのが正直な感想でした。

お借りしてすぐに満タンにした後、山道を走ってからガソリンを入れてみると、27㎞ほどを走って0.8リットル。さすがに単気筒、信号がなかった道を走って1リットルあたり30㎞以上を走りました。
それにしてもこの時期、カウルレスで走ると涼しくて気持ちがいいものです。
車体が軽いこともあり、非力なエンジンでもよく走ります。
ただ、さすがにギアが低いため、一速で発進後はすぐにエンジンが吹け切ってしまい、シフトチェンジが忙しいのは仕方がありません。
素直なハンドリングとマイルドなエンジン出力は、50km/hくらいで流していても急かされることなく、こんな田舎道を走るにはとことこといいペースで走れます。
ああ、こんなパワー感もいいですね。

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久しぶりに乗ったオフロードの単気筒250C.C.。
とっても軽くて扱いやすいバイクです。
ELFさんから帰るとき、以前にナビ任せで走った道を通りました。
その途中、宇津峡公園キャンプ場でちょっと眺めてみます。
車両全体です。
シート高は私のような短足でも両足を余裕を持ってつけられます。

排気量は以前乗っていたHONDAの XR250 Bajaと同じですが、全体のシルエットは少し排気量が小さい YAMAHAの Serrowのようです。
進行方向に向かって右側から見たエンジン。

DOHCのヘッドを持つ空冷単気筒。上り坂でもスロットルをがばっと開けると力強くダッシュします。
左側から見たエンジン。

シリンダの後方にセルモーターが配置されています。
KL250のころは、250C.C.のオフロードといえば電装は6V、始動はキックのみと相場は決まっていましたが、いつのころからか、オフロード車でも電装が12Vになり、ほぼ例外なくセルを備えるようになりました。
右側をもう一度見てみると、ブレーキペダルのすぐ上、オイルレベル確認窓のすぐ後ろにオプションでキックレバーがつくのではないかと思われるホールがあります。

オイル点検窓。オイル量は1.5リットルと記載があります。
へえ、このクラスってそんなに少なかったっけ? というのが正直な感想でした。

お借りしてすぐに満タンにした後、山道を走ってからガソリンを入れてみると、27㎞ほどを走って0.8リットル。さすがに単気筒、信号がなかった道を走って1リットルあたり30㎞以上を走りました。
それにしてもこの時期、カウルレスで走ると涼しくて気持ちがいいものです。
車体が軽いこともあり、非力なエンジンでもよく走ります。
ただ、さすがにギアが低いため、一速で発進後はすぐにエンジンが吹け切ってしまい、シフトチェンジが忙しいのは仕方がありません。
素直なハンドリングとマイルドなエンジン出力は、50km/hくらいで流していても急かされることなく、こんな田舎道を走るにはとことこといいペースで走れます。
ああ、こんなパワー感もいいですね。

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ハンドル左フルロックでエンジンが切れる原因...判明
先日、陣馬形山の帰りに発生した[ハンドルを左に振るステアするとエンジンが止まる現象]、本日、ELFさんに車両を持ち込み、調べていただきました。
現象のポイントは以下の通りです。
■ハンドルを左に振るロックまで切るとエンジンが切れる。このとき、エンジンのみならず、ライト、インジケータなど、電装全体が沈黙してしまいます。
■関連があるのかどうかわからないけれど、エンジンがかかる状態であっても、ポジションランプとテールランプが消灯状態。最初は球切れかと思い、交換してみましたが点灯せず。どこかが断線していると思われます。
ELFのSさんは、この症状をお話しした時点ですでに故障個所の見当をつけられていたようで、到着するなり、イグニッションキーの奥に手を入れ、スイッチをOnにして何やら確かめていらっしゃいます。
原因はこれ。

このスイッチが接触不良を起こしているのにまず間違いない、とのことです。
イグニッションをひねると、シリンダの中で接点がロータリー式に回転しますが、その接触による導通を取り出すのが写真の丸で囲んだケーブルです。
これを少しアップしてみると...

このシリンダとケーブルの間にできている隙間が、どうも曲者のようです。
これを写真の方向でいうと左に少し動かしてみると、イグニッションがOnでも電装がすべて切れます。
ハンドルを左に切った時、ケーブルは元あった位置に残ろうとするので、同じようにケーブルの付け根は左方向に押される形で力が加えられ、結果、いま実験したのと同じ状況がつくられる、というのが原因だったようです。
このケーブルに欠ける力を微妙に変化させると、ポジションランプが点灯するところもありました。
このシリンダはロータリースイッチのようになっていて、キーを回転させることによって複数の接点が中で接触するようになっているそうで、それの接触が一箇所 もしくは 複数箇所で不良になっていてこのような現象が起こっているようです。
部品を調達しなければならないため、今回はお預けします。
乗って帰ってもよいかもしれませんが、振動が多いバイクゆえ、何かの拍子に急速に症状が悪化した時、出先で走行不能に陥ってはたいへんです。
幸い、代車を用意してくださっていたため、助かりました。
代車は KawasakiのSherpaです。
とりあえず、原因がはっきりして安心しました。

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現象のポイントは以下の通りです。
■ハンドルを左に振るロックまで切るとエンジンが切れる。このとき、エンジンのみならず、ライト、インジケータなど、電装全体が沈黙してしまいます。
■関連があるのかどうかわからないけれど、エンジンがかかる状態であっても、ポジションランプとテールランプが消灯状態。最初は球切れかと思い、交換してみましたが点灯せず。どこかが断線していると思われます。
ELFのSさんは、この症状をお話しした時点ですでに故障個所の見当をつけられていたようで、到着するなり、イグニッションキーの奥に手を入れ、スイッチをOnにして何やら確かめていらっしゃいます。
原因はこれ。

このスイッチが接触不良を起こしているのにまず間違いない、とのことです。
イグニッションをひねると、シリンダの中で接点がロータリー式に回転しますが、その接触による導通を取り出すのが写真の丸で囲んだケーブルです。
これを少しアップしてみると...

このシリンダとケーブルの間にできている隙間が、どうも曲者のようです。
これを写真の方向でいうと左に少し動かしてみると、イグニッションがOnでも電装がすべて切れます。
ハンドルを左に切った時、ケーブルは元あった位置に残ろうとするので、同じようにケーブルの付け根は左方向に押される形で力が加えられ、結果、いま実験したのと同じ状況がつくられる、というのが原因だったようです。
このケーブルに欠ける力を微妙に変化させると、ポジションランプが点灯するところもありました。
このシリンダはロータリースイッチのようになっていて、キーを回転させることによって複数の接点が中で接触するようになっているそうで、それの接触が一箇所 もしくは 複数箇所で不良になっていてこのような現象が起こっているようです。
部品を調達しなければならないため、今回はお預けします。
乗って帰ってもよいかもしれませんが、振動が多いバイクゆえ、何かの拍子に急速に症状が悪化した時、出先で走行不能に陥ってはたいへんです。
幸い、代車を用意してくださっていたため、助かりました。
代車は KawasakiのSherpaです。
とりあえず、原因がはっきりして安心しました。

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ハンドルを左に切るとエンジンが止まる...
先日の陣馬形山キャンプツーリングの帰路、写真が1枚もなかったのは人間(私)がオーバーヒートしたこともありますが、もう一つ理由があります。
あまりの暑さにめげてしまった私は、とあるPA(SAは車が多いので避けました)に滑り込み、ハンドルを左に切って駐輪スペースに停車させようとしました。
ほとんど歩行速度にまでスピードが落ち、ハンドルをフルロックまで左に切った時、すとん、とエンジンが止まりました。
正面の壁を照らしていたヘッドライトも消えています。
幸い、車体はほぼ直立した状態だったため、握りゴケも立ちごけもしませんでしたが、バイク全体の電源が完全に切れた状態のため、ブレーキのサーボが効かず、少し焦りました。
なんだ?、これは。
今度止めると再始動できるかどうか不安があったため、一目散に帰ってきたのでした。
ハンドルを左に切った時に電装系がすべて切れる、というから、まず疑われるのはキルスイッチの配線。
以前修復した配線劣化の被覆の内部も疑うべきかもしれません。
関係があるかどうかわかりませんが、ポジションとテールランプが同時に切れました。
球を変えてもどちらもつきません。
ヒューズが切れているわけでもありません。
どこか、途中で断線しているようです。
さて、どうしたものでしょう...。

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あまりの暑さにめげてしまった私は、とあるPA(SAは車が多いので避けました)に滑り込み、ハンドルを左に切って駐輪スペースに停車させようとしました。
ほとんど歩行速度にまでスピードが落ち、ハンドルをフルロックまで左に切った時、すとん、とエンジンが止まりました。
正面の壁を照らしていたヘッドライトも消えています。
幸い、車体はほぼ直立した状態だったため、握りゴケも立ちごけもしませんでしたが、バイク全体の電源が完全に切れた状態のため、ブレーキのサーボが効かず、少し焦りました。
なんだ?、これは。
今度止めると再始動できるかどうか不安があったため、一目散に帰ってきたのでした。
ハンドルを左に切った時に電装系がすべて切れる、というから、まず疑われるのはキルスイッチの配線。
以前修復した配線劣化の被覆の内部も疑うべきかもしれません。
関係があるかどうかわかりませんが、ポジションとテールランプが同時に切れました。
球を変えてもどちらもつきません。
ヒューズが切れているわけでもありません。
どこか、途中で断線しているようです。
さて、どうしたものでしょう...。

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2011年7月9日 陣馬形山 Part 2
前の晩はたぶん22:00過ぎに寝てしまったと思います。
気が付けば朝。
明るさから天気はよさそうです。
テントの外に出てみると、キュッとしまった、高原特有の凛とした空気に身体が包まれます。
すでにていじんさん、モアさんは頂上に朝日を見に行かれているようです。
私も行ってみましょう。
頂上までは南の方角に約200メートルほど坂を上がります。
すごい光景が広がっています。
登り切って右手が東。
中央アルプスの向こうからすでに朝日が昇り、山裾に漂う靄を白く浮かび上がらせています。

西には見渡す限りの雲海。

頂上ですから、周囲360度のパノラマが広がりますが、カメラをパンしながら撮った写真をつないだこの写真でその雰囲気が伝わるでしょうか?
マイクロウェーブのアンテナが両端に写っていることで、360度のパノラマであることがお分かりいただけると思います。
もう一つは西側だけのパノラマです。

ズームレンズ広角側の周辺光量低下のせいで、つなぎ目がまるわかりです(^^;
今までこのような風景は、飛行機の上でしか見たことがありません。
しかも、飛行機ではあの狭い小さな窓越しですが、ここは360度ぐるーっとこのパノラマを我がものにできるのです。
南東方向には、私たちがテントを張っている陣馬形山の影が雲海の上に落ちています。

カメラを北西に振ってみると、朝日を受けてシルエットになった山影に、本当に海のような雲海が静かに横たわっています。

もう一度日が昇っている東にカメラを向けると、中央アルプスのシルエットがくっきりと浮かび上がっていました。

その反対側の西側、南アルプスの峰々は朝日を受けていて、そこにはまだ融けきらない雪が残っているのが見えます。

長いレンズで遠くの雲海を手前に引き寄せてみると、雲が山肌に波のように打ち寄せている様が手に取るようにわかります。

しばらくすると雲の切れ間から下界が見え始めました。
『天空の城ラピュタ』もかくやと思わせる光景。

雲は海のように低いところに漂っているだけではありません。
山肌を流れ落ちていくものもあります。

何層にも重なっているものもあります。

ずいぶんと長い間この大スペクタクルを堪能した後、テントに戻って朝食です。
コーヒーを入れ、昨晩買い出してきたベーコンを焼いていただきます。

食事が終わったころ、モアさんが出発のご様子。
みんなでお見送りに。
真っ赤なF800GS。

コンパクトで力持ち。
その後ろ姿です。

モアさんが出発された後のキャンプ場。
日に当たっているとさすがに暑いでですが、日陰に入ると嘘のように気持ちのいい風が汗を奪っていってくれます。

朝食が終わったらそろそろ出発の時間が近づいてきました。
今回集まったバイク、モアさんはすでにいらっしゃいませんが、左から ななかげさん、蒼海さん、Shummiderさん、ていじんさん、そして私 Kachiのバイクです。

下山時は私以外の皆さんは東側のオフロードルートを、私は北南側の舗装ルートを通り、帰還しました。
途中の高速はあまりの暑さで、エンジンよりも人間の方が先にオーバーヒートしてしまい(RTは風がヘルメットにしか当たりません)、残念ながら写真はありません。
自宅到着時のODOは 52734km。
今回の総走行距離は924kmでした。

出発時と帰着時の給油間の燃費は、
■走行距離 906.7㎞
■給油数量 41.07リットル
■燃費 22.08㎞/リットル
なかなかいい数値でした。

今回ご一緒させていただいたみなさん、晩御飯をごちそうになったり、いろいろな情報をいただいたり、ありがとうございました。
またご一緒させてください!!


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気が付けば朝。
明るさから天気はよさそうです。
テントの外に出てみると、キュッとしまった、高原特有の凛とした空気に身体が包まれます。
すでにていじんさん、モアさんは頂上に朝日を見に行かれているようです。
私も行ってみましょう。
頂上までは南の方角に約200メートルほど坂を上がります。
すごい光景が広がっています。
登り切って右手が東。
中央アルプスの向こうからすでに朝日が昇り、山裾に漂う靄を白く浮かび上がらせています。

西には見渡す限りの雲海。

頂上ですから、周囲360度のパノラマが広がりますが、カメラをパンしながら撮った写真をつないだこの写真でその雰囲気が伝わるでしょうか?
マイクロウェーブのアンテナが両端に写っていることで、360度のパノラマであることがお分かりいただけると思います。
もう一つは西側だけのパノラマです。

ズームレンズ広角側の周辺光量低下のせいで、つなぎ目がまるわかりです(^^;
今までこのような風景は、飛行機の上でしか見たことがありません。
しかも、飛行機ではあの狭い小さな窓越しですが、ここは360度ぐるーっとこのパノラマを我がものにできるのです。
南東方向には、私たちがテントを張っている陣馬形山の影が雲海の上に落ちています。

カメラを北西に振ってみると、朝日を受けてシルエットになった山影に、本当に海のような雲海が静かに横たわっています。

もう一度日が昇っている東にカメラを向けると、中央アルプスのシルエットがくっきりと浮かび上がっていました。

その反対側の西側、南アルプスの峰々は朝日を受けていて、そこにはまだ融けきらない雪が残っているのが見えます。

長いレンズで遠くの雲海を手前に引き寄せてみると、雲が山肌に波のように打ち寄せている様が手に取るようにわかります。

しばらくすると雲の切れ間から下界が見え始めました。
『天空の城ラピュタ』もかくやと思わせる光景。

雲は海のように低いところに漂っているだけではありません。
山肌を流れ落ちていくものもあります。

何層にも重なっているものもあります。

ずいぶんと長い間この大スペクタクルを堪能した後、テントに戻って朝食です。
コーヒーを入れ、昨晩買い出してきたベーコンを焼いていただきます。

食事が終わったころ、モアさんが出発のご様子。
みんなでお見送りに。
真っ赤なF800GS。

コンパクトで力持ち。
その後ろ姿です。

モアさんが出発された後のキャンプ場。
日に当たっているとさすがに暑いでですが、日陰に入ると嘘のように気持ちのいい風が汗を奪っていってくれます。

朝食が終わったらそろそろ出発の時間が近づいてきました。
今回集まったバイク、モアさんはすでにいらっしゃいませんが、左から ななかげさん、蒼海さん、Shummiderさん、ていじんさん、そして私 Kachiのバイクです。

下山時は私以外の皆さんは東側のオフロードルートを、私は北南側の舗装ルートを通り、帰還しました。
途中の高速はあまりの暑さで、エンジンよりも人間の方が先にオーバーヒートしてしまい(RTは風がヘルメットにしか当たりません)、残念ながら写真はありません。
自宅到着時のODOは 52734km。
今回の総走行距離は924kmでした。

出発時と帰着時の給油間の燃費は、
■走行距離 906.7㎞
■給油数量 41.07リットル
■燃費 22.08㎞/リットル
なかなかいい数値でした。

今回ご一緒させていただいたみなさん、晩御飯をごちそうになったり、いろいろな情報をいただいたり、ありがとうございました。
またご一緒させてください!!


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2011年7月9日 陣馬形山 Part 1
7月9日(土)午前4:00。
セットしていた携帯電話のアラームが鳴りました。
でも、実は久しぶりのキャンプツーリングを前に興奮してしまい、あまり寝たような気がしません。
この時期、この時刻でもすでに外は明るく、バイクに荷物をくくりつけるのも楽ちんです。
といっても、パニアとトップケースにあらかたの荷物は入っていて、昔ながらのドローコードでくくりつけるのは長尺物の折りたたみ椅子と、ロールマットと、ロールマットにくるんだテントのフレームくらいです。

今日、陣馬形山に至るまでの行程は、最終的にビーナスラインフルコースに決め、スタートの名神高速のインターチェンジからビーナスラインをすべて走り終えて諏訪に至るまでのルートをNUVI1480にインプットしておきました。

なんだ8割がた高速道路走行じゃないか。
スタート時のODOは51810km。
さて、今回は2日間でどれくらい走るでしょうか。

名神高速から中央高速に乗り換え、岡谷JCで長野道へ。途中で何回か休憩しましたが、塩尻ICを目の前にして睡眠不足の影響が出てきました。
思わず、ドーピングです。


17㎞先の松本ICで降り、ビーナスライン方面に高度を上げていきます。
この近辺は、27年ほど前に 360C.C.のHONDA Lifeで2日目に走ったコースにほぼ重なっています。
あの時は確か、よもぎこば林道を走りましたが、今回はちょっとルートを変えて美ヶ原スカイラインを通ります。


意外と車も少なく、快適に右に左にバイクを振り回すことができます。


ビーナスラインを全線堪能したら、時間がだいぶ圧してきました。

つまらない選択ですが、 しかたなく諏訪ICから中央高速に乗り、駒ヶ根ICで降りてキャンプ場を目指します。


到着すると、すでに蒼海さん、Shumidderさん、ななかげさん、モアさんが到着されていて、バイクの排気音に気が付き、駐車場まで下りてきてくださって、皆さん、すぐに私だとわかってくださいました。
不思議なものです、初めてお会いするのに初めての気がしません。

テントを張り、晩の食事と明日朝の朝食を買い出しに行って帰ってくると、モアさんからマグロの煮付け、ななかげさんとShumidderさんから枝豆、ていじんさんから焼き鳥をいただき、ろくすっぽ料理の支度ができていなかった私は何もせずにおいしくいただくことができました。
本当にありがたいことです。
私の方からは何も差し上げられず、申し訳ありませんでしたm(_ _)m。
日が暮れてくると、周囲は幻想的な光に包まれてきます。
西にある南アルプスにかかる雲が妖しく光り、次第に街の灯りが目につきはじめます。


そのうち、日がとっぷり暮れると、今まで気が付きませんでしたが、すでに月が太陽の後を追いかけるように西に傾き始めていて、キャンプ場をほんのり明るくしてくれています。

キャンプ場は下界の光を見ながら心の中を空っぽにできるような絶景が広がる、絶好のロケーションです。
本当に、昨日までの忙しさが嘘のようで、我々が毎日あっぷあっぷしている忙しさなど、この夜景の中に紛れてしまったらナンボのものでもないなぁ、などと、ヘンな感慨にふけってしまいました。


みんなそれぞれに酒の肴をつつきつつ、夜は更けていきます。


こういう時間ていいですね。
もうずいぶん遅いんだろうな、と思って時計を見てみると、まだ9時を回ったところ。
テレビもオーディオもない時間も悪くない。
ときおり鳴く鹿の声を聞きつつ、テントの中で深い眠りについていきました。


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セットしていた携帯電話のアラームが鳴りました。
でも、実は久しぶりのキャンプツーリングを前に興奮してしまい、あまり寝たような気がしません。
この時期、この時刻でもすでに外は明るく、バイクに荷物をくくりつけるのも楽ちんです。
といっても、パニアとトップケースにあらかたの荷物は入っていて、昔ながらのドローコードでくくりつけるのは長尺物の折りたたみ椅子と、ロールマットと、ロールマットにくるんだテントのフレームくらいです。

今日、陣馬形山に至るまでの行程は、最終的にビーナスラインフルコースに決め、スタートの名神高速のインターチェンジからビーナスラインをすべて走り終えて諏訪に至るまでのルートをNUVI1480にインプットしておきました。

なんだ8割がた高速道路走行じゃないか。
スタート時のODOは51810km。
さて、今回は2日間でどれくらい走るでしょうか。

名神高速から中央高速に乗り換え、岡谷JCで長野道へ。途中で何回か休憩しましたが、塩尻ICを目の前にして睡眠不足の影響が出てきました。
思わず、ドーピングです。


17㎞先の松本ICで降り、ビーナスライン方面に高度を上げていきます。
この近辺は、27年ほど前に 360C.C.のHONDA Lifeで2日目に走ったコースにほぼ重なっています。
あの時は確か、よもぎこば林道を走りましたが、今回はちょっとルートを変えて美ヶ原スカイラインを通ります。


意外と車も少なく、快適に右に左にバイクを振り回すことができます。


ビーナスラインを全線堪能したら、時間がだいぶ圧してきました。

つまらない選択ですが、 しかたなく諏訪ICから中央高速に乗り、駒ヶ根ICで降りてキャンプ場を目指します。


到着すると、すでに蒼海さん、Shumidderさん、ななかげさん、モアさんが到着されていて、バイクの排気音に気が付き、駐車場まで下りてきてくださって、皆さん、すぐに私だとわかってくださいました。
不思議なものです、初めてお会いするのに初めての気がしません。

テントを張り、晩の食事と明日朝の朝食を買い出しに行って帰ってくると、モアさんからマグロの煮付け、ななかげさんとShumidderさんから枝豆、ていじんさんから焼き鳥をいただき、ろくすっぽ料理の支度ができていなかった私は何もせずにおいしくいただくことができました。
本当にありがたいことです。
私の方からは何も差し上げられず、申し訳ありませんでしたm(_ _)m。
日が暮れてくると、周囲は幻想的な光に包まれてきます。
西にある南アルプスにかかる雲が妖しく光り、次第に街の灯りが目につきはじめます。


そのうち、日がとっぷり暮れると、今まで気が付きませんでしたが、すでに月が太陽の後を追いかけるように西に傾き始めていて、キャンプ場をほんのり明るくしてくれています。

キャンプ場は下界の光を見ながら心の中を空っぽにできるような絶景が広がる、絶好のロケーションです。
本当に、昨日までの忙しさが嘘のようで、我々が毎日あっぷあっぷしている忙しさなど、この夜景の中に紛れてしまったらナンボのものでもないなぁ、などと、ヘンな感慨にふけってしまいました。


みんなそれぞれに酒の肴をつつきつつ、夜は更けていきます。


こういう時間ていいですね。
もうずいぶん遅いんだろうな、と思って時計を見てみると、まだ9時を回ったところ。
テレビもオーディオもない時間も悪くない。
ときおり鳴く鹿の声を聞きつつ、テントの中で深い眠りについていきました。


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