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燃料ポンプのトラブル

私はRTで通勤をしていますが、一昨年の冬、帰宅時にフューエルポンプが故障するトラブルに見舞われました。

とある交差点の信号待ちの際、大きな交差点で赤信号が非常に長いため、エンジンをストップしました。
交差する道の信号が黄色に変わったのを見計らってイグニッションをOnにし、セルフテストランプが消灯してからセルを回しますが、いくら回してもエンジンがかかりません。
理由はわかりませんが、走行不能に陥りました。

幸い車線は一番左端にいたため、後続の車に謝りながら路肩に寄せ、ひとまず点検できる場所を探します。
横断歩道を渡った向こう側の角に交番があったため、明かりを貸してもらうことにしました。

わずか数十メートルの押し歩きですが、300kg近くある巨体を押すのには真冬でも汗をかきました。

もう一度セルを回しますが、やはりプスンとも言いません。
つい先ほどまで動いていたのにいきなり動かなくなるとはどういうことでしょうか?

最初に疑ったのは購入直後につけたイモビライザでした。
これが誤動作を起こして火を飛ばなくしているのでしょうか?
イモビライザがどのような仕事をしているのか詳細はわかりませんが、盗難を防ぐためにエンジンを回さなくする方法は
・点火系をストップさせ、スパークを飛ばなくする
・燃料供給系を止め、混合気をシリンダに行かなくさせる
・上記の両方
というパターンが考えられます。
なんとなく【燃料を止める】のは可能性が低いような気もします(単なる憶測で何の根拠もありません)。
しかし、イモビライザが誤動作しているかどうかを今確認することはできません。

先ほどから何回もセルを回していますから、もし燃料が供給されているならばプラグがかぶって(濡れて)いるはずです。
車載工具を使用してダイレクトイグニッションをはずし、さらにプラグレンチでプラグをはずしてみると、果たして、プラグはまったく濡れていませんでした。
ガソリンが来ていません。
疑われるのは燃料供給系。

幸い、直前にJAFに加入していたためレスキューを依頼し、交番の中で待たせてもらうことにしました。
余談ですが、最近はJAFでも二輪ロードサービスが受けられます。
15年くらい前は二輪はロードサービス対象外でしたが、JBRへの対抗のためか、いつのころからかはわかりませんが、二輪もサービスを受けられるようになりました。

今の状況では手も足も出ませんから、一旦自宅まで運んでもらい、ELFさんにお願いして修理をしていただきました。

結果は【燃料ポンプの故障】。

燃料供給装置一式
写真の[1.]の部品です。
この車両では非常にまれな故障のようです。ネットで検索しても同種のトラブルは見つかりませんでした。
ポンプごと交換ですが、同時に燃料フィルタ、ホース類も交換してくださいました。
燃料ホース類は経年変化で硬化して折れることもあるそうなので、車両年齢を考えるとよかったと思います。

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