セルモーターをはずしたところからクラッチプレートの厚みを測ってみたら

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

前回の記事でセルモーターをはずしたとき、こんなときしか見ることができないクラッチプレートを点検してみました。
何を点検したかというと、その厚みであります。

これは realoem.com のパーツ図ですが、No.6がクラッチプレート、No.5がプレッシャープレート、No.7がハウジングカバー。
プレッシャープレートとハウジングカバーの間にクラッチプレートが挟まれているので、この間の厚みを測ればクラッチの厚みがわかる...はず。
20161202_01

この写真で見ると、左から⑤プレッシャープレート、⑥クラッチプレート、⑦ハウジングカバーの順番に並んでいます。
20161202_02

この矢印の間を測ればクラッチの厚みがわかる...はず。
20161202_03

プレッシャープレートは一部クラッチプレートにかぶっている部分がありますので、そこを避けて測ります。
20161202_04

何回か測った結果は5.42ミリ。
20161202_05

前回、88,000キロくらいで測ったときは5.43ミリだったのですが、23,000キロを走って0.01ミリしか減っていないというのはちと不自然。
どちらかの測定結果が間違っていると思われますが、記憶が新しく、慎重に数回測定した今回のほうが信憑性が高いと思われます。
何回か測定した中の最小値が5.42ミリだったこともあるし、現在の厚みはこれが正解と思っておきましょう。
前回の測定の信憑性が低いといいながらその数字をもとにすると、そのときに測った新品の6.62ミリとの差は1.2ミリ。
111,000キロを1.2ミリで走ってきたので、4.9ミリの限界までの0.52ミリで走れる距離は単純計算で48,100キロ。
本当にこれだけ乗れればうれしい限りなのですが、やっぱり少し用心して早めに交換したほうがいいかな。
まあ、来年のGWにやろうかと思っていましたが、次回はツーリングに費やせそうです。

最後にクラッチのハウジングの中を覗いておきます。
以前クラッチレリーズシリンダ交換しましたが、すでに経験している通り、これはフルード漏れを起こすことがあります。
ひどくなるとハウジング内に流れるようですが、どうやら大丈夫のようです。
写真では分かりにくいですが、見える範囲でフルードのあとはありませんでした。
20161202_06

さて、クラッチは少し安心していられるかな?

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

水が混入したと思われるクラッチフルードを交換

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

水が混入したと思われる白濁したクラッチフルードですが、ひとまず入れ替えてしまいます。

例によって、テール部にあるドレンプラグのタイラップを切って...
20150208_01

蓋を外し、ブリードニップルをねじ込みます。
20150208_02

リザーバタンクを開け、ブリードを開始。
20150208_03

最初は白濁していたフルードですが...
20150208_04

20150208_05

タンクにフルードを足しながら何回かレバーをストロークさせるときれいなフルードが流れてきました。
20150208_06

リザーブタンクの中もすっかりきれいに。
20150208_07

念のためにパッキンの様子も見ておきますが、大丈夫のようです。
20150208_08

本当はぷんとさんにご指摘いただいたダイヤフラムも点検したかったのですが、つい忘れてしました。
何かあっても手元に部品はないし、交換も自分でできるかどうか、リサーチしないといけません。

リザーバタンクとの密着は大丈夫のようです。
20150208_09

20150208_10

蓋を固定しても歪はありません。これでまた白濁がおこったらダイヤフラムとほかの原因を見てみないといけません。
20150208_11

20150208_12

最後にブリードの口にペーパータオルの紙縒りを挿入してフルードの残りを吸い取り...
20150208_13

蓋をしめて終了です。
20150208_14

とりあえずこれで様子を見て、時間を見てリペアキットの購入も視野に入れ、また、念のためにクラッチレリーズスレーブシリンダも点検したほうがいいかもしれません。

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ

新年のRT点検 ~ フルード編 ~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

つぎ、いきます。

気がつけば、ブレーキフルードの交換は2013年の12月から1年ちょっと、1万2千キロを走っています。

クラッチフルードは、昨年の6月、8万8千キロくらいの時にクラッチレリーズ交換の際に交換したばかり。

ブレーキ側のマスターシリンダから見たフルード。
20150131_01

こちらはクラッチ側のマスターシリンダです。
20150131_02

外から見ていてもよくわからないのであけてみます。

こちらフロントブレーキ。
ご覧の通り、すでに醤油色に熟成されています。
20150131_03

まあこれは想定内。

問題はこちら。
20150131_04

このクラッチフルードの色はなんだ?
白濁して底がうっすらとしか見えません。
クラッチフルードはブレーキフルードと同じものを使っていますが、吸湿性が高いため、水が混入したのでしょうか?
水が混入すると白濁するとは聞いたことがありますが、それがこの色なのかどうか。
あるいは、ディーラーの方から聞いたのですが、このバイクの弱点の一つであるクラッチレリーズスレーブシリンダのベアリングがダメージを受けると、金属の粉末がクラッチラインをあがってきてマスターシリンダ内に入ってくるらしい。
しかし、この白濁を観察してみても、金属を感じさせるようなキラキラ感はなく、恐らく水の混入だと思われます。
第一、スレーブシリンダは交換からまだ7千キロくらいしか走っていません。こんな短距離で逝かれてもらってはたまりません。
次の休みにフルード交換をして様子を見ましょう。
それと、マスターシリンダのパッキンの密着も確認したほうがよいでしょう。

も少し続きます。

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ

クラッチレリーズスレーブシリンダの交換 ~ Final 備忘録と今後の展望 ~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

どうにか無事に終わらせることができたクラッチレリーズスレーブシリンダの交換。
クラッチレリーズの交換そのものはそんなに難易度の高い作業ではありませんでした。
ただ、そのクラッチレリーズにたどり着くまでがなかなか大変です。
これも慣れの問題だと言われればそうなのですが、こんなところはオイル交換のように頻繁に手を付けるところではありませんから、なかなか慣れることはできないかもしれません。
ただ、手順をきちんと記録しておくことで、次回の作業をよりスムーズに、トラブルなく進めることはできそうです。

以下はクラッチレリーズ交換手順の備忘録です。

1.左右のカウルを外す。
2.ガソリンタンクを外す。
3.リアホイールを外す。
4.ステッププレートを外す。
5.シート高さ調整機構を外す。
6.リアショックボトムマウントを外す。
7.リアショックトップマウントを外し、ショックを車体から抜き取る。
8.スロットルボディからダクトを外し、異物が入らないように養生する。
9.エアクリーナボックスをリアショックマウントに固定しているボルトを外す。
10.バッテリとバッテリホルダを外す(後者は私は今回やっていませんが)。
11.シートレール(フレーム)前端の下側のボルトを外し、上側のナットを緩める。
12.タイダウンベルトをフロントサスペンションのストラットタワーとトップケースホルダの脚にかけ、フレームをリフトアップする。
13.エアクリーナボックスを抜き取るか、または上方にずらす。
14.クラッチフルードを抜く。
15.クラッチレリーズに締結されているホースのバンジョーを少し緩める(まだが大きくは緩めない)。
16.周囲を養生したあと、クラッチレリーズ固定ボルト(3本)を緩めてクラッチレリーズを引き抜く。
17.クラッチレリーズからバンジョーを外して車体から完全に切り離す。
18.新しいパッキンとともに、新しいクラッチレリーズを車体に固定する。
19.クラッチホース2本を、新しいパッキンをはさんでクラッチレリーズに締結する。
20.クラッチフルードを充填する。
21.ファイナルドライブにボルトをねじ込み、クラッチを切ったりつないだりしてファイナルが動いたりとまったりするかをチェック(クラッチの動作確認)。
22.上記13以前を逆順にたどって復旧する。
  その際、各ボルトはまず所定の位置に軽くねじ込むにとどめ、すべてのボルトが通ってから本じめする。


といった感じでしょうか。抜けているものはないかな?

さて、今回の作業でしくじったことによる被害状況です。

まずステッププレート。
20140630_01

ステッププレートはシフトリンケージを外さなかったので車体にぶら下がった形であったため、車体が落ちた時に何かと接触して大きくキズが入りました。

フロントフェンダー左側。
20140630_02

ガレージの奥の方、スタッドレスタイヤを保管しているラックとガレージの屋根を支える脚の間にバイクを立てて作業をしていましたが、ジャッキアップを数度トライ~失敗を繰り返したときに車体が傾き、ガレージの脚にフェンダーがあたってクリアが剥げてしまいました。
新車の時だったら相当へこんだでしょうが、すでに何年もいっしょに過ごしたRTですから、これくらいの傷は気になりません。

それと、新しいクラッチディスクの厚みを測っておきましょう。
20140630_03

結果は6.62ミリ。
20140630_04

車体についているクラッチは5.43ミリでした。
20140626_02

その差は1.19ミリ、ざっと1.2ミリ磨滅しています。
今回の作業時のODOは88,000キロでしたから、88,000キロで1.2ミリ減ったということ。
使用限界は4.9ミリですから、あと0.5ミリ分乗れます。
このペースなら、単純計算であとおよそ36,000キロは乗れそうです。
まあ、安全を見てあと30,000キロ乗ったら交換したほうがいいでしょう。
ということは、クラッチ交換は120,000キロになったころ。
早ければ2年後、遅くとも3年後です。

果たして、その年齢になったときに私にクラッチ交換をするだけの気力が残っているでしょうか(^^;

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ

クラッチレリーズスレーブシリンダの交換 ~ Part 2 復活なるか ~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

熱中症で疲れた頭で作業などするものではありません。
これはいままででも最も絶望的なシチュエーションです。
会社の駐輪場で横転させたときでもこんな心境にはなりませんでした(^^;
起こせば済みますからね。

ABS & サーボが逝ってしまった時もここまでブルーにはならなかった。
それは、トラブルが自分の責任ではなく、メーカーを責めればまだ気がすんだからです。
でも今回は自分の不注意、もう少し考えれば結末はわかっていたはずだという自責の念が全身を包んでいきます。

フレームが歪んだんじゃないか。
一気に車体が落ちたから、フレームに沿って這っているハーネス類が断線してしまったんじゃないか。
...
だいたい、この状態からどうやってリカバリすればいいの?
スタンドはセンターもサイドも出すことはできず、ハンドルを離せば車体は横転します。
何より、身体の真ん中からVの字に折れ曲がったRTを上から眺めていると、本当に泣きたい気分になってきました(-_-;
勝利のVサイン、なんて軽口を叩く気も起こりません。

しかし、このままじっとしていても日が暮れるのを待つだけ。
家内も子供も夜の8時くらいまでは帰ってきません。いまは4時だからまだ4時間もある。

周りを見回すと、少し離れたところにGolfの車載ジャッキがありました。
エンジンブロックの前端を持ち上げてフレームとエンジンブロックのボルトが通る穴を合わせるために用意していたもの。
バイクの左側に立っているのですが、ジャッキは少し離れたところにあります。
右手でバイクのハンドルの左側を持った状態で体をジャッキの方に伸ばし、左足でジャッキをひっかけて手繰り寄せます。

これをエンジンブロックの下に入れてジャッキアップを試みます。

ただ、このジャッキをエンジンブロックのどの位置にあてるかも問題です。
エンジンブロックの前端に当ててジャッキアップをすると、フロントが持ち上がります。
だから、ここにあててもリア側を持ち上げることはできない。
どうにかオイルフィルタの後ろ側にジャッキを入れることができたのですが、ここはオイルパンのはず。そんなに肉厚ではないところにもろにエンジンの加重がかってクラックが入らないか心配でしたが、別のところに落ちていた洗車用のタオルも足で手繰り寄せてジャッキの接触面にあて、ジャッキのハンドルを回してみました。
しかし、クルマのジャッキを扱ったことがある方ならお判りでしょうが、車載ジャッキというのは路面に接触する面が非常に小さく、片手で支えた状態でジャッキアップしないと安定しません。
結局、3回くらいトライしましたが、いくらかは上がりますが、途中でジャッキが傾いて車体が落ちる、ということを繰り返して埒があきません。

そこでふと考えました。
このジャッキで左側シリンダを支えたらとりあえず車体の転倒を防ぐことができるから、そうして助けを呼ぼう。

これは大正解で、シリンダにジャッキをあてると見事に車体は立ってくれました。

さて、ではどうするか。

いつも私がバイクのメンテナンスをしているときに、お向かいのご主人が声をかけてくださるのです。
真っ先に、このご主人にお願いをすることにしました。
インターフォンを鳴らして『た、助けてください』というと、ただ事ならんと察してくださったご主人、『いますぐ行きますわ!』と言って飛び出してきてくださいました。

私がバイクをハンドルとプルアップレバーで支え、ご主人にオイルパンのこの部分にジャッキをあててハンドルを回していただきました。
20140628_01

ひとりでジャッキアップしているときは段違いの安定感。
しばらく上がったところで、とうとうセンタースタンドを立てることができました!
20140628_02

写真は無事センタースタンドをかけ直すことができた直後の写真です。
ちょっと斜めになっているのは一人でジャッキアップしようとして何回も失敗しているうちに少し動いたためです。

いやぁ、一時はどうなるかと思いましたがどうにか正常な状態に戻すことができました。
ご主人、ありがとうございました!

こうしてピンチを脱すると、なんであのシャコタンを写真に撮っておかなかったんだろうなんて思うのですから、ちっとも懲りていないかも(^^;

この日はもう頭痛がひどくなってしまったので作業は中断し、翌日、フレームの固定とカウルの復旧を行ないました。

全体を確認したところ、ハーネスの断線もフレームの歪もなく、手順をちゃんと考えればあれほど入らなかったボルトもすんなり入り、あの悪夢がウソのようでした。

やれやれ、波瀾万丈(?)のクラッチレリーズスレーブシリンダ交換は88,380キロの大仕事(???)でした(^^;

も一回だけつづく(^^;

20140628_03

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ

クラッチレリーズスレーブシリンダの交換 ~ Part 1 激震 ~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

パーツと道具がそろったところでクラッチレリーズスレーブシリンダ(以下 クラッチレリーズ)の交換を実施しました。

しかし先週の土曜日、灼熱ではないものの、京都の夏は湿気が多く、汗が蒸発しないために体温調節が難しく、そのため、予期しないことが。

さて、始めましょう。

カウルをちゃちゃっと外し、ステッププレートを緩め、まずはセルスタータを外します。
ここまでは慣れたもの。
目的は既存のクラッチディスクの厚みの確認と、クラッチハウジング内にクラッチフルードの流入がないかのチェックです。

アストロプロダクツで調達してきたノギスでクラッチディスクの厚みを確認します。
20140626_01

結果は5.43ミリ。使用限界は4.9ミリだったと思いますので、まだ0.5ミリほど残っています。
20140626_02

本当は交換したいところですが、心の準備もツールの準備もできていませんのでこのままにします。

目視でも様子を見ておきます。
20140626_03

20140626_04

こちらがMotorworksから調達した新しいディスク。
20140626_05

既存の方が明らかに減っていますね~。

クラッチハウジングの中にはフルードの流入はない模様です。
20140626_06

さて、シートレール(フレーム)のリフトの準備です。
ステッププレートとともにエンジンブロックに共止めされているいちばん太いボルトと、リア側のボルトははずしてありますので、この黄色いボルトを外し、赤いボルトを緩めます。
シートレールの前端に位置しています。
こちらは左側。
20140626_07

そしてこちらは右側。外すボルト。
20140626_08

緩めるボルト。
20140626_09

エアクリーナーボックスの後ろ側にリアサスマウントにエアクリーナを固定しているビスがありますので、これを外します。
20140626_10

さらにスロットルボディにはまっているダクトを外してエアクリーナーボックスに押し込みます。
こうして、フレームをリフトできます。
20140626_11

身体の固い人のビールマン・スピンのようです(^^)

本当はエアクリーナボックスもまるごと外したかったのですが、どう頑張って抜く方向がわからず、この状態で少し上に持ち上げてクラッチレリーズにアクセスできる隙間を確保しました。

クラッチレリーズを外す前に、クラッチフルードを抜いてしまいます。
20140626_12

しかる後にクラッチレリーズを外しにかかります。この2本のボルトと、向こう側に隠れているもう1本の合計3本のボルトを緩めることで外れます。
20140626_13

幸い、クラッチホース、ブリードホースのバンジョーはどちらも腐食はないようです。

レリーズ下をペーパーで養生したあと、クラッチレリーズを抜くと...
20140626_14

ものの見事にお漏らししたフルードが流れ出てきました。
20140626_15

もうちょっとアップで。はまっている穴はぐちょぐちょです。
20140626_16

バンジョーを外してクラッチレリーズを車体から取り外します。
20140626_17

新旧のレリーズ比較。
20140626_18

言うまでもなく、真ん中の穴にプッシュロッドが刺さるのですが、そのピストンに相当すると思われるところの形状が新旧で少し違うように見えますが、これは漏れたフルードが泥のようにたまっているためで、構造そのものは変わっていないようです。

プッシュロッドを抜いて様子を見ます。
手前がクラッチレリーズに刺さる側です。
ディーラーのメカニックの方がおっしゃっていたように、フルード漏れの対策が施されたフェルトつきのロッドでした。
これは拭いた後ですが、フェルトがフルードを吸い取って流入を防いでくれていたようです。
20140626_19

これは新しいフェルトを調達しておけばよかった、というのが正直な感想です。

フェルトからクラッチ側です。こちらは何となくフルードの被膜があるように思えますが、何とも言えません。匂いを嗅いだ感じではフルードの匂いではありませんでした。
20140626_20

クラッチに刺さる方です。どうやら大丈夫のようです。
20140626_21

さて、新しいクラッチレリーズを取り付けましょう。
新しいパッキンを用意します。
20140626_22

プッシュロッドを元通りにおさめる前に穴の中をきれいに掃除し、クラッチレリーズを挿入、ボルトで固定します。
20140626_23

しかる後に新しいワッシャをはさんでバンジョーをクラッチレリーズに締結。トルクレンチを入れる隙間がないので、ヘックスで締め、きゅっと音がしたところでとめます。
ぷんとさんからはボルトを止まるところまでしめて、そこから1/8回転しめるといいよ、とアドバイスをいただいたのですが、すみません、その前に作業が済んでしまいました。アルミ相手のボルトしめこみでトルクがわからない時はその方法でしめます、ありがとうございます。
20140626_24

クラッチマスターシリンダにフルードを満たしてどんどんストロークさせます。
20140626_25

ブリード側からフルードが出てきたところでブリードニップルをしめ、クラッチレバーを握ってみて、従来の感触が戻っているかをチェックします。
クラッチがちゃんと切れているかどうかを確認するため、ファイナルドライブにホイールボルトを2本軽くねじ込み、ギアを1速に入れてクラッチを切ったりつないだりしてファイナルを回してみて、クラッチが正常に切れたりつながったりするかを確認します。
20140626_26

OKでした。

ショックを外したので、ついでにインナーシャフトの摩耗や錆、オイル漏れがないかもチェックしておきます。
20140626_27

これも問題ありませんでした。

さて、ここまでやってどうにか峠を越えました。
ショックを取り付け、ホイールも取り付けて復旧にかかります。

が、この時すでに熱中症の症状が出始め、軽い頭痛とぼおっとした感じはありました。
いま思えば、作業はここで一時中断して復旧は翌日に持ち越せばよかった。

ショックとホイールを取り付けたあと、フレームとエンジンブロックとステッププレートを固定する最も太いボルトを通す穴の位置がどうしても合わず、とんでもないことをしてしまったのです。
通すべきボルトを通してもいないのに、サイドスタンドで立てたらこの穴の位置が合うかも...なんて馬鹿なことを考えて、フレームをエンジンブロックに固定するボルトを通す前にセンタースタンドを外してしまったのです。
つぎの瞬間、ぐしゃ、っという嫌な音とともに車体は着地、哀れ、RTはシャコタン状態になってしまいました。

フレームの途中にはショックのアッパーマウントが固定されており、ショックにはパラレバーが、そしてパラレバーにはホイールがついていますから、エンジンブロックにフレームを固定しない状態でセンタースタンドを外してしまったら当然フレームはショックによって上に持ち上げられ、海老ぞり状態になってしまいます。
つまり、さきほどフレームをリフトアップした支点を中心にフレームは持ち上げられ、本来フレームによって支えられるはずのエンジンブロックはセンタースタンドを外したことで支えを失って接地してしまったのです。
もう前にも後ろにも動きません。
当然センタースタンドもサイドスタンドも出せない。

これはいじり壊しなんて生易しいものではありません。

家内と息子は8時にならないと帰りません、いまは4時。

さあ、どうする。

... to be continued ...

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ

クラッチラインの長さを測っていたら...

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

先日、拙ブログによくコメントをくださるきそやんさんがブログを開設され、最初の記事から気合の入ったクラッチ交換の記事をアップされていました。

きそやんさんのRTは2004年式で、基本は私のRTと同じ。
そして、つい先日、80,000キロに到達されたのですが、このクラッチ交換の時にクラッチレリーズスレーブシリンダからフルードが漏れ出しているのを発見されていました。
同時に、クラッチのマスターシリンダからそのスレーブシリンダに入るスレーブシリンダ側のバンジョーが錆びているのも発見されていました。
同じような症状は、私がいつも参考にさせていただいているぷんとさんも経験されていて、ぷんとさんの場合はそのバンジョーが折れてしまったそうです。

私のRTもすでに86,000キロ越え。
このスレーブシリンダは一度点検したほうがよさそうです。

ということで、クラッチレリーズスレーブシリンダとクラッチホースを交換すべく、Motorworksでホースを物色したところ、それらしいホースが見つかったのですが、いくつかラインナップされていてどれを選べばいいかよくわからなかったため、質問をしてみました。
そしたら、いちどホースの長さを測るように指示されたので、カウルを剥いでホースの長さを測ってみます。

今回交換しようと考えているのは赤丸をつけたホースですが、Motorworksではエア抜きのためのベンチレーションホースは扱っていないそうな。
20140602_01

クラッチのマスターシリンダから出発したホースはトップブリッジに固定されているタイラップを通って車体後方に向かって降りていきます。
20140602_02

そして、ストラットタワーの下あたりで保護用と思われるゴムチューブの中を通ってABSユニットの下から車体の下の方に向かいます。
20140602_03

さらにエアクリーナーボックスの下に向かい...
20140602_04

エアクリーナーボックスの下を通ってスレーブシリンダに接続されています。
20140602_05

そこまでの長さ、ざっと120センチです。
20140602_06

このことをMotorworksに伝えると、確認をしていたホースは122センチなので大丈夫だろうとの答え。
どうやらどれを使っても大丈夫なようです。

一方、クラッチレリーズスレーブシリンダをディーラーで購入するか、Motorworksで購入するか、どちらが安いかを確認するためにディーラーに価格を確認したところ、28,000円ほどとのことでした。
その時に、スレーブシリンダのベアリングが逝ってしまっていると、その金属粉がマスターシリンダのリザーブタンクにまで上がってきて、フルードの中にきらきら光る金属粉が確認できるようになると教えていただき、じゃあ確かめてみようとリザーブタンクを開けて確認してみます。
20140602_07

どうやらベアリングが逝っているということはなさそう。ですが、だからといってフルードリークが始まっていないとは言えない気もします。
20140602_08

スレーブシリンダを交換するには、エアクリーナボックスを外し、シートフレームを上にそらせないといけなさそうです。

左側はこの2か所を緩めないといけないようです。
20140602_09

右側はこの2か所。
20140602_10

右側ですが、この前側のボルトの上に隠れてもうひとつのボルトがあって、そこが支点になってフレームが持ち上がるようです。
20140602_11

後ろ側はカウルをとめているこのステーを外した後、その下に隠れているボルトを緩めます。
20140602_12

左側。このボルトを外し、その上のボルトを緩めるようです。
20140602_13

後ろ側はこのボルト。ステッププレートと共止めされています。
20140602_14

さてそのあとです。
肝心のレリーズスレーブシリンダを確認してみるとどうでしょう。
なんだか濡れていませんか?
20140602_15

ちょっと違う写真で。
20140602_16

こんなところが濡れるのって、クラッチフルードのリーク以外に考えられます?
こりゃえらいことになった、早く部品を調達しないと。

しかし、ディーラーの方の話だと、私の年式のRTはクラッチプレートを押すプッシュロッドは途中にフェルトがついているタイプだと思うとのこと。
いまはクラッチがちゃんと切れる状態だから、まだそんなに深刻な状態ではないかもしれません。

とにかく、価格比較をしたうえで部品調達の算段をしましょう。

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ

クラッチフルードの交換を実施

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

日曜日にBRZに乗りに行った時間からさかのぼること3時間、RTのクラッチフルードの交換を行ないました。

私のRTに限らず、1150時代のR系はこのクラッチのレリーズに不具合が出ることがあります。
20140125_25

具体的にはレリーズのOリングの密閉性が失われてクラッチフルードが漏れ出てくるというもので、原因はいろいろあるようですが、エンジンをかけた状態で長い時間クラッチレバーを握り続けるとこのレリーズ内のベアリングが過熱するのが原因のひとつとのことです。
クラッチ(≒ブレーキ)フルード自体も古くなると結晶化することがあって、これも悪さをするかもしれず、できるだけマメに交換してやることも予防につながるかもしれません。

さて、作業です。
用意したのはこのブリードニップル。
20140125_01

これは夏にHAGONのショックアブソーバーをMotorworksから購入したときに一緒に調達したものです。

それと、先日実施したブレーキフルード交換の時に使ったフルードの余り。
20140125_02

RTのクラッチフルードブリードバルブです。
20140125_03

タイラップを切って...
20140125_84

カバーを外し...
20140125_05

ヘックスとオープンレンチを使ってバルブ末端のビスを外します。
20140125_06

20140125_07

クラッチのリザーバータンクの蓋を外さなければフルードは漏れてきません。
20140125_08

これにブリードニップルをセットします。
レンチで締めるのではなく、軽く手でしめる程度。
20140125_09

はずしたビス、なくさないようにしないと。
20140125_10

しかる後にリザーブタンクのビスを緩めます。
20140125_11

20140125_12

リザーバータンクの中のフルード。
ブレーキ側ほどではありませんが、やはり熟成が進んでいます。
20140125_13

ブレーキフルードの交換と同じく、ブリードするときのレバーの引き始めはゆっくりと。
そうしないとピストンに押されたフルードがタンクの底の穴から勢いよく拭きだしてそこらじゅうフルードだらけになります。
これの予防策としてリザーブタンクの中にコインなどを沈める手もありますが、私はそれを取り出す時にそこらへんに滴を落としそうなのでやりませんでした(^^)

ピンボケですが、ブリードニップルにブリードホースをつなげ、ブリードニップルをわずかに緩めてクラッチレバーを操作すると、熟成されたフルードが出てきます。
20140125_14

タンクからある程度排出されたところで、新しいフルードを加えていきます。
20140125_15

最初は黄色かったフルードも...
20140125_16

数回クラッチレバーを操作して新しいフルードを送り込むとこんなにきれいになります。
20140125_17

20140125_18

リザーバータンクにフルードを満たします。
20140125_19

これはちょっと多めかもしれません。
20140125_20

リザーバータンクをしめたらブリードニップルを外します。
20140125_21

外したバルブにはフルードがたまっているのでティッシュで吸い取り、最初にはずしたビスをはめます。
20140125_22

元通りにカバーをかけてタイラップでフレームに固定して完成です。
20140125_23

作業をしたのは83,107キロ、次回は1年後、または15,000キロ走った後に作業することにします。
20140125_24

インターバルとしては、1年か1年半、距離にして1万から1万5千キロくらいでブレーキフルードといっしょに交換してしまうのがいいかもしれません。
市販されているブレーキフルードを使えば、前後ブレーキフルードとクラッチフルードを全交換してもまだ余ります。
使い残しは完全密封して冷暗所に保管しておけば劣化も最小限に抑えられるでしょう。

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ
Profile

Kachi

Author:Kachi
大好きなバイクや、最近気になる健康について書いていこうと思います。
肩の力を抜いていきましょう。

Calendar
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
クリックしていただけます?

FC2Blog Ranking

Latest Entries
Latest Comments
Categories (Expanded by clicking arrow)
Latest Trackback
Monthly Archives
Count
Now Watchin'
現在の閲覧者数:
Search Form
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
Send mail

Name:
Your Address:
Title:
Body:

日本ブログ村
What's popular?