やまなしの木の下で星景撮影をしよう
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
ロードバイクで野辺山周辺を走る前日の夜、息子もカメラをもってきていたので、『野辺山のやまなしの木のところまでいって星でも撮らない?』と誘ってみたら、二つ返事で『行こう行こう』と。
次の日に走る予定のルートの一部も走りながら、どれくらいの坂かのロケハンも兼ねて走り始めました。
さほど時間もかからずにやまなしの木に到着。
早速三脚を据え付けて撮影開始であります。
一枚目。これはやまなしの木を入れて東方向を撮影したもの。
後で気がついたのですが、長時間露出をしているフレーミングの左下の端っこに、息子のカメラのディスプレイを覗き込んでいる私の顔が写り込んでいる(笑)
これ、合成じゃなくて、本当に偶然に写り込んだものです。こんなところまで写っているとは、って二人で大笑いでした。

スマホの星座表アプリで確認すると、残念ながら天の川はあの光害の地平線の向こう側にこれから上がってくるというタイミングで、写すことはできませんでした。

いくつかのペンションがある方角には人の営みが感じられる明かりが見えます。

ロードバイクで野辺山周辺を走る前日の夜、息子もカメラをもってきていたので、『野辺山のやまなしの木のところまでいって星でも撮らない?』と誘ってみたら、二つ返事で『行こう行こう』と。
次の日に走る予定のルートの一部も走りながら、どれくらいの坂かのロケハンも兼ねて走り始めました。
さほど時間もかからずにやまなしの木に到着。
早速三脚を据え付けて撮影開始であります。
一枚目。これはやまなしの木を入れて東方向を撮影したもの。
後で気がついたのですが、長時間露出をしているフレーミングの左下の端っこに、息子のカメラのディスプレイを覗き込んでいる私の顔が写り込んでいる(笑)
これ、合成じゃなくて、本当に偶然に写り込んだものです。こんなところまで写っているとは、って二人で大笑いでした。

スマホの星座表アプリで確認すると、残念ながら天の川はあの光害の地平線の向こう側にこれから上がってくるというタイミングで、写すことはできませんでした。

いくつかのペンションがある方角には人の営みが感じられる明かりが見えます。

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2018年1月31日の皆既月食
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
1月31日の夜。
3年半ぶりの皆既月食があるというので、手ぐすね引いて待っていました。
2011年の12月のときや、2014年10月のときに比べて、今回はD750という高感度ノイズ耐性の高いカメラがあるのでちょっと頑張ってみようかと。
でも、今回は逆にカメラを信じすぎて、前回以前に撮ったときのほうが月自体はきれいに撮れていました、ぐすん。
機材はD750と、以前購入したレリーズスイッチです。
これでインターバルタイムを設定して自動的にシャッターを切るようにセットします。

75~300mmのズームレンズを装着してレリーズをセット、これを三脚に固定して空を狙います。
このレンズは望遠側のF値が5.6と決して明るくなく、加えて銀塩時代の、もう25年くらい前の古いレンズであるため、開放でとってはいい絵はとれません。F8くらいまでは絞りたい。
いろいろ試行錯誤した結果、ISO10000、シャッタースピード 1/1000秒、F9でちょうどいいあんばいに撮れることを確認しました。

1月31日の夜。
3年半ぶりの皆既月食があるというので、手ぐすね引いて待っていました。
2011年の12月のときや、2014年10月のときに比べて、今回はD750という高感度ノイズ耐性の高いカメラがあるのでちょっと頑張ってみようかと。
でも、今回は逆にカメラを信じすぎて、前回以前に撮ったときのほうが月自体はきれいに撮れていました、ぐすん。
機材はD750と、以前購入したレリーズスイッチです。
これでインターバルタイムを設定して自動的にシャッターを切るようにセットします。

75~300mmのズームレンズを装着してレリーズをセット、これを三脚に固定して空を狙います。
このレンズは望遠側のF値が5.6と決して明るくなく、加えて銀塩時代の、もう25年くらい前の古いレンズであるため、開放でとってはいい絵はとれません。F8くらいまでは絞りたい。
いろいろ試行錯誤した結果、ISO10000、シャッタースピード 1/1000秒、F9でちょうどいいあんばいに撮れることを確認しました。

あ〜〜、オリオン座流星群が流星群が... (T . T)
ペルセウス座流星群 2016
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
お盆休みの最中、8月13日にペルセウス座流星群が極大を迎えました。
ちょうど息子も帰郷していたので、家内と息子と3人で観に行ってきました。
場所は京北、日吉ダムの少し上流にある宇津峡キャンプ場のすぐ横です。
京都市内も近いし、どんな感じかなぁ、と思いながら、クルマを停めたすぐ後ろの道路上に親子3人川の字になって横になると、だんだん目が慣れてきて、ぼんやりと雲の帯のようなものが見えてきました。
ここは高感度に強いNikon D750の出番とばかり、そのボディにAPS-C規格のレンズをつけて持ってきました。
少しでも短い焦点距離がほしかったからですが、結局イメージサークルが小さいため、思ったほどの画角は得られませんでした。
ISO感度を8000にセットし、絞りは解放、シャッター速度は30秒にセットして撮った写真の中に1枚だけ、流星が写っていました。

右下のこいつです(^^;

そして、北東の方角にはアンドロメダ大星雲が写っていました。
わかりますか?
画面を縦横に3等分ずつする線を引いた交点の右上あたりにちょっと霞がかかったような光点が見えます。

この矢印の先の、斜めにぼんやり光がのびたようなものがアンドロメダ大星雲です。

もちろん、天の川も見えます。

ご存じのように、この天の川は我々が住んでいる銀河系の中心方向。住まいからクルマで1時間足らずのところでこんな天の川が見られるなんて、感激ですね。

仰角を少し低くすると、京北の山も写ります。

写っていないけれども、ほかにもけっこうたくさんの流星が見えました。
家内と息子も喜んでくれましたよ。
そんなことしながらお盆休みは過ぎて...
乗鞍本番まであと6日。

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お盆休みの最中、8月13日にペルセウス座流星群が極大を迎えました。
ちょうど息子も帰郷していたので、家内と息子と3人で観に行ってきました。
場所は京北、日吉ダムの少し上流にある宇津峡キャンプ場のすぐ横です。
京都市内も近いし、どんな感じかなぁ、と思いながら、クルマを停めたすぐ後ろの道路上に親子3人川の字になって横になると、だんだん目が慣れてきて、ぼんやりと雲の帯のようなものが見えてきました。
ここは高感度に強いNikon D750の出番とばかり、そのボディにAPS-C規格のレンズをつけて持ってきました。
少しでも短い焦点距離がほしかったからですが、結局イメージサークルが小さいため、思ったほどの画角は得られませんでした。
ISO感度を8000にセットし、絞りは解放、シャッター速度は30秒にセットして撮った写真の中に1枚だけ、流星が写っていました。

右下のこいつです(^^;

そして、北東の方角にはアンドロメダ大星雲が写っていました。
わかりますか?
画面を縦横に3等分ずつする線を引いた交点の右上あたりにちょっと霞がかかったような光点が見えます。

この矢印の先の、斜めにぼんやり光がのびたようなものがアンドロメダ大星雲です。

もちろん、天の川も見えます。

ご存じのように、この天の川は我々が住んでいる銀河系の中心方向。住まいからクルマで1時間足らずのところでこんな天の川が見られるなんて、感激ですね。

仰角を少し低くすると、京北の山も写ります。

写っていないけれども、ほかにもけっこうたくさんの流星が見えました。
家内と息子も喜んでくれましたよ。
そんなことしながらお盆休みは過ぎて...
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中秋の名月はスーパームーン
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
9月の末、中秋の名月とともにスーパームーンがやってきました。
ちょっと残念だったのは、この日は皆既月食がスーパームーンと重なったのですが、その皆既月食が見られるのは北米と南米など、太平洋の向こう側だったこと。
まあそれでもこの大きな月はきれいでしたよ~
カメラを提げて、三脚も持って撮影に出かけます。

やっぱり明るいですね、空も明るく照らされています。


標準ズームで撮影した下界と、300ミリのズーム望遠端で撮った月を合成してみました。
ちょっと不自然ですけど、まあこれはこれでいいかな。

川面に映る月明かりがまぶしい。

秋のこの空気感がたまりませんね。夏の湿気の多いガスったような空気とは違う、すきっと透き通った空気の中を月の光が飛んできているのがわかります。

遠くの山陰もうっすら浮かび上がっているのが素敵です。

大文字山の向こうに上っていく月。夏の送り火の時とはまた違ったクリアな趣の山です。

川面を約10秒間の長時間露出で撮ってみました。こんな月明かりの下でも被写体にピントが合うオートフォーカスが素晴らしい。
水が流れている様子が撮れましたが、作品としてはイマイチ(^^;

川の中州も月明かりに浮かび上がっています。

春には桜が満開になる川岸。これから寒い冬を越して、来年の春にはまたきれいな桜を見せてほしいもの。

私のランニングコース。肉眼ではもっと暗いので、雨が降った時に水が掘った溝に足をとられてけっこう危険です。これくらい夜目がきくといいんですけどね~

写真撮ったりなんだかんだしていたら、月もだいぶ上空に上って行きました。うろこ雲を照らしてきれいです。


ためしにD70sに標準で付いていたDXフォーマット(APS-Cサイズ)用のズームをつけて撮ってみました。
当然、周辺にケラレが出ますが、それでもけっこう超高格の感じは出ています。これは面白いかも、昼間も使ってみよう。

さあ、そろそろ帰りましょうか。

10月にはまた皆既月食があるようなので、またここで撮ろうかな。


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9月の末、中秋の名月とともにスーパームーンがやってきました。
ちょっと残念だったのは、この日は皆既月食がスーパームーンと重なったのですが、その皆既月食が見られるのは北米と南米など、太平洋の向こう側だったこと。
まあそれでもこの大きな月はきれいでしたよ~
カメラを提げて、三脚も持って撮影に出かけます。

やっぱり明るいですね、空も明るく照らされています。


標準ズームで撮影した下界と、300ミリのズーム望遠端で撮った月を合成してみました。
ちょっと不自然ですけど、まあこれはこれでいいかな。

川面に映る月明かりがまぶしい。

秋のこの空気感がたまりませんね。夏の湿気の多いガスったような空気とは違う、すきっと透き通った空気の中を月の光が飛んできているのがわかります。

遠くの山陰もうっすら浮かび上がっているのが素敵です。

大文字山の向こうに上っていく月。夏の送り火の時とはまた違ったクリアな趣の山です。

川面を約10秒間の長時間露出で撮ってみました。こんな月明かりの下でも被写体にピントが合うオートフォーカスが素晴らしい。
水が流れている様子が撮れましたが、作品としてはイマイチ(^^;

川の中州も月明かりに浮かび上がっています。

春には桜が満開になる川岸。これから寒い冬を越して、来年の春にはまたきれいな桜を見せてほしいもの。

私のランニングコース。肉眼ではもっと暗いので、雨が降った時に水が掘った溝に足をとられてけっこう危険です。これくらい夜目がきくといいんですけどね~

写真撮ったりなんだかんだしていたら、月もだいぶ上空に上って行きました。うろこ雲を照らしてきれいです。


ためしにD70sに標準で付いていたDXフォーマット(APS-Cサイズ)用のズームをつけて撮ってみました。
当然、周辺にケラレが出ますが、それでもけっこう超高格の感じは出ています。これは面白いかも、昼間も使ってみよう。

さあ、そろそろ帰りましょうか。

10月にはまた皆既月食があるようなので、またここで撮ろうかな。


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10月9日の皆既月食
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
10月9日の夜、久しぶりの皆既月食がありました。
今回は仕事もあったため、まったく準備らしい準備もしておらず、何時にスタートするかも調べていませんでした。
ということで、今回の撮影はすべて息子まかせ。
私はその写真をつなぎ合わせただけの手抜きです(^^;

月食の観測は1978年の高校のときと、2011年の12月と、今回が3回目。
次回は来年の4月のようです。
来年はしっかり準備万端したいものです。

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10月9日の夜、久しぶりの皆既月食がありました。
今回は仕事もあったため、まったく準備らしい準備もしておらず、何時にスタートするかも調べていませんでした。
ということで、今回の撮影はすべて息子まかせ。
私はその写真をつなぎ合わせただけの手抜きです(^^;

月食の観測は1978年の高校のときと、2011年の12月と、今回が3回目。
次回は来年の4月のようです。
来年はしっかり準備万端したいものです。

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会社始業まで金環食観測しました
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
今朝の金環食。
多くの皆さんがご覧になったことと思います。
私の会社の写真小僧たちはみんなで減光フィルタを買い、素晴らしい写真を撮っていました。
私が昨日制作した自作投影鏡、名づけて【Kachi235mm】、結果的に観測の役には立ちませんでした(^^;
やはり焦点距離が短すぎ。太陽の像は米粒にも満たず、回折現象のために像もボケボケでした。
これはかける前の像。

これは7:10ごろ、だいぶかけてきました。

さらに10分後。

ここまで来てこの自作投影鏡での観測はやめです。
会社についてからカメラで撮影している人から太陽観測メガネをお借りして、携帯のカメラで撮影を続行しました。
あまりにも出来が悪いので載せるのをためらいましたが、まあ、記念として(^^;
07:06です。

07:12。

07:18。

07:25。

07:30。

07:32。

ここまでで観測は終わり。
借りた太陽観測メガネを使って肉眼で観測した金環食はそれはそれは鮮明で、これらの写真よりもはるかに鮮やかに脳裏に残っています。
最大食の時の周囲の明るさは、ちょうど冬の夕刻のような明るさまで落ち、やはり多少は暗くなるのだなと思う一方、8割がた隠れてしまってもこれだけの明るさが残るのだという相反する思いで感心することしきりでした。
今後の天体ショー、ぱっと思いつくのは6月の金星の太陽面通過、これも日食のうちに入る?
それから、18年後にも同じ金環食が北海道で見られるそうです。
すでに定年していますから、RTをフェリーに載せて北海道入りし、ツーリングの果てに金環食を観測、なんていうのもおつなもんです。

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今朝の金環食。
多くの皆さんがご覧になったことと思います。
私の会社の写真小僧たちはみんなで減光フィルタを買い、素晴らしい写真を撮っていました。
私が昨日制作した自作投影鏡、名づけて【Kachi235mm】、結果的に観測の役には立ちませんでした(^^;
やはり焦点距離が短すぎ。太陽の像は米粒にも満たず、回折現象のために像もボケボケでした。
これはかける前の像。

これは7:10ごろ、だいぶかけてきました。

さらに10分後。

ここまで来てこの自作投影鏡での観測はやめです。
会社についてからカメラで撮影している人から太陽観測メガネをお借りして、携帯のカメラで撮影を続行しました。
あまりにも出来が悪いので載せるのをためらいましたが、まあ、記念として(^^;
07:06です。

07:12。

07:18。

07:25。

07:30。

07:32。

ここまでで観測は終わり。
借りた太陽観測メガネを使って肉眼で観測した金環食はそれはそれは鮮明で、これらの写真よりもはるかに鮮やかに脳裏に残っています。
最大食の時の周囲の明るさは、ちょうど冬の夕刻のような明るさまで落ち、やはり多少は暗くなるのだなと思う一方、8割がた隠れてしまってもこれだけの明るさが残るのだという相反する思いで感心することしきりでした。
今後の天体ショー、ぱっと思いつくのは6月の金星の太陽面通過、これも日食のうちに入る?
それから、18年後にも同じ金環食が北海道で見られるそうです。
すでに定年していますから、RTをフェリーに載せて北海道入りし、ツーリングの果てに金環食を観測、なんていうのもおつなもんです。

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金環食観測準備
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
いよいよ明日に迫った金環食。
写真撮影用の減光フィルタはお高くて買えない私はいろいろ考えました。
で、こんなものを急遽制作。
用意したものはサランラップの使い終わって残った芯です。

それと、アルミホイルを適当な大きさに切ったものを用意します。

これを先ほどの筒の先端にこんなふうにつけます。

つけた感じはこんな感じです。

次、つまようじを用意します。

これで先のアルミホイルの真ん中に穴をあけます。

さらに、写真はありませんが、アルミホイルの反対側の端に薄い紙(白)をアルミホイルと同じように貼ります。
この筒の長さは23センチ。
これで230ミリの望遠投影鏡(??)が完成。

この投影鏡を太陽に向ければ、230ミリの望遠レンズで見た太陽が紙に投影されるはずです。
...が、450ミリ相当の望遠レンズでCCDの上に像を結んだ月があんなに小さいから、これではかけた様子は見えないかな?
残念ながら、今日の京都地区は太陽が顔を出さなかったため、試すことができず、明日の日食でぶっつけ本番です。
拙宅では小さいラップしかありませんでしたが、もう一回り大きなラップの芯ならもっと長い筒が取れますから、そちらのほうがいいでしょう。
できれば大きいのを2本以上つないで600ミリとか1000ミリとかを作ったほうがいいに決まっていますが、それだと今度は照準を合わせるのが難しくなるから悩ましいところですね。

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いよいよ明日に迫った金環食。
写真撮影用の減光フィルタはお高くて買えない私はいろいろ考えました。
で、こんなものを急遽制作。
用意したものはサランラップの使い終わって残った芯です。

それと、アルミホイルを適当な大きさに切ったものを用意します。

これを先ほどの筒の先端にこんなふうにつけます。

つけた感じはこんな感じです。

次、つまようじを用意します。

これで先のアルミホイルの真ん中に穴をあけます。

さらに、写真はありませんが、アルミホイルの反対側の端に薄い紙(白)をアルミホイルと同じように貼ります。
この筒の長さは23センチ。
これで230ミリの望遠投影鏡(??)が完成。

この投影鏡を太陽に向ければ、230ミリの望遠レンズで見た太陽が紙に投影されるはずです。
...が、450ミリ相当の望遠レンズでCCDの上に像を結んだ月があんなに小さいから、これではかけた様子は見えないかな?
残念ながら、今日の京都地区は太陽が顔を出さなかったため、試すことができず、明日の日食でぶっつけ本番です。
拙宅では小さいラップしかありませんでしたが、もう一回り大きなラップの芯ならもっと長い筒が取れますから、そちらのほうがいいでしょう。
できれば大きいのを2本以上つないで600ミリとか1000ミリとかを作ったほうがいいに決まっていますが、それだと今度は照準を合わせるのが難しくなるから悩ましいところですね。

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月が地球に最も近付いた日 ~ Super Moon ~
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
地球に最も近い天体、月。
月が地球の周りを巡る軌道はわずかに楕円軌道を描いており、そのため、見かけ上の大きさも変わります。
本日5月6日の12:34にその月が地球に最も近づき、この状態の月を "Super Moon" というそうです。
この月を、昨日5日の夜、息子と二人で観測しました。
こちらは昨年12月10日の皆既月食の際に撮った、かける直前の月。

そして、こちらが昨日、5月5日に撮った月です。

いずれも70~300ミリのズームレンズの望遠端、つまり300ミリで撮影したもので、トリミングは行なっていません。
こうして別々の写真としてみても、大きさが違うことがわかりますね。
これを重ねてみるとどうでしょう。

大きさの違いは一目瞭然。
両方の月の大きさを、ピクセル数で比べてみると...
写真中の数字は、月の端を指しているマウスカーソルがある座標のうち、Y軸を示します。
この座標から計算できる大きいほうの月の直径は186Pixel、小さいほうの月の直径は164Pixelです。
小さいほうの大きさを基準とすると、直径差22Pixelは約13.4%の違いです。
一般に解説されている内容によると、約14%大きくなるということですから、月までの距離が最短時と最長時の差をほぼ体験できたといってもよさそうです。
今月は21日の月曜日に金環食が起こりますが、そちらは休みが取れず、ちょっと観測はできないかも。
でも、この月の大きさの違いを実際に観測できたことは幸いでした。
息子が夜景を撮りたいといって、300ミリの望遠端で夜景を撮りました。


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地球に最も近い天体、月。
月が地球の周りを巡る軌道はわずかに楕円軌道を描いており、そのため、見かけ上の大きさも変わります。
本日5月6日の12:34にその月が地球に最も近づき、この状態の月を "Super Moon" というそうです。
この月を、昨日5日の夜、息子と二人で観測しました。
こちらは昨年12月10日の皆既月食の際に撮った、かける直前の月。

そして、こちらが昨日、5月5日に撮った月です。

いずれも70~300ミリのズームレンズの望遠端、つまり300ミリで撮影したもので、トリミングは行なっていません。
こうして別々の写真としてみても、大きさが違うことがわかりますね。
これを重ねてみるとどうでしょう。

大きさの違いは一目瞭然。
両方の月の大きさを、ピクセル数で比べてみると...
写真中の数字は、月の端を指しているマウスカーソルがある座標のうち、Y軸を示します。
この座標から計算できる大きいほうの月の直径は186Pixel、小さいほうの月の直径は164Pixelです。
小さいほうの大きさを基準とすると、直径差22Pixelは約13.4%の違いです。
一般に解説されている内容によると、約14%大きくなるということですから、月までの距離が最短時と最長時の差をほぼ体験できたといってもよさそうです。
今月は21日の月曜日に金環食が起こりますが、そちらは休みが取れず、ちょっと観測はできないかも。
でも、この月の大きさの違いを実際に観測できたことは幸いでした。
息子が夜景を撮りたいといって、300ミリの望遠端で夜景を撮りました。


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2011年12月10日 皆既月食観測
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
見る見る、と言っていた皆既月食。
当日の京都は空一面を雲が覆う最悪のコンディションでした。
天気予報は直前では【晴れ】のにこちゃんマークが出ていたので安心していたのですが、実際にその時が迫ってみると、星はおろか、月の明かりさえ見えません。
そこで、息子と二人連れだってクルマに乗り、降水確率が一番少ない地方を狙い、三重県まで遠征してきました。
途中、新名神ではけっこう本格的な雨に見舞われて気分はブルーでしたが、現地についてみるとスカッと晴れてくれました。
月食のスタートは21:45ごろとのこと。
家をスタートしてナビに目的地をセットしたところ、到着予想時間は21:34と出ました。
渋滞がなければ十分に間に合います。
撮った写真は全部で248枚、月食スタートから終了まで、1分ごとにシャッターを切りました。
そんなに載せきれるわけはありませんので、スタートから20分おきの写真です。
【21:27】

【21:47】

【22:07】

【22:27】

【22:47】

【23:06】

【23:26 このころが最大食】

【23:47】

【日付変わって11日00:07】

【00:27】

【00:47】

【01:07】

【01:27】

月の軌道はほぼ頭の真上でしたので、300mmの超望遠で照準を合わせるのにえらく苦労しました。
前日にぎっくり腰を再発しているので無理な姿勢がつらく、ひっくり返りそうになりました。
ピントは合っているかどうか分かりにくいし、さすがに月がほぼ全部隠れた時のシャッタースピードは1秒近くまで伸びたため、やはりぶれも目立ちます。
でも、これだけたくさん撮ったので、ちょっと加工して上の写真を並べてみました。
途中で位置を変えたので月の角度かかわってしまったのは、一番大きなクレーター【ティコ】を目印に画像回転で修正しましたが、まだズレはあるかもしれません。

途中、息子がストーブでお湯を沸かしてコーヒーをいれてくれたりして、01:30頃、ようやく終了。
月が欠けていくに従って、明るい月の光に消されていた微弱な星星がだんだん見えてくる様子はすごかったです。
これが写真に撮れなかったのがちょっと悔やまれますが、機材が1セットしかなかったので仕方ありません。
息子が広げた店を撤収中。

これ、月の明かりで撮った写真です。
本当に明るい満月でした。
月がすっかりもとの姿に戻った後の下界の様子。
ここはちょっとした高台です。
月が照らしていても、これくらいの星は見えるので、月が欠けた時の星の数を想像してみてください。

来年は5月に金環食も日本で観測できます。
月のように撮影できるかどうかは微妙ですが、見てみたい気がしますね。
帰宅したのは04:30ごろ。
お疲れ様でした。
参考までに撮影データです。
■月食開始前
ISO 400 シャッター 1/500秒 絞り F5.6
この組み合わせは月に太陽の光が完全に当たらなくなるまで使いました。
■皆既中
ISO 500 シャッター 1秒 絞り F5.6
この組み合わせも皆既中にほぼ通しました。
高感度でノイズの少ない最近のデジタル一眼ならば、ISO 3200とか、許せば 6400くらいまで上げてその分速いシャッターを切ったほうがいいでしょう。

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見る見る、と言っていた皆既月食。
当日の京都は空一面を雲が覆う最悪のコンディションでした。
天気予報は直前では【晴れ】のにこちゃんマークが出ていたので安心していたのですが、実際にその時が迫ってみると、星はおろか、月の明かりさえ見えません。
そこで、息子と二人連れだってクルマに乗り、降水確率が一番少ない地方を狙い、三重県まで遠征してきました。
途中、新名神ではけっこう本格的な雨に見舞われて気分はブルーでしたが、現地についてみるとスカッと晴れてくれました。
月食のスタートは21:45ごろとのこと。
家をスタートしてナビに目的地をセットしたところ、到着予想時間は21:34と出ました。
渋滞がなければ十分に間に合います。
撮った写真は全部で248枚、月食スタートから終了まで、1分ごとにシャッターを切りました。
そんなに載せきれるわけはありませんので、スタートから20分おきの写真です。
【21:27】

【21:47】

【22:07】

【22:27】

【22:47】

【23:06】

【23:26 このころが最大食】

【23:47】

【日付変わって11日00:07】

【00:27】

【00:47】

【01:07】

【01:27】

月の軌道はほぼ頭の真上でしたので、300mmの超望遠で照準を合わせるのにえらく苦労しました。
前日にぎっくり腰を再発しているので無理な姿勢がつらく、ひっくり返りそうになりました。
ピントは合っているかどうか分かりにくいし、さすがに月がほぼ全部隠れた時のシャッタースピードは1秒近くまで伸びたため、やはりぶれも目立ちます。
でも、これだけたくさん撮ったので、ちょっと加工して上の写真を並べてみました。
途中で位置を変えたので月の角度かかわってしまったのは、一番大きなクレーター【ティコ】を目印に画像回転で修正しましたが、まだズレはあるかもしれません。

途中、息子がストーブでお湯を沸かしてコーヒーをいれてくれたりして、01:30頃、ようやく終了。
月が欠けていくに従って、明るい月の光に消されていた微弱な星星がだんだん見えてくる様子はすごかったです。
これが写真に撮れなかったのがちょっと悔やまれますが、機材が1セットしかなかったので仕方ありません。
息子が広げた店を撤収中。

これ、月の明かりで撮った写真です。
本当に明るい満月でした。
月がすっかりもとの姿に戻った後の下界の様子。
ここはちょっとした高台です。
月が照らしていても、これくらいの星は見えるので、月が欠けた時の星の数を想像してみてください。

来年は5月に金環食も日本で観測できます。
月のように撮影できるかどうかは微妙ですが、見てみたい気がしますね。
帰宅したのは04:30ごろ。
お疲れ様でした。
参考までに撮影データです。
■月食開始前
ISO 400 シャッター 1/500秒 絞り F5.6
この組み合わせは月に太陽の光が完全に当たらなくなるまで使いました。
■皆既中
ISO 500 シャッター 1秒 絞り F5.6
この組み合わせも皆既中にほぼ通しました。
高感度でノイズの少ない最近のデジタル一眼ならば、ISO 3200とか、許せば 6400くらいまで上げてその分速いシャッターを切ったほうがいいでしょう。

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