大型二輪免許への道 Part9 ~ 卒業検定

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

慣熟走行も終わり、いよいよ卒業検定です。

周りには、一緒に苦楽を共にした(?)顔なじみの教習生がいます。
みんな一様に緊張の面持ちです。
検定時は、確かみんなゼッケンをつけさせられたような記憶があります。

私の出撃順番は3番目。

私の一人前の方は一本橋では安定して12秒以上を出し、スラロームの時にはエンジンガードをがりがり接地させるような猛者です。
パッと見は、走りも見た目も『こち亀』に出てくる、白バイ隊員の本田にそっくりです。
この人の走りを見て自分もイメージトレーニングもできるな、と思ってその方の走りを見ていました。

さあ、見せてくれよー。

と思って見ていると、いつもと様子が違います。
どう見ても白バイから降りたときの本田のような雰囲気です。
目が泣きそうで、明らかに緊張しまくっています。

一本橋は傍から見ていても肩に力が入ってしまっていて安定感に欠け、とうとう途中で加速して相当短い時間で渡り切ってしまいました。
しかし、管制塔からはストップはかかりません。
スラロームではいつものキレの良さは鳴りを潜め、よたよたとして精彩にかけています。
クランクの出口、ここは一旦停止をせずに徐行しながら幹線コースに出る設定ですが、幹線進入時にあろうことかまさかのエンスト! 左に車体を傾けていたのでその場でごろんと転がって検定終了になってしまわれました。

おいおい、直前にそんな緊張に満ちた場面を見せないで下さいよ~。

と思っているうちに私の順番が回ってきました。

いつもお手本のような走りを見せる人のアガリぶりを見てしまった私はかなりプレッシャーを感じました。

一本橋では【ハンドルを押す】ことなどどこかへ消えてしまい、落ちるよりはまし、と、終わり3分の1くらいのところでアクセルを開けて、おそらくは7秒くらいで渡り切ってしまいました。
急制動では緊張のあまり右足に力が入り過ぎ、後輪がロック。
耳をつんざくスキール音に思わず足の力を緩めて転倒を免れましたが、大きく減点されているのは明らかでした。
そのあとのスラローム、クランク、S字、坂道発進、波状路などはどうにかいけたように思いました。
しかし、一本橋と急制動の失敗は重くのしかかっていて、こりゃ落ちたな、と諦めていました。

ところがやはり教習所も商売(?)、結果は合格でした。

検定中止になった【沼田の本田くん】は気の毒でしたが、合格したみんなは小躍りして喜んだことは言うまでもありません。

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大型二輪免許への道 Part8 ~ 慣熟走行

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しばらくあいてしまった大型バイク免許取得の第8弾。

課題には今まで上げたほかに【クランク通過】や【坂道発進】などがありますが、さほど難易度は高くないので割愛しようと思います。

一連の課題を一通り習得すると、沼田自動車学校では【慣熟走行】をしてくださいました。

【慣熟走行】って何?

あまり聞きなれない言葉ですが、本来の意味は【本格的に走行する前に身体とバイクの両方を暖機する目的で走る】ことで、ここでは【今まで練習してきた技術を、教習所コース上で実践的に練習し、卒業検定と公道での走行に備える】ことです。
私の場合は、教官の後ろにくっついて同じように走るように指示されました。

『コース上の信号や制限速度は気にしないでいいですから、私の後ろをできるだけ同じような走り方でついてきてください』
と指示された後、慣熟走行はスタートしました。
教官と私のほかに走っている教習車両はありません。

スタートした後、外周コースを走ります。
いま思うと大したスピードではないのですが、道路の幅がさほど広くないため、けっこう飛ばしているように感じます。

一周したあと、一本橋に乗ります。
一本橋は2本あって、片方に教官が、もう片方に私が乗ります。
かなりいい出来で一本橋を渡っているつもりですが、後から乗ったはずの私は横に並んで渡っている教官をどんどん追い越してしまいます。腕の差は歴然、悔しいです。

私の前輪が一本橋からおりるところを見計らって、教官は加速して私より先行します。

スラロームに進入。
度重なる練習で私の好きな課題です。
しかし、ちょっと様子が違います。
通常、スラロームはパイロンの内側を通りますが、今回は外側を通っているため、方向転換するのにいつもよりも小さく、すばやく転回しなければなりません。そのことにすぐに気が付かずに、おっとっと...とバランスを崩します。

スラロームを抜けたら今度はクランクとS字コース。
練習の時よりも高いスピードで抜けます。
ここでもアクセルワークがモノを言います。
もちろん、コースサイドに設置されているポールに触れてはいけません。

ものの5分くらいの走行だったと思いますが、汗びっしょりになりました。
いま思えば軽い部類のクラッチですが、慣熟走行が終わった時には左手の疲れは相当なもので、全く余裕のある運転ができていないことを実感しました。

さきほどまでは教官の後ろについて走っていたため、急制動などはありませんでしたが、同じ走行パターンで、スピードの強弱など、メリハリをつけて練習を続けることを指示され、何回か走りました。
次に何をするのかがわかっているとやはり疲労蓄積も違いますが、だんだん要領ものみ込めてきました。
このときに、初めて一本橋で14秒台を出すことができました。

この慣熟走行は楽しかったです。
ためしに乗り比べで400CCの教習車にも改めて乗らせてもらいましたが、400と750ではこんなにも重さが違うのか、と少し驚きました。
制動距離も400の方が短いことを体験しました。

いよいよ卒業検定を待つのみになりました。

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大型二輪免許への道 Part7 ~ 緊急回避

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急制動と並んで、バイクの危険回避に大きくものをいう緊急回避。

【緊急回避】
危険回避は、40km/hくらいで走っている直線コース上で、進行方向に立っている教官が両手に持っている旗のうち、片方の旗を上げた瞬間に、その旗の方にコースを変え、旗の直前でとまる、という実技で、教官がどちらの旗を揚げるかは予測できません。
ただし、これは検定には含まれていなかったかもしれません。
教官は命がけともいえ、単独で練習している時よりもさらに性根を入れて取り組まないと大変なことになります。

1.旗が挙げられた瞬間に体重移動とハンドル操作
緊急回避ではスラロームの時に覚えた体重移動とステアリング操作が生きてきます。
向かって左側の旗があげられたら、ハンドルを左手で一瞬右に押すと同時に左ステップを踏みます。
これでバイクは左に進路を変えます。

2.針路を戻す
回避できたらスラロームと同じ要領で再び右に進路を戻し、正面を向かせます。

3.急制動を実行
急制動と同じ要領で腰を後ろに引き、前後ブレーキを操作して可能な限り短い制動距離でバイクを止めます。

要するに、スラロームと急制動が身についていれば何とかなるともいえ、あとは、公道上ではいつでもこの一連の操作ができるように意識を集中し、漫然運転を避けることです。

...って、この意識の集中が一番大変だ、と最近よく思います。
特にロングに出ると周りの景色にも見惚れますし、あまりに集中しすぎると無用に疲労を蓄積しますから、その辺のさじ加減が難しいところです。

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大型二輪免許への道 Part6 ~ 急制動

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急制動などは、自己防衛の観点からもまじめに取り組んでおくべき課題です。

【急制動】
最近はABSつきの車両も増えてきましたが、クルマほどには普及していません。
また、クルマと違って、バイクの場合は前後別々にブレーキを操作しますが、これは、バイクの場合は車に比べてホイールベースが短く、重心の位置も高いために、車と同じように一律に前後の制動力比率をかけて制動をしても、必ずしも最適なブレーキングができないためです。
教習所でも練習をさせてもらえると思いますが、前後のブレーキがそれぞれどれくらいの制動力を持っているのかを別々に体験して身体に覚えさせることはたいへん有効です。

1.リアだけを使ってブレーキングしてみる
課題では、確か40km/hからの制動で5メートルか7メートル以内の制動距離を要求されていたと思います。
そのスピードを出したうえで、リアブレーキのみを使ってブレーキをかけてみます。
転ばない自信があれば、リアタイヤであればという条件付きですが、ロックするまで踏み込んでみると、リアブレーキがどこで破綻するかを覚えられます。
ただし決して無理はしないこと。
リアブレーキだけではとても課題で要求されている制動距離を満足することができないことがわかります。

2.フロントだけを使ってブレーキングしてみる
同じように、今度はフロントだけを使ってブレーキングをしてみます。
リアに比べてはるかに短い制動距離で止まれることがわかります。
ただし、フロントではブレーキロックは決して試してはいけません。
ロックしたとたんに、まず間違いなく転倒します。

3.前後両方を使って制動してみる
上記である程度フロントとリアのブレーキの利き具合が覚えられたら、前後両方のブレーキで制動をしてみます。
慣れると、驚くほど短い制動距離でスピードを殺せるようになります。

4.体重は後ろに移動
先の練習でお分かりになれると思いますが、フロントブレーキはバイクとライダーの体重が集中してかかることから、非常に強い摩擦力がタイヤと路面で発生しますので、急制動における命綱ともいえる役割を担います。
それを理解したうえで、さらに制動力を有効に路面に伝えるには、リアの制動力をどう生かせるかも重要です。
通常の乗車姿勢のまま急制動をかけると、どうしてもフロントに重心が移動し、リアタイヤの荷重が抜けます。
これを補完するために、ブレーキをかけるタイミングとほぼ同じか、少し早いタイミングで体を後方にずらすことで、リアの加重抜けをある程度抑制することができます。
具体的には、腕を伸ばし気味にし、腰をシートの後方にずらして腕と足の両方でバイクを前に押し出すような姿勢を取ります。
お尻はシートの上にどっかり乗せたままです。

5.天候によってブレーキ配分は変幻自在に
路面状況でも前後のブレーキをかける力の配分は変わります。
例えば、雨の日ならば、後輪はさらにロックしやすい状態になりますし、ブレーキディスクが雨に濡れている場合などは、ブレーキパッドが水滴をディスクから掻き落とすまでの刹那、ブレーキの利きが非常に甘いこもとも覚えておいたほうがよいと思います。

基本的にバイクが止まった時に出す足は左足です。
これは、止まったあともブレーキをかけた状態を維持するためです。

状況により右足を出してもいいですが、たぶん減点対象にはならないのではないかと思います。

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大型二輪免許への道 Part5 ~ スラローム

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【スラローム】
数ある実技種目の中でも、最もバイクを操っていることを実感できる実技だといえます。
一本橋や波状路は【10秒以上かけて通過すること】などといった、一定時間以上をかけた通過を要求しますが、スラロームは【6秒以内で通過しなさい(制限時間はうろ覚えです)】という具合に逆に短い時間で通過することを要求されます。

この実技の醍醐味は、体重移動とステアリング操作、そして最もモノをいうのがアクセル操作で、これらがすべて一体になって初めてタイムをクリアできます。

コース上に千鳥足状にパイロンが置かれていて、その内側を左右にバイクを転回させながら、縫うように通過する実技です。
これも一見、簡単に見えますが、重いナナハンを軽快に回頭させるのは力づくではできません。
教官は、絶対にまねはしないように、と前置きして、体重移動とアクセルワークだけでクリアできることを示すために、右手だけでの実演を見せてくださったりもしました。

1.スタート直後の最初の方向転換ではステアリング操作と体重移動を有効に
スタートは特段意識すべきことはないと思いますが、スタート直後に最初の体重移動とステアリング操作が必要です。
左の旋回からスラロームが始まる場合、アクセルを閉じた状態でステアリングを一瞬右に切ると同時に曲がる側(この場合は左)のステップを軽く踏みます。
こうすることで、バイクはすっと左に鼻先を向けて旋回を始めてくれます。

2.方向転換はアクセルワーク>>旋回を始めたらアクセルを開く
左に旋回を始めたらすぐに次の右旋回へのアプローチを始めます。
具体的には、左旋回を始めた直後にアクセルを少し大きめに一瞬開けます。
すると、車体はすっと起き上がり、次の右旋回につながるよう、方向転換を始めてくれます。
このとき、車体が起き始めた直後に再びアクセルを閉じ、右旋回に入っていきます。

3.あとはアクセルワークの繰り返し
右旋回に入ったら、左旋回から右旋回に至るまでに行なった操作を繰り返し、以降、左旋回~右旋回...と継続します。
この中で、アクセルを一瞬開くアクセル開度とその開く時間は、何回も練習することで身に付ける必要があります。
このアクセルワークだけでもバイクが思いのままに方向転換をしてくれることを身体で覚えると、なんの余計な力も入れずにスムーズなシュプールを描くことができるようになります。

4.頭は常に垂直に立てたままにすること
スラロームをしている時は車体が垂直に立った状態であるのは方向転換途中のほんの一瞬ですが、バイクを運転するときの鉄則として、頭は常に地面に対して垂直に保っておくことを忘れないようにします。
こうすることで、地面に対してバイクがどれくらい傾いているのかを容易に知ることができます。
決して、バイクと一緒に頭を傾斜させてはいけません。
やってみるとわかりますが、実際にバイクがどれくらい傾いているのかわかりづらく、案に相違してバンクさせ過ぎて転倒につながりかねません。
要するに危険なのです。

このスラロームが身につくと、完熟走行(別に記事にします)で思いのままにバイクを振り回せるようになります。

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大型二輪免許への道 Part4 ~ 波状路

新しい実技、波状路です。

【波状路】
波状路は、大型二輪の教習で初めて体験した技能でした。
これは数メートルのコースの中にほぼ等間隔で設置された路上のかまぼこ板状のコブのうえを徐行速度で通過するという実技。
基本的にシート上にどっかり座って越えるのではなく、ステップの上に立ち、スタンディングの姿勢でバイクを操作します。
強いてこの実技の意義を言えば、不整地を走るときに、バイクのサスペンションだけではなく、手足をサスペンションの一部として機能させて衝撃を吸収するとともに、そうした不整地でのバランス感覚を身につけること、といったところでしょう。
教官がお手本を示してくれたのを見た感じは『ああ、こんなの楽勝、楽勝!』などと思っていましたが、見るとやるとでは大違い。

最初に教官からコツを教わります。
しかしその通りにやっているつもりでも、タイヤがコブに乗るたびに失速し、ふらつきます。
中には豪快に転倒する生徒も出るありさまで、かなり緊張しました。
しかし、スタンディングでバイクを操るという、クルマでは絶対に味わえない、後述のスラロームと並んで最も人馬一体の感覚を味わえる実技のひとつともいえ、特にオフロードを走りたい人は力を入れたほうがいい種目かもしれません。

以下、教官から教えていただいたコツと、自分なりのやり方をミックスした内容です。

1.視線は常に前方におく
一本橋と同じですが、視線は常に前方に置くこと。
前輪のすぐ先に視線を落とすとバランスを崩しやすく思います。

2.クラッチは半クラ状態を維持
クラッチを完全につないでしまうと課題として設定されている時間を大幅に下回る時間で通過してしまいますし、コブを前輪が乗り越えようとした瞬間にエンストして転倒という悲劇につながりかねません。
クラッチは半クラ状態にしておき、動力は伝わるけれども、路面からの抵抗がエンジンの回転を止めないところで維持します。

3.コブを超えるときに一瞬、アクセルを開く
スタート時はアイドリングスタートで構いませんが、半クラで速度を維持調整しながら、コブに前輪 もしくは 後輪が乗って乗り越えるときにアクセルを一瞬開けて動力を後輪に伝えてあげます。
半クラッチ状態でこれを行ないますから、バイクが意に反して暴走することはなく、コブを乗り越えるに足るトルクのみが後輪に伝えられます。
また、ちょうどあんばいがいいその半クラッチ状態を左手が自然に作れる程度、バイクに慣れてしまうことも大切です。
この【アクセルを一瞬開ける】動作を教官の表現をお借りして書くと『びゅう...びゅう...という感じで開けてください』と表現できます(4気筒エンジンの音を想像してください)。

4.頭の位置を常に一定に
コブを超えるときは前輪 もしくは 後輪が上下に動きますから、何もしなければ身体全体もそれに合わせて上下し、頭の位置が動きます。
こうしたバランスを取る実技の時に大切なのは、頭の位置をできるだけ一定に保つことです。
そのためにスタンディングをしているわけで、コブを乗り越えるときに手 もしくは 足を車体の動きに合わせて適宜曲げて、頭の位置ができるだけ上下に動かないように一定に保つこと。
こうすることで、バイクの動きが体全体で把握できて、不用意なバイクの動きに対処しやすくなります。

地味に見えますが、バイクのバランスを習得するうえでけっこう役に立つ要素を含んでいる実技といえそうです。

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大型二輪免許への道 Part3 ~ 一本橋

いよいよ本格的な教習が始まりました。
楽しいですね~。

以下、私の教習経験です。
これから二輪免許を取られる方の参考になれば幸いです。

私にとって難易度の高かった課題順です。
本日は一本橋。

【一本橋】
沼田自動車学校では、教習中は一本橋を渡り始めると正面にデジタルのストップウォッチがカウントアップを始めてくれ、いま何秒経過しているかを教えてくれます。
ただし本検定の際は表示はされません。教習の時にどうやったら長く橋の上にとどまれるのかを体に叩き込む必要があります。
長く一本橋の上に残るには、一にも二にも耐えるしかありませんが、根性だけでは無理なので、以下、ご参考まで。

1.目はできるだけ遠くを見ること 
ついついフロントタイヤのすぐ先の一本橋の上に視線を落としがちですが、遠くを見たほうがバランスしやすいように思います。

2.速度調節はクラッチとリアブレーキのみ
一本橋上では、フロントブレーキは基本的に使ってはいけません。
フロントブレーキをかけるとフロントに荷重がかかり、フォークが縮むことによってキャスターが立って安定性が損なわれます。
また、前に進むベクトルを前から打ち消す形になるため、これも安定性を損なうことにつながります。
止まりそうになったらアイドリングのままクラッチをちょんとつなぎ、スピードが出過ぎたら切る、それでも速すぎる場合はリアブレーキをすこーし踏む。
この繰り返しで速度を調整します。
リアブレーキがフロントブレーキよりもいいのは、進行方向に向かうベクトルを、リアブレーキは後ろから引っ張る形で消そうとするのに対し、フロントは前から反対方向に押し戻すような形で消そうとするため、後ろから引っ張ればフロントの進行方向はあまりぶれませんが、前から押し戻されると、リアが左右どちらかに流れようとする荷重が作用するため、バランスが崩れやすくなります。
400C.C.の教習車両の場合、アイドリングではエンストする可能性が大きいので、わずかにアクセルを開け、1300rpmくらいに回転を保ちながら上記を試すとスムーズにいくと思います。
回転を上げることによってエンジンのジャイロ効果も上がり、安定性も増します。
※これは横置きエンジンだからできること。BMWのRシリーズのような縦置きエンジンだと、アクセルをあけた瞬間に右にぴょこっと傾きます。 ^ ^;

3.進路を微修正するにはハンドルを『押す』
低速で転がすわけですから、当然ふらつきます。
これを避けるには、【ハンドルを押して進路を修正する】ようにすると楽に修正できます。
具体的には、 例えば車体が左に傾いたときは傾いた方向にハンドルを切ると車体が起きるという原理を利用しますが、その時に、左手でハンドルを引っ張って左に切るのではなく、右手でハンドルを押して左に切るようにする、というのがキモです。
もちろん、切る角度は本当にわずかなのですが、【引く】と【押す】では大違い。
押して切るほうが、スタンディングで操作している力のかかり具合から、ハンドルを押した時の反動を下半身ががっちり受け止めて体がぶれず、その結果、さらなるふらつきを誘発することがありません。
対してハンドルを引いて切ろうとすると、体はその反動で前に引っ張られ、それを下半身が吸収することができずにバランスがさらに崩れて脱輪につながります。
このやり方をさらに進めると、一本橋に乗ったら、この【右を押し】そして【左を押す】という動作を、ふらつきに関係なく小刻みに持続すると、嘘のように楽に一本橋を渡ることができるようになります。
私の場合、この方法で最長14秒強で渡れたことがありました。

つづく...

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大型二輪免許への道 Part2

沼田自動車学校は、そんなに新しい校舎ではなかったと思いますが、スタッフの皆さんも親切でしたし、通う生徒さんもみんな感じの良い方ばかりで本当に楽しく教習を受けることができました。
これは余談。

教習車はHONDAのCB750です。
20110805CB750
調べていると、(可部自動車学校という例外を除いて)だいたい教習車はこのCB750か、KawasakiのZephyr750の採用が多いようです。
20110805Zephyr750

当時乗っていたXR250 Bajaに比べたら重いのは当然(倍近い車両重量)ですが、記憶に残っているRF400に比べても相当に重いです。
すでに中型免許を所持していることから、運転は何ら戸惑うことはありませんでしたが、何よりこの重さがけっこうなプレッシャーで、ぐらっときたらどうしよう、という恐怖感は付きまといました。

しかし、中型限定バイク最大排気量の2倍弱もある排気量は強力でした。
いちばん驚いたのはその低速トルクの豊かさ。
エンジンがかかっていれば、バイクが傾いたときにアイドリングのままちょんとクラッチを当ててやればすっと車体が起きる様は、このトルクを手に入れるためだけでも大型バイクに乗る価値がある、と真剣に思いました。
何しろ小排気量車のように無駄にピックアップが鋭いわけではなく、アクセルを煽った時の反応もいい意味でダルなため、低速でゆったりと転がすことができ、結果的に疲労が圧倒的に少ないのです。

大型二輪での教習で変わったこと...

■実技項目が増えた...
中型二輪免許にはなかった【波状路】という実技が加わります。
これは一定間隔でかまぼこ状に凸凹がつくられた道を徐行速度で渡りきる実技で、スタンディングで確か6秒以上を使って渡りなさい、というもの。

■一本橋の時間が長くなった...
中型二輪の一本橋は確か7秒以上かけて渡ればよかったと思いますが、大型二輪はこれが10秒と長くなりました。

これ以外は、クランク、スラローム、急制動、坂道発進、緊急回避など、記憶にある実技ばかりです。

つづく...

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大型二輪免許への道 Part1

ある時、会社のバイク好きな後輩からメールが来ました。
『会社のNさんが大型二輪免許取ったそうですよ』
・・・
『ナイトホークも買ったんですって』
・・・
『僕もゴールデンウィークに教習所に通うんです』
・・・
『バイクも買っちゃうつもりで~す』

当時、中国地方に転勤していた私は、もっぱらXR Bajaで山中の林道を走りまわり、『やっぱり道なき道を行くのはいいよなぁ』なんて思っていたのですが、もう取ることはできまい、と根拠もなくあきらめていた大型二輪免許を後輩が教習所に通って取る、と聞いたとき、そんな考えはどこかへ消えていき、『う、俺も大きいのに乗りたい...』と思ったのは、バイク乗りとして当然の反応でした。

...教習所に通う?

学生時代に自動二輪の中型限定を取得した時は、大型二輪(当時の限定解除)を教習してくれる教習所はありませんでした。
いわゆる【一発試験】しか取得の道はなく、いまでもそうだ、と思い込んでいました。
しかし、日本の自動二輪免許制度がバイク貿易の非関税障壁だ、とアメリカから圧力を受けた日本が大型二輪免許の取得難易度を緩和する措置をとった結果、教習所での大型二輪免許教習の道が開かれました。

...そうか、教習所に通うという手があるのか...!

そう思った私は、当時始めたばかりのインターネットで教習所を探し始めました。
で、見つけたのが【沼田自動車学校】
20110805沼田自動車学校

もう1校、【可部自動車学校】という教習所もありました。
20110805可部自動車学校

こちらは当時、四輪教習にBMW(たぶん3シリーズ)と、大型二輪教習にハーレー(車種は覚えていません)を使っていることをウリにしていましたが、少し遠いこともあり、沼田に決めました。

6月某日、いよいよ最初の教習が始まりました。

つづく...

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中型免許への道

原付に乗っていると、その法定速度の低さに閉口することがままあります。
わがエントリマシンだったHONDAのラクーン号は5速マニュアルミッションで、当時の原付としてはそこそこ力があったといえる6馬力だったため、きびきびといっていい走りっぷりを示しましたが、検挙される危険は高いわけで、事実、免許を取ってわずか4日後にレーダーに捕捉されてしまいました。
警察に指紋を取られるなどという経験は、19歳の私にはたいへんな大事件で、逮捕されて前科一犯にでもなったような暗鬱とした気分になったものでした。
こうした危険から一歩でも遠ざかるためには上のクラスのバイクにステップアップしてより高い法定速度を享受するしかありません。

というわけで、自動二輪の中型限定を取りに行くことを決意。
試験場は明石運転免許試験場。
試験車両はKawasakiのZ400 Ltdで、アメリカンバイクを使っているとは驚きました。
Z400Ltd

3回飛込み試験にチャレンジしましたが毎回一本橋で脱輪。時速20キロも出さないうちに試験終了してしまうわけで、箸にも棒にもかかりません。

とうとう当時の貧乏学生には結構な出費でしたが、二輪教習所に通ってとることにしました(ガソリンスタンドのバイトに精を出しました)。

このころ、自動二輪を教習して実技免除になる教習所は数えるほどしかなく、関西圏では京都のデルタ自動車学校と、神戸の平和台自動車学院の二つくらいでした。

私は後者に入校、教習車両はHONDAのCB400T。
CB400T

急加速や急制動、スラローム、一本橋など、試験項目のすべての技術を教えてくれますが、Z400Ltdのような変な癖もなく、大変乗りやすかったのが印象に残っています。
クローズドコースとはいえ、原付を乗っていたころに実質的に初めて乗った400C.C.の排気量だったので、その力強さに感動したものです。

試験場の車両も教習所の車両もSOHCのツイン、というのが時代を感じさせますが、原付に慣れていた体にはその大きさはとても頼もしく、免許を取ったらこういうバイクで高速道路にも乗れるし、ずっと遠くに早く行けるんだ、と胸が高鳴ったのを今でも鮮明に覚えています。

卒業試験の時は雨という劣悪なコンディションでしたが、なんとかスラロームでも急制動でもスリップダウンや握りゴケすることなく、無事卒業、晴れて400C.C.までのバイクに乗れる資格を手に入れることができました。

さあ、では何に乗ろうか。
お金は教習費用で消えてなくなったぞ。

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大好きなバイクや、最近気になる健康について書いていこうと思います。
肩の力を抜いていきましょう。

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