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保身? 事故防衛? スピード違反をしないために〜

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

バイクに乗っているといろんな危険があります。
事故の危険はもちろんですが、特に加速のいいバイクはスピード違反のリスクもつきまといます。
スピード違反は法令違反なので、違反したら違反したほうが悪いに決まっているのですが、だいたいネズミ捕りとかオービスのたぐいというのはスピードが出やすい路線に設置されることが多いもの。
要は事故発生の危険が大きいところで張り込まれているわけで、こういうところを知ることというのは、保身という以上に事故発生のリスクを低減させるのに有効だろうと。
本当は専用機を使えばいいのでしょうが、車用は比較的安価で種類も多く出回っているようですが、バイク用はなかなか。

そうなると、ついつい頼ってしまうのがスマホの警告アプリ。
以前、息子が使っていたのがけっこういいと聞かされていて、どうも無料のようだし、いちどインストールしてみようかと。
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しかし、スマホで警告を発してもらっても、バイクの場合はヘルメットをかぶって走行していると、まあ聞こえる訳ありませぬ。
なので、Bluetoothのヘッドセットを物色すると、最近はいろいろ出てきていますね。
けっこうお安いのがこのLEXINの LX-R6。
この他にも『聴くだけ』のものだとかなりお安いのもあります。
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他にも、FMチューナーを内蔵したものもあったり。
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定番のCOOLROBOも、これは2ユニット入りですが、当然シングルユニットの販売もあります。
電話にも出られて、ナビや警告音声も聴けてということだと、最初のモデルかこのモデルくらいがいいかも。
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ただ、息子によると、スマホのアプリだとやはり動作に難が出ることもあるようで、特に、Yahooナビなどのナビゲーションと併用すると、ナビ側がGPSの情報をうまく拾えなくなるなど、まだ改善の余地があるようです。
まあ、実際に自分で使って評価すりゃいいんですが、最近、そういう探究心がだんだん萎えてきて、年齢を感じる今日このごろです。

じゃあ、もうしばらく、もう17年ほども前に、TDM850に乗っていた頃に購入したレーダー探知機を継続使用しましょうかね。

そのレーダー探知機、本体はフロントカウル部に設置してあり、レーダーの電波を探知すると、ヘルメット側に探知したことをトランスミットする子機を設置することができるもの。
それがこれでして、KABUTOのIBUKIは耳のところにこうしたスピーカのたぐいをセットできるかなりしっかりしたくぼみが確保されています。
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ただ、やはりちゃんと固定する措置をしないとすぐに落ちてしまう。
実際、ヘルメットを脱ぐときにもう何回も落っことしていて、たまに子機の蓋がパカっと開いて中のボタン電池が転がって行っちゃったりなんてこともありました。
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こちらは子機で、最初からマジックテープのオス(?)が貼られているので、あとはメット側にメスを貼り付けてあげればOK。
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いつだったか、Astro Productsでたまたま見つけて買っておいたマジックテープ。
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貼り付けておしまい。
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これで一週間ほど使ってみましたが、ヘルメット脱着時に落とすことはなくなりました。
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とりあえずこれで運用を続けて、スマホのアプリがもう少し進化するのを待つかな。

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大阪モーターサイクルショーに行ってきた ~ TRIUMPHと MV AGUSTAと BIMOTAと HARLEY DAVIDSON ~

本日もご覧ただき、ありがとうございます。

モーターサイクルショー最終回です。

こんどはTRIUMPHです。
やっぱり見てしまうTiger Explorer。
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TRIUMPHの証、トリプルエンジン。もちろん、トリプルだけがTRIUMPHではありませんが。
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アドベンチャー系も大型化しましたね。
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お値段もグレートです(^^;
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通販ヘルメットのWINS。いまでも通販オンリーの販売なのかな。デザインも変わってきましたね。
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さて、MV AGUSTAのVELOCEです。
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これ、かっこいいんですよね。昨年秋にRTのユーザー車検を受けたとき、横で新車登録をしていてしげしげと見たことを思い出します。
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さて、懐かしき造形。BIMOTAのTESIのフロントです。
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これ、ステアリングの動きがどうホイールに伝わるのか、いまだにわかりません。
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どなたかお詳しい方、お教えください(^^;
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四半世紀ほど前だったかのTESIとはずいぶん変わった気がしますが、このフロントサスペンションは独特。YAMAHAでもGTS1000というのがありましたけど、あれも同じような考え方なのかな。
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タンクの上のエンブレムも美しい。
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どんな乗り味なんでしょうねぇ。
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こちらはバイクガレージ。設置費用込みで36万だそうです。
奥行き3メートル。当然のことながら、奥に棚があっていろんなものを置けるので、メンテナンスにもいいでしょう。広い庭があったら設置したいものです。
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最後はHARLEY DAVIDSON。
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まるで乗用車のようなコックピット。これもスピーカーは2ウェイのトゥイーター付き。
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ちゃんとプレートを見なかったのですが、コンセプトモデルと思われる車両。
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フロントサスはどうなってるの?
以前はハーレーのエンジンを使ったBUELLなんてありましたけど、そんな感じ?
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とこんなふうに回っていると、2時間半ほどで一周できました。
やっぱり楽しいですね~、バイク見るの。
以前より規模が小さくなった気がしますけど、やっぱり最新のバイクやコンセプトバイクをまとめてみられるのはいいですね。

JAFの会員証を提示したら200円引きで入場できました。
次回もまた来たいですね~

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大阪モーターサイクルショーに行ってきた ~DUCATIと BMWと KAWASAKIのブース~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

さて、お次はDUCATIのブースです。
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まあとにかく凄い人だかり。
というわけで、やっとちゃんと(?)撮れたのがこのMulti Stradaの1枚だけ(笑)
しかし、どこかの絵本で見た天狗か河童のような、鋭い目つきですね。はっきり言って好みです。
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BMWのブース。
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我らがRTの末っ子。空水冷の最新型です。
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ウィンドシールドのほか、オプションと思しきデフューザーのようなプレートも装備しています。これで風を味方につけているのか。
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フラッグシップの1600GT。
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ひと転びいくら、なんて考えちゃいけない、そういうバイクです。
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空水冷の1200GS Adventure。ずいぶん造形が複雑になりましたねぇ。
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1600GTの全景、これはGTLですね。
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空水冷のエンジン。上から吸気、下から排気します。いままでのR系エンジンとレイアウトが違いますね。
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こちらはR1200RSのシートに座ったところ。
ナビゲーションはどうしてもここにつけざるを得ないですね。このあたりは、親ばか(?)ですが、我らがRTのほうがいいな。
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このRSが一番変わったところ。
このフロントサスペンション。倒立フォークで...
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Rの代名詞だったテレレバーではなくなっています。
どんな乗り味なのか、いちど乗ってみたい気がします。
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さて、1600GTにまたがってみましょう。
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シートに座るとこんな感じ。
すごいな、スピーカーにはトゥイータまで付いている。
走りながら大音量出して聴くことなんてあるのかなぁ、と思いつつ(^^;
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こちらはRT。
包まれ感はGTよりもRTのほうが強い気がします。
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どちらもいちど乗ってみたい。
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このRTは最新型でもテレレバーです。
見るからにRSよりも重そうなので、車重によって違うのか。RSはだいぶダイエットしたように見えますし、テレレバーはいかにもバネ下が重そうですものね。
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こちらはKAWASAKI。
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絶対あると思っていたH2R。すごいバイクだなぁ。
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この顔、私にはエイリアン4で宇宙船の窓から外に吸い出されてしまったエイリアンの顔に見えます。
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このマフラーの大きさ。音を聞いてみたいものです。
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まったく勉強不足でしたが、スーパーチャージャーで過給されているんですねぇ、こりゃ化けものだ(^^;
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も一回だけ続きます(^^)

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大阪モーターサイクルショーに行ってきた その1

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

春分の日を挟んだ3連休、インテックス大阪でモーターサイクルショーがありました。
久しぶりなので、RTを駆って2日目に行ってきました。

阪神高速の京都線を走っていきます。
途中、反対車線で追突事故があって、そこを先頭にずっと数珠つなぎの渋滞でした。
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第二京阪、快走路です。
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インテックス大阪は大阪湾の沖に浮かぶ人工島の上。橋を渡っていきます。
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晴れていたのでおびただしい数のバイク。幸い、屋根つきの駐輪場にとめることができました。
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さあ早速見ましょう。
まずはHONDAブースです。
Africa Twin。昔のに比べてちょっと線が細くなったかもしれませんが、現代風のデザインに一新されていますね。
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正面から見た顔はYAMAHAのSuper Teneleに似ています。
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このクラッチの位置にあるレバー。遠くて走行中に指で引くことはできません。
パーキングブレーキだそうです。ミッションはオートマチックなんだとか、きっとDCTなんでしょうね。
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私が今回のショーでいちばんグッときたのがこのHONDAのConcept CB Type II。
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この空冷のフィンがあらわになった、塗装なしのように見えるタンクからはみ出さんばかりの威張ったエンジン。
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メガホンマフラーからはズォオオオ、という野太い音がしそうで、いちど音を聞いてみたい。
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そろそろヘルメットを新調したい私。最近のOGK Kabutoのヘルメットはぐんとデザインがあか抜けてきましたね。
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確かまーぼーさんがモニターに当選されたIBUKI。顎から開くシステムヘルメットで、インナーサンシールドにラチェット式の顎紐を備える、理想的なスペック。次はこれだな、とひそかに狙っております。
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こちらはYAHAMAのR1。後ろにMが付いていますね。YAMAHAのデザインはいつの時代も美しい。
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大容量のラジエータ、下側はオイルクーラーか。
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こちらはFJR1300の最新型のようです。初期型からだいぶデザインが変わりましたが、一目見てFJRとわかる印象。
RTに乗る前はこのバイクにあこがれていたんですよね。
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昔に比べて包まれ感は向上したかな。
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こちらはKTMのブース。
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1290 Super Adventure。
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これは3年くらい前に当時の型を試乗しましたけど、いいバイクでしたね。
KTMの印象をガラッと変えたシルキーな感触。いまでも変わっていないのかな。
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こちらはGT。KTMにもこういうロングツアラーが増えてきたようで。
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あと2回続きます。
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ラーメン食べに息子と初めてのRTでのタンデム

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

考えてみたらまだやっていませんでした。

先日、家内が会社の忘年会で遅くなる時のこと。
会社で仕事をしていると、息子からiPhoneにメッセージが。

 『ねえ、ラーメン食べたい』

私...
 『おっしゃ、いまから帰るから支度しとけ~』

と、仕事をおっぽり出してRTで帰宅。

帰宅してから
 『おい、RTで行ってみるか?』

 『おお、いいねぇ~』

というわけで、RTで行くことになりました。

息子とは以前にRTのメインスイッチ交換の時に借りた 代車のSHERPAでタンデムしたことはありますが、RTでは初めて。

往路の信号待ち。
ヘルメット越しに会話しながらぱちり。
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 『前の車が走り始めたよ~』
 『あれ、まだ赤じゃん。』
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帰路。
 『ねえ、ガソリンのエンプティアラートがついているけど大丈夫なの?』
 『帰るまではもつよ~』
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 『こわくねえか~?』
 『こわくね~よ~』
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そんな会話をしながら帰宅。

う~ん、Bluetoothのインカムが欲しくなってきた(^^;

それもそうだけど、やっぱり息子とのタンデムは楽しいな。

しかしやっぱりRTってタンデムを前提に設計されているんですね~
まだバイクタンデム2回目の息子が怖くないというんだから(^^)

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つくばナンバーのひと

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

このブログを始めてから、たくさんのブログ仲間と仲良くさせていただけるようになりました。
皆さんそれぞれに個性たっぷりの方ばかりで、お会いするたびにいつも驚かされます。
そうした皆さんの中でも異彩を放つ方がおひとり。
自転車で1日に何百キロも走る『鉄人』とも言われるていじんさん
BMW R1200GS Adventureを自在に操り、キャンプともなればフルパニアに、さらにパニアケースの上にプラケースを重ねて『どんだけ~』ってくらいの荷物を載せる過積載の人。
その過積載ぶりは、ていじんさんのブログの【積載量の向上(過積載対応)】カテゴリの中でそのクレイジィぶり(失礼!)をご覧いただけます(^^)

先日、そのていじんさんが何を思ったか乗鞍のヒルクライムレースに出るために、自転車をそのAdventureに載せてレースに出場されました。
その時の積載の様子がこちら。
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うっかり左側に倒そうものなら、完全横転したら自転車のフロントフォークが逝ってしまいそう(^^;
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※写真はいずれもていじんさんのブログからお借りました~

行く先々で熱い視線を浴びられたそうで、う~ん、やっぱりブロガーたるもの、これくらいの話題作りをするのがあるべき姿だと感じ入りました(ホント)。

そのていじんさんのバイクは、写真をご覧いただければお分かりになるように『つくば』ナンバー。



ところで先日、クルマで移動中に、京都市内で面白いクルマを発見。
なんか上に載ってるぞ?
20140916_03

こりゃ、よくガソリンスタンドなんかでオイルが入っている200リットルのドラム缶だ。
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で、よくよく見ると、その車のナンバープレートは『つくば』ナンバー(^^;
20140916_05a

クルマはマツダのプレマシーの模様。
車両重量1500キロ強のクルマの天井に、満タンで総重量およそ200キロ以上あるドラム缶を載せたらきっとロールがきつくて危険。
というより、そんな重いものを屋根の上まで持ち上げることはできないでしょうから、恐らく中は空っぽなんでしょう。


でも、これを天井にのっけて走るとはすごい。
なんのために? 中身はなに? と疑問と驚きは尽きませぬが...

やはり『つくばナンバー』を駆る車両のオーナーの皆さん、すごすぎます(^^;

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本田宗一郎さんの哲学 ~ Part 2 ~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

こんな記事を書いていたら、2日(火)にNHK教育テレビで本田宗一郎さんの番組をやるようですね。
たまたまですが、うれしい(^^)

本田宗一郎さんの哲学。
こうした配慮はクラッチ操作のいらない二輪車の開発にもつながっていきます。

最初の試みは結局失敗に終わったようですが、この発想は現在のSuper CUBの自動遠心クラッチの開発につながり、スクーターなどにも応用範囲が広がってオートバイユーザーのすそ野を大きく広げました。
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本田さんの真骨頂はこうした顧客や周囲に対する配慮だけではありません。
その考え方、というよりポジティブ思考といったほうがいかもしれませんが、こんなこともおっしゃっています。
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『人生、失敗なんていくらでもある。いいと思ったことをやって、しくじったことは無駄にはならん。これじゃイケネエんだってことが分かっただけでも儲けものなんだぞ!』

似たようなことはかの発明王 トーマス・エジソンも言っています。
エジソンの言葉で有名なのは
『発明とは1%のひらめきと、99%の汗である』
ですが、私はむしろ、
『私は失敗したことは一度もない、それじゃできないのだという方法を何千通りも見つけたんだ』
という言葉のほうが好きです。
とても似ていますね。

去年行った大阪モーターショーのホンダのブースで投影されていたメッセージ。
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自分の限界を、自分で決めていないか。
過去の常識にしばられていないか。
...

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しょせん限界も常識も過去のもの。
...
新しい知恵で困難に立ち向かえ。
...

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今までの枠の中に、未来はないのだから。
...

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枠にはまるな。

こういう考え方って大事だな、と思います。
ときどき仕事がしんどいなぁ、と思った時、この言葉を思い出します。

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本田宗一郎さんの哲学 ~ Part 1 ~

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

今日は文字が圧倒的に多いので退屈かもしれません。

こんど、会社の若い人たちが受ける研修の講師をすることになりました。
そこでいろんな教材を物色していたのですが、もうかれこれ8年くらい前に同じように講師をしたときに、みんなになじみがある企業でどんな考え方をしているかを調べていて見つけた本田技研工業のいろんなエピソードが書かれたPDFが、古いパソコンの中から出てきました。
20140831_01

ものからして、恐らく本田技研工業のホームページからダウンロードしてきたものと思います。
改めてそれを読んでいて、やっぱり本田宗一郎さんという人は大した人だったんだなぁ、と感心し、感動しました。

記事にはPDF形式ではアップロードできないようなので、JPEGにしてみました。
なるほどなぁ、と思うところに赤線を引いてみました。
20140831_02

お客さんに迷惑をかけるようなものをつくるな!
これは本田さんの一貫した哲学だったようです。
この考え方は製品だけにとどまらず、見聞きしている比較的新しい例では、1986年に完成したホンダの青山本社をつくるとき、
『東京は地震が多いんだから、地震の時に割れたガラスが落ちて通行人にけがをさせるような建物をつくるな』
と厳命されたそうです。そのため、ホンダの本社をご覧になったことがある方はご存じだと思いますが、ガラスは外壁からだいぶ奥まったところに押し込められていて、仮にガラスが割れても容易に落下しないような設計がされています。
ご本人が亡くなる前には、
『うちはクルマを造っている会社なんだから、おれが死んでも渋滞の原因をつくるような社葬なんかするな』
といったそうです。
一部上場企業の創業者が亡くなって社葬などしようものなら、経済界の錚々たる重鎮たちが黒塗りの車で参列して道にあふれるだろうから、そんな事態を招くような真似をするな、という配慮です。
製品にも本田さんの配慮・思想は生かされていて、このJPEGの後ろの方で出てきますが、当時の精度の低いボルトが緩んできても、不調に気がついて修理に出すまでは壊れないように、しばらくは何とか稼働するように工夫がされていたようです。
これは何もユーザーに対してだけではなく、ユーザーの次に車両と長く付き合う整備工に対しても配慮が行き届いていて、あとから出てきますが、特殊工具がなくても整備できるようになっているなど、様々な工夫がホンダの製品にはちりばめられていたようです。
こうした設計思想は、つい最近もganmodokiさんがご自身で経験されて記事になさっていました。
カブ ドリブンスプロケット交換
だいぶ時代が下ってから生産されているHONDA Super CUBですが、タイヤを交換しようとした時、ボルト1本を緩めるとチェーンを外すことなくホイールが外れるため、抜群の整備性が備わっているそうです。
ほかにも、チェーンカバーがをつけてチェーンオイルが飛び散って服を汚すことがないように工夫されていたり、通常はハンドルとシートの間に鎮座している燃料タンクをシート下に移し、足を前から通してバイクをまたげるようにしたりというように、徹底的に乗る人の立場に立った設計がされています。
こうしたことがあってか、CUBは全世界で売れに売れ、SUZUKI(Birdie)やYAMAHA(Mate)などの亜種を生み、とうとうイギリスの切手の図柄に採用されるまでに成長しました。

とにかく『お客様第一主義』を地でいっているような人。
われらが乗るBMWにもこれと同じ哲学があれば、と残念な思いもよぎりますが、これだからこそ世界に冠たる Made in Japan、自動車殿堂入りを果たすことができたといえそうです。

本田さんの逸話はたくさんありますが、もう少し見てみましょうかね、楽しいですよ。

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四輪の名門 Lotusがバイクをつくる

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

どうも風邪が抜けません。
この記事を書いているのは16日の日曜日ですが、この体調の悪さはちょっとヤバいかも。
熱は37.4度くらいをうろうろしているのですが、悪寒が強いのと頭痛が...。

というわけで、天気もいいのにツーリングネタもバイクいじりネタもなく、ResponseのメールマガジンでLotusがバイクをつくることを知りました。

Lotusといえば、昨年秋に行った From Seven Meetingで見たエキシジや...
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ロータスヨーロッパを製造する大英帝国の名門。
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ロジャー・ムーアさんがジェイムズ・ボンドを演じていた時にはESPRITがボンドカーにもなりました。

そんなLOTUSが放つバイクとはどんなものか?

※バイクの画像はすべてResponseサイトからお借りしました。

パッと見はそんなに大きなバイクに見えませんが、リアタイヤの太さが足腰の強さを物語っているようです。
シートがリアタイヤの直前にあるあたりは、古典的なレーシングマシンのようなレイアウトにも見えます。
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フロントフォークがずいぶん寝て見えます。
カバーで覆われているようで詳細はわかりませんが、恐らくテレスコピックでしょう。
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後ろから見た様子は何となくディスカバリーチャンネルでやっている American Chopperのような雰囲気です。う~ん、個人的にはあまり英国的な品のよさが感じられない部分です。
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こちらはカラー違い。
先ほどのロータスカラーもいいけど、こちらもきれいですね。
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斜め後ろから。
リアサスは2本。
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前から見た感じは、ロータスカラーのほうが凄味がある感じでしょうか。
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全高が低いせいか、ホイールベースがずいぶん長く見えます。
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こちらはまたドスのきいた暗黒色系です。
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1195C.C.の水冷2気筒から200馬力をたたき出すそうで、言い古された言葉ですが、モンスターですね。
車両重量は181キロだそうで、もはやクレイジィと言いたいところですが、こんなバイクに乗ってみたいというのも正直なところ。
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私のRTが290キロの車両重量に95馬力、拙宅のGolf Variantが1500キロの車両重量に170馬力ですから、そのクレイジィぶりがわかろうというもの。

でも、こんな過剰な性能は不要でしょ? なんて言いっこなしです。
こういう尖がった性能を持つものが世の中にはあっていいと思います。
こんな Final Editionを最後にこういうモンスターがなくなるのは夢がないというもの。
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...なんていうのは化石人間なのかな?

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New R1200RTはどうだ?

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

もうすでにいろんなところで取り上げられていると思いますが、どうやらR1200RTが新しいボクサーエンジンを載せての登場が近いようです。

左側から見ても...
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右側から見ても...
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上から見ても...
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後ろから見ても...
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RTとわかるシルエットですね。

ところが、前から見てみると、ぱっと見、顔の真ん中は1600GT(L)の顔のようです。
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その特徴的なヘッドライトですが、この写真で見る限りはアダプティブヘッドライトではなさそうです。
オプションでつくのでしょうか。
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ウィンドシールドは当然、電動式のようですが、おお、いいな、と思ったのはミラーの上のあたりにもエアダムのようなシールドがついていること。
これはいいですが、夏はさらに暑くなるかも(^^;
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カウルの造形はさらに複雑になってきましたね。
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そして、これが新しいボクサーエンジン。
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春にこれと同型のエンジンを載せたR1200GSに乗った時は、たしかにパワフルでしたが、私にはちょっとピックアップが鋭すぎて過激に感じられました。
これがどんなふうにチューニングされているか、たいへん興味のあるところです。

ステップ周り。
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1150のRTに比べるとカウルによるカバー率が少し下がったような印象があります。

ここがラジエータのクーリングファンの風の吐出口。確認していませんが、左側にもあるはず。
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従来は左側にあったマフラーが右側に移動。これは当然のことながら基本構成が同じR1200GSと共通です。
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パニアケース。
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見た限りは従来と同じように最中開きのようです。
このあたりの使い勝手は、上開きのほうが使い勝手はいいのではないかと思うのですが、まあデザイン的な制約もあるのでしょう。

1150時代はRにはなく、同世代のK1200GTにしかなかったシートヒーター。
これは冬場は快適でしょうね~。
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フロントマスクは賛否両論出そうな気がしますが、きっとそのうち見慣れるんでしょうね。

ちなみに、別のところで少し違うフロントマスクの写真もありましたが、こちらはプロトタイプかな?
サイドの造形も少し違いますね。
20131113_15

発売されたらまた試乗に行ってみましょうかね。

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大好きなバイクや、最近気になる健康について書いていこうと思います。
肩の力を抜いていきましょう。

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