不織布研磨剤でロードバイクホイールのリムを研磨してみた
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
もうずいぶん前にホイールリムの研磨をやったことがありましたが、あれからだいぶ走ってまた荒れてきたので、再度研磨することにしました。
ただ、ラバー砥石での研磨ってけっこうしんどいんですね。
そんなことを考えながら、先日の奥さんとの外出時にDAISOに入ったとき、こんな物を見つけて買ってきました。
不織布研磨剤です。

早速やってみましょう。
おそらくそこそこ削れてアルミの粉が出るだろうこと、実施は漕いでやることを前提にしているので外に出ます。
研磨前のリムの様子。
こちらフロントです。

そしてリア。
特にリアは舞い上がった砂粒をブレーキシュートリムの間に挟むことが多いためか、レコード盤の溝状のヘアラインが深い。

先程の不織布研磨剤を適当な幅と長さで切り出します。

これをさらに半分に切って、ブレーキシュートリムの間にはさみます。
反対側もね。

これで漕ぎながら軽くブレーキをかけつつ、20メートルほどゆっくり走ってみたらこんなふうになりました。

はずした不織布です。
アルミの粉が付着、指ではじくとけっこうな量のアルミの粉が飛びます。
あまりやりすぎると当然ホイールの寿命を縮めますね。

リアも同様にしてやってみると...

こんなふうになりました。

かなり表面の平滑は出たと思いますが、やっぱりブレーキシューとの当たり面は少しオフセットがかかったのか、アタリが出るまでは注意したほうが良さそう。
これは不織布の厚みの分だけアームが開いた状態になって、力がかかる角度が変わったためだと思います。
リム全周にわたって均等な力でまんべんなく研磨するという面ではいいですが、仕上がり面のブレーキシューとのアタリ角度が少しずれるというのは意識したほうがいいかもしれません。
このあと雨が降ってきたので試乗はできていませんが、次回の実走の楽しみにとっておきましょう。

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もうずいぶん前にホイールリムの研磨をやったことがありましたが、あれからだいぶ走ってまた荒れてきたので、再度研磨することにしました。
ただ、ラバー砥石での研磨ってけっこうしんどいんですね。
そんなことを考えながら、先日の奥さんとの外出時にDAISOに入ったとき、こんな物を見つけて買ってきました。
不織布研磨剤です。

早速やってみましょう。
おそらくそこそこ削れてアルミの粉が出るだろうこと、実施は漕いでやることを前提にしているので外に出ます。
研磨前のリムの様子。
こちらフロントです。

そしてリア。
特にリアは舞い上がった砂粒をブレーキシュートリムの間に挟むことが多いためか、レコード盤の溝状のヘアラインが深い。

先程の不織布研磨剤を適当な幅と長さで切り出します。

これをさらに半分に切って、ブレーキシュートリムの間にはさみます。
反対側もね。

これで漕ぎながら軽くブレーキをかけつつ、20メートルほどゆっくり走ってみたらこんなふうになりました。

はずした不織布です。
アルミの粉が付着、指ではじくとけっこうな量のアルミの粉が飛びます。
あまりやりすぎると当然ホイールの寿命を縮めますね。

リアも同様にしてやってみると...

こんなふうになりました。

かなり表面の平滑は出たと思いますが、やっぱりブレーキシューとの当たり面は少しオフセットがかかったのか、アタリが出るまでは注意したほうが良さそう。
これは不織布の厚みの分だけアームが開いた状態になって、力がかかる角度が変わったためだと思います。
リム全周にわたって均等な力でまんべんなく研磨するという面ではいいですが、仕上がり面のブレーキシューとのアタリ角度が少しずれるというのは意識したほうがいいかもしれません。
このあと雨が降ってきたので試乗はできていませんが、次回の実走の楽しみにとっておきましょう。

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アルミパテを使ってホイールリムの傷を埋めてみた
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日購入したアルミパテ。
SHIMANOのホイールの傷は思ったよりも浅く、使うのを見合わせましたが、ひょっとしたらやっぱり使えるんじゃないか、という気持ちもあり、試してみようと思い立ちました。
SHIMANOのホイールを使い始めるまで乗っていた、ていじんさんにいただいたホイール。
私がつけたに違いないガリ傷。
けっこう深いもので、しかも広範囲。

どこかで溝にハマったときにガリッといった気がします。



まずはパーツクリーナーで洗浄、脱脂します。


先日購入したアルミパテ。
SHIMANOのホイールの傷は思ったよりも浅く、使うのを見合わせましたが、ひょっとしたらやっぱり使えるんじゃないか、という気持ちもあり、試してみようと思い立ちました。
SHIMANOのホイールを使い始めるまで乗っていた、ていじんさんにいただいたホイール。
私がつけたに違いないガリ傷。
けっこう深いもので、しかも広範囲。

どこかで溝にハマったときにガリッといった気がします。



まずはパーツクリーナーで洗浄、脱脂します。


リムのガリ傷の補修をしてみた
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
さて、役者は揃ったし、ガリッたリムの補修をやりましょうかね。
まずは対象箇所をじっくり観察。
いやあ、ものの見事に傷がリムを横断していますね。
何に当たったのかはあまり意識がなかった、というか、そんなガリが入るようなものがあるのに気がついていたら避けていたので、たぶん石か何かに乗ったんでしょうね。
最初のリムの肩のところに石が当たったあと、少し外側にずれながらリムの制動面をしっかり削った、という感じです。

当然、バリが出ているから、ブレーキシューがそれに引っかるたびに削られ、そのときにバリがシューに食い込んでリムから離れ、さらにリムを同心円方向に削って、制動面が荒れた、という感じです。

まずは全体をパーツクリーナーで拭き、ブレーキシューの付着をきれいに落としてしまいます。

次に、耐水ペーパーでバリを取るのですが、ペーパーが当たっては困るところにマスキングをして養生しておきましょう。

はじめてのことでもあり、どれくらい削れるか見当もつかないので、細かい1000番のペーパーをリム幅に切り出し、硬質ウレタンブロックに巻きつけてバリを優しく削り取ってやりました。

指で触ってへっこみは感じるけどトンガリ(バリ)は感じられないところまでやってストップ。
あまり削りすぎると良くないでしょう。

しかる後にAmazonから購入したラバー砥石でリム面を磨いていきます。
こんな感じになりました。

さて、役者は揃ったし、ガリッたリムの補修をやりましょうかね。
まずは対象箇所をじっくり観察。
いやあ、ものの見事に傷がリムを横断していますね。
何に当たったのかはあまり意識がなかった、というか、そんなガリが入るようなものがあるのに気がついていたら避けていたので、たぶん石か何かに乗ったんでしょうね。
最初のリムの肩のところに石が当たったあと、少し外側にずれながらリムの制動面をしっかり削った、という感じです。

当然、バリが出ているから、ブレーキシューがそれに引っかるたびに削られ、そのときにバリがシューに食い込んでリムから離れ、さらにリムを同心円方向に削って、制動面が荒れた、という感じです。

まずは全体をパーツクリーナーで拭き、ブレーキシューの付着をきれいに落としてしまいます。

次に、耐水ペーパーでバリを取るのですが、ペーパーが当たっては困るところにマスキングをして養生しておきましょう。

はじめてのことでもあり、どれくらい削れるか見当もつかないので、細かい1000番のペーパーをリム幅に切り出し、硬質ウレタンブロックに巻きつけてバリを優しく削り取ってやりました。

指で触ってへっこみは感じるけどトンガリ(バリ)は感じられないところまでやってストップ。
あまり削りすぎると良くないでしょう。

しかる後にAmazonから購入したラバー砥石でリム面を磨いていきます。
こんな感じになりました。

新しいホイールにガリ傷作っちゃった(T_T)
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日の日吉方面行きで、ちょっとショックなことがありまして。
これ。

あ〜、去年の夏に買ったばかりのホイールが〜(T_T)
制動力が悪くなったりすることはなく、まあ実害はないっちゃないんですが、後ろのブレーキをかけるたびに、後ろから『ちっちっちっち...』と音がして耳障りだったらありゃしない。
そのたびにガリッたことを思い出して精神衛生上も良くないんですな。
さて、これ、どうしたもんか。
傷を消すには主に二つの方法があると思うわけです。
・傷を埋めるか
・傷を削り落とすか
削り落とすのも手ですが、ただでさえ肉薄なロードバイクのリムをさらに薄くするのは強度を落とす原因でしょうし、一部だけを削って傷を消すと、それ以外のところのリムに比べてブレーキシューで挟む幅が狭くなり、特に高速で制動をかけたときにシミーを誘発するんじゃないかという心配もあります。
なので、ガリ傷のバリの部分は削るとしても、傷の方は埋めたほうが良いでしょう。
じゃあ、何を使って埋めようか。
ぱっと思いつくのは
ホルツのアルミホイール補修用傷埋めパテ。

でも、これって自転車のリムのようにブレーキングで高熱になるような部位に施工するようには考えられていないはず。
ということはひょっとすると走行しているうちに剥がれるかどうかするかもしれない。
また、硬度(強度)だって疑問。オリジナルのリムより柔らかいでしょうから、シューでこすられているうちに凹んでくるかもしれない。
まあ試してみないとわからないからやってみるのはアリ。
色だって、アルミホイール補修用だから、馴染めば補修痕も目立たないかも。
もう一つはオートウェルド。
これはどうかなぁ。

色はグレーだし、硬化してからの均しも大変かもね。
まあ、まずは耐水ペーパーでバリを取るところから始めてみましょうかね。

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先日の日吉方面行きで、ちょっとショックなことがありまして。
これ。

あ〜、去年の夏に買ったばかりのホイールが〜(T_T)
制動力が悪くなったりすることはなく、まあ実害はないっちゃないんですが、後ろのブレーキをかけるたびに、後ろから『ちっちっちっち...』と音がして耳障りだったらありゃしない。
そのたびにガリッたことを思い出して精神衛生上も良くないんですな。
さて、これ、どうしたもんか。
傷を消すには主に二つの方法があると思うわけです。
・傷を埋めるか
・傷を削り落とすか
削り落とすのも手ですが、ただでさえ肉薄なロードバイクのリムをさらに薄くするのは強度を落とす原因でしょうし、一部だけを削って傷を消すと、それ以外のところのリムに比べてブレーキシューで挟む幅が狭くなり、特に高速で制動をかけたときにシミーを誘発するんじゃないかという心配もあります。
なので、ガリ傷のバリの部分は削るとしても、傷の方は埋めたほうが良いでしょう。
じゃあ、何を使って埋めようか。
ぱっと思いつくのは
ホルツのアルミホイール補修用傷埋めパテ。

でも、これって自転車のリムのようにブレーキングで高熱になるような部位に施工するようには考えられていないはず。
ということはひょっとすると走行しているうちに剥がれるかどうかするかもしれない。
また、硬度(強度)だって疑問。オリジナルのリムより柔らかいでしょうから、シューでこすられているうちに凹んでくるかもしれない。
まあ試してみないとわからないからやってみるのはアリ。
色だって、アルミホイール補修用だから、馴染めば補修痕も目立たないかも。
もう一つはオートウェルド。
これはどうかなぁ。

色はグレーだし、硬化してからの均しも大変かもね。
まあ、まずは耐水ペーパーでバリを取るところから始めてみましょうかね。

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ロードバイクホイールの振れ取りをやってみた
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
7月23日の乗鞍ヒルクライムのとき、下りで落車してリアホイールが振れてしまいました。
激しく歪むと『ポテチ』なんて表現をしますが、そこまでひどくはなく、スタンドに立ててリアホイールを回してみると、ああ、歪んでいるね、とわかるくらい。
こんな感じです。
これ、ショップに頼んで修正してもらってもいいんですが、今回はちょっと頑張って自分でやってみようと思います。
参考にしたのは以下のサイト。
■ホイールの振れ取り
■彩 on your world
■サイクルベースアサヒ
■林としはるのメカニック講座
今回やってみるのは非常に簡易的なものです。
本当は振れ取り台を使うべきなのですが、以下のようなやり方でやってみました。
フレームの後ろ三角にタイラップをつけます。
このとき、ホイールを回しながら左右のフレームのちょうど真ん中あたりにリムが来るところでタイラップが触れるか触れないかくらいの長さに調整します。

左側も。

そして、ホイールを回しながら、リムがタイラップと触れるところにマジックで印をつけます。

調整は、歪んでいるリムの部分のスポーク2本(左右で合計4本)ひと組で調整します。
ホイールのセンターがずれるといけないので、右側に振れている場合は左側のニップル2個をしめ、右側のニップル2個を緩めるという4つのニップルの調整をひと組でおこないます。
また、ニップルを回すときは8分の1回転程度の、ごくわずかな調整を繰り返します。いっぺんにがばっと調整してはいけない。
さて、さっそくニップルを調整してしまいたいところですが、本当にニップルをしめることで振れが取れるかどうかを、調整する2本のスポークを握って疑似的にニップルをしめたのと同じ状態を作ってやって確認します。

OKだったので、調整するニップルに油をさして固着を解いてやります。
特にキシリウムのような平たいスポークの場合、これをやらないとスポークが引っ張られないばかりか、本来は回転方向に対して薄い面が向かないといけないのに、ねじれて空気抵抗が増してしまうことがあるそうです。

スポークが交差するところも。

しかる後に、スポークを少しずつ調整します。
この状態で時計回しに回すとスポークが引っ張られ、反時計回しに回すとスポークがゆるみます。

これを数回繰り返し、ほかにもひずみが出ているところを調整していきました。
本当はもっと完全を期したかったのですが、あまりやりすぎると泥沼にはまりそうなので、これくらいにまで調整をして終わりとしました。
さて、これで乗り味が劇的に変わることはないかもしれませんが、なんとなくいじった感はありますね(^^)
乗鞍本番まであと8日。

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7月23日の乗鞍ヒルクライムのとき、下りで落車してリアホイールが振れてしまいました。
激しく歪むと『ポテチ』なんて表現をしますが、そこまでひどくはなく、スタンドに立ててリアホイールを回してみると、ああ、歪んでいるね、とわかるくらい。
こんな感じです。
これ、ショップに頼んで修正してもらってもいいんですが、今回はちょっと頑張って自分でやってみようと思います。
参考にしたのは以下のサイト。
■ホイールの振れ取り
■彩 on your world
■サイクルベースアサヒ
■林としはるのメカニック講座
今回やってみるのは非常に簡易的なものです。
本当は振れ取り台を使うべきなのですが、以下のようなやり方でやってみました。
フレームの後ろ三角にタイラップをつけます。
このとき、ホイールを回しながら左右のフレームのちょうど真ん中あたりにリムが来るところでタイラップが触れるか触れないかくらいの長さに調整します。

左側も。

そして、ホイールを回しながら、リムがタイラップと触れるところにマジックで印をつけます。

調整は、歪んでいるリムの部分のスポーク2本(左右で合計4本)ひと組で調整します。
ホイールのセンターがずれるといけないので、右側に振れている場合は左側のニップル2個をしめ、右側のニップル2個を緩めるという4つのニップルの調整をひと組でおこないます。
また、ニップルを回すときは8分の1回転程度の、ごくわずかな調整を繰り返します。いっぺんにがばっと調整してはいけない。
さて、さっそくニップルを調整してしまいたいところですが、本当にニップルをしめることで振れが取れるかどうかを、調整する2本のスポークを握って疑似的にニップルをしめたのと同じ状態を作ってやって確認します。

OKだったので、調整するニップルに油をさして固着を解いてやります。
特にキシリウムのような平たいスポークの場合、これをやらないとスポークが引っ張られないばかりか、本来は回転方向に対して薄い面が向かないといけないのに、ねじれて空気抵抗が増してしまうことがあるそうです。

スポークが交差するところも。

しかる後に、スポークを少しずつ調整します。
この状態で時計回しに回すとスポークが引っ張られ、反時計回しに回すとスポークがゆるみます。

これを数回繰り返し、ほかにもひずみが出ているところを調整していきました。
本当はもっと完全を期したかったのですが、あまりやりすぎると泥沼にはまりそうなので、これくらいにまで調整をして終わりとしました。
さて、これで乗り味が劇的に変わることはないかもしれませんが、なんとなくいじった感はありますね(^^)
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